出撃!マシンロボレスキュー ギャラクシーと共に   作:ザルバ

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 海岸付近のビル。高層階にいた人たちは火事に巻き込まれ逃げ場を失い屋上で立ち往生をしていた。そこへフライトモードのギャラクシーコンボイが駆け付ける。

「みなさん、マシンロボレスキューです。救助に来ました。」

 コンボイに乗っていた太陽がそう言うと要救助者たちは喜びの声上げる。

 太陽はコンボイの中で敬礼をした。

 

 プルルルルルルルルルルルルルル

 モノレールの発進音が聞こえる駅。そこで“MRR”と書かれた鞄を肩に担いだ子供たちが降りる中、太陽はモノレールの中で寝ていた。

「起きなくていいのか、太陽?みんな乗り換えたぞ。」

 太陽と対峙して座っているボンが声を掛けるが全く起きない太陽。そんな太陽の側をジェット音が通り過ぎた。その音で太陽は目覚める。太陽は外を見るとそこには赤いジェット型のマシンロボ、ジェットロボが飛行していた。

「ジェットロボだ。かっこいい!」

 太陽は見えなくなるまでジェットロボを見ていた。

「だから降りなくていいのか?」

「え?」

「みんな乗り換えちまったぞ。」

 ボンの言葉に太陽は動揺する。

「降ります!降ります!」

 

 本土から離れた島。そこはM(マシン)R(ロボ)R(レスキュー)基地であった。格納庫には第一期候補生たちが整列し、教官三人と対峙していた。

「第一期候補生諸君、マシンロボレスキュー基地へようこそ。自分は教官の宮島武蔵だ。」

「同じく、佐々木幸四郎。」

「同じくマリー尾藤。」

「これより点呼を取る。呼ばれた者は、元気よく返事すること。」

「芦川ショウ。」

「はい。」

「水前寺小百合。」

「はい。」

「歌田進。」

「はい。」

「歌田強。」

「はい。」

「アリス ベッカム。」

「はい。」

「美波ケン。」

「はい。」

「北沢海。」

「はい。」

「愛川誠。」

「はい。両親は警察官です。自分も平和と安全を守る―――」

「余計なことは言わなくていい。」

 佐々木が誠に注意する。

「申し訳ありません。」

「エリアス炎。」

「イエッサー。僕のことはエースと呼んでください。」

 エースがそう言うとアリスが鼻で笑った。

「エースですって?」

「速水大地。」

「・・・・・・・・・・」

 大地は俯いて何も言おうとしない。そんな大地に小百合が肘で小突く。それに驚きながらも返事をする。

「あっ!はい!」

「遙鈴(すず)。」

「鈴(りん)です!遙鈴。」

「元気があってよろしい。」

 宮島がそう言うと鈴は中国拳法の構えを取る。

「大空太陽。」

 宮島は名前を呼ぶが返事が返ってこなかった。

「大空太陽、来てないのか?」

 教官たちが探す中、エースは呟いた。

「まず一人脱落だな。」

 

 一方その頃太陽はMRR基地行きの駅に向かい走っていた。そんな時トラックが太陽の側を通り過ぎる。その途端、太陽のサバイバルナチュラルが発動する。太陽が周りを見ると片足をギプスで補強している子どもが横断歩道を渡ろうとしていた。その側をトラックが走っていた。

(危ない!)

 太陽は走り、その子を抱き抱える形で救う。その瞬間、トラックが通り過ぎた。その際にトラックの荷台の荷物が落ちた。

「大丈夫か?」

「う、うん。」

 少年は太陽の鞄を見て気づいた。

「お兄ちゃん、マシンロボレスキュー隊の人?」

「ああ。まだこれからだけどな。けど寝過ごして今遅れてるんだけど。」

「えっ!」

「でもマシンロボレスキューになれなくても人を救うのには何も一つじゃない。別の形でも人を救うことは出来るからな。」

「お兄ちゃん?」

 太陽は真剣な顔でそう言った。

「じゃあもし僕が災害に遭った時はお兄ちゃんが助けてくれる?」

「ああ、もちろんさ。」

「僕マシンロボが好きなんだ。」

「足が治ったらすぐ来いよ。マシンロボに合わせてやるぜ。」

 太陽は子供の松葉杖を拾う。

「うん。絶対行く。」

「じゃあまたな。」

 太陽は少年に別れを告げると再び走り始めた。

 

