ウルトラマンアーザ   作:仁。

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第六話 行きましたわ

謎の女は随所います




  登場怪獣  
 
       暗黒染体火山怪獣・バードン


第六話 命の炎

ユウヘイが報告があるとかで、皆が、それぞれディレクションルームの一か所に集まっていた。

「報告聞こうか、」

そして、報告を聞こうと呈したのは隊長で、ユウヘイはそれを聞いて頷いた。

 

「はい、前の、マグラーの時と、昨日現れたツインテールやグドンに検出されたエネルギーです。それは闇エネルギーと名付けることにしました。」

「闇エネルギーね、確かに禍々しいからな、」

それを聞いてユウジがうんうんとうなずいた。

「それで、それは一体!」

ダイキは、身を乗り出して、聞いた。

今まで、いろんな場所、いろんな星で戦ってきたが、星々が、その怪獣の名前を暗黒染体怪獣と呼んでいるから、エネルギーも同じく自身もなんとなくそう呼んでいたが、それらの実態をあまり知らなかった、この機会に、詳しく知りたくなった。

「そう!それで、実はそれはどこから来たのかわからなく、自然に沸いたのか、誰かが操っているのか、わかりませんが、このエネルギーは、怪獣に染め込むように憑りつき、その怪獣は、例にもれず狂暴化し、その身体能力も強化されることが分かりました。これからさらに詳しく調査して調べます。」

「昨日のツインテールの説明もこんな感じだったな。」

「そうね、かなり強くなってたわよね。」

 

(……そうなのか、暗黒染体怪獣と呼ばれた怪獣は最初から暗黒染体怪獣でなくて、闇エネルギーがそう変質させてたんだ…穏やかな怪獣も、生き物全部。)

ダイキが、新たな情報に今まで戦ってきた怪獣の事について納得した。

「闇に取り付かれた怪獣?…ってなんて呼べばいいの?名前つけましょう、そういう変質した怪獣。」

「そうだな、名前、決めようか。」

 

仲間の中で、そう話が進み、闇エネルギーに取り付かれた怪獣の名称をどうするかの話になった。

そのぼんやり聞いていたダイキがぽつりとつぶやいた。

 

 

 

   「———————————————。暗黒染体怪獣。」

 

 

 

…と小さく呟いたその言葉を聞かれ、

「ダイキ?なんだそれ?知ってんのか?」

「…え!?今何の話?」

考え事していたダイキは、急激に我に返った。周りを見渡すと、皆視線は自分に集まっていて、そんなに声が出てたのだろうか。ごまかすように頭を掻いた。

「だーかーら、今呟いてたじゃん、暗黒なんちゃら、」

「いえ、暗黒染体怪獣ってつぶやいてました。」

ユウヘイの言葉にユキが、それそれ、とうなずいた

 

「ダイキ、何か知ってるのか。」

 

”奴らがなんなのか”を静かに問う隊長の目が射貫く、ダイキは、

「……。いえ、特に何も知りません、話聞いてて、まるで暗黒な闇が染み込んでるみたいだな、と、思ったので、直観で」

「…そうか。お前がそういうならそうなんだな。」

と、何も知らないと嘘を吐き、それ以上追及されなかったことにほっと息を吐いた。

 

「ふーん、かっこいいじゃん。それでいこうぜ!」

「厨二っぽいけど、的に当ててる名前ですよね。」

「じゃあ、それでいくか、ダイキお前ネーミングセンス高いよな。」

 

自分が言ったその言葉を信じてそう言ってくれる仲間に、ずきりと胸が痛くなった。

 

「それじゃあ、対策とか「あっ!対策といえば!」ど、どうしたのよ…」

「はい!あのウルトラマンの光線は、その闇エネルギーを浄化する作用があるんだとおもいます!実物をとって調べないと分からないんですけどね、」

と、ある映像を見せながら説明する。

 

「へぇ、アーザにそんな力が、」

ユウジが言いかけたその途中、揺れた。

 

「地震?最近多いわよね、」

 

「えぇと、震源は、見座加山、あっ通信が入りました、え、見座加山から鳥みたいな怪獣の声がきこえた。と、」

「火山で怪獣?」

 

