東方機動戦士~幻想の少女とガンダム ~   作:蒼窮

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どうも、蒼窮です!
今回で妖々夢編は終了です。
気合入れていこう、永夜抄!(気が早い)

では、どうぞ。


第二十話「花見の季節」

霊夢は物凄く不機嫌そうな顔で辺りを見回す。

 

霊夢「何事よ。」

紫「MSの運用テストよ。」

 

霊夢は倒れるデュエル、ムラサメを見つめる。

 

霊夢「あと、どれくらいで終わる?」

紫「さあ、あなたが手伝ってくれれば速く終わるわ。」

魔理沙「私もさっきそう言った。」

 

霊夢は少し悩んだ後、ストライクルージュの方へ向かった。

 

魔理沙「お、やるのか?」

霊夢「ほら、始めるわよ。」

紫「じゃあ、ゲイツを出して。」

 

河童達が紫のMS、ZGMF-600「ゲイツ(ラウ・ル・クルーゼ専用機)」をMSデッキに移した。

 

魔理沙「おい、操縦出来るのか。」

紫「勿論よ。」

 

デュエルとムラサメは回収され、新たにその場にゲイツとストライクルージュが立った。

 

霊夢「いくわよ!」

紫「来なさい。」

 

ストライクルージュはビームサーベルで攻撃を行う。それをゲイツは「模擬戦用ビームサーベル」で受け止める。

 

ゲイツはビームサーベルを横に払う。ストライクルージュはそれをジャンプで回避、ゲイツへビームサーベルを突き出す。

 

それを回避したゲイツはビームサーベルを再度横へ払う。今度はそれをストライクルージュはステップで回避、上から大きく斬りかかる。

 

紫「甘い。」

霊夢「!」

 

ゲイツのビームサーベルがストライクルージュの右腕を貫いた。ストライクルージュはビームサーベルを左手に構え直し、ゲイツの頭部を貫いた。

 

魔理沙「お相子だな。もぐもぐ。」

にとり「そんなとこだね。もぐもぐ。」

 

二人は団子を食べながら戦いを鑑賞していた。

 

紫「これで終わりよ。」

霊夢「あっさりだったけど、いいの?」

紫「収穫はあるわ。」

 

霊夢と紫はコックピットから出て、河童のアジトへ戻った。

 

にとり「どうだった?」

 

にとりは団子の刺さっていた串をつまようじとして、使っていた。

 

紫「収穫はあったわ、新型機のロールアウトを急がないとね。」

にとり「そうかい。」

紫「ルージュももう、次の異変で使用をやめさせるわ。」

 

紫とにとりはMSデッキの方へ向かった。

 

一方、霊夢と魔理沙は博麗神社へ向かっていった。

 

 

博麗神社

 

霊夢「はあ、戻って来たって感じがするわね。」

魔理沙「そうだな。」

 

二人は縁側でお茶をすすりながら、境内に咲く桜を眺めていた。

 

霊夢「そういえば、もうお花見の時期ね。」

魔理沙「人を集めないとな、その事なら協力するぜ。」

霊夢「結局、準備は私だけなのよね。」

 

お茶を飲み終えた霊夢は立ち上がり、倉庫へ向かった。

魔理沙は「じゃあ」と博麗神社を去っていった。

 

霊夢はだるそうにお花見の準備を始めた。博麗神社で花見をやる事はほとんどの人間が知っている。

 

一部の人間には魔理沙が声をかける。だいたい一週間程花見をやる為、初日には人があまり集まらない。来るのはよっぽどの酒好きだけである。

 

二日酔いになってさらに一週間近くは具合が悪くなる。飲み過ぎないように。そう思っていても毎年二日酔いに襲われる。

 

霊夢「は~あ、嫌だわ。」

 

霊夢は倉庫を見渡して、酒が無いことに気が付くと、人里へ向かった。

 

魔理沙は家で、酒にこっそり何かを混ぜようか。と思い棚などをあさっていた。

 

紫とにとり、河童は新型機の制作を急いでいた。

 

藍(と橙)はあの後、紫にお仕置きをされたようだ。

しかし、デュエルのパイロットは藍に決まった。

 

それと同時にデュエルには、「アサルトシュラウド」と呼ばれる追加装甲ユニットが設けられた。シュラウドとは「死体を包む布」という意味だそうだ。

 

 

人里

 

霊夢「え~と、お酒、お酒と。」

 

霊夢は店で酒をいくつか買うと博麗神社へ帰った。

だいたいは客が持参する事が多いため、それほど酒は必要じゃない。

料理もある程度作るだけで構わない。酒と同じく客人が持ってくるのだ。

 

紅霧異変終了時の宴会では、レミリア達にほとんどの酒と料理を要求していた。

今回も同じく幽々子達に肴を持ってこさせたらいいか。

 

そう思った霊夢は大した用意もしないで、今で眠りについた。

未だに、こたつが置かれている。春は戻って来た筈だ。

 

 

翌日

 

「文々。新聞」にて博麗神社で花見が開催される事が発表された。

 

おそらく、情報提供者は魔理沙だろう。

 

霊夢は読みながらそう考えていた。

 

「残念なのは異変のせいで、春が短くなり花見、宴会の開催期間、回数が短く、少ない事だ。」

 

この記述に分かっていながらにやけ、喜ぶ霊夢、残念がる参加者。

 

それぞれの思考は別だった。

 

後片付けの手間が省けると喜ぶ霊夢だったが、それ以上に大変な事が起こるとは誰も、この時点では分からなかっただろう。

 

異変解決の為、またMSを駆り主犯を探し回らなければいけない。

 

こんな事を霊夢は知る由もなかった。いや、知らない方が幸せだ。

また、それを知るすべもない。

 

ただ、時はただただ夏と、花見の開催日へと向かっていった。

 

博麗神社の境内には桜が少しずつ花を散らせながら、咲き誇っていた。

霊夢はそれを見つめ微笑む。そこに魔理沙が手を軽く挙げながら神社にて来る。

 

誰もが花見、宴会を楽しみにしていた。




はい、二十話でした。どうだったでしょうか?

今回で妖々夢編は終了です。よって、
次回から萃夢想編です。萃香の機体は決まっています、だいぶ最近の機体です。

では、また次回。
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