「遅れてすみません!」

 太陽がMRR基地に着いた時には、すでにある程度基地紹介が終わっていた。

「誰だ、貴様は?」

「大空太陽です!」

「初日から遅刻とは何事だ?」

「時間を守れない奴がロボマスターだなんておこがましい。」

 誠はわざと聞こえる声でそう言うが太陽はそんな誠を無視する。

「申し訳ありません。以後、気をつけます。あの、教官のお名前は?」

「ん?ああ。俺は宮島武蔵だ。」

「おい!」

「では連帯責任で格納庫の掃除!」

『えぇ―――――――――――!』

 

「巻き添えでございます・・・」

「どうしてアタシたちまでやらされるのよ?」

「貴方のせいよ。」

「ごめんごめん、今度何か奢るから。」

「ホントによ!」

 肩を落とす小百合の側で鈴とアリスが太陽に文句を言う。太陽は三人に何かを奢ることを約束する。

「大空太陽、お前には負けないからな!」

「俺、お前と何か競い合うようなことしたか?」

 太陽は誠の言葉に首を傾げる。

「あのな、坊主。そいつはお前とロボマスターを競うって話をしてんだよ。」

「ああ、そんなことか。」

『そんなこと!』

 太陽の言葉にその場にいたすべての者が驚いた。

「俺は人を助けるためにマシンロボレスキューに入ったんだ。ロボマスターの資格なんてどうだっていいって思ってる。」

 太陽が真剣な顔で話していた。それは十歳の少年には思えない真剣な目をしていた。

 そんな時、ニュースが聞こえてきた。

〈火災に巻き込まれたランドタワービルは消防隊の活躍により、間もなく鎮火される模様です。ビル内にいた人たちは全員脱出しました。今のところ、幸いにも死傷者は出ていないようです。〉

 その時であった。太陽のサバイバルナチュラルが働いた。

(まだ中に人がいる!)