「火山と怪獣で鳥みたいのっていうキーワードでいけば、やっぱり火山怪獣バードンですね!高熱火炎を吐き、強靭な羽を持ち、強力な毒を持ち、そして、ウルトラマンを殺したといわれて、あのウルトラマンメビウスも苦戦した怪獣です!そうでしたよね!アイハラ隊長!」

「ああ、よく知ってるな。さすがだな、」

 

その興奮したようなユウヘイの説明に、へぇとうなずき、軽く言った。

「その怪獣、強いんだな、まぁ、だいじょうぶだろ、蘇ったりするだろ、なんだってウルトラマンだし、不死身だろ、な、ダイキ」

そんな軽い感じでいい、話を振られたダイキは、実際そんなことはできないので、どう答えればいいのか戸惑って、複雑な気持ちになった。しかし次の瞬間。

 

「ふざけるんじゃない!ウルトラマンだって、命懸けで戦ってるんだぞ!ユウジ!!!」

 

そして、一拍置き、落ち着いてから、そういった。

 

「隊長…‥?」

 

「……ウルトラマンは万能()じゃないんだ。それを覚えておくんだ。ウルトラマンが持っているカラータイマーがある意味を考えろ。」

今までにない隊長の怒った顔に、皆が黙る。

 

「…‥…すみませんでした。俺が軽薄でした。」

怒られらユウジは、怒鳴られた事で落ち込んだ顔で頭を下げる。

 

「……いや、俺こそ、怒鳴って済まなかった。……。ダイキとユウジは現地へ調査、あとの二人は、念のため待機。ユウヘイ、見座加山付近を調べてくれ。」

申し訳なさそうに目を伏せて謝ってから、極めて冷静に、隊員たちに指揮を執る。

「「「GIG!」」」」

 

「あっユウジ!待って!」

想返事して、すぐにユウジは、椅子に掛けてあった上着をとり、ディレクションルームから出る。それにダイキは急いで後を追おうとするが、ちらりと隊長の方を見て、目が合う。

「…どうした?ダイキ?」

「あ………、いえ、すみません………。行ってきます!」

そういってから、ユウジの後を追って部屋から出て行った。

 

 

「…………。はぁ」

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

「ユウジ!早いよ!待ってって」

「あっわりぃ…」

 

ユウジの後を追ってダイキに、

CREWRUYSのマークの入ったいろんな設備が搭載されてる車に、ユウジが運転席に、ダイキが助手席に、座った。

見座加山付近につくまで、ふたりはむごんで、ダイキは心配そうな目で、ユウジを見ていた

 

「ついたな…」

「そうだね…。」

 

明らかに元気がない。目に見えてわかるユウジに、さらに心配になる。

「ユウジ、ユウジ!元気出してって、みんな気にしてないって!」

「はっ……大丈夫、もう元気もりもりだよ、それに、あの発言は、俺が悪いよ、ウルトラマンだってまぁ、」

 

ウソだ、

その返答を見て、そうダイキは思った。めっちゃ気にしている。無理して理解しようとしてる

 

「ユウジは、悪くないよ。ウルトラマン、すごい、もんな。」

 

だってそれは、人間からしたら、ウルトラマンは何でもできる超人で、どんな奇跡でも起こしてくれるだろうと、思ってしまうことだってある。

ダイキはそう理解して、ユウジは悪くないと本心でそうおもっている。

(しょうがないよ、人間にとってウルトラマンはそういう存在だろうから、俺だって…昔は、そう思ってた…っていうか、昔父上にそう言って、隊長みたいに怒られたっけ………今は俺がウルトラマンだけど)

懐かしい記憶を思い出して、泣きそうになったが、すぐに持ち直し、ユウジに返事をした。

「…。ありがとな!ダイキ!気が軽くなったよ。さぁ、仕事しようぜ!」

 

「………。ああ!」

 

(……でも、ウルトラマン()は万能じゃないんだ。そのこと忘れてはいけないんだ。)

そのことを肝に銘じて、そして胸の奥にしまって、見座加山にある森に入っていった。

 

 

 

 

 

