と、言うことで第七話です。
今回で咲夜戦は終わる。と思います。
あと、出来ればお嬢様の機体の発表を・・・
まあ、どうぞ。
「トランザムシステム」が発動して、エクシアの全体が赤く染まっていく。
咲夜「これで終わらせる!」
エクシアはブーストを使って、ソードストライクに急接近する。
霊夢「このっ!」
ソードストライクは、近づいてきたエクシアに向かって、シュベルトゲベールを横に薙ぎ払うが、
咲夜「遅い!」
ジャンプであっさりと回避されてしまう。
さらに、右肩のアーマーをGNロングブレイドで切り裂かれてしまった。
その後、エクシアは空中でUターンして、今度は左肩のアーマーをGNショートブレイドで切り裂く。それは一瞬の出来事だった。
霊夢「速い・・。」
霊夢は「トランザムシステム」に驚愕を示しながらも、エクシアへの攻撃を続けた。
しかし、エクシアは攻撃速度を緩める事はしなかった。それによって、反撃は愚か、回避も出来ない状況になっていった。
GNショートブレイドで攻撃を受けたら、一秒と待たずに、今度は、GNロングブレイドでの攻撃を受ける。これがひたすらにループしていた。
装甲は少しづつ傷ついていった。斬撃数が二十回を超えた所で、ついにソードストライクは倒れた。それと同時にフェイズシフトダウンを起こした。機体色がメタリックグレーに変わる。
咲夜「終わったわね。」
エクシアはトランザムシステムを解除、その場を立ち去ろうと、倒れているソードストライクに背を向けた。
霊夢「まだ・・まだ、終わってないわよ。」
ソードストライクは再び立ち上がった。
咲夜「!?」
霊夢「フェイズシフトダウンで気を抜いてるくらいじゃ、私には勝てないわよ!!」
ソードストライクは腰部両脇から、「対装甲コンバットナイフ・アーマーシュナイダー」を取り出し、エクシアに襲いかかる。
咲夜「!」
エクシアは奇襲とも言える攻撃に対応出来ず、両腕、頭部を一気に切り落とされる。
ついで、アーマーシュナイダーはエクシアの両脚を切り裂く。
唯一残ったエクシアの胴体は床に叩きつけられる。
咲夜「うっ!」
エクシアのコックピットに衝撃が走った。
霊夢「はぁ、はぁ、終わった・・・わね。」
霊夢はコックピットへの衝撃で、かなり疲労していた為、息切れを起こした様で、背もたれに寄りかかりながら、ひたすらに呼吸を繰り返している。
紫「霊夢、大丈夫?」
何度目だろうか。紫からの通信が入った。
霊夢「大丈夫じゃないわよ。はぁ、このままじゃ・・はぁ、もう戦えないわよ。」
紫「フェイズシフトダウンを起こしたのね。分かったわ。」
床に大きなスキマが出現、ソードストライクを飲み込んでいった。ソードストライクがスキマの中に消えると、スキマも同時に縮んでいった。
紅魔館の廊下には、エクシアの胴体、切り裂かれた頭、腕、脚部だけが残った。
紅魔館 大広間
妖精メイド「大変です!!」
一匹の妖精メイドが扉から入ってくる。
本来ならMSの整備をしている筈だ。
レミリア「どうしたの?」
どうやら、咲夜のエクシアが心配になり、MSの整備途中で通信室に向かった様だ。
すると、監視カメラには胴体しかないエクシアが映っていたのだと言う。
レミリアはつい数分前までは、使われていなかった通信室に向かった。
妖精メイド「エクシアと通信が繋がってます。」
小さな画面に、コックピットに座る咲夜の姿が映しだされる。
咲夜「お嬢様、すいません。GNアームズを使用したのにも関わらず、エクシアを壊してしまい、敵にも逃げられてしまいました。」
レミリアは据え置きの小さなマイクに向かって喋り始める。
レミリア「いいのよ、咲夜。それより、敵はどこに行ったの。」
咲夜「おそらく、補給の為に一時敵に基地に戻ったのかと。テレポートをした様なので、時期に戻って来るかと。」
レミリアは安堵の表情を表した。
レミリア「分かったわ。今すぐ回収させに行かせるから・・戻って来なさい。」
レミリアはカメラに向かって微笑む。
咲夜「・・はい。」
その言葉を最後に通信は終わった。咲夜はレミリアと同じく微笑んでいた。
レミリアは通信室を出て、MS格納庫へ向かう。
中へ入ると、大勢の妖精メイドが一機のMSの整備をしていた。
レミリア「誰でもいいから、咲夜のエクシアの回収を急いで!!」
レミリアの声と共に数十匹の妖精メイドが超大型トラック、作業用MS「ドラケンE」数機で格納庫を出て行く。
作業用MSはある程度量産されている様だが、戦闘用MSは量産が間に合っていない様だ。
レミリア「整備の状況はどうなの。」
妖精メイド「万全です。いつでも出せます。」
レミリアは整備が完了した為、大きな黒い布を被っているMSを見つめる。
妖精メイド「出撃ですか?」
レミリア「いいえ、まだよ。でも、いつでも出せる状態にしておきなさい。」
妖精メイド達にそう言いつけると、レミリアは格納庫を出て行った。
誰一人歩く者の居ない廊下をレミリアは歩いて行く。
レミリア「目覚めの時ね。これも運命なのかしら?エピオン。」
廊下にそう言い残し、レミリアは扉を開け再び大広間に入った。
はい、七話でした。どうだったでしょうか?
レミリアの機体を、デスティニーと予想された方もいると思いますが、
(と言うか、いました。)
本作ではエピオンで行きたいと思います。
ストライクVSデスティニーはちょっとなぁ・・・そう思ったので。
では、次回。