「全員脱出ですって。」

「よかったでございます。」

 小百合とアリスが安堵を吐く中、太陽は言った。

「まだ中に人がいる!」

「今全員脱出したって言ったじゃない?」

「いい加減なことを言うな。」

「いるんだよ!感だけど確かに感じたんだ!」

 太陽はそう言うとマシンロボたちの前に出て呼びかける。

「誰か、俺を現場に連れてってくれ。」

「ダメだ。」

 そう否定意見を出したのはポリスロボであった。

「単なる感で出場するわけにはいかない。」

「お前たちならわかってくれると思ったのに!」

「勝手な思い込みだ、大空太陽。」

 そう言ったのはジェットロボであった。

「俺の名前を知っているのか?」

「候補生全員の名前と特徴はインプット済みだ。幼いころに事故に巻き込まれ死亡扱いとなっていたが最近になって生存が確認されたと。」

「俺のことなんてどうでもいい!ビルに残されてるやつを助けたいだけなんだ!」

「あのビルには、もう人はいない。」

「いるんだよ!」

 太陽はそう言うと梯子を上りジェットの元まで近づく。

「我々マシンロボは、命令無く出場することを禁止されている。」

 ファイヤーロボがそう言うと太陽は言った。

「それじゃあ、ただの機械じゃないか!お前たちはマシンロボだろ?自分たちの意思がある特別な存在なんだろ!」

 太陽の言葉に全てのマシンロボが反応した。

「助けを求めている人がいれば、助けに行くのがお前たちの役目じゃないのか!人を助けるのに命令が必要なのかよ!」

「・・・・・・・・・我々マシンロボには、緊急時に限り独自行動の権限が与えられている。よって、本件を緊急レベルSと判断する。」

 ジェットロボがそう判断を下すとファイヤーロボが口を出す。

「冷静さを失っているぞ!」

「ジェット・・・」

 ポリスロボもファイヤーロボのことに共感するがドリルロボは違った。

「しょうがねぇな。行ってこいよ。まちげぇだったら、まちげぇだったでいいじゃねぇか。」

「乗れ、太陽。今日はお前のサバイバルナチュラルの勘を信じてやる。」

「ありがとう。それとそこのシニョンの!」

「鈴よ!てかよくこの髪型知ってたわね。」

「一人より二人の方が効率的だ!一緒に来てくれ!」

「わ、わかった。」

 鈴は太陽の声に応え梯子を上ると一緒にジェットのコックピットに移った。

 そんな三人を宮島が止めようとする。

「待て!太陽、鈴、ジェット!」

 そんな宮島にマリーが口を出す。

「何言ってるの宮島さん!」

「し、しかし彼はまだ・・・」

「太陽くん。貴方の危機回避能力をアタシも信じてみたい。これを持っていきなさい。」

 マリーはそう言うと何かを投げた。それを鈴がキャッチする。

「なんですか、これ?」

「マシンロボに指示を送るボイスコマンダー、K-BOYよ。」

 鈴はそれをじっと見る。

「行くぞ、ジェット、鈴!」

「了解!」

「ええ!」

 二人はジェットの中に入る。ジェットロボは大回転ベースまで移動。大回転ベースには四機のスカイロボがいた。

 太陽と鈴がジェットロボのコックピットに移動する。レバーが出た途端、太陽の過去の記憶が刺激された。

「どうしたのよ?」

「な、なんでもない。」

 ハッチが開き、滑走路が出ると同時に棟のてっぺんに大きなロボの右手が現れ、手をパーの形を作る。するとジェットロボはジェットエンジンを吹かし、出場する。

「ジェ――――――――――――ット!」

 

 その頃MRR基地指令室では長官のブラッド尾藤が教官三人に話していた。

「予定より少し早くなりましたが、内閣総理大臣に報告してくるよ。」

「パパ。」

「マリー、ここでは長官と呼びなさい。」

「ありがとうございます、長官。」

 マリーは長官に敬礼をする。すると長官は微笑んだ。

「宮島さん、佐々木さん、とうとう動き出したのよ!みんなでジェットチームをフォローしましょう。」

「「了解!」」

 三人が席に着いた直後に候補生全員が指令室に来た。

「なるほど、わかりやすいシステムだ。」

「アリスもできる?」

「出来ると思うよ。」

 皆指示を出す前に自ら行動した。

 

 ジェットロボに乗っている二人に大地が通信を入れる。

「ビルの見取り図を送ったよ。ビルの屋上から入れる。」

「ありがとう。」

 太陽が礼を言うとK-BOYに見取り図が送信される。

「安全確認、よし。ジェットチーム、屋上に着陸する。」

 ジェットが着陸すると赤い消防服に着替えた鈴と太陽が屋上に降りる。

「ビルの中を検索してくる。」

「気を付けろ。」

 太陽がジェットにそう言った途端、またしてもサバイバルナチュラルが働いた。

「どうしたのよ?」

「ジェット、正体不明の物体が接近している!攻撃される危険性があるぞ!」

「なに?」

 佐々木がそう言うとジェットは反応した。その瞬間、突如屋上が爆発した。

 太陽と鈴、指令室にいる全員が見る先には金色のジグザグのラインが入った赤い一つ目の黒い球体が浮いていた。

「なんなのこいつ!」

「ジェット!ゾーン展開を許可する!太陽と鈴は屋内へ退避!」

「了解!」

 マリーが驚く中、宮島がジェットに指示を出す。

 太陽と鈴が屋内に入ると鈴がK-BOYで問う。

「なんあんですか、ゾーンって?」

「ゾーン・・・」

 ジェットが右の人差し指を立て、腕をゆっくりと頭上に上げる。

「展開!」

 ジェットが手をパーにして突き出す。するとジェットの手から波紋上のエネルギーが発生した。

「機動演習、ゾーン。マシンロボだけが作り出せる災害シュミレーターよ。」

「本来はそうだが、災害被害の拡大を防ぐバリア空間としても使用されるものだ。」

 放たれたエネルギーが中心へと戻ってくる。太陽と鈴は身を乗り出して外を見るとそこには大きな鉄の箱が浮いていた。ゾーンⅠ型内部は高層ビルの災害を想定した構造になっていた。