「うわこれはひでぇ、全部枯れてるわ…」

「たしか、資料だと、バードンが現れた山の森は枯れていたってかいてあったな。」

「へ?そうだっけか?」

ダイキ達が入っていった森は、本来あっただろう葉っぱは枯れ落ち、立ち枯れを起こし、本来の森の姿よりも悲惨な状態になっていて、しかも夕暮れあたりなので、薄暗くユウジは、うへぇと顔を顰める。ダイキは、冷静に観察して、資料に描いてあったと思いだして、ユウジに言うと、ユウジに「真面目ちゃんか」って言われて、ダイキはなぜ?と首を傾げた

 

「…ってことは、ユウヘイの言う通り、バードンが棲んでるってことだな‥」

「そうだな!やっぱりユウヘイはすごい!」

 

ユウヘイの事をきらきらとした目で純粋に褒めるダイキだった。

そして、しばらくしたら、先に進む。

 

「あっ、そんながつがつ前に行くなって─────……!?」

 

前に進むダイキを引き留めようとするが、不意に、後ろから何か嫌な気配を感じ振り返る

立ち枯れした木々の間に黒い人影がおり、かろうじて女であることがわかった。

 

「なんだ、あの女…?なぜここに、?」

不審になるが、話しかけようとしたその時、地面が揺れ、

 

<くきゃおおおおおお!!!!!>

 

「あれは、バードン!?ダイキ!どこだ!?あの真面目ちゃんめ!……そんな遠くには…!」

目を離したすきに、ダイキの姿を見失い、急いで、探す、が、どんどん町の方向へと、進んでいるバードンをみて、肩のポケットからRUYSメモリーディスプレイを

だし、みんながいるCREWRUYSに通信を繋いだ。

「あーもう!こちらユウジ!!バードンが出現しました!」

 

 

 

『こちらユウジ!!バードンが出現しました!』

「闇エネルギーを検知!暗黒染体怪獣です!!!!」

 

RUYSにて、ユウジからの通信で、バードンが現れたことが知らされる。そして、すかさず、アイハラ隊長は号令をかける。

 

 

「RUYS.sally go!!」

「「GIG!」」」」

言い終わるがいなや、二人は飛び出していった。

「皆さん頑張ってください――!!」

 

 

 

 

 

一方、ダイキは、

「!!バードン!!」

 

バードンを見つけ次第、ダイキは声を荒げる。

そして、アイテムを取り出し、変身しようとするが、

 

”バードンはウルトラマンを殺したといわれる怪獣なんですよ”

ユウヘイの言葉が頭によぎり、一瞬手を止めるが、

 

(そうだ、ウルトラマンは、俺は不死身じゃない、……けど)

「、それでも、俺は、皆を守るんだ…!アーーザ―――――!!!!」

 

 

 

 

「ディアッ!!!!」

 

そうして、もう空は暗くなり、夜空のしたに現れた光は人の形となって現れ、ウルトラマンアーザが現れた。

アーザが目の前に現れたことにより、バードンは憎しみの込めた目で睨みつき、そして、その大きな翼を大きく羽ばたかせ突風を巻き起こしながら、アーザの方へとびかかる。

アーザは、その勢いをかわし、バードンを掴もうとするが、するりと躱される。そして、Uターンしてきたバードンに対応しきれず、突撃され、大きく吹っ飛ぶ。

「ぐぁあっ!!」

 

「ウルトラマンが交戦中、援護します!」

 

ユキ達が、ビームを発射し、直撃してバードンは、怒って、ソリューションストライカーに向かって突風を吹かせる。それによって、彼女たちが乗るせんとうきは、不安定な状態になり、近づけなくなってしまった。

それをやめさせようと、アーザはとびかかるが、押されて、飛び乗られてしまい、苦悶の声をあげつつ抵抗する

 

「デュ、アッ!」

 

 

「くそっ、アーザから離れろ!」

そこから脱しようと苦戦していたその時、枯れた森の中からビームが発射され、アーザを押さえつけるバードンに命中する。

 

「ディアァ!!!!」

そのおかげでその場から脱することが出来、急いで体制を戻す。

「よし、当たった!…えっちょっ!?」

 

(ユウジ…!!!!!)

