やはり俺の彼女は可愛すぎる。   作:Never Say Never

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修学旅行編 その3

凛「じゃあ、どうするか考えよう」

加蓮「まずなんで、その葉山ってやつはこんな面倒くさい手段とったんだろうね」

雪乃「………彼はおそらく私と結衣が八幡に失望するように仕向けたのではないかしら。そして、おそらく彼は私のことが好きなんでしょう。まぁ、そんなのまっぴらごめんだけど。それで私が八幡に失望したところを助けるというのが彼の作戦なのでしょう。もっとも、すでに作戦は終わってるけどね」

結衣「え?なんでヒッキーにしつぼう?するの」

奈緒「結衣。なんで失望もわからないんだ…………」

八幡「それはもともとだ。結衣、考えてみろ。もし、俺がさっき言ったことをやってたら、お前たちはどう感じる?」

結衣「うーん。もっと私たちの気持ち考えてよって思っちゃうな。あ!そーゆーことか!」

雪乃「やっとわかったかしら」

凛「よし。これであいつの目的はわかったと。で、これでどうやってあいつを吊るし上げるか」

結衣「あのさ。この修学旅行中にやるとさ、なにも悪くない戸部っちとか姫菜とか優美子とか巻き込んじゃうと流石にかわいそうだから。学校戻ってからじゃダメかな?」

八幡「確かに、それがベストだな」

加蓮「話を聞いてるとそのグループのリーダーがその葉山とかいうやつなんでしょ?」

雪乃「ええ。そうね」

奈緒「だったらそのグループの子たちが、かわいそうだな。そんなクズみたいな裏の顔があるだなんて」

凛「……………どうしようか」

八幡「凛。わかってるんだろ?」

凛「……………うん。わかってるよ。でもこれは…………やって欲しくない」

雪乃「………そうね」

八幡「いや。やるしかない」

結衣「なんで、ヒッキーは悪くないのに」

八幡「あいつを吊るし上げるには、こうするしかない」

凛「………………私たちの気持ちはどうなるの?」

八幡「……………俺が償いをする。なんでもする。こうするしか葉山を吊るせない。戸部たちを救ってやれない」

凛「………………わかったよ。仕方ないね。償いは何してくれるの?」

八幡「一週間何でもしてやる。お前のそばにいてやる。それじゃダメか?」

凛「仕方ないね。それでいいよ」

奈緒「凛。いいのか?」

凛「うん。まずはあの屑をボコボコにしないと。私の八幡をはめようとしたんだからね」ニコ

加蓮(凛。目が笑ってないよ。こっちまで震えてくるよ)

雪乃「凛がそう言うなら私たちは何も言えないわよ」

結衣「そうだね」

八幡「………悪いな」

凛「それは言っちゃいけないよ。もう決めたんだから。私も悪いんだよ!」

八幡「そうか。じゃあ凛はどうする?そこまで来るか?」

凛「うん。隠れて見てる」

八幡「結衣と雪乃はしっかり俺を突き放すふりをしろよ」

雪乃「フフ。誰に言ってるのよ」

結衣「わかってるよ!「もっと私たちのこと考えてよ!」とか言えばいいんでしょ?」

八幡「そうだな」

奈緒「終わったらここ戻ってくるのか?」

凛「来てよ。この後のことも話さなきゃ」

八幡「そろそろ時間もやばい。行くぞ」

 

 

 

 

 

 

side葉山

そろそろヒキタニも終わりだ。

お、あいつと雪乃ちゃんと結衣も来たみたいだな。

 

 

戸部「俺と付き合 『八幡「ずっと前から好きでした。俺と付き合ってください』

海老名「ごめん。今は誰とも付き合うつもりもないんだ」

 

フッフッフッ。これでヒキタニも終わりだ。

 

葉山「なんで、こんなやり方しかできない君に頼らなければならなかったんだ」

 

こんなことを言っておけばいいだろう。

 

雪乃「あなたのやり方嫌いだわ」

結衣「もっと私たちのこと考えてよ」

 

クククククク。計画通りだ。これであいつも終わりだ。

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

凛「完璧だったね。私あの屑のことずっと見てたけど、戻ってく時一瞬笑ったんだよね。私以外気付かなかったと思うけどね」

雪乃「では、あの屑を吊るし上げる方法を考えましょうか」

結衣「戸部っちと姫菜には悪いけど、2人とも話さなきゃダメだよね」

奈緒「場所はどうすんだ?誰かしらいるだろ?」

加蓮「あ!隣のプロデューサーのところは?」

凛「そうだね」

八幡「じゃあ結衣は葉山以外の関係者を隣の部屋に呼び出してくれ」

 

 

 

 

 

 

三浦「結衣。なんだし」

海老名「結衣どうしたの?」

結衣「戸部っちが来る前に話さなきゃね」

海老名「戸部っち?どうゆうこと?」

雪乃「三浦さん。実は

カクカクシカジカ

というわけで集まってもらったのよ」

三浦「嘘だし!隼人がそんなことするわけないし!」

???「ごめんね。三浦さん、だっけ?私もそこにいたから、本当だよそれは」

三浦「え?渋谷凛!?どうして?」

凛「実は仕事でここに来ててさ。部活でお世話になったから雪乃と結衣と一緒にいたら、そうなってたの。私人を見る目はあるからね。自信あるよ」

姫菜「優美子。多分それ本当だよ」

三浦「え?姫菜まで、なんでだし!」

姫菜「私がヒキタニ君に依頼したの隼人君に勧められたからなんだ。戸部っちのことも隼人君がやってたから、こうなることは予想できたはずなのにギリギリまで自分で動かないで、最後にヒキタニ君に頼んだ。これはもうそう考えてると思うしかないよね」

三浦「そっか。私は隼人にとってその程度だったんだ。……………絶対ボコボコにしてやる」ゴゴゴゴゴゴゴ

結衣「それでこれを戸部っちにも話さなきゃならないから、姫菜のことも……………」

海老名「仕方ないね。でも隼人君がいなくなったらそれでも対等な関係でいられると思うから」

三浦「で、いつやるんだし」

凛「しばらくは泳がせるよ。いい気にさせることでボロ出すかもしれないしね。私のスケジュールがあったら連絡するから」

三浦「そうゆうこと。で、どうやるんだし」

雪乃「まず、私と結衣が話すわ。それで彼が計画通りではないとうろたえ始めたら入ってきてもらえるかしら。そこでボコボコにするわ」ニコ

結衣「うん」ニコ

三浦「そうだね。にしてもヒキオは優しいやつだね。それに比べて隼人は………」ニコ

海老名「うーん。これはもう私も限界だね」ニコ

凛「もうすぐ。処刑の時間だよ」ニコ

隅にいる八幡(全員目が笑ってねー。なんだよここ。カオス?つーかもう処刑って言っちゃったしね)

 


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