龍刻の覇者が異世界生活   作:棲華維

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4、男の娘だよ!(リアル)

「失礼します。遅くなりました。」

 怒られるかな?と思い下を向いていると、

「何をしているんだ早く入りなさい。」

 あれ、怒られないんだ。と思い顔を上げた時、思いも寄らぬ姿だった。

 イメージ的には厳つい学園総帥みたいな感じかな?って思っていたけど、全然違った。

 髪型はポニーテール。目は俺と同じで赤い。赤みを帯びた頬。人懐っこそうな笑み。

 眼鏡をかけていて、身長は170くらいだろうか?世に言う男の娘と言うのだろうか。

 ・・・・・・男だよな?

「旦那様 遥様をお呼びいたしました。」

 良かった。男性だった!

「よく帰ってきたな、遥。もしかしたら遥は死んでしまったのではないか、と心配だったのだぞ!」

 そういう父上は目をウルウルさせていた。

「すみません父上。天宮 遥ただいま帰参しました。」

「そんな堅苦しい挨拶はいい。お前が帰ってきてくれれば。 フユ今日は宴じゃ!酒と料理を用意せい!」

「旦那様がそう仰ると思い、もう用意してあります。」

 凄いなフユ ・・・いや父上がワンパターンなのか?

「流石はフユだ!自慢の従者だな!」

「そんな、身に余るお言葉です。」

 謙遜するフユ、誉める大地様。無限ループだね!あれ、なんで俺名前しってんの?

 

 そんな事を考えている内にどんどんと料理が、運ばれてきた。

 最初に里芋と人参そしてさやいんげんの煮物が出てきた。パクッ っんまあ え、なにこれなんでこんな美味いの?フユ魔法使いなの?神なの?天使なの?とりあえず美味い!

 次に出て来たのは、蒸し物?かな 焼売だ!この世界にも焼売ってあるんだ!てことは、餃子とかラーメンとかもあるのかな?そうワクワクしていると、

 キター ラーメン! 見た目は塩味だけど・・・  うめえ。ベースは鶏肉と野菜かな。肉の旨みが濃厚だけど、全然しつこくない。これなら何杯でもいけそう。・・・ごめんなさい嘘です。1杯が限界です。

 コースで言うならメイン料理と思われる料理が出てきた。ステーキかな。肉には別に仕掛けが有るようには見えないけど・・・  ジュワー  な、なにこの肉汁!どんな高級肉だよ!・・・肉汁が凄いのって高級肉限定なのかな?まあいっか。

「付け合わせですが、おろしポン酢・岩塩・デミグラスがあります。お好きなものをお使いください。」

 フユ万能かよ!キャラかぶってるよ。どうしよう。

「そういえば遥、お前 魔導書 を見つけたんだってな。」

 誰が教えたんだろうな? おい、フユ目を逸らすな!

「魔導書は、手に入れれたのですが、使い方がわからないのです。というか、読めないのです。」

「これは!古代魔法じゃないか!どこで手に入れたんだこんなものを!」

 ボロ小屋で見つけたんですよ。なんていえねーし、

「旅の途中で見つけたのですが、使えないので誰か使い手を探さなきゃと思っています。」

「何を言っているんだ。もうお前の名が刻印されているからお前しか使えないぞ。」

「はぁ!?」あっ、しまった心の声漏れた。

「まあ落ち着け、良いことじゃないか!強力な魔法だし、貴重なんだぞ。」

「取りあえず今日は宴じゃ!お前も酒を飲め!」

「えっ、あっ、はい。」

 俺はそこからの記憶がない。でもなんとなく、覚えていなくてよかった気がする。なぜなら、次フユとリノンに会ったときに顔合わせてくれなかったからな!何でだろうブルブル




 作者のスカイです。あれれ、遥君なにやっちゃったのかな?
「皆様のご想像にお任せします。」
 だそうです。ぐへへ
 コホン また次回に!
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