秘封倶楽部三人目のメンバーは英雄の妹 作:シャイニングピッグEX
頑張っていきますよー!
後、最後にお知らせがあります。
奈央は秘封倶楽部の部室へ入った。
中には、机に突っ伏した茶髪の女性とショートの金髪の女性が座っていた。
「あら、蓮子。お客さんよ。起きなさい。」
「ん~・・?」
蓮子と呼ばれた女性は顔を上げて奈央の方を見た。
「・・・あれ?奈央ちゃん?」
奈央も蓮子の顔に見覚えがあった。
「もしかして・・蓮子さん?」
蓮子は奈央の顔を確認して立ち上がった。
「やっぱり奈央ちゃんだ!久しぶりね!」
「れ、蓮子さん・・。」
そして、二人は抱き合った。
その様子に金髪の女性は戸惑っていた。
「え?二人はどういう関係?」
「ああごめんメリー。私の友達の、いや前の友達の妹よ。」
蓮子はメリーと呼ばれた女性の方を向きながら言った。
「取り敢えず一旦離れなさいよ。そのままじゃ話も出来ないわ。」
「あ、はい。」
そう言って奈央は適当な椅子に座った。
蓮子も女性の横に座った。
「紹介するわ。私の友達のマエリベリー・ハーンさん。」
「私の事はメリーで良いわよ。宜しくね。」
そう言ってメリーは微笑んだ。
「一応メリーにも紹介するわ。彼女は柊奈央ちゃん。私の友達よ。とはいっても1つしか違わないけど。」
「宜しくお願いします。」
奈央も丁寧に頭を下げた。
「それで蓮子、あなたの前の友達って言ってたけど、どういう事?」
メリーは蓮子に聞いた。
「ええ。実は彼女、少し前にお兄さんの零君を亡くしちゃってね、私とも仲は良くて、よく奈央ちゃんとも遊んでて、まあ所謂幼馴染みってところかしらね。家が近かったって言うのもあったし。でも零君が死んじゃってからはめっきり口も聞かなくなっちゃって・・・。」
「そう・・。ごめんなさいね、悲しい事思い出させちゃって・・。」
メリーは奈央に謝った。
「い、いえ、もう立ち直れました。それに、ここはお兄ちゃんが来たがってた場所だし、でももう死んじゃったから、代わりに私が来たんです。それに、蓮子さん達とも会えたし・・。」
「そう、なら良かった。」
「それで、この部は何をする部活なんですか?」
すると、よくぞ聞いてくれたと言わんばかりに蓮子が応えた。
「ここは秘封倶楽部って言って、境界から色々な場所へ行くのよ!そして、謎を解いていくの!それに、メリーは境界を見つける事も出来るのよ!」
「メリーさんが!?本当ですか!?」
奈央は目を輝かせながら聞いた。
「え、ええ。」
メリーは若干引きながら応えた。
「何かお話聞かせてくださいよ!」
奈央は二人に詰め寄りながら聞いた。
「冒険好きは零君とそっくりね。メリー、こないだの事聞かせてあげたら?」
「そうね。私達は時折幻想郷と言う場所にいくんだけれど、その時の話でもしましょう。」
「幻想郷?」
「ええ、そうよ。そこは忘れ去られた物や死んでしまった人が行き着く場所だと聞いているわ。人間が簡単には行き着けない、いわば閉ざされた世界とでも言うべきかしらね。そこには妖怪とか、神様がいて・・・。あ、勿論馬鹿にして言ってる訳じゃないのよ?これらは全て本当の事よ。蓮子も知ってるんだから。」
「そうなんですか?」
奈央は蓮子の方を向いて言った。
「ええ。実際に私達はこの目で見て、この体で感じて来たんだもの。」
「この前には、青と黒のハリネズミに会って異変を解決してきたわ。少し大変だったけど。」
「ハリネズミ?」
「ええ。ソニックとシャドウって言ってね、とっても足が速くて、とっても強かったわ。こんな大きな妖怪も退治しちゃう位強いんだから。」
蓮子は腕を目一杯広げながら言った。
「ソニックにシャドウ・・ですか。」
「それで、どう?入る気になった?」
「勿論!」
奈央は力強く頷き、白い歯を笑って見せた。
今回はこれで終わりです。
後、私はテスト週間に入るので、二週間ほど投稿が出来ません!
終わり次第どんどん更新して行こうと思っています!
少しの間ではありますが、ご迷惑をおかけします。