「キラキラっとときめいていますか?」
そう言うとチャーミー佐藤がウィングライナーに入ってくる。
「みなさんこんにちわ。お茶の間のアイドル、チャーミー佐藤がお送りする。」
チャーミー佐藤はポージングを取る。
「ときめきお仕事ライブの時間です!今日お邪魔したのは・・・・こちら。」
カメラマンが太陽たちレッドウィングスを取る。鈴は緊張していたが、太陽の場合はバドのおかげもあって慣れていた。
「鈴、深呼吸しろ。これから取材とか多くなるんだから。」
「で、でも・・・・」
太陽が小声で話すが鈴は緊張のあまりさび付いた機械のような動きになっていた。
(今日はテレビでマシンロボレスキューの活動を題材にしたドキュメンタリーが収録されている。やってきたのは、太陽たちと同じ子供のレポーターだったんだ。)
「特殊才能育成法のおかげで。子供が大人と同じ職場に着くことが可能になりました。わたくし、チャーミー佐藤はテレビ局で働いていますが、マシンロボレスキューでは少年少女のレスキュー隊員が働いています。その一人、遙鈴さんです。」
チャーミー佐藤は鈴にマイクを向ける。
「ま、マシンロボレスキューは、本部の出場要請が入り、出場します!」
鈴は頬を赤くし、緊張気味にセリフを言った。
「なるほど。それではその様子をちょっと見せてもらうことにしましょう。えー、指令室の方たち聞こえてますか?」
MRR基地指令室では誰よりも宮島が汗を流していた。
「準備の方よろしければ出場指令をお願いします。」
マリーと佐々木が心配そうな目で宮島を見る。マリーはこっそり太陽から渡された紙を宮島に渡す。
“想像してください。今にも命が危ない現場にレスキューが必要な状況を。”
宮島はそれを読むとと気持ちが切り替わった。
「はい、キュー!」
「レッドウィングス、出場せよ!」
「すごいわね、太陽君の手紙。」
「宮島の性格を理解している。」
マリーと佐々木が感心する。
「いつも通りの宮島君でした。よくやりました。」
「よっし!」
宮島は拳を作る。
そしてその直後大回転ベースに乗っていた。
「ファイヤーロボ、並びにエイダ―ロボは大回転ベースへ。」
「まもなく、一番線にウィングライナーが参ります。レッドウィングスの皆さんは白線の内側までお下がりください。」
アリスと小百合がアナウンスをする。
「ファイヤーチーム、ウィングライナーへの搭載はじめ。」
アリスがそう言うとファイヤーチームが搭載される。
「今、管制塔の上にレッドウィングス出場の合図が出ました。チャーミーは、このロマンスが好きです。」
チャーミー佐藤は実況する。
「ターゲット回転、全て問題なし!」
ケンが確認をする。
「ドアが閉まります。」
ウィングライナーのすべての扉が閉まる。
「ウィングライナー、出場!」
鈴がK-BOYを使ってウィングライナーを起動させ、出場する。
「ウィングライナーの乗り心地はもう最高!これこそ日本の誇る科学技術の推移を集めた、マシンロボレスキューのトランスポーターです!」
「・・・・・・・・はい、CM入りました。」
カメラマンがそう言うと一気にチャーミー佐藤は疲れる。
「あー、疲れた。ねえ、この操縦室ちょっと熱くない?冷房効かせてよ。」
椅子にもたれ掛かるチャーミー佐藤がそう言った。
「太陽、急に態度変わったわね?」
「人間、表と裏があるから。」
しばらく海上を移動しているとカメラマンがチャーミー佐藤に声を掛ける。
「チャーミー、CM明けるぞ。」
「ああ。」
チャーミー佐藤はスイッチを切り替える。
「早速、マシンロボレスキュー隊員にインタビューしてみましょう。今日の任務は何なんですか?」
チャーミー佐藤が鈴にマイクを向ける。
「えー、今日は新しく開発された海上コンビナートへの防災指導です。」
「と言うことは、レスキュー活動じゃないんですか?」
今度はエースにマイクを向ける。
「エースに任せな!」
「防災指導も、立派な任務の一つなんです。むしろ、こういった地道亜活動こそが一番重要だと言えます。」
