ユーリちゃんと憑依者の物語   作:リリカル☆レモン

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高い評価を貰ってる人の作品を読んでると自分の文才がないなと改めて思う。
どうでもいいけど、シュテるん達のマテリアルSとかの英文字の順番弄るとLDSになるんだよね…なんだやっぱりどの世界でもデュエリストじゃないか


車椅子少女

少しだけ時間が過ぎて、今は6月。ユーノに手伝ってもらったりして、一通り夜天の書について調べ終えたけど、結局どこにあるのかは分からないという結論になった。

 

「けど、リンディさんに見つかり次第連絡を入れてもらえるようにしましたし、進歩したと思いますよ」

《まあ、それはそうだけど…違う名前で認識されていて情報が見つかってなかったというのはなんだか…》

「まあ、確かにそれは…」

 

と、ユーリと雑談しながら過ごす。未だにテスタロッサ家にお世話になっているけれど、姉妹はなのはの通っている学校に通いだしたし(一緒に通おうと誘われたが、夜天の書の件が終わるまでは無理だと断った。悲しそうな目をしていたので少し胸が痛くなったが)、プレシアとリニスは買い物に出掛けているらしく、そしてアルフは昼寝中。つまり、暇なのである。

 

「うーん…まだ皆さんが帰ってくるまで時間がありますし、少し外に出掛けますか?」

《…そうだね。ぼーっとしてるのもいいけど、そっちの方が面白そうだ》

 

一応、アルフに外に出ることを伝えると、行っておいでーと軽い返事を貰ったため、外に出る。

 

《さて、何処に行く?》

「うーん…あ、図書館はどうでしょう?アリシアから場所は聞いてますし」

《図書館か…いいよ、行こうか》

 

無限書庫なんてところで本を漁ってたせいなのか、私たちは本を読むのが趣味になっていた。まあ、地球には『ライトノベル』と言った本もあるらしいので、それを読むのもいいかと思った。

 

 

 

ライトノベルは見つからなかったので、本を何冊か適当に選んで読み終え、本棚に返しに行き、さて次は何を読もうかと本を探していると、誰かの指と触れた。

 

「あ、ご、ごめんなさい」

 

ユーリが謝っている間にその人を少し観察してみた。茶髪の少し大人しそうな子で、足が不自由なのか、車椅子を使っている。

 

「あ、いや、こちらこそ。あの、お先にどうぞ」

「いえ、そちらが」

「いや、そっちが…」

《…なにこれ》

 

結局、2人はいつまでも譲り合っていそうだったので、私が「なら2人で一緒に読めばいいじゃない」と提案をし、少女と一緒に図書館に備え付けてある席に向かう。

 

「あ、そういえば自己紹介がまだでしたね。私、八神はやてっていいます」

「あ、そうでしたね。私は、ユーリ・エーベルヴァインです」

 

その後は、2人で仲良く本を読んだり、話をしたりしていた。お互いの家庭事情を話していたら、はやての方は最近親戚の人達が一気に自分の家に来たことで家族が増えた、とうれしそうに話していたのが印象的だった。こちらも友人の家に世話になっていると話したら少し驚かれたが。それと、発音が個性的だ思い、その事について聞いてみたら(勿論ユーリが)、どうやら関西の方で過ごしていた時期があったらしく、そこの喋り方になっていると言った。

 

「…あ、そろそろ友達が家に帰ってくる時間です」

「あ、そうなん?なら、今日はここでお別れにしとこうか」

「はい。あの、はやてはいつもここにいるんですか?」

「うん、私、足がこんなんやから、学校には通っとらんのよ。やから、暇になったらここで本読んだりしとるんよ」

「そうなんですか。だったら、またここで一緒に本を読みませんか?」

「あ、ええよ。また一緒に読もうな」

 

増えた家族がどんな人物なのか少し気になったが、あまり遅くなるとみんなが心配するので、早めに帰ることになった。

 

『そういえばユーリ、余り緊張してなかったな』

「え、そうでしょうか?」

『ああ。はやてもいつの間にか敬語が抜けてたし。いい友達が出来たな』

「友達…えへへ…」

 

友達、という単語に反応したのか、笑顔になっていた。

 

『ほらユーリ、気をつけて。どこかにぶつかったりしてもしらないよ』

「あ、すみません。じゃあ、帰りましょうか」

『そうだな』

 

 

 

そしてテスタロッサ家に帰り、夕食の時にはやてのことを話していたら、アリシアになんで紹介してくれなかったのか、と理不尽な軽い怒りをぶつけられた。




図書館で出会わせるのすずかかはやてにしようか迷ったけど、直球でいいかと思ってはやてにした。
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