BIOHAZARD CODE:M.A.G.I.C.A.   作:B.O.A.

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・1998年7月25日

アンブレラ幹部セルゲイがアルバートの裏切りに気付き、洋館の全てのデータをR.Q.「レッド・クイーン」に避難させる。


~バイオハザード・アンブレラ・クロニクルズ~ファイル・転生


chapter 3-7

・見滝原市、ビル建築現場。

 

 

 

さやかと杏子が移動している頃、

 

「らあああああああああああ!!!」

「ーーーーーーーーーーーー!!!」

 

ビルの中では、“怪物”共が激しい戦闘を繰り広げていた。

 

「ーーーーーーーーーーー!!!!」

 

タイラントが引き抜いた鉄骨を竜二に投げる。

 

「もうソイツは見飽きたぞ!!!」

 

左手の触手でぶら下がった竜二は、投げられた鉄骨に右手の触手を巻き付け、投石機の様に回転して投げ返す。

 

「ーーーーーーーー!!!」

 

対してタイラントの方は鉄骨を両手で弾き飛ばし、鉄骨は下に落ちて轟音を立てる。

 

(クソッ……!さっきからこればかりだ…………!)

 

このタイラント、鉄骨を武器にしているらしく接近するとぶん回してくる。

で、遠くに離れるとぶん投げてくる。

幾ら竜二でも、タイラントに接近戦で勝つ自信は無い。

触手で拘束しても、銃撃による火力が無い上に、“スーパー化”される可能性もある。

高所から叩き落すと言う手もあるが、タイラントに致命傷を負わせるには自身の“リミッター"を外す必要がある。

(手榴弾自爆はご遠慮願いたいし、やはり援軍を待つのが最善だな)

 

と、丁度その時に、

 

『此方レズモンド! 今到着した!!』

「兵装は!!?」

『アサルトライフルにグレネードランチャー、C4爆弾をタンマリだ!! ロケットランチャーが無いのは許してくれ!!!』

「オーケー。そんだけありゃ十分だ!!!」

 

投げられる鉄骨を回避しながら、

 

「今からビルの外にコイツを叩き出す! 工事現場の敷地にありったけの火力を集中させろ!! “スーパー化"される前に蹴り付けるぞ!!!」

『了解だ!! 行くぞ野郎共!!!』

 

通信が切れると、竜二は下をチラリと見る。

下では二台の高機動作戦車両(ガンビット)が工事現場に入り、車体を縦に並べて止まる。

 

『竜二! C4を仕掛けるのに時間が掛かる!! それまで引き付けられるか!!?』

「任しときな!!!」

 

竜二はそう返して、目の前のタイラントに向き合う。

 

「ーーーーーーーーーーー!!!」

「もう少し遊んでやるよ!!! 来な!!!!」

 

その声に合わせるように、鉄骨を持ったタイラントが突っ込んでくる。

 

「ハズレ!!」

 

竜二は真上の鉄骨に触手を巻き付け、大車輪をする様に突進を躱す。

 

「こっちはJack•Pot(大当たり)だ!!!」

 

その勢いのまま、後ろからキックをかます。

 

「ーーーーーーーーーーーー!!?」

 

吹っ飛ぶタイラントに対し、竜二は触手を曲げて鉄骨の側面に足を付けると、

 

Back to Back(オマケだ)!!!」

 

タイラントに向かって、全力で突っ込む。

 

「ーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!???」

 

タイラントが鉄筋にぶつかったのと、竜二がタイラントに追い付いたのは同時だった。

凄まじい衝撃で鉄筋が凹み、放した鉄骨が吹っ飛ぶ。

悲鳴を上げたタイラントの中で異音が響き、内臓が潰れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

それは同時に、竜二にも言える。

 

 

 

 

 

 

 

 

「がああああああああああ!!」

 

ぶつかった事で、肋骨や内臓が駄目になった竜二は、だが触手を動かしてタイラントに突き立てる。

 

「ーーーーーーーーー!!!」

 

絶叫を上げてタイラントは腕を振り回す。

成す術なくぶっ飛ばされた竜二は、向かいの鉄筋に突っ込む。

 

「…………完了っと」

 

だが、次の瞬間には復帰し、横の鉄骨の上に乗る。

 

(これで本当にぶっ潰して良いな。下はまだか?)

『準備完了だ!!』

(全く、タイミングの良い!!)

 

竜二は通信機を取ると、

 

「了解! 合わせろよ!!」

 

そう叫んで、タイラントに突っ込んで行く。

 

「ーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

 

タイラントは、避ける事なく受け止めるつもりのようだ。

 

(好都合!!)

