今回から霊夢VSレミリア戦が始まる感じです。
では、どうぞ。
ビーム砲は幸いにもイージスには当たらなかったが、壁に激突した為大きな衝撃が周囲に走る。
魔理沙「うっ!」
ビーム砲によって空いた穴からは、地下牢とは思えない綺麗で豪華な部屋が見えた。人形、ぬいぐるみ、ベッドなど、幼い少女の生活部屋をイメージさせる物ばかりが置いてあった。
魔理沙「何なんだよ!」
イージスは穴を通り抜け、地下牢の中に入る。
フラン「ふふふ、いらっしゃい。」
フランは目を輝かせ、笑みを浮かべてコックピットからイージスを見つめていた。
魔理沙「な、何だよ・・。」
フランの言葉に魔理沙は困惑を隠せなかった。
とにかく危険な雰囲気を、魔理沙はフランから感じていた。
フラン「・・・どうしたの?」
何の反応も無く、動きを見せないイージスに対して疑問を感じた様だ。
魔理沙「そ、それはこっちのセリフだ!」
イージスは腕を右から左へ振り払う。
魔理沙「だいたい何だよここ、あいつらの親玉がいるかと思って来たのによ・・・。
お前は違うみたいだし、お宝も無いし・・・。」
魔理沙の内に秘めていた本音が口からどんどん飛び出した。
フランはイージスから聞こえて来る魔理沙の声を聞いて、黙っているだけだった。
魔理沙「だいたい誰だよ、お前は。」
フラン「私は・・フランドール・スカーレット。ずっとここに閉じ込められるの。」
魔理沙「あ~?」
普通のそれとは違う自己紹介を受けて魔理沙は苛立ちと、本日二度目の困惑を感じだ。
面倒くさくなりそうだ。
魔理沙は心の底からそう思った。
フラン「だから・・私、ずっと暇だったの。だから、私と遊んで!!」
魔理沙「あ~!ったく!!」
ウイングはイージスに急接近する。イージスはブーストジャンプで回避しようとするが、マニピュレーターで足を捕まれてしまう。
フラン「捕まえた!」
魔理沙「この!」
ビームライフルをウイングの頭部へ向けて発射するが、標準はわずかに逸れ、アンテナに命中する。
魔理沙「これで似た者同士だ!」
フラン「ふふ、お揃い!」
ウイングはバスターライフルを左手に持ち替え、右腕でシールド裏のビームサーベルを抜刀する。
フラン「それ!!」
ウイングはビームサーベルを足に向かって振るが、イージスが脚部のビームサーベルを出現させた事で、攻撃は無効化された。
魔理沙「当たれ!」
イージスは脚を振り上げるがウイングに回避される。しかも、右足の先端部を「肩部マシンキャノン」で破壊された。
フラン「えい!」
ウイングはバスターライフルを発射する。
イージスはそれを避けるが、地下牢の壁を貫いた。
ザッパーン
壁に出来た穴から大量に水が流れこむ。
フラン「何!?」
魔理沙「忘れてた!この館、周りは湖か!」
物凄い量の水が流れ込み、地下牢の半分近くが浸水していた。
魔理沙「外に出るしかないか!」
フランのウイングと魔理沙のイージスの戦闘の場は、地下牢から紅魔館周辺の湖に変わろうとしていた。
紅魔館 上空
霊夢「この館の主を出しなさい!」
先程まで静かだった紅魔館の上空に、霊夢の駆るパーフェクトストライクが現れた。
紅魔館 通信指令室
レミリア「何事なの?」
妖精メイド「モ、MSがこの館の上空に現れました!」
レミリア「どうやら、私に出てきて欲しい様ね。」
レミリアは通信指令室を出ようとする。
妖精メイド「どうされるのですか!?」
レミリア「エピオンで出るわ。」
レミリアは直ちに格納庫へ向かった。
妖精メイド「MSですか!?」
レミリア「そうよ。エピオンを出すわ。」
妖精メイド達によってエピオンに被さっていた布は取られ、その姿が現れた。
レミリアはコックピットのハッチを開け、エピオンに乗り込む。
格納庫の天井が左右にスライドし、デュアルアイが光ったエピオンはそこから出撃した。
エピオンはMA形態に変形してから、パーフェクトストライクの元へ向かった。
霊夢「とうとう来たわね。」
霊夢は向かってくるMA形態のエピオンを視認した。
レミリア「あれか。」
それと同時にレミリアもパーフェクトストライクを視認した。
エピオンはMS形態に戻り、パーフェクトストライクの前に立ちはだかる。
レミリア「咲夜や門番と交戦した機体ね。何の用かしら?」
霊夢「メイドにも言ったけど、この紅い霧迷惑なのよ。やめてくれる。」
レミリア「それは出来ないわ。」
エピオンとパーフェクトストライクは空中で睨み合う様に、デュアルアイを光らせていた。
霊夢「やっぱりそうなのね。じゃあ、倒すだけよ!」
パーフェクトストライクはシュベルトゲベールを、威嚇するに軽く振り回す。
レミリア「そう、それなら・・。」
エピオンも腰から「ビームソード」の柄を取り出し、ビーム刃を出現させて、胸の前で構える。
レミリア「私もあなたを倒すだけよ。」
エピオンはパーフェクトストライクに向かって行く。
霊夢「いくわよ!」
パーフェクトストライクも同じくエピオンに向かって行く。
レミリア「はあっ!」
霊夢「このっ!」
シュベルトゲベールとビームソードがぶつかり合う。
はい、第十話でした。どうだったでしょうか?
次回からパーフェクトストライクVSエピオン戦が本格的に始まります。
次回はそれメインで行こうかな。という感じです。
イージスVSウイング戦は次回はお休みの予定です。
では、また次回。