海がそう答えるが、チャーミー佐藤は面白くない表情をしていた。
「はい・・・・マイクは顔を寄せなくてもちゃんと声を拾いますよ。防災指導じゃ数字取れないんだよねぇ・・・・・・・」
(あ、やらせだ。)
太陽はそう思った。そしてレッドウィングスは海上コンビナートに着いた。
海上コンビナート管理室に太陽たちとチャーミー佐藤たちもいた
「この海上コンビナートは完璧な保安体制が整っています。火災に対しても、万全です。」
「火災予防に完璧と言うのは有りません。マシンロボレスキューの安全確認をこれから行わせていただきます。」
太陽は自然体を演じて所長の高田に話す。
「すごいですね、太陽君。」
「アリスはあれ以上の演技ができるわ。」
ケンが感心し、アリスが対抗心を出す。
「前の世界でハリウッドの賞をもらった個の撮影に協力したって話してたな。」
「経験っていつどこで役に立つかわからないわね。」
佐々木とマリーは太陽に感心していた。
「はい、オッケー。中々の自然体だ。次も頼むよ。それとはい、これ。」
チャーミー佐藤は台本が書かれた紙を出す。
「ちょっと台本を書き変えたから、よろしく。」
レッドウィングスはそれを受け取ると内容が大幅に変えられていた。
「なんか違うような気がするんだけど。」
「すっかり、あのチャーミーっての人のペースに巻き込まれちゃったね。」
鈴が文句を言うと海が相槌を打つ。
「いいのかなー?」
ボンが思わず口にする。その声を探ろうとエースと海が辺りを見渡した。
((人が大勢いるところでしゃべるなよ!))
太陽と鈴は思った。
下のブロックへ移動するエレベータを移動中、チャーミー佐藤が撮影内容を話した。
「CMが明けたらエースが自動消火装置の故障を発見するところを撮影します。」
「壊れてませんけど?」
「高田さん、それじゃあ番組が面白くないでしょ?壊してください。」
「そんな無茶な!」
「一時停止くらいできるでしょ?」
チャーミー佐藤が無理難題を言う。
「ちょっとやりすぎじゃないの?」
鈴の言葉に太陽は頷いた。
「僕の番組に口出ししないでくれない。君たちがレスキューのプロなら、僕はテレビのプロなんだ!」
(いやー、ホントにプロだねー。)
太陽は嫌味を心の中で思った。
「でもチャーミ、それって・・・」
カメラマンが口出ししようとするとチャーミー佐藤が阻止する。
「いいかい!チャーミー佐藤は僕一人だけど、カメラマンの代わりはいくらでもいるんだからね。」
(うわ、こいつサイテー。)
その場の誰もが思った。そして下のブロックに着くとチャーミー佐藤を先頭に出て行ったが、カメラマンは最後に肩を落としながら出た。
高田がIDで管理システムの扉を開けると中には防災システムが置かれている機会が供え付けられていた。
「本当にやるんですか?」
「やります。」
「チャーミー、やっぱりやめとこう。」
「何言ってるんだい!それじゃあ数字が取れないよ!視聴者は面白いものを見たがってんの!」
チャーミー佐藤の生意気な態度に限界が来たカメラマンは乱暴にカメラをチャーミー佐藤に手渡した。
「じゃあ勝手にやってくれ!俺は下ろさせてもらう!」
そう言うとカメラマンはその場を後にした。
「大人は頼りにならないなー。」
チャーミーは溜息交じりでそう言うと海にカメラを渡す。
「君、カメラ使えるよね?」
「う、うん・・・・」
「臨時カメラマンとして採用。」
高田が操作パネルを操作し自動消火装置をOFFにする。
「自動消火装置を一時的にOFFにします。」
「オッケー。CM明けまであと10秒。エース、準備いいかい?」
「エースに任せな!」
海がカメラを構える。
「三秒前。二・・・・・・・一・・・・・・」
カメラが回ると真っ先に移ったのはチャーミー佐藤であった。
「ん?おーっと、ただいまレスキュー隊員が何かを発見したようです!」
海はエースにカメラを向ける。
「おお、エースだ!」
宮島はエースが写ったことに喜び声を上げる。」
「少し太っているように見えますわ。」
「テレビってそうなんだよね。」