 

竜二はそのまま、タイラントに突進して抱き付く。

 

「ーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

タイラントは抱き付く竜二に鋭く拳を叩きつける。

人間が喰らえば、確実に卒倒するようなその一撃を、

 

「ヌルいな」

 

竜二は顔で平然と受け止めていた。

 

「ーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

咆哮を上げて殴打を繰り返すタイラントを余所に、竜二は触手を動かしてビルの外に跳ぶ。

急降下して行く先には、円形に敷き詰められたC4爆弾があった。

 

 

 

 

 

ズドォオン!!!

 

 

 

 

 

その中央に、竜二とタイラントは落ちる。

砂煙が上がり、彼等の様子が確認出来なくなる。

 

「ターゲットと竜二、落下!!」

「クソッ、煙で何も見えんぞ。どうなっている!?」

 

そこから少し離れた高機動作戦車両(ガンビット)に乗って、取り付けた機関銃を持つレズモンドは部下に確認する。

 

「駄目です! 状況が分かりません!!」

「マズいぞ。このままでは、タイミングが…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

轟音と共に、レズモンドの乗るガンビットのボンネットに着地する竜二。

それを見たレズモンドと、

 

 

 

 

「今だ!!!」

 

 

 

 

竜二の声が重なる。

そして…………。

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

・見滝原市、跨道橋。

 

 

 

四車線ある高速道路上にある小さな橋、そこは眼下の激しい往来と真逆に一種の死角となっている。

そこに距離を置いて杏子とさやかは対立する。

 

「ここなら遠慮はいらないよねェ。派手にやるならもってこいだ」

「そうだね。一々加減なんて考えらんないし」

 

チュロスを食い切った杏子は、自身のソウルジェムを掲げて魔法少女姿に変身する。

それを見て、さやかも自身のソウルジェムを手に取る。

 

 

 

 

 

 

 

「待って、さやかちゃん!」

「美樹さん!」

 

 

 

 

 

 

 

(!)

 

虚を突かれたさやかは、背後を振り返る。

そこには、マミとまどかがキュウべえを連れてやって来ていた。

 

「まどか、マミさん…………」

「駄目だよ! さやかちゃん! こんなの絶対おかしいよ!」

「私に任せてって言ったじゃない! お願い美樹さん、どうか引いて!」

 

必死に制止しようとする二人に対して、さやかは、

 

「ゴメン、マミさん。約束破っちゃって。まどかもゴメン。心配ばっか掛けて。でも、今のあたしの邪魔だけはしないで」

「そ、そんなのって無いよ!」

「これは、あたし自身の問題なんだ。ここで引いたら、あたしはあたしで居られなくなる。だからお願い、二人共、あたしの我儘を聞いて」

「美樹さん…………」

 

落ち着いた様子のさやかに、二人は言葉を詰まらせる。

 

「でも、分かっているの? 佐倉さんは、実力も経験も上なのよ。勝ち目なんてあるの?」

「…………」

 

黙り込むさやかを見て、マミは自身のソウルジェムを掲げて、

 

「…………マミさん?」

「美樹さんがそこまで言うなら、私は止めるつもりはないわ。ただ、私は美樹さんに死んで欲しくないの。これは、その為の準備よ」

 

魔法少女になったマミがそう言う。

 

「佐倉さんも良いわよね?」

「…………勝手にしろ」

 

いい加減待ちくたびれた様な感じで言う杏子。

と、そこに、

 

 

 

 

 

 

「…………どういう事かしら。美樹さやか」

 

 

 

 

 

 

杏子の後ろから、不意に姿を見せるほむら。

それを見て、さやかは、

 

「…………そうだね。あんたにも謝らなきゃ」

「謝罪されるくらいなら、直ぐにでもこの無駄な諍いを止めて欲しい物ね」

「…………ゴメン。あたしにとっては無駄じゃないんだ」

 

ほむらをしっかり見据えたさやかは、

 

「あんたが何の為に動いてるかなんて、あたしにはハッキリ分からないし、本当はそいつと同じ自分勝手な奴じゃないかって思ってるけど、あんたがあんたの目的の為に動くように、あたしはあたしに必要な事をする。邪魔するなら容赦しないよ」

「…………」

 

もはや止められないと悟ったほむらは、そのまま黙り込む。

 

「…………お仲間の許可は頂いたかい?」

「うん。待たせてゴメンね」

 

ようやく、二人はもう一度視線を交わす。

さやかは、自身の手の中にあるソウルジェムを掲げようとして、

 

 

 

 

 

 

 

ドォォォォォォォオオオオオオオオオオン・・・・・・!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

遠くから響いた轟音と共に、周囲の街頭がチカチカと点滅する。

 

「きゃっ」

「な、何?」

「…………」

 

まどかは悲鳴を上げ、マミは不安そうに周囲を見渡し、他の三人は無言で周りに注意を向ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、気付いてしまう。

 

 

 

 

 

