新・恋姫†夢想 (タイトル未定)   作:3Khoi

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お久しぶりでございます。 3Khoiです~。
だいぶ遅くなりましたが、最新話投稿することが出来ました~。




では、どうぞ!!


第4話 宴

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しばらくして、孫策と周瑜は客間に案内された。

 用意された客間は、荒れた城内の中で綺麗にされており快適に過ごせそうな場所だった。

 そして、夜になり二人は王座の間であった双子の少女の一人に案内されて城内を歩いていた。

 

 亀羅

  「・・・・・・」

 孫策

  「・・・・・・えぇっと、ちょっといいかしら?」

 亀羅

  「・・・・・・なにか?」

 孫策

  「その前に貴女の名前、聞かせてもらえないかしら?」

 亀羅

  「・・・・・・亀羅は歩協。字はない。呼び方は好きにすればいい」

 孫策

  「じゃあ歩協ちゃん。これから何をするの?」

 亀羅

  「・・・・・・行ってからのお楽しみ」

 

 そう小さく微笑むと、しっかりと改修された扉の前に着いた。

 

 亀羅

  「・・・・・・到着」

 孫策

  「ここは・・・・・・?」

 亀羅

  「早く中に入る・・・・・・美羽さまが待っている」

 孫策

  「袁術ちゃんが?」

 

 二人は疑問に思いながら、目の前の扉を開いた。

 そこには――――――

 

 

 

 

 

 中央に配置された長い机に、様々な料理が並んでおり、出されている料理はどれも一流の料理人

 が手掛けた物のように豪勢だった。

 すでに机の右側の奥から、袁術・長勲・紀霊に続き、先ほど王座の間にいた子供たちにまた別の

 子供が二人。左側は奥の二つの空席の次に、濃い桃色の髪を羽の髪飾りで纏めおり目の色は青い

 瞳、緑を基調した服を着た女に、黒髪の長髪に深緑の瞳、緑と赤を基調とした服を着崩した男が

 座っていた。

 

 美羽

  「来たかえ、孫策・・・・・・で、あの二人はまた遅刻かの?」

 七乃

  「見たいですね~。これでもう5回目ですね」

 ???

  「全くあの二人は・・・・・・美羽さまの家臣としての自覚が足りないな」

 

 そう厳しい評価をしているのは美羽の近辺護衛を任されている紀霊。真名を琥珀。先の南陽で

 起きた呪い騒動の被害者の一人。孫策たちとは江東返還の際に一度顔を合わせている。

 

 バッタン!

 

 張郃

  「遅れました!」 

 ???

  「申し訳ありません!」

 

 扉を勢い良く開けたのは、張郃と術士のような服を着て赤い髪をツインテールにしている女だっ

 た。彼女は韓胤。真名を雪。とある事情によりこの地にやって来て、美羽の家臣になった女。

 

 琥珀

  「遅いぞ、二人とも。また研究に没頭していたのか?」

 雪

  「申し訳ございません。研究中に爆発がありまして、片づけをしていたら遅くなりました」

 美羽

  「まぁ良い。ほれ、孫策たちも早く座るのだ」

 孫策

  「え、えぇ・・・・・・」

 

 状況がつかめない中、亀羅に案内された左側の席に着くと

 

 美羽

  「今日は孫策たちの歓迎を祝して無礼講なのじゃ。孫策と周瑜も楽しんで欲しいのじゃ」

 孫策

  「え、ええ・・・・・・楽しませてもらうわね」

 美羽

  「なら、乾杯なのじゃ!!」

 

 全員

  「「「「「「かんぱーい!!!」」」」」」

 

 そして、孫策たちを歓迎する宴が始まった。

 

 

 

 

 

 乾杯の音頭と共に子供たちは、自分の好きなものをジャンジャン食べていく様子を見ている中、

 周瑜の隣に座っていた濃い桃色の髪をした女の子が孫策の隣に酒壺を持って酌してきた。

 

 ???

  「孫策さん~♪ 飲んでます?」

 孫策

  「えぇ」

 ???

  「良かった~。あぁ~、こんな事だったら楓ちゃんと香風ちゃんもこっちにいれば

  良かったのに」

 ???

  「無茶言うな・・・・・・今年の安豊の募集もかなりの人数だったんだ。選定の仕事を

  投げ出すわけにはいかないだろ?」

 ???

  「それはそうだけど・・・・・・二人がいないと少し寂しいなって思っちゃうから」

 周瑜

  「そう言えばそなた達は?」

 ???

