初音島の悪虐皇帝   作:帰ってきた

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お久しぶりです、社会人となり中々執筆時間がなく更新が大幅に遅れてしまいました。

待ってた人もそうで無い人もこんな駄文でありますがこれからもよろしくお願いいたします。


悪虐皇帝と実行

さて、渉から白河がいなくなったという報告を受け現在俺は自分のクラスに居た。

 

 

白河の控え室となっていた教室を見張っていた生徒によるとほんの二、三分持ち場から離れて戻って来てしばらくしてから直ぐ教室を覗き見ると白河がいない事が判明した次第である。

 

 

教室内は騒然としており様々な声が飛び交っていた。

 

 

「どうだ!?見つかったか?!」

 

 

「どんな情報でもいい!白河の目撃情報を集めろ!!」

 

 

「次の公演まで時間無いぞ急げ!!」

 

 

「もう、時間ねぇよ!間に合わねぇよ!!」

 

 

「泣き言言ってる暇あるなら探しに行ってこい!!」

 

 

白河を探すのに躍起になって教室内は慌ただしくなっていた、このままでは収集がつかなくなってしまうな。

 

 

やれやれと思いつつもこの事態を引き起こした一因は俺にある、というよりもこのままにしておくのは計画云々は置いておくとしても彼奴らに負けるというのは癪だ。

 

 

迅速に対処せねばな、俺は教室内に作られた特設ステージに立つと二回大きく手を叩く。

 

 

その音は周りの声より小さい音にも関わらず、クラス内に響いたように感じた。クラスメイト達の視線が俺に集中する。全員の視線が集まったのを感じ俺は口を開く。

 

 

「落ち着け、慌てても事態は好転しない。」

 

 

俺の言葉を聞きクラス内は先程とは打って変わって静かになる、さて、これで話しやすくなったな。

 

 

「緊急事態につき俺が指揮を取るが構わないな渉?」

 

 

「お、おう。」

 

 

よし、渉からの許可も出た。此処からは俺の計画通りにやるとしよう。

 

 

「さて、まずは白河を捜索している生徒を全員戻す。」

 

 

「えっ?いやいや待てよルルーシュ。主役の白河がいねぇとどうしようもねぇだろ?」

 

 

渉の言葉を皮切りに周りからも同様の言葉が飛び出してくる、予想通りの反応だ。

 

 

「勿論ちゃんとした理由は有る、まず男子生徒をターゲットとした店が他に有ると言う事だ」

 

 

「それって杏達の店か?」

 

 

「ああその通りだ、同じ男性客をターゲットととした店が二件並んでいる。これは客の奪い合いが必然的に起こってしまうだろう。」

 

 

「そうなると妨害工作が熾烈なものになるのは明らかだ、ならばそれを避けるために白河がいないというこの状況を逆手に取り、ターゲットを男子生徒から女子生徒に変更する。」

 

 

俺の言葉を聞き察しの良い生徒たちは予測がついたようで、俺の事を見る。自分で言うのもなんであるが俺は女子生徒からの人気がある。

 

 

これを使わない手はない、現に今。俺の発案に対し女子生徒たちの反応は良好である。

 

 

中には黄色い歓声を上げている者もいる、男子生徒たちもこれ以上無い手であると思っているのだろう。先程から一転して笑顔をみせ始めていた。

 

 

「おぉーしっ!!やることも決まったことだし、とっとと準備に取り掛かるぜオメェら!!」

 

 

渉が声を上げると、渉のテンションに触発されてか周りもより一層士気が高まった。

 

 

やはり、こういった時の渉は頼りになる。此奴の場を盛り上げるという点は高く評価できる。

 

 

渉はなんだかんだで言って頼りにされている節がある、それが主に女子にでは無く男子であるという点はどこか虚しさを感じる。

 

 

そんなことはさておき、渉が中心となり物事がスムーズに進行して行く中俺はというと現在控え室で待機している。

 

 

ある程度の指示は済ましているので後は待つばかりである、そして俺は制服のポケットから携帯を取り出すと。

 

 

『全て予定通りに進行している、生徒会も俺たちの動きに勘付いている様子は無い。後の仕込みは彼女に任せる』

 

 

メールを送信し、しばらくすると返信が来た。

 

 

『OK〜計画は最終段階へと突入した、各員の奮闘を祈る。』

 

 

やり取りをしているのは俺とお前だけだがな、まあ。そこはどうでもいいが。

 

 

『卒パの終了は近い、気を抜くなよ杉並』

 

 

『フッフッ、当然だ。お前も油断するなよルルーシュよ。ではさらばだ!!PSこのやり取りを記録したメールは直ぐさま削除するように。削除しなかった場合貴殿の携帯はウイルスに感染する』

 

 

相変わらずの文面である、だがまあ。いい、最終段階に入った時点で俺たちの勝利は揺るがないものとなった。後は杏たちとの売り上げ対決のみだ。

 

 

この勝負はもう無意味なものであるが、折角だ勝ちに行くとしよう。

 

 

俺は誰もいない教室でほくそ笑みながら自身の出番を待つのであった。




今回は短いです、予定ではあと二話くらいで春風のアルティメットバトル編を終わらせる予定です。
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