この怪獣達は一緒に出すべきだと思った。
登場怪獣
暗黒染体古代怪獣・ツインテール
地底怪獣・グドン
暗黒染体地底怪獣・グドン
「おはよ~ございま~す…」
CREWの隊員が住む寮で…主に寝る場所である部屋の扉が、自動にプシューと音を立てて、開き、まだ朝早いのにもかかわらず、ちゃんと隊員服を着込んで出てくる。まだ眠いのか、寝ぐせのある頭を掻きながら手を口に当て、大きくあくびをする。この時点で、6時。隊員の朝は早いのだ。
「あっ、はよ~、ダイキ奇遇だな~俺も今、起きた。一緒に朝飯食いに行こうぜ~」
「…あぁユウジおはよう!行く!」
すぐ向いの近くの扉があき、そこから、隊員服の上のジャケットを手で持ち、肩にかけて出てきた。起きたばかりなのか、寝ぐせもすごい。
「お前、寝ぐせすげぇな。」
「ユウジもそこそこ言えない感じだけど。」
ダイキにそう指摘され、頭を触って初めて気づいて、あっ、やべぇ、と顔をしかめる。
「まぁ、食べたらでいいじゃん。」
「そうだな、男はそこ気にしちゃ生きてられないって」
「そういうもんか…ユウジは何食べる?」
「ん~なにすっかなぁ、あのばっちゃんの料理うまいからなァ悩む…ダイキは?やっぱりカツ丼か?」
「えっ?!…どうしてカツ丼なんだ!?」
「いや、お前、カツ丼ばっか頼むじゃん。大、大の大好物じゃん」
ダイキはそんなにかと首を傾げたが、モリミヤ・ダイキの好物はカツ丼だった。
理由は簡単、地球にきて初めて食べた料理がカツ丼だったのである。某ウルトラマンと同じはまり方である。
そしてどうこうしてるうちに、食堂に付き、食券販売機の前についた。
「よしー・・俺はやっぱり日替わり定食で!」
「おれは・・・・・・やっぱりこれ!」
ユウジがちょっと迷った後、日替わり定食を選び、
そして、ダイキは、そのまま吸い込まれるかのように、
「いや、どんだけだよ…吸い込まれるかのようにカツ丼のスイッチに指が…」
カツ丼の食券が出るスイッチを押していた。
「……‥。おいしいから、つい…」
それを終始見ていたユウジは、呆れたかのように、いつかカツ丼以外のものを食べさせてやるとユウジは心に誓った。
そして4人座れる席を確保し、提出した食券そのままの料理を貰って、席に座る。ユウジはおさかな定食で、ダイキは見事までにカツ丼だった。
そして、しばらくして、一人の男が近づく。
「あっユウジさん!ダイキさん!早いですね!」
「よっ、ユウヘイ!おはよーさん!」
「ユウヘイ!おはよう!」
その男とは、あの地底怪獣マグラーの件で世話になった怪獣博士で、あのあと、隊長に話を付け、総監にもOKを貰ったことにより、無事CREWRUYSに入隊することが出来たのだ。
「僕も朝ご飯貰いに行かなきゃ・・・どうやって頼めばいいんですかね?」
彼がこの食堂を使うのは初めてであり、ここの仕様がわかららず、二人に尋ねる。
「それなら、あそこにある食券販売機があるでしょ、そこのチケット購入して、あそこのおばあちゃんに渡すといいよ。あっ、販売機の使い方わかる?」
「それくらいならわかりますって!では参ります!」
とカツ丼ほおばるダイキに突っ込みつつ、販売機の方に走っていく
「あの販売機の使い方わからなかったのはお前だろぉこの坊ちゃんめ~」
「それは、えっと、ごめん恥ずかしいからちょっと、坊ちゃんって…」
ユウジがいっていることは本当であり、もともとウルトラマン‥もとい宇宙人で元王族で言うのが原因か世間知らずを発揮したのか、初日に使い方がわからずユウジに頼ったことがある。いまだに、そのことについてなじられ、ダイキはいい所の坊ちゃんなのではと勘違いされている。
「いい加減それからかうのやめなさいよ。子供みたいなやつ。」
「ユキ!おはよう!」
「おはようーって貴方またカツ丼飽きないの?」
まだカツ丼とか言われて、ふてくされたダイキは開き直るかのようにいった。
「おいしいじゃないですか!!!カツ丼!!」