 屋上では黒いロボットとジェットが対峙していた。

「貴様、何者だ?」

「我が名はガラゴロ。」

「何故攻撃する?」

「貴様が・・・・・・・・・マシンロボだからだ!」

 ガラゴロは左の大きな爪を出してジェットを襲うガジェットは回避する。

「ガラゴロ!」

 ガラゴロは金のラインで体が割れ、人型の形になるとジェットロボとスカイロボを攻撃する。

「ジェット、スカイロボを使って!」

「俺に命令するな!俺は俺の意思で戦う!」

「そんなこと言ってるばいいじゃないでしょ!」

 鈴とジェットロボが言い争う。

「それより、要救助者の検索はどうした?」

「ッ!行くぞ、鈴!」

「え、ええ。」

 二人は酸素マスクをかぶってビル内に入る。ビル内は煙で充満して視界は狭かった。

「こんな状況でどう探せば・・・・」

 鈴が困っている時に太陽のサバイバルナチュラルが働いた。

「こっちだ!」

「ちょっと、太陽!」

 鈴は太陽の後を追う。太陽が駆け付けた先には先ほど会った少年が倒れていた。太陽は少年に酸素マスクをかぶせ、救助する。

「要救助者確保しました!」

 鈴が報告するとマリーが鈴に言った

「鈴ちゃん、ジェットに合体指示を出して。」

「え?どうやればいいんですか?」

「ボイスコマンドを送るの。」

 マリーの言葉に宮島が反応する。

「まだ無理だ!一度も訓練もしていないのに!」

「でもこのままじゃ・・・・」

「鈴、やるんだ!K-BOYは今お前が持ってる。」

 二人は少年を屋上に避難させる。

「ボイス・・・・・・・コマンド・・・・・・」

 K-BOYのモニターには合体のイメージ図が映しだされていた。

「わかりました。ジェット!ハイパーモード、合体はじめ!」

 鈴の指示にジェットは応える。

「了解!ハイパーモード、合体はじめ!」

 ジェットはモードチェンジをしてビークルへと変形する。するとスカイロボも変形する。「スカイロボ各機へ、ハイパーモードへシステムを移行!ジェ―――――――――ット!」