さやかの顔の直ぐそばに、ボンヤリと光の玉が浮かんでいる事に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ギイイイイイイイイイイイ!!!!」

「うわあああああああああっ!!!!」

「!!?」

 

透明な“何か”がさやかに飛び付き、そのまま押し倒す。

その拍子にソウルジェムが宙を飛び、下に落ちて行って、

 

「ッ!! マズい!!」

 

偶々下を走ってたトラックの荷台に乗って、一瞬で彼方に運び去られる。

 

「きゃあああああああああああああ!!!」

「ッ!」

「美樹さん!!」

 

悲鳴を上げるまどかの前で、杏子が“何か”を蹴り飛ばし、マミが捕縛するというファインプレーを見せる。

それを見届けたほむらは、トラックを追うべく姿を消す。

 

「ギイイッ、ギイイイイイイイイイイ!!!」

「な、何なんだよコイツ!!?」

「美樹さん、大丈夫!!?」

 

捕縛されて藻掻く“何か”に気圧される杏子を余所に、マミは倒れたさやかを抱き上げる。

 

「えっ…………」

 

蒼白になった顔で、マミはさやかを見る。

 

「ま、マミさん?」

「どうしたんだ?」

「…………嘘でしょ…………」

 

尋ねた二人を見ずに、マミはポツリと、

 

 

 

 

 

 

「…………死んでる…………?」

 

 

 

 

 

 

「…………な…………?」

「嘘、嘘だよね…………?」

 

杏子は驚愕に目を剥き、まどかは呆然とさやかに駆け寄る。

 

「さやかちゃん、ねぇ、さやかちゃん…………起きて、ねぇ? ……………………ねぇ、ちょっと…………どうしたの? ねぇ!? 嫌だよ、こんなの…………さやかちゃぁん!!」

「…………そんな…………嫌よ…………」

「…………ッチッキショウ、テメェェェ!!!」

 

マミとまどかは呆然とし、杏子は怒り露わに槍を“何か”に突き出す。

 

「ギイイイイイイイイィィィィィ…………」

 

槍は透明な空間に突き刺さり、“何か”は緑色の体液を撒き散らす。

そして、それが止まった時に、

 

「なあっ…………!?」

 

突然実体化し、灰色の虫のような“怪物”が姿を見せる。

その異様な姿に唖然とする杏子。

と、ここで、

 

 

 

 

 

 

 

 

「やれやれ、彼女は相当不幸者のようだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで何も喋ってなかったキュウべえが呆れたように話し出す。

 

「テメェ、何が言いたいんだよ…………!」

「よりにもよって、ソウルジェムを手に持ってた瞬間に襲われるなんて、そうとしか言えないよ」

「何?」

 

キュウべえの言葉に、三人が顔を上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「彼女は文字通り、自分の命を手に持ってた時に、襲われたんだよ。滅多にない事故だからね…………」

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

・見滝原市、ビル建築現場。

 

 

 

竜二達の前で、巨大な火柱が立っている。

有りっ丈のC4爆弾とグレネードランチャー、アサルトライフルの掃射によって、タイラントの落ちた場所は火の海になっていた。

 

「やったのか…………?」

 

横でレズモンドが呆然と言う。

竜二も眼前を注視しているが、動く物はない。

 

「…………ああ、恐ら」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

「!!?」

 

二人が前を向くと、炎の中からゆっくりとタイラントが起き上がって来ていた。

左手は根元から裂け、まるでノコギリの様にその断面から爪が伸びている。

右手はまるでトゲ鉄球のようであり、恐ろしく太い。

2m程の身長も倍近くまで大きくなり、全身の皮膚は黒い岩石の様な甲殻状に変化している。

 

「トドメを刺しきれなかったか…………!」

「…………」

 

悔しそうに呟くレズモンドの横で竜二が無言で通信機を取る。

 

「…………ジョージ」

『…………どうした』

「“半分”解除してくれ」

『…………ああ、クソッタレ』

 

竜二は自分の中の何かが外れる感覚を覚える。

それを確かめた後、レズモンドを見て、

 

「アレは俺が潰す」

「…………」

「手を出させるな。自分から危険に突っ込む奴まで面倒見切れん」

「…………済まん」

 

そう言うと、竜二はタイラントにハンドガンを撃つ。

 

「ーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

甲殻に弾かれる銃弾に気付いたタイラントが咆哮を上げる。

 

「いい子だ。だから、ついて来い!!」

「ーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

大きく跳躍してビルの中へ入る竜二を追って、タイラントも一気に跳び上がる。

触手を使って高速で頂上まで上がった竜二は、後ろを振り返って、

 

「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄筋を垂直に駆け上がって、目前まで迫るタイラントに唖然とする。

 

「ーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

「ッ!!」

 

振り降ろされる右手の鉄球を、触手を鉄筋に突き刺し身体を大きくずらして躱す竜二。

直後、

 

 

 

 

 

 

 

バキィ!!!!

