初音島の悪虐皇帝   作:帰ってきた

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更新遅れました、来たるVRの為にバイト三昧な日々を過ごしていた作者です。


悪虐皇帝と幼馴染たち

食堂で高坂先輩と一悶着あった後日、今学校内ではスポーツテストの話がちらほらと上がっている。それに伴なってか最近休み時間になると生徒会の人間と思われる生徒に見張られ始めた。

 

 

問題児筆頭とも言える俺だ。生徒会も俺が何かしらのアクションを起こすと考えているのだろう。

 

 

まあ、その通りなのだが。だが。その程度のことで辞めるつもりなど毛頭ない。

 

 

着々と準備を進める中未だに杉並という生徒とは接触できずにいた、所属しているクラスに何度か訪れはしたが。

 

 

気がつくともういないやら、さっきまでいたがいつの間にか居なくたっているということが殆どであった。

 

 

これはもう意図的に避けられているとしか思えない。向こうは俺と接触する気がないのかはたまた何か他に理由があるかだが。

 

 

さて、時刻は既に昼休み。渉は別のクラスの友人と学食に行った。俺は今日は弁当を持参してきているため学食に行かなかった。

 

 

「杏たちのクラスに行ってみるか?」

 

 

席を立つとそのままクラスを後にした、そんなに距離が無いのであっという間に杏たちのクラスに到着する。

 

 

そしてそのまま扉を開ける、クラスに残っていた人が扉を開ける音に反応し視線が集まる。

 

 

そしてその視線の中に目的の人物たちがいた、視線が合うと。

 

 

「あーっ!ルル君だ」

 

 

俺と視線が合った茜が大きく手を振っていた、隣にいる杏も小さく手を振っていた。俺は二人の元に真っ直ぐ歩いて行く。

 

 

「やっほールル君」

 

 

「ちゃお」

 

 

「ああ、ここの席空いているか?」

 

 

「うん、この席の子は大体昼休みが終わるギリギリまでは帰ってこないから」

 

 

「そうか、なら座らせてもらうか」

 

 

そう言って俺はその席に座る。そして机の上に持ってきた弁当を机に置く。それを見た杏たちは。

 

 

「ルルーシュ。もしかしてお昼のお誘いかしら?」

 

 

「んっ、ああ。久しぶりにどうかと思ってな。」

 

 

「あちゃー、ルル君タイミング悪い〜。」

 

 

「私たち今日調理実習があったのよ、だからもうお昼は済ましちゃったのよ。」

 

 

「そうか・・・まあ、折角来たのに何もせず帰るのもあれだな。」

 

 

「そうだねぇ、お喋りしながら。って言うのが無難かなぁ?」

 

 

「ふふっ、そうね。私たちはルルーシュの食事風景を話のあてにするわ」

 

 

「じっ〜〜くり観察するからねぇ〜。」

 

 

なんともいい笑顔で言ってくれる、たが長い付き合いだからわかるがこの手の笑顔は碌でもないことを考えている顔だ。

 

 

まあ、時間ももったいない為二人の視線を無視しながら弁当を広げる。俺に視線を向けていた二人の視線が弁当に注がれる。

 

 

弁当の中身を見て二人は感心したように俺の弁当を見る。両親は現在海外で暮らしている為家のことは全て俺がやっている。料理はもちろん洗濯や掃除に裁縫もだ。

 

 

ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの時も家事もやっていたのがここで生きてくるとは思わなかった。

 

 

「相変わらずルル君の作る料理って美味しそうだよね。」

 

 

「そうね、うら若き乙女の自信をへし折るのには十分過ぎるほどの代物ねあんたの料理は。」

 

 

「褒め言葉として受け取っておこう、そう言うお前たちだって料理は得意だろう。」

 

 

杏は家庭の事情により一人暮らしだった筈、その為俺と同じで家のことは一人でやっている。茜は現在お料理クラブに所属している、所属する以前から家事も家で手伝いをしている為か一通りできる。

 

 

この二人の料理は身内贔屓にしても同年代でも頭一つは飛び抜けていると言えるだろう。

 

 

その点から言うとこの二人も人のことは言えないだろう。

 

 

「あっ、でも。桜内君も料理の腕はかなりのものだったよ。ちょっとびっくりしたかも。」

 

 

「確かにあれは大したものだったわね、他の男子なんて大多数が適当な炒め物ばかりだったのに桜内だけはまともな料理だったわ。」

 

 

「うん、そうだよね。あれはルル君といい勝負かもしれないね。」

 

 

「そうか、それは是非とも見てみたいものだな。」

 

 

俺の周りの男子生徒なんかは自炊する奴など殆どいない、なのであまりこの手の話題で盛り上がったことがない。渉なんかは料理のさしすせそさせも言えない。

 

 

なので是非とも料理のことについて桜内とは一度話してみたいものだ。

 

 

その後は、弁当の中身を死守したり。当たり障りのない会話をしたりしているうちに良い時間になってきた。

 

 

俺は弁当を包みに包むと席を立つ。

 

 

「じゃあ、俺はこれで失礼するぞ。」

 

 

「うん、また一人になった時はいつでも来ても良いよぉ〜。」

 

 

「その時は優しく慰めてあげるわ。」

 

 

「誘いは有難いが後者は遠慮しておこう、ではなまた放課後にな。」

 

 

「バイバ〜イ」

 

 

「ちゃお」

 

 

そう言って教室から出る、本当なら噂の月島 小恋にも会ってみたかったが教室にいなかったことを考えると俺と同じで別のクラスの友人の所に行ったのだろう。

 

 

そう思いつつ自分の教室に戻る、余談だが茜たちと食事した事を渉に話すと。

 

 

『なんで!!俺を誘ってくれなかったんだよぉ!!』

 

 

と、言いながら号泣していた。渉を見る周囲の目は冷たかった。




本当は小恋も出したかった。けどこれが今の作者の限界でした。次回は遂にあいつを出します。
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