 

〈くきゃおおおおお!!!!〉

 

邪魔されたことに怒り、射撃された方向を向くと、ユウジがいる森に向かって火炎放射するつもりなのか口を大きく開け、そこに炎が溢れ出して来る。

そして

 

「……!!ダメだ、逃げられな………うわぁあああ!!!」

 

放たれ━━

 

「ディアァアッ!!!!!!」

ることは無かった。アーザが危機一髪バードンとユウジの間に入り、その嘴を押さえ込んで火炎放射を飲み込ませていた。

が、バードンはその手を振り払い、取っ組み合いになるが、

 

 

「!!!っあぐ・・ぐああっ!!………っぁ………」

 

アーザの肩に、バードンの嘴が突き刺さりそこから、猛毒が流れ込みアーザは激痛に数歩下がる。

 

「アーザが…・・・」

ユウジが見ている前で、猛毒を流し込められたアーザは、猛烈なめまいとダメージを受け、膝から崩れ落ちた。

 

「っ!……ハァ……ハァ…グッ…」

(………だめだ……力が…入らない…目がくらむ…)

 

アーザの蒼く光っていたカラータイマーは急速に赤に変わり、激しく点滅し始める。危険な状態で瀕死だ。

アーザは、それでも、立ち上がろうと、足腰に力を入れてるが、膝が浮いたと思えば、すぐに、崩れ落ち、倒れ込んだ。

 

それをみたバードンは近づいて攻撃しようとしてるのをみて、ユキが叫び、後ろから攻撃を加える。

「そ、それ以上!近づかせないわよ!!」

 

それにより、バードンは、一歩二歩とアーザから離れる。

と思ったら、バードンの首が180度回転し火炎放射を放つ

「首が回転したぁ!?」

 

 

「…………。アーザ………くそっ」

基地から見ていた隊長が息をのむ。このような状況はメビウスの時にもあった。だけど、ここまでひどかったか。あそこまでバードンの毒を受けて立ち上がれず動けなくなるほど猛毒であったか、と記憶を探る。

 

「ユウヘイ!今回のバードンは通常と何が違うんだ?」

「今調べてるところです!」

 

 

 

「そんな……アーザが…。」

 

一方ユウジは、アーザに庇われて、毒に倒れるのを呆然と見つめていた。

苦しんでいるアーザを見て、呆然とつぶやく

 

「…………俺のせいだ…俺を、庇ったから……」

 

涙を目に浮かべながら、流さないように堪えつつアーザを見つめる。その拳は強く握りしめていた。

 

 

「!!」

 

 

 

「…デュあぁああアア!!!!!!………ハァ……ハァ…デュアっ!!!」

その時、大きく雄たけびを上げたアーザは、体がつらいのも鞭を打って立ち上がる。大きくふらつくも立ち上がる。

それでも肩で息をしており、辛そうだ。

アーザも頭の隅で死という文字がよぎる。

(……ここで、負けたら………次にやられるのは、ユキとユウジとシンさんたち・・・そして町の人・・・っ・・・もしかしたらおれはしぬかもしれないけど……負けられない…っ!!!!)

 

それでも、アーザは、バードンへと向かう。何度、倒れそうになってもふらついても前を向いて、バードンに向かっていく。

 

 

 

 

「!!…………どうして、………死ぬかもしれないのに、立ち上がれるんだ、誰よりもつらいはずなのに…」

 

自分が呟いた言葉にはっと悟る。

 

 

 そうだ、死ぬかもしれないんだ。

 

そして次の瞬間に走り出した。

 

 ウルトラマンは、生きているんだ。

  生きているからこそ、カラータイマーがある。

 

走り出しながら、通信を繋げる。基地へと、

 

 

   ウルトラマンは不死身じゃない。たった三分の限られた時間で戦っているんだ・・!!