 

鉄筋が右手の一撃で折れる。

 

 

 

 

 

 

 

(ッ!? このバカ力が!!)

 

支えを失って落下した竜二は、下の段の鉄骨に触手を伸ばす。

 

「ーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

タイラントは鉄筋に垂直に立ったまま、“その場で”方向転換して垂直に駆け下りてくる。

よく見ると、足の指が肥大化しており、それで鉄筋を挟み込んでいた。

 

(いい!!?)

 

嫌な予感がして、竜二は慌てて触手で鉄骨を叩いて反対側へ跳ぶ。

タイラントは左手のノコギリバサミのような手で鉄骨を挟み、

 

 

 

 

 

 

 

バッチン、と鉄骨を寸断する。

 

 

 

 

 

 

 

(…………)

 

もはや、言葉が思い付かない竜二。

タイラントはこちらに向かって、鉄骨に沿って向かってくる。

 

(飛んで来ない辺りはまだマシか)

 

それでも、相当な速度である。

だが、竜二は打開策を見付けていた。

 

(斜めに動けば、引き離せる!!)

 

触手を使い、螺旋状に上に向かって移動する竜二。

それを追って同じ階をグルグル回り出すタイラント。

 

(良し!)

 

ある鉄筋の頂上で止まる竜二。

そこは、二つの鉄筋の間に一本の鉄骨が渡してあった、その一角だった。

そこに向かって、タイラントは鉄筋を駆け上がる。

 

「…………」

 

竜二が右手を横に真っ直ぐ伸ばす。

その黒いコートの裾から、パチンパチン、と何かの留め具が外れる音がする。

その裾を触手が押し退けて反り返らせ、竜二の肘から先が露出する。

 

「ーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

タイラントが咆哮と共に目前に迫る。

 

「…………こいつは、不用意に乱発出来んしな」

 

右手から凄まじい異音が聞こえて、手首から花弁状に展開する。

肘から先の皮膚が裂け、筋組織を露出しながら膨張して行く。

 

「ーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

眼前に迫ったタイラントが、右手を振り下ろす。

直後に、竜二は反対側の鉄筋に刺してあった左手の触手を使い、鉄骨上を滑る様に移動する。

右手を空振り、鉄筋の頂上に立ったタイラントに右手を向けて、

 

 

 

 

 

 

 

 

「一撃で、決める」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高速道路を走るトラックの後ろを、ほむらは連続で時間停止を使って追う。

やがて、トラックの荷台によじ登って、そこに乗っている青いソウルジェムを見付ける。

それを手にとって、引き返そうとした時だった。

 

 

 

 

 

ドガンッ!!!!!

 

 

 

 

 

 

トラックの前方に何かが落ちて、運転手は急ブレーキを掛ける。

 

「ッ!?」

 

トラックの荷台に立っていたほむらは、衝撃で投げ出される。

 

「あぐゥ!!!!」

 

背中を強かに打ち付けるほむら。

 

「くっ…………?」

 

起き上がって見ると、トラックの前に斜めに小さな穴が空いていた。

 

 

 

 

 

ドサッ!!

 

 

 

 

 

「!」

 

何かが落ちた音を聞いて、ほむらは辺りを見渡す。

 

 

 

 

 

 

 

 

高速道路の側の建造中のビルの上に、人影があるのに気付く。

 

 

 

 

 

 

 

 

(!!!?)

 

その直後に、背筋が急激に寒くなるのをほむらは感じる。

本能が、それを見てはいけないと言っているような錯覚を覚える。

余りの衝撃で、辺りに臭う火薬の匂いにすら気付けなかった。

 

「…………」

 

暫く留まっていた人影だが、突然そこから飛び降りる。

 

「!?」

 

身を固くするほむらだが、先程の様な音はならない。

 

(…………何だったの…………?)

 

目の前で起きた事の衝撃に、ほむらはただ呆然としか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、ある所では、

 

「魔法少女との契約を取り結ぶ僕の役目はね、君達の魂を抜き取って、ソウルジェムに変える事なんだよ」

 

三人の少女達が、隠されていた事実に呆然としていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、

 

「隊長、これ…………」

「ああ、…………間違い無い」

 

事態は、大きく動き出そうとしていた。

 

 

 

 

 




遅くなりました。B.O.A.です。

今回を持って、本編の更新速度が遅くなります。
それでも続けていくつもりですので、応援の程宜しくお願いします。

それでは、ここまでにして。
次回、また会いましょう。
感想等、お待ちしてます(^-^)/



PS:タイラント戦BGM2 ~バイオハザード5より「Majini Ⅱ」


・スーパータイラント戦BGM ~バイオハザードディジェネレーションより「Degeneration」
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