「だからあたしテレビはやだったの。」
小百合がテレビを見て言うと大地が説明し、アリスが便乗する。
「こ、これは!大変だー!」
「どうしたんです、エースさん?」
「自動消火装置が切れている!僕が気付かなければ大変なところになるところだった!」
エースはわざとらしい演技で装置のスイッチを入れる。
「エースったら、くさい演技ね。太陽の方が上手よ。」
アリスはエースの演技を見て文句を言った。
「自動消火装置、オン!さすがマシンロボレスキューです。おかげで人為的ミスを一つ防ぐことができました。」
チャーミー佐藤は満足した表情をするが高田は全く逆であった。
CMが入るとチャーミー佐藤は指示を出す。
「よし、CMの間にこの施設の一番下の回に行こう。」
チャーミを最後の部屋を出ようとするが、ここで悪い癖が出る。
「もう少し盛り上げある演出が必要なんだよね。」
そしてチャーミー佐藤は自動消火装置をOFFにした。
その頃海中ではガラゴロが進水していた。
エレベーターで最下層に着く太陽たち。
「ここがこのコンビナートの最深部です。」
「ここで火事が起きたら大変ですね。」
「それは絶対に有りえません。」
高田はチャーミにそう言った。するとチャーミはとんでもないことを言った。
「それじゃあ起こしてみましょうか?」
そう言うと発煙筒を取り出すチャーミー佐藤。
「何するの!」
鈴が構える。
「演出だよ、演出。テレビは盛り上がらなきゃ。ただの発煙筒。心配ないよ。」
チャーミー佐藤は発煙させる。
「やめたまえ!煙を感知して、自動消火装置が作動してしまう!」
「自動消火装置は切っておきました。」
「なんだって!」
チャーミー佐藤が衝撃の事実を告白する。
「いい加減にしろ!」
「こんな放送には協力できないよ!」
「じゃお俺がする。エース、頼むよ。」
「・・・・・・・・・・これが最後だぞ。」
「オッケーオッケー。」
さすがのエースでも不本意であった。
時を同じくして海中にいたガラゴロがコンビナートの鎖を右腕のはさみで切ろうとしていた。
その時太陽のサバイバルナチュラルが働いた。
「っ!」
太陽はすぐ様外を見るがガラゴロの姿はそこにはなかった。
(なんだ・・・・・・・・今の?)
「火災元、発見!消火開始!」
エースが消火器で発煙筒を消火する。
「さすがレスキュー隊員。見事な消火作業です。」
「鎮火確認。二次災害、なし!」
「テレビのご覧の皆さま、驚かしてすみませんでした。今のはドッキリでした。」
直後、ガラゴロがコンビナートの鎖を切る。
「シザースラッシュ!」
それによってコンビナートが大きく揺れた。
「な、何事だ!」
高田はコンソールを操作し状況を確認する。モニターにはガラゴロが映っていた。
「さっきのはこいつだったのかよ!こんな時に!」
太陽は最悪の事態であることに衝撃を受けた。
「マシンロボはこの俺が倒してやる。もう一丁、シザースラッシュ!」
今度はコンビナートを貫いた。コンソールからスパークが発生する。
「危ない!」
太陽は高田の手を引っ張りコンソールから離す。直後、コンソールが爆発した。
「火災発生!エース、消火活動開始!」
「おう!」
エースは消火器で消火活動を開始する。
「これはドッキリではありません!チャーミー佐藤、急遽番組の内容を変更して現場から中継をします!」
「いい加減にしろ!」
太陽はチャーミー佐藤を殴った。
「何をするんだ!」
「お前が何の考えも無しに数字稼ぎのやらせをしたせいでこうなったんだろ!」
太陽がそう言った直後、エースは空の消火器を投げ捨てK-BOYを使いファイヤーロボに通信を入れる。
「ファイヤーロボ、火災発生!消火活動を開始してくれ!」
「わかった。」
だがその直後、更に火災は広がりコンビナート全体に火災が発生する。
ウィングライナーからファイヤーチームが出場する。
「モードチェンジ!変形完了!」
ファイヤーロボがロボットモードに変形する。
「総力を挙げて消火を開始する。」
ファイヤーチームは消火活動に入る。
「エース、火災が上の方まで発生している。中の様子はどうなんだ?」