  「あ! 自己紹介してなかったですね? 私は劉備玄徳って言います。南陽に詰めている500人

  の兵の大将を務めています」

 ???

  「俺は簡雍憲和。こいつの幼馴染で部隊の副将を務めている」

 孫策

  「・・・・・って事はあなた達のどちらかが噂の『南陽の戦神』なの?」

 劉備&簡雍

  「違いますよ」

  「違うぞ」

 

 二人は声を揃えて答えた。

 

 劉備

  「南陽を守っているのは私たちの目の前にいる、あの子たちですから」

 

 そういうと、片手に持っていた器を食べ物に夢中になっている子供たちに向けた。

 

 劉備

  「あの子たちが『南陽の戦神』です」

 簡雍

  「あぁ・・・・・・別名『南陽の六闘神』って異名が付くほどのとてつもない戦闘能力を

  有する奴らだからな。並みの将じゃ倒せないからな」

 孫策

  「あの子たちが・・・・・・? じゃあ、あなた達はなんでここに兵を詰めているの?」

 劉備

  「私達の兵はある程度の大規模戦闘を想定して訓練させていますから・・・・・・

  正直に言っちゃいますと、掃討戦だと全然役に立ちませんから」

 周瑜

  「なら、何なら得意なのだ?」

 簡雍

  「基本的には防衛戦を得意にしているんだ」

 劉備

  「まぁ、私たちもそうするように兵のみんなを鍛えて来たし、南陽だったらみんなすぐに

  賊の位置を知らせてくれるから。あまり防衛戦の実践って少ないんですよ」

 簡雍

  「あまりにも暇すぎるから、兵の連中には俺の試作兵器の実験に付き合って

  もらっているがな」

 孫策

  「へぇ~・・・・・・」

 

 4人でそんな話しをしてる中、

 

 美羽

  「孫策よ! 妾の仲間を紹介するのだ。こっちに来てくれるかの?」

 

 宴の席に集まっていた子供たちに囲まれている美羽に呼ばれ、

 

 孫策

  「袁術ちゃんが呼んでいるから、ちょっと失礼するわね」

 劉備

  「いえ、大丈夫ですよ・・・・・・でも美羽ちゃん、大変そうだから私達も付いていきます。

  行くよ、桜葉くん!」

 桜葉

  「・・・・・・はぁ~、面倒だが行くしかないか。ちゃんとお前が押さえろよな

  ・・・・・・桃香」

 桃香

  「分かっているよ~」

 

 

 

 

 

 孫策は美羽の許まで近づき、

 

 美羽

  「すまんの。折角楽しんでたのに・・・・・・」

 孫策

  「別に大丈夫だわ。それに私も袁術ちゃんの仲間には興味があったし」

 美羽

  「そうかの・・・・・・一人一人、説明していくのかの」

 

 そういうと、美羽は背中にしがみついている眠そうな顔をしている、空のような髪を太腿まで

 伸ばし、細めた瞳は特徴的な群青色をした少女を孫策たちの方に向けた。

 

 美羽

  「妾の背中にくっつているのは、この城の庭師の高覧なのじゃ。桃香たちから聞いてるかも

  しれんが、この南陽を守る六神の一人なのじゃ・・・・・・ほれ、美々も挨拶するのじゃ」

 美々

  「・・・・・・むにゃ・・・・・・よろしく~・・・・・・そんさくさ~ん」

 

 と、ひと声かけたのみで美々はまた美羽の背中で眠ろうとし始めた。

 

 美羽

  「これ! 妾の背中で寝る出ないぞ! 七乃、すまんが手を貸してくれんか?」

 七乃

  「は~い。美々ちゃ~ん、寝るなら美羽さま以外の場所で寝ましょうね~」

 

 美々は七乃によって美羽から離され、先程まで自分が座っていた椅子にそっと寝かせた。

 

 美羽

  「それじゃ、先程もいたのじゃがしっかりと説明してなかった双子の歩協と歩闡なのじゃ。

  歩協は身の回りの世話をして、歩闡は料理を担当してるのだ。今出ている料理の7割は歩闡が

  作っているからの。亀羅、兎羅」

 

 そう言うと、先程二人を案内していた歩協と同じはねっ毛の銀髪にオレンジ色の瞳、そしおて顔

 がそっくりの歩闡と呼ばれる少女が、歩協ともに前に出た。

 

 亀羅

  「・・・・・・改めて・・・・・・よろしくです」

 兎羅

  「孫策さま、これからよろしくお願いしま~す!」

 孫策

  「ええ。よろしくね」

 美羽

  「次は朱音と麗香なのじゃ。二人ともこっちに来るのじゃ」

 