 ジェットが上空に上がるとスカイロボは合体準備に入る。

「合体準備、よし!」

 スカイロボが合体準備に入る。が、それをガラゴロが阻止する。

「させるか!」

「ぐぁあ!」

 ジェットは叩き落される。

「どうしよう・・・このままじゃジェットが・・・・」

 鈴が涙を流そうとした途端、太陽が鈴の肩を掴んだ。

「諦めるな、鈴!」

「太陽・・・・」

「俺がなんとかして隙を作る。だからお前は諦めるな!」

「隙を作るってどうやって?」

 鈴の問いに対し太陽は行動で応えた。

 太陽は消防服の中からコンボイからもらったペンダントを取り出す。

「来てくれ!ギャラクシーコンボイ!」

 太陽が叫ぶとサイバトロンマークの目が光る。

「太陽!今行くぞ!」

 ギャラクシーコンボイはフライトモードに変形し太陽の元へ飛ぶ。

「沿岸スクラップ置き場から熱源を検知!太陽くんの方へと向かってます!」

「モニターに出ます!」

 モニターにはフライトモードのギャラクシーコンボイが写っていた。

「消防車?」

「でもあんな形、僕は見たことが無い。」

 エースと誠がそう言う中、ギャラクシーコンボイが太陽の元まで来る。

「乗れ、太陽!」

「おう!」

「ちょ、ちょっと待ってよ太陽!太陽!」

 鈴の制止も聞かず太陽はギャラクシーコンボイに乗り込むとそのままゾーン内部に入った。

「行くぞ、ギャラクシーコンボイ!」

「ああ!」

「「ギャラクシーコンボイ、トランスフォーム!」」

 パックパックが外れ、コンボイはトランスフォームする。

「なんっすか、あれ?」

「あれもマシンロボ?」

 一同が戸惑う中、太陽はコンボイを操縦する。

「いくぞ、ギャラクシーコンボイ!」

「ああ!」

 コンボイはガラゴロに向かい近づくと拳を振るう。

「はぁ!」

「ぐあっ!」

「これでも喰らっとけ!」

 コンボイの右手にコンボイガンが装備され、ガラゴロに向け放つ。ガラゴロの装甲が一部溶ける。

「今だ鈴、ジェット!」

「太陽・・・・・・・・・・・・・うん!ジェット!ハイパーモード、合体はじめ!」

 鈴が叫ぶとK-BOYの顔が出て、目が光った。

「ハイパーモード、合体はじめ!」

 ジェットロボを中心にKEEP OUTの帯が周りに出現する。その周りをスカイロボが雲を描きながら飛行する。

「スカイロボ各機へ、ハイパーモードへシステムを移行!合体準備、よし!」

 スカイロボが配置に着く。

「四番機よし!五番機よし!二番機よし!三番機よし!起動!各部異常なし!レスキュー合体、ハイパージェットロボ!」

「レスキュー合体、よし!」

 ガラゴロよりも高い位置からジェットとコンボイは見下ろしていた。

「俺たちのレスキューを邪魔する奴は!」

「「絶対に、許さない!」」

 ジェットとコンボイはガラゴロに指を指す。

「ガラゴロ!」

 ガラゴロはジェットロボとコンボイの元まで跳ぶと両腕を振り下ろす。しかしその腕をジェットロボは左、コンボイは右を受け止めると同時に拳を繰り出した。ガラゴロは向かいのビルの屋上に落ちる。ガラゴロに向かいコンボイ顔リストガラゴロは逆さまの状態で体を回転させる。

「ギャラクシーコンボイ!」

「やるぞ!」

 迫りくるガラゴロを上に跳んで回避したコンボイはそのままフリーフォールでガラゴロをめり込ませる。

「ガラゴロ!」

「ふん!」

 コンボイはガラゴロを掴むとそのまま振り回し始める。

「「うぉおおおおおおおおおおおおお!はぁ!!」」

 コンボイはハンマー投げの要領でガラゴロを投げるとガラゴロはビルにめり込む。

「今だ、ジェット!」

「了解!ジェット、パンチャー!」

 ジェットパンチャーがガラゴロに炸裂し、ガラゴロは爆発した。

『よっしゃー!』

 指令室にいたみんなが喜ぶ。

「ゾーン展開、解除。」

 ジェットロボの言葉でゾーンが折り畳まれるように解除される。

「戦闘により二次災害・・・・・・・・・無し!」

 ジェットロボは鈴の方を向く。

「レスキュー完了!」

 ジェットロボは敬礼すると鈴、太陽、コンボイも敬礼する。

「「「レスキュー完了!」」」

 

 太陽はMRR基地に戻る途中、宮島に通信を入れていた。

「宮島教官。」

『なんだ、太陽?そのロボットに関する報告は後でいいと言ったぞ。』

「ギャラクシーコンボイのこともそうなんですけど、後二人仲間がいるので受け入れてもらえますか?」

『なにっ!・・・・・・・・・・まあ、黙ってもらうよりはいいか。いいだろう、許可しよう。』

「ありがとうございます。一人は空から来ますけど、もう一人は地上から来るので。」

 その時太陽に通信が入った。

「少し失礼します。もしもし?」

『よう、太陽。』

「ライガージャック!」

『俺はソニックボンバーに運んでもらうよ。だから安心しな。』

『ま、下手に騒がれるよりはいいからな。』

「ソニックボンバーも!そう言うことで教官、よろしくお願いします。」

「わかった。その代り、説明はきっちりしてもらうからな。」

 

 そしてMRR基地。そこには第一期候補生たちがMRRの制服姿で整列していた。後ろにはマシンロボたちとギャラクシーコンボイ、ライガージャック、ソニックボンバーが並んでいた。

「特殊才能育成法により、年齢に関係なく様々な仕事に就くことが出来る様になりました。候補生の諸君、今日から君たちはここでマシンロボのロボマスターを目指してレスキュー訓練に励んでください。」

 ブラッドがメガホンを使ってその場にいる全員に向けて言った。

「敬礼!」

 宮島がそう言うと全員が敬礼をした。

(太陽が、無事にマシンロボレスキューに入隊することができた。これから一体どうなるのか、楽しみだ。)

 

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