今回は対咲夜戦がメインとなります。
では、どうぞ。
ランチャーストライクはGNソードからのを避ける素振りは見せなかった。
コックピットに座る霊夢は目を閉じていた。衝撃がランチャーストライクを襲う。
・・・
霊夢「・・・ん?」
霊夢は異変に気が付き目を開けた。目の前からガンダムエクシアが消えていた。
GNソードで斬られた痕跡も無かった。替わりに120mm対艦バルカン砲に「GNビームダガー」が二本刺さっていた。
霊夢「もう使えないわね・・・。」
この状態だと咲夜のエクシアと再戦する事は、火を見るより明らかだった。
相手は少なからず機動性に優れている。今装着しているのはランチャーストライカー。
エールストライカーは河童達が修理してる頃だろう。機動性はあちらの方が上である。
残されたアグニと「350mmガンランチャー」で相手の速度に着いて行けるだろうか。
霊夢の心は不安に支配されていた。
紅魔館 大広間
紅魔館の大広間には館の主であるレミリアが椅子に座りながら、咲夜から報告を受けていた。
咲夜「確認出来たMSは一機ですが、パチュリー様の図書館で大きな爆発が起きたと考えると、館の中には二機MSがいると思われます。」
レミリア「分かったわ。」
レミリアは右手に持ってる、紅いワインの入ったグラスを眺めている。
咲夜「では、私は行って参ります。」
咲夜は扉の方へ振り返る。
レミリア「待ちなさい、咲夜。」
咲夜「何か?」
咲夜は振り向いて、尚もグラスを眺めるレミリアの顔を見る。
レミリア「エクシアで出るのなら、アレをドッキングさせて行きなさい。」
咲夜「はい。承知しました。」
レミリアの言う「アレ」を咲夜は理解している様だった。
咲夜が扉から出て行くと、レミリアはワインを近くの小さなテーブルに置き、座っていた椅子から立ち上がった。大広間から見える中庭をガラス越しに見つめながら、
レミリア「咲夜・・・期待しているわよ。」
そう呟いた。
紅魔館 廊下
霊夢「・・・」
霊夢は無言のままランチャーストライクに、長い廊下を歩かせていた。
しかし、いくら歩こうとも、敵の姿は見えず、同じ風景が続くだけだった。
その時、
咲夜「待たせたわね。博麗の巫女。」
遥か遠くから十六夜咲夜の声が聞こえて来る。
霊夢「!!」
ランチャーストライクは前方にアグニを照射する。しかし、手応えはない。
咲夜「じゃあ、始めましょうか。」
咲夜のその言葉と共に、「GNアームズ TYPE-E」とドッキングしたエクシア、
「GNアーマー」が暗闇の中から姿を現した。
それと同時に霊夢は紫に通信を入れた。
霊夢「紫・・・。」
紫「あ、霊夢?どうしたの?」
霊夢「ソードストライカー、修理終わってる?」
紫「武装を修理するだけだから、終わってるわよ。」
霊夢「スキマ経由で送ってくれる。」
紫「了解。」
スキマが出現して、中から出てきたソードストライカーは、ランチャーストライカーを外したストライクのバックパックに装着される。
ストライクは再度ソードストライクに変換された。
GNアームズから左右のGNビームガンが発射される。
ソードストライクはそれをかわし、GNアーマーに向かってパンツァーアイゼンを発射する。
しかし、パンツァーアイゼンは発生したGNフィールドに弾かれてしまった。
霊夢「ちっ、」
ソードストライクは後ろに周り込もうとして、そのまま、GNアーマーの上を飛行するが、
咲夜「甘い!!」
GNアーマーは右アームの大型GNソードを上空で振る。
霊夢「アッ!!」
ソードストライクの右足の爪先が斬られる。
が、ソードストライクは怯む事なく、GNアーマーの後ろへ回った。
咲夜「ちっ、」
GNアーマーは回転を始めるが、それを妨害しようとすると同時に、GNフィールドを破壊するため、ソードストライクはシュベルトゲベールをGNフィールドに突き刺す。
霊夢「このっ!!」
GNフィールドは、シュベルトゲベールを中へ通そうとはしなかった。
霊夢「いけぇ!!」
シュベルトゲベールを突き出す力が強くなる。
咲夜「・・・」
霊夢「え?」
GNフィールドが消えた。エクシアはもうGNアームズとのドッキングを解除していた。
シュベルトゲベールはGNアームズに突き刺さる。
ソードストライクは急いでシュベルトゲベールを抜き出し、GNアームズとの距離を取る。
数秒後、GNアームズは爆発。廊下に大きな穴が空いた。
霊夢「何のつもりよ!」
咲夜「あなたを爆発に巻き込もうと思ったんだけど、失敗したわね。」
霊夢「えげつない事を考えるのね。」
エクシアはGNソードの刃を展開する。
ソードストライクもそれに答える様に、シュベルトゲベールを構える。
次の瞬間、両機はお互いに向かってブーストを使い、相手に迫る。
霊夢「このぉぉぉぉぉ!」
咲夜「はあぁぁぁぁぁ!」
二つの剣がぶつかり合う。
結果、GNソードの刃にはヒビが入り、折れてしまった。
しかし、エクシアは腰から「GNロングブレイド」・「GNショートブレイド」を取り出す。
そして、言った。
咲夜「トランザム。」
はい。六話でした。どうだったでしょうか?
クライマックスって感じですが、ここまでです。
次回で咲夜戦は終わると思います。
では、次回。