 

 

「隊長!!!!バードンの弱点は、くちばしの横にある毒袋を討てばいいですよね!!!」

 

すぐにつなぎ、隊長の声が聞こえる。

『確かに、そこを撃つことができれば、毒が逆流して逆転を狙えるはずだが…?』

「今やらなきゃ、誰が、やるんですか!今でもアーザは戦っているのに!」

通信をしながら、銃の準備し構える。

 

『ユウジさん!待ってください!あのバードンは従来のバードンとは違うんです!』

「あ?なんだよ!毒袋は効かないっていうのか!?」

ユウヘイの横からのストップに声を荒げる

『そうとはいっていません!あのバードンは、二つの毒袋を同時に(・・・・・・・・・)正確に撃たないと、毒が逆流しないんです!』

 

新たな情報に、一瞬黙るか、すぐに宣言した。

「なんだそんなことか!二つ同時に打てばいいんだろ?…隊長!」

 

『なんだ。』

ユウジがやろうとしていることを確信しているようで、力強い返事が返ってくる。

 

「メテオール使用許可をお願いします!」

 

『……出来るのか?危険だぞ?』

 

「危険がなんだっていうんですか?!今もアーザは自分の命を張って、体を張ってバードンと戦っているんです!」

 

「俺も、体を張るべきです!!隊長!」

 

 

『わかった、必ずやり遂げろ!!!!!メテオール解禁!!!!!!!』

 

 

 

                 「G.I.G!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

そういって、ユウジは、銃にメテオールのエネルギーを込めてあるコアを差し込み、手元から金色のオーラを携えながら、大きく暴れまわっているバードンへと走り出す。

そして、その銃口をバードンに向け、その狙いを、嘴の両端にある毒袋の中心へと合わせる。

 

制限時間は一分。あの毒袋を同時に破壊するにはその時間以内に倒さなければいけない。

しかも、アーザも時間がない。

 

「アーザは死なせねぇぇっっ!!!!!!!!!こっち見やがれバードンッッッッ!!!!!!」

 

そして、バードンとアーザが良く見える森を開けた場所にでると、立ち止まり大きく叫んだ。

ユウジのその声が聞こえたのか、バードンは勢いよくユウジの方へ向き、こちらに銃を向けるユウジの姿を視認する。そして、火炎放射を放とうと口を開ける。

 

60秒まで二十秒。

「よしこっち見たなっ!!」

その圧巻な姿に冷や汗をかき、息をのんだ。それでも、銃を強く握り占める。

 

「当たれぇえええええええええ!!!!!!!!」

 

そして、勢いよく引き金を引いた。

 

 

 

10秒

 

 

 

<くぎゃおおおおおおおおあ””!!!!1!!!>

 

金色のオーラをまとったそのビームは二枝に分かれ、それぞれ二つの袋にあたり、毒袋は同時に破裂した。それによって、毒が逆流し、バードンは、激しく苦しみだした。

 

「今だ!!!!アーザ!!!!!!!!倒せ!!!!!!」

 

 

「!!!はっ、ハァァアア…デュアアアアァア!!!!!!」

 

アーザは、今持てるその力をすべて使い、アーザストリームシュートを放ち、バードンに命中する。そして、今までの怪獣と同じように爆発して死んだ。

爆発のさなか、アーザは膝をつき、肩で息をしながら、そのまま空気に溶けるかのように消えた。

 

「はぁ……はぁ……隊長…ウルトラマンは、たったの三分間の命を燃やしてるですね…」

ユウジは、アーザが消えたその場所をしばらく眺めていた。

 

 

◆◆◆

 

 

 

ユウジは、立ち枯れしている木々をかき分けて、はぐれた地震の相棒であるダイキを探す。

ここら辺は毒素も強いのか、毒々しい霧があり、口元を覆いながら、探す。

 

「!!!!っダイキ!!!!」

そして、木によりかかるように倒れるダイキを見つけて、抱き起す。何度揺さぶっても反応を記さないダイキに、焦りを以てさらに呼びかける。

ダイキの肩には怪我があるのに気づく。

「け、怪我!ダイキ!!!起きろ、起きてくれ死ぬな!ダイキ!!」

 

息はあるが、起きないダイキの名前を、呼ぶ。

 

 

「ダイキ――――――――っ!!!!!」

 

ダイキは目を覚めないままだった。

 

 

 

 




次回

「いいか?ダイキ。勝手に遠くいくなよ?お前めっちゃ無茶するからな、絶対だぞ!!!」

「過保護だよユウジ…」


「最近、地面が陥没して、建物や地面が崩れ落ちる現象が起きている。」


「お前は何者だ!!!」


     「私は闇。アンジェ、貴様どもの敵だ。」


「地下に怪獣が・・・!!!!!」


               第七話 地底の闇
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