 椅子に座りテーブルの料理を食べてた二人の少女が、美羽の呼びかけに応じて美羽の許まで

 やってきた。

 一人は赤紫色をした伸ばした髪を右側に纏め、真紅の瞳の少女に、真っ直ぐ長い薄紫の髪を肩ま

 で伸ばし、エメラルド色をした瞳が特徴の少女だった。

 

 美羽

  「朱異と龐徳なのじゃ。普段は城にはいなんじゃが、賊討伐によく参加してもらって

  いるのじゃ」

 朱音

  「・・・・・・(プイッ)」

 

 朱音は孫策と周瑜にそっぽを向いてしまった。

 

 美羽

  「すまなのじゃ・・・・・・朱音は初めての大人だといつもこうなのじゃ」

 周瑜

  「・・・・・・ふむ」

 孫策

  「別にいいわ」

 麗香

  「はじめまして。姓は龐、名は徳、字は令明です。いつもは城下の宿をやっています。朱音は

  街で警備部隊の隊長をしてるんです。これからよろしくお願いします・・・・・・ほら、朱音

  も挨拶しないと」

 朱音

  「むぅ~・・・・・・麗香ねぇは言うなら・・・・・・朱異 季文・・・・・・べぇ~だ!!」

 

 そういと舌を出し、そのまま先座っていた椅子まで走って戻った。

 

 美羽

  「はぁ~、本当にすまなのじゃ・・・・・・最後は一刀!」

 一刀

  「ふわぁ~い」

 

 呑気な声を上げなが座っていた椅子から降り、美羽に抱き着いた。

 

 一刀

  「一刀って呼んで・・・・・・自分、姓名がない」

 孫策

  「姓名がないって・・・・・・真名を呼んでもいいの?」

 一刀

  「べつに・・・・・・気にしてない」

 

 そういうと美羽の背中に隠れてしまった。

 

 美羽

  「すまんな。一刀は少し人見知りがあっての・・・・・・顔を合わせてくれるうちにそれも

  なくなると思うからきにしないでもらえるかの?」

 孫策

  「えぇ・・・・・・大丈夫よ」

 美羽

  「そうかの♪ なら、今日は妾も本気を出してもてなすのじゃ!」

 

 張り切って中央に用意された壇上に上がり、その壇上の隅に置かれている木の箱に、懐から鉄の

 ような色をした小さな箱を取り出した。そこに入っていたのは、様々な色の付いた爪ほどの大き

 さをした水晶だった。

 美羽は、それを木の箱の上の窪みに軽く押込むと壇上の中央に立った。

 

 美羽

  「今日は孫策との久しぶりの再会なのじゃ・・・・・・張り切っていくのじゃ!」

 

 そう声を上げると水晶を入れた木箱から音が流れ始め

 

 

 

 

 

 美羽

  「輝く希望が この街を駆け抜けるから~」

 

 

 

 

 美羽の歌が進む中、

 

 孫策

  「・・・・・・凄いわね」

 周瑜

  「あぁ・・・・・・しかし、一体どうやって音を出しているのだ?」

 七乃

  「あれは氣ですよ」

 孫策

  「氣って・・・・・・氣鋼術とかの氣?」

 七乃

  「はい。昼にお話ししました呪いですよ。それの副作用による特化した美羽さまの能力です」

 周瑜

  「・・・・・・聞きなれない言葉があったのもそれなのか?」

 七乃

  「はい。美羽さまは“英語”と仰っている別の世界の言葉だそうです。呪いを受けてから美羽さ

  まは何故かは分かりませんけど、別の世界の音楽を水晶に模写できるんです。それにその歌詞

  の意味も全部分かっているみたいですし・・・・・・」

 孫策

  「本当に凄いわね」

 七乃

  「最近は音楽楽器の制作に力を入れるみたいですけどね」

 

 七乃は笑いながらどこか若干呆れた声で答えていた。

 

 孫策

  「(強いのね、袁術は・・・・・・私なんかと違って・・・・・・)」

 

 孫策は心の中で美羽の強さを見つめながら、宴を楽しんでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうでしたか、今回は話は。
投稿が遅れた理由としては・・・・・・





ぶっちゃけ仕事が忙しいからですかね~
まぁ、社会人になっても勉強って大変ですね

今回はこんな感じです。
誤字脱字・何か感想がありましたら、どんどん書いて下さい。
では、さよなら~
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