「自動消火装置が切られているんだ!今からそれを作動させに行く!」
そんな時ファイヤーロボが気付いた。
「コンビナートが潮に流されているそ。」
「なにっ!」
「このままだと、隣のコンビナートに衝突する危険性がある!」
するとガラゴロが海中から姿を現した。
「っ!ゾーン展開!」
ファイヤーロボがゾーンを展開する。
「ジェットチーム、並びにソニックボンバー緊急出場!ファイヤーチームの援護に向かってください!」
「「了解!」」
MRR基地からジェットチームとコンボイが出場する。
「こっちもダメだ!鈴、そっちは?」
「非常階段もダメだわ!」
「こっちは大丈夫です。皆さん早く!」
海がエレベーターの扉を開け、全員乗る。その時にはすでにガラゴロが開けた穴によって海水がコンビナート内に浸水していた。
「僕が自動消火装置を作動させて来る。」
「いや、俺がする。エースはファイヤーとガラゴロの対処、鈴と海は地上でウィングライナーを使って対処してくれ。」
「え?でもどうやって?」
海が太陽に問うと鈴が答える。
「ウィングライナーはロボモードになれるわ。」
「遙君、よく気が付きました。ウィングライナーのロボモードへの変形を許可しましょう。」
ブラッドが許可をする。
「その前に・・・・」
「?」
太陽はチャーミー佐藤の方を向くと一気に溝に拳を叩き込んだ。
「うっ!・・・・・・・・・」
チャーミー佐藤はそこで気を失った。
「要救助者一名の安静を確認。」
「太陽君・・・・・・・・・・・もうちょっとマシな方法はなかったのですか?」
「海、お前は何も見ていない。」
太陽がそう言った。事実、カメラにはその光景は映っていなかった。
その頃ファイヤーロボはガラゴロに苦戦していた。
「ファイヤーロボ、状況は?」
「苦戦している。こいつは相当強いぞ
エースの言葉にファイヤーロボは答える。
「ステルスの借りは、この俺が返してやる!」
ガラゴロはハサミをファイヤーロボに振り下ろすがファイヤーロボは紙一重でかわすと懐に入りアッパーをかます。しかしガラゴロは上に跳び回避する。降りるとガラゴロは何度もハサミでファイヤーロボを傷つける。
その頃太陽は保安室に向かっていた。保安室への通路は海水の勢いが強く、進むのが困難であった。
「太陽、生きているか?」
「勝手に殺すな。海流の勢いが強いけど何とかする。そっちは早くケリを着けてくれ。」
「エースに任せな!ファイヤーロボ!ハイパーモード、合体はじめ!」
エースのK-BOYの顔が開き、目が光る。
「ハイパーモード、合体はじめ!エイダ―ロボ各機へ、ハイパーモードへシステムを移行!ハイパーモード、合体準備よし!起動、各部異常なし!レスキュー合体、ハイパーファイヤーロボ!」
「ファイヤーチーム、まとめて倒してやる!」
ガラゴロのハサミが螺旋回転する。
「シザースラッシュ120%増量!」
ガラゴロは上に跳び、ハサミを振り下ろすがハイパーファイヤーロボは回避するとガラゴロを殴り飛ばす。ガラゴロが倒れるとハイパーファイヤーは近づく。が、ハサミによって腕を掴まれ、そして吹っ飛ばされた。
その頃太陽は保安室の扉に辿り着いた。カードをスラッシュするが扉は全く機能しない。
「仕方ない。これ使いたくないけど・・・・・・」
太陽はスラッシュの機械を殴る。誤作動によって扉が開くと一気に海水が流れ込んだ。
(酸素ボンベを!)
太陽は小型酸素ボンベを銜え、作業に戻る。
その頃地上では鈴と海が高田と共にウィングライナーへ乗車していた。
「鈴、コンビナート衝突まであと三分!ウィングライナー、ロボモードへの変形準備!」
海がパネルを操作すると二本のレバーが出てくる。二人はそれを握ると同時に下ろす。するとウィングライナーの腕の部分が上を向いた。そして手回しハンドルが出る。
「救急機動!」
「変形はじめ!」
二人は大きく深呼吸するとハンドルを回し始める。ウィングライナーが上昇を始める。
その頃太陽は保安室で自動消火装置を確認していた。
(目標確認!)