「わかったわかった。お前の大好物はカツ丼なわかった。っていうかお前遅くね?準備に戸惑ってやんの?」
「あんたみたいに、隊員服ちゃんと着ないで髪の毛ぼさぼさのあんたと違って、私はちゃんとやってるの!」
いつもどおり、がみがみする二人。
「ケンカしないでって……ユキは何食べるの?」
「わかったわよ。…何にしようかしら・・・・」
「ただいま戻りましたー、えっとユキさんでしたよねおはようございます!」
「あー、あなたが、CREWRUYSに新しく入った怪獣に詳しい怪獣博士?よろしくね!」
「よろしくおねがいします!!!!!!」
そのとき、ユウヘイがユウジと同じ焼き魚定食を持って買ってきて、ユキを見つけ、勢いよく挨拶をする。
「そうだな!、入隊おめでとうユウヘイ!これからよろしく!怪獣博士!」
「ありがとうございますぅ!!!」
「これから怪獣の知識教えてくれよな‼頼りにしてるぜ!」
ユウヘイの肩をたたくなり、ユウヘイの入隊を祝った。
◆◆◆
「おっ、おはようさん!」
「おはようオトン!」
「おはようございます!お父さん!」
「おはよう。シンさん!」
「おはようございます!」
朝ご飯を済ませ、ディレクションルームに入ると、そこには、シンがおり、4人に挨拶をし、各自挨拶を返した。
「そこの二人!俺は2人の父親になったつもりはないぞぉ~!」
「えっ、すいません!」
「いいじゃんオトンなんだから」
各二人に突っ込み、ダイキは素直だ、と笑った。
「今日も一日平和がいいな」
自分の席と向かい合いながら、ユウジがいった。それらに同意しようと、ダイキが口開いた時、怪獣出現を知らせるブザーが鳴る。
「いったそばからこれかよ…、」
「ユウヘイ」
初めて聞くブザーに少し驚いたのか固まっていたが、隊長が名前を呼び、それで我に返ったユウヘイは
日本で暴れている怪獣を、映し出す。
「っはいっ!!すいません!!この怪獣はアーカイブドキュメントにあります!古代怪獣ツインテールです!」
「…懐かしいな 総員出動だ!これ以上暴れさせるな!RUYS.sally go!!」
「「「「GIG!!!」」」」
そして、ダイキとユウジは、ガンフェニックスターに乗り込み、シンとユキはソリューションストライカーに乗り込んで、ユウヘイは、現れた怪獣をスキャンし、調べ始める。
◆
「しかしなぁ尻尾が二つあるから、ツインテールってか?」
ガンフェニックスターに乗り込んで、ツインテールを発見し、頭の方にある二つの触覚を見てぼやく。
「確かにツインテールですね、あれ女のk…「それ以上言うな。」すいません…攻撃します!」
そして、ツインテールに向かってビームを放つ、
「よし当たったか?」
「!?当たったは当たった、けど!跳ね飛ばされました!こっちに…!!っつ!!」
が、ツインテールは、それらの攻撃を2本の触覚で打ち返した。
自分たちが放ったそれをすんでのところで避ける
「うわっギリギリだ…って今度はあっちからかよ!」
今度はツインテールからの攻撃が飛んでくる
「ツインテールに遠距離攻撃ってありましたっけ!?」
と無数に飛んでくる攻撃を避けて飛びつつ攻撃しているが、なかなか近づけない。今度はユキとシンがそのうちに攻撃した。ガンフェニックスターに気を取られていたのか、当たる。
「隊長!メテオール使用許可を!一気に行きます!」
『分かった!メテオールかい『待ってください!!』どうした!何か分かったのか?』
「どうしたんだよユウヘイ!」
メテオール使用許可を得ようとユウジが隊長に仰いで、許可しようとしたらユウヘイが間に入って止める。
『あの悪い知らせが2つあるんですけど!』
「はぁ~よりにもよって悪い知らせがふたつかよ!」
悪い知らせが2つ、その言葉にダイキもユウジも顔を顰める。聞いていたのかシンから質問が入った。
『…何かあったのか?』
