若き海軍中将の学園生活   作:月見だんご

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1話

「はぁはぁ、まったくどうなってるんだ!?」

 

現在、レイ・クローリーはたくさんのパシフィスタに囲まれていた。

 

「おい!!これはどういうことだ!?ドフラミンゴ!!」

 

そしてその先には王下七武海のひとりドンキホーテ・ドフラミンゴがいた。白ひげとの決戦が終わり海賊達が撤退し始めた頃海軍本部の裏のほうでは、海軍本部中将がドフラミンゴとパシフィスタ達に追い詰められていた。

 

「なぜお前が俺を攻撃する必要があるんだ!?」

 

「フッフッフ....まあ、上からの命令って事くらいは教えてやるよ。」

 

海軍本部で一番上に立つ人間は元帥しかいない、レイは一瞬その事を考えたが、あの仏のような人がこんなことをするはずがないと考えた。

 

「センゴク元帥がそんな事するはずがないだろう!!!真面目に答えろ!!」

 

「ちげぇよ、もっと上だよ。」

 

瓦礫の上で不敵に笑うドフラミンゴ。

 

「今のお前じゃ俺には勝てねぇ、おとなしくしてろ。」

 

「(ドフラミンゴの言うとおりだ。悔しいがここは逃げてセンゴク元帥に・・・・)」

 

レイが逃げようと思った矢先、

 

「おっとそうわさせねぇよ」

 

パシフィスタから放たれるたくさんの光線、しかしそれらはレイの目の前で弧を描くようにそれた、

 

「フッフッフ・・・さすがは海軍中将、悪魔の実の能力の制御もたいしたもんだ・・だが、そのぼろぼろの体でいつまで耐えられるかねぇ。」

 

レイの体はもう限界だった。数時間前の白ひげとの戦闘で白ひげの攻撃を幾度となくくらったのだから。

 

(・・・もう限界が近い、もしものときはあれをやるしかないか・・)

 

「さぁ、もう体もご自慢の能力もつかえねぇだろ、これで終わりだ!」

 

ドフラミンゴが鋭く太い糸をレイに向ける。

 

(・・ここまでか、ここともお別れだな・・・ガープさんにあのときのお礼してないなぁ、まぁいいかあの人そんなこと気にするような人じゃあないし。)

 

「じゃあなレイ・クローリー」

 

「あぁ、じゃあなドンキホーテ・ドフラミンゴ」

 

そして、糸がレイに向かっていく、

 

「覚悟はとっくにできてるみてぇだな・・・なに!?」

 

しかし、レイの体が歪んでいき・・・・消えた。

 

「・・・消えた・・だと?クソッ!!どこ行きやがった!レイ・クロォーリィーー!!」

 

 

 

 

 

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

 

星導館学園の女子寮の前では、特待転入生の天霧綾斗とユリス=アレクシア・フォン・リースフェルトとの決闘が行われていた。しかしその決闘は第三者による妨害と生徒会長のクローディア・エンフィールドの一言によって破棄されてしまった。

 

「はぁー、ありがとうございます。えっと生徒会長さん?」

 

「はい。星導館学園生徒会長、クローディア・エンフィールドと申します。よろしくお願いします。」

 

そっと差し出された手を綾斗は慌てて握った。しかしそれを不満そうに見つめるものもいた。

 

「いくら生徒会長でも正当な理由なくして決闘に介入することはできなかったはずだが?」

 

「理由ならありますとも。彼が転入生なのはご存じですね?すでにデータには登録されているので校章が認証してしまったようですが、彼には最後の転入手続きが残っています。つまり厳密には、まだ天霧綾斗君は星導館学院の生徒ではありません。」

 

ユリスもどちらに理があるかがわかっているのか唇を噛んで悔しそうにしている。

 

「はい、そういうわけですから、みなさんもどうぞ解散してください。あまり長居をされると授業に遅刻してしまいますよ。」

 

その言葉に集まっていたギャラリーたちも散っていく。

 

「あっ!」

 

さっきの狙撃を思い出したのか綾斗は声をあげる。

 

「あの、ちょっと待っ・・・・・」

 

そんな綾斗にユリス肩をつかみ言おうとするが、

 

「捨て置け。どうせもうとっくに・・・・!?」

 

凄まじい轟音に声をかき消された。

 

「な、なんだ!?あれは・・・・クレーターに・・・人?」

 