同時にエースはファイヤーロボの代わりに消火作業を行っていた。
(頑張れ、ファイヤーロボ!)
エースがそう思う中、ハイパーファイヤーロボはガラゴロの猛攻を受けていた。
「皆が頑張ってるんだ!私も!」
太陽は水中で重くなった体を必死に動かし自動消火装置を起動させる。
(諦めるものか!)
ウィングライナーでも必至の変形軌道を行っていた。
「衝突まで、後二分!」
「諦めるもんですか!」
二人は声を上げラストスパートに入る。ウィングライナーはこれまでにないくらい上がり、変形までもう少しであった。それを見たエースは「す、すげぇ。」と声を出す。
二人は顔が真っ赤になりながらもハンドルを回す。
それと同時に太陽が自動消火装置を起動させた。
「自動消火装置が起動した!やったな太陽!」
(でも酸素が少ない・・・・・・・・俺の肺持つかな?)
太陽はそう思いながら保安室を出る。
その頃ゾーンではハイパーファイヤーロボがガラゴロから逃げていた。
「敵に後ろを向けすのか、ハイパーファイヤーロボ?それじゃあこれで、止めだ!」
「今だ!」
ハイパーファイヤーロボはオーバーヘッドキックをガラゴロに喰らわせる。ガラゴロはオーバーヘッドによって吹っ飛ばされるがさらに反対側からソニックボンバーがロボモードでキックを喰らわせる。
「ごはぁ!」
「悪い。邪魔だったか?」
「いや、丁度良かった。」
ソニックボンバーと話しているとガラゴロが体を起こす。
「よくも俺を足蹴りしてくれたな!」
突如ガラゴロの身体が燃え始める。
「ファイヤーボールアタック!」
ガラゴロが技を繰り出そうとするが、それをハイパーファイヤーロボが阻止する。
「ハイドロスプラッシャー!」
ガラゴロの火をハイパーファイヤーロボが消火する。
「フォースチップ、イグニッション!」
ソニックボンバーにフォースチップがイグニッションされる。
「ギャラクシーキャリバー!」
ソニックボンバーのギャラクシーキャリバーが炸裂する。
「火を使ったのは間違いだったか!」
ガラゴロは断末魔にそう言うと爆発した。
時を同じくしてウィングライナーの変形が完了した。
「すっげー!」
エースはその光景に感動する。だがコンビナート衝突はすぐそこまで来ていた。ウィングライナーは間に入る。
「衝突まで後二十秒!」
「十分よ!ウィングライナーロボでコンビナートの動きを制御する!」
鈴がキーボードを操作し、コンビナートを掴むと最大出力で止めに入る。
「頑張れ!諦めるな!」
「そうだ!」
海の言葉にソニックボンバーが相槌を打ち、ウィングライナーの背中を押す。
「うぉおおおおおおおおおおおおお!」
ソニックボンバーもバーニアをフル稼働させ、阻止に当たる。
コンビナート同士によって押しつぶされる直前でコンビナートは止まった。
「衝突回避、成功!」
「やった!」
海が報告すると宮島が喜ぶ。
「でも太陽君が・・・・」
「太陽・・・・」
マリーが言うと鈴が心配する。
そんな時であった。マンホールから太陽が姿を現した。
「太陽!」
「もう、心配かけないでよ!」
「悪い悪い。」
丁度ジェットチームも駆けつけてきた。
「太陽、無事だったか!」
「ジェット、来る前に終わっちまったぜ。」
「私たちが活躍しなかったとことはいいことだ。」
ジェットロボはそう言うと回転する。
その後チャーミー佐藤は大々的にバッシングを喰らった。
特別少年育成法が施行されて初のクビになった人物だ。その後のやらせ特番や今回のコンビナート火災によってテレビ業界には二度と顔を出せなくなった。自業自得の結果であった。本人自身が一番の数字を稼いだのは言うまでもない。