『まずは1つ目なんですけど、あのツインテール変質してます!ツインテールをスキャンした結果、怪獣の中に異質なエネルギーが検出されました。おそらく昨日のエネルギーと同質な物です!僕は闇エネルギーと名付けましたが、そのエネルギーによって従来のツインテールよりもかなり強化されてます!気を付けてください!その副作用で本来の性格も変わって凶暴化してますから……ここが陸の上で良かったですよ……』
『弱くするには、そのエネルギーを抽出しないといけねえ感じか…』
シンの呟きを聞いて、かなり落ち込んだ音色で話を続ける
『それが出来たら、簡単なんですけど…現時点の技術だと…無理ですね……2つ目なんですけど、その凶暴化しているツインテールに向かって一体の怪獣が近づいてます!』
「ウッソだろお前………増えるんじゃねぇよ…」
あのツインテールで大変なのに増えると聞いて出動している4人は絶句する。
『うぅすんません……おそらく、地底怪獣グドンだと思います。ツインテールがいるところにグドン現れますから。』
「えっなんでですか…?」
ダイキはキョトンとした顔で質問する。
『グドンの主食はツインテールです。ツインテールはグドンの大好物なんですよ
』
「怪獣を食べる怪獣!?…怪獣も世知辛いな・・」
「怪獣の大好物ってこと?」
ダイキのその言葉に肯定しつつ、ユキが言ったことに突っ込む
『そうね。要はダイキの大好物がカツ丼と同じって所かな』
「いやちょっと!怪獣と一緒にしないでくれ!!!!!」
そして、遂にグドンが現れ、暴れ始める。
「!?うおぉ2弾構え!?くそギリギリ間に合わない!ダイキ衝撃に備えろ!」
「ユウジ!?すいません!ユキ墜落する…!!!!」
ダイキの喚く声を聞いてユウジはなんとか攻撃を避けるが、こんどはグドンの攻撃が襲い、避けることが出来なかった2人が乗るガンフェニックスターは何もない所に墜落した。
「うっ、いてて……ユウジ!ユウジー!!しっかりしろ!ダメだ気絶している…」
墜落して、しばらく、体の随所がちょっと痛いってだけで、意識を保てた、ダイキは、ユウジの安否を確認する。呼びかけても、答えず不安になるが、気絶しているだけだと気づいて
ほっとした思いでそっと息を吐いた。
そして、危ないので、何とか機内から外に出して、寝かせる。
『……キ!…ウジ!…大…夫か!応答…ろ』
「こちらダイキ、二人とも無事です!」
ヘルメットに搭載されている通信機をつかって、安否報告を入れる。
そして、変身アイテムを取り出し、アーザへと変身しようとするが、その前に、そこに人がそこにいると気づいた。民間人かと思ったが、女性は、真っ黒いドレスを着込んでおり、怪獣がそばにいるにもかかわらず怯えず、それらを眺めていた。それに、異様な雰囲気を醸し出していて、普通の存在ではないと感じ、警戒を強めた。
「誰だ、あの女の人…なんであんなところに……」
彼女の存在が気になるが、今はそれどころではない、ダイキは、警戒しつつ急いで
「アーザ――――!!!!」
ウルトラマンとなった。
「デュアっ」
地面に勢いよく降り立ったアーザは、すかさず戦闘機に攻撃を加えようとするツインテールに向かっていく。ツインテールの意識は完全にアーザの方へ向き、ツインテールもアーザに向かっていく。
そして、勢いよくその触手をアーザにたたきつける。
アーザはその触手を受け流し、そのうえで、パンチを二打三打くらわす。
「デュアッ!」
そして、その触覚を掴んで、降り飛ばして地面にたたきつける
たが、無視されてしびれを切らしたのかグ、もしくは、餌をとられると思ったのかグドンがアーザに向かって、突進してきた
「でゅ、あっ!」
それを側転して回避して、グドンは、勢い余ってそのまま転ぶ。
そして、また向かってきたツインテールの相手をする。
襲ってくる触覚をさばいていたが、触手を斬るために、手に、光の剣ーアーザブレードを出し、ツインテールの触手二本きり離した。ツインテールは痛みの声をあげた。
(よしっ・・・!)