ユリスが確認しようと近づこうとするが、それをクローディアが手で制した。

 

「私が確認してきます。」

 

「なっ!危険だ!まだ「大丈夫です。」・・・。」

 

クローディアの目には期待と希望の色が映っているように見えた。

 

「・・・わかった。気をつけろ。」

 

そう言ってユリスは綾斗を連れてさがった。そしてクローディアがゆっくりと近づいていくと。

 

「ッ!これは!誰か手伝ってください!早く医務室へ連れて行って治療しないと・・」

 

そこには正義とかかれた白いマントを羽織った、血まみれの青年がいた。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

 

「・・・・・・。」

 

青年、レイ・クローリーは目が覚めたはいいものの、自分が置かれている状況がよく把握できていなかった。ここは病院かどこかだろうか、体のあちこちに包帯がまかれ、ベッドに寝かされていた。窓の外を見てみると暗いことからたぶん夜だろう。そして看病していてくれたのか、金髪の女性がベッドに寄りかかり眠っていた。だが時おり小さな呻き声をだし苦しそうな表情していた。

 

「んっ・・・・私としたことが眠ってしまいました。・・・・あら

お目覚めになられましたか?」

 

「ああ、おかげさまで・・・ところでここはどこだい?」

 

ドフラミンゴとの戦いで、ぎりぎりのところで能力でとんだのは覚えていたが、そこからは気を失ったのか、よく覚えていない。

 

「ここは星導館学園高等部の医務室です。」

 

「星導館学園?なんですかそれ?」

 

「えっ・・じゃあアスタリスクや星脈世代という言葉に聞き覚えは?」

 

「・・・知らない。・・あの聞いてもいい?」

 

「はぁ、どうぞ・・・」

 

「ここはグランドラインのどこか?それとも・・」

 

「グランドライン?なんですかそれ?」

 

「えっ・・・」

 

「「・・・あの」」 

 

「「・・・・・」」

 

「先にどうぞ。」

 

「はい、じゃああなたはなぜ、あんなにケガをしていたのですか?あと、グランドラインというのはなんですか?」

 

始めはふざけているのかとも思ったがどうやら違うらしい。そしてこの女性にグランドラインや大海賊時代が始まり、世の中が海賊があふれ、自分が海賊を取り締まる海軍本部の中将ということそして世界政府上層部に抹殺されかけ、能力で脱出したらここきたということを話した。

 

「なるほど、ではあなたは別世界で脱出しようとしたところこの世界にきてしまったとゆうことですね?」

 

「ああ、ところで「この世界について・・ですよね?」・・ああ。」

 

レイは<落星雨>という災害の影響で国家が衰退し、混乱の極みにあった世界経済を乗り越えるために無数の企業が融合した、<統合企業財体>が大きな力を手にしたこと。

隕石群からは未知の元素<万応素>が検出され、<星脈世代>という新人類をうみだしたこと。そして<星脈世代>が参加する<星武祭>のことについて聞いた。

 

「そうか、俺これからどうしよう・・・・」

 

「それでしたら、星導館学園にきてみてはどうでしょう?実力は申し分ないはずです。」

 

「いいんですか?というかそんなことできるんですか?」

 

「はい、私が生徒会長ですから。」

 

「じゃあ、お世話になります。えっと・・」

 

「クローディア・エンフィールドと申します。」

 

「レイ・クローリーです。よろしくエンフィールドさん。」

 

「クローディア」

 

「え?」

 

「クローディア!」

 

「いや、あったばかりの女性をしたの名前で呼ぶのはちょっと・・」

 

そういうとクローディアはいきなり抱き着いてきた。

 

「ッ!痛いってば、傷が「呼んでくれないと離しません。」・・わかったよクローディア。」

 

だがそれでもクローディアは離れない。

 

「クローディア?」

 

「もう少しこのままでいさせてください。」

 

そういうとクローディアはしたから見上げてきた、それは上目づかいというやつで、

 

「か、かわいい・・・」

 

「えっ・・ふふっ」

 

それを聞いて嬉しそうにするクローディア。

結局クローディアがレイから離れたのは30分後だったという。

 




どーも月見団子です。
今回のこれが初めての投稿なのでいろいろな感想など遠慮なくお願いします。
週一で投稿できるようにがんばりたいと思います。

悪魔の実についてはそのうち・・・
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