それらの戦いを見ていたものがいた。先ほどの女だ。
「あらあら、押されてるじゃないの、
女は、グドンがいる方向に手を向け、
「さぁ
闇のエネルギーが生まれ、グドンに闇が染まる。そして、謎の女は消えた。
◆
「デュアッ!?」
急に現れた闇エネルギーに驚くアーザ、そしてこの光景をみた、ユウヘイと隊長も驚いた。
『昨日現れたものと同じものです!調べます!』
「あれが、ユウジたちが言っていた…闇エネルギー…」
そして、グドンは、そのエネルギー吸収して、
<ぐぎゃおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!>
今までのないような雄叫びをあげ、狂暴化してアーザを襲う。
「あっちも狂暴かしてんのに、あっちもか!」
「どっちもこっちも暴走してんじゃないわよ・・・!!」
急に襲われたアーザは、襲われ、応戦するが後ろから掴みかかられ、そのまま羽交い絞めにされる。抵抗するが、力が増しているのかあまりびくとしない。そのとき、動けないアーザに向かってツインテールが、遠距離攻撃を何発も命中し、
「ヴっ、ぐぅ、でゅあ・・!」
当たるたびに苦しみの声をあげ、ついには、カラータイマーの色が赤に変わり、その様子にブチ切れたシンが、
「抵抗できない相手に何やってんだ!俺たちの仲間を離しやがれゴラァ!!!!」
そのまま
「ハァ…ハァ…デュアッ」
(みんなありがとう!!!)
闇を浄化して、倒すには、二体の怪獣に光線を当てて倒さねばならない、アーザは、グドンとツインテールを比べる。
「……隊長!メテオール使用許可をお願いします!」
「どうするの?」
「ツインテールの動きを止めたいんだよ、まぁそれで倒せればなおいいんだけどな!」
『わかった。ただし一分間だけだ!メテオール解禁!』
「GIG!一分間あればいけるだろ!」
ユキとシンが乗るソリューションストライカーが金色のオーラに包み込められ、動きが数倍早くなった。
「ツインテール!!!!しばらくそこ動くなっ!」
「喰らえ!『メテオールストリームショット』ぉ!!!!」
機体から強力な光線に竜巻が巻き付いた竜巻が出て、それに巻き込まれたツインテールは動けず苦しんだ。これらを保つのは60秒の一分間。
「アーザいまだ、グドンを倒せ!」
(本当にみんなに助けられてばかりだな、よしやるぞ!)
アーザは勢い良くうなずき、グドンをそのままその手の鞭ごと手を斬り、そのままアーザストリームシュートを放ち、グドンは爆発し、いつものようにその爆発に紛れたまるで闇を表すような禍々しいものが噴き出し、そして集まってはじけるように消えた。
「こっちはもうもたない!頼んだ!!!」
「デュアッ!!!!」
そして、一分間攻撃され続けられ、弱っていたツインテールにすかさずもう一度光線を浴びせ、グドンと同じように爆発した。
肩で息をしつつ、アーザは空に立ち去って行った。
◆◆◆
「ユウジ!ユウジ!起きたか?痛いところはあるか?この指何本にみえる?」
「うっ・・・いてぇ…酔っていねぇって」
『ダイキ!ユウジ!大丈夫?生きてるわよね??』
「体中が痛いけど生きてるわ…怪獣は?」
「大丈夫。怪獣はウルトラマンとユキ達で倒したから。ぜんぶ終わった。帰ろう。本当になんともない?」
ダイキは、目を覚ましたユウジを心配し、そっと優しく抱き起した。
「平気だって、ダイキは心配性だなぁ」
「いやだってそうでしょ、相棒なんだから」
ダイキのその言葉に、目を見開くが、すぐに照れくさそうにへへっと笑った。それを見た、ダイキも笑う。
「隊長今から帰還します!」
『そうか!よくやった!…ダイキとユウジは念のため診てもらえ!』
「「GIG!」」
(……あのドレスの女、何者だったんだ…?それに急に現れたエネルギー… まさか関係あったりは…?)
ユウジに肩を貸しながら、あんな場所にいた異質な女性の事を思い出し、真顔になる。
「ダイキ?どうしたんだ?」
「え?何でもないよ大丈夫。」
すぐにその考えを打ち消し、安心させるように笑った。
「これでデータはとれた…!」
ユウヘイは、今回の戦闘で得た情報を眺めて、軽くガッツポーズをとった。
得た情報をこれからに生かせることが出来ることを願った。
次回
「じゃあ、あのウルトラマンの光線は、その闇エネルギーを浄化する作用があるんだとおもいます!実物をとって調べないと分からないんですけどね、」
「見座加山が噴火直前?あそこずっと静かなやまだったじゃねぇか、」
「ふざけるんじゃない!ウルトラマンだって、命懸けで戦ってるんだぞ!」「
…ウルトラマンは万能じゃないんだ。それを覚えておけ」
「火山が…!!怪獣が来ます!」
「……隊長、ウルトラマンは、たったの三分間の命を燃やしてるですね…」
第六話 命の炎