「実験モジュール、バイオスフェアISS4にて事故発生!総員、ドッキングポートへ退避せよ!」
国際ステーション内の職員が避難を促した。
12便は国際宇宙ステーションにドッキングする。職員は不安になりながらも12便の搭乗する。
「いい?宇宙ステーションの人と一緒に避難するからね。」
鈴の言葉に子供たちは頷いた。
「きっとお父さんに会えるからね。」
そんな時鈴のK-BOYに海からの通信が入る。
「国際宇宙ステーション職員の12便への避難完了。これより、人命検索。」
「了解。じゃ、ここで待っててね。」
鈴が再び子供たちに言うと子供たちは頷きながら「うん。」と答えた。
(シャトルロボと助けた人たちと一緒に国際宇宙ステーションに来たら、大変なことになっていた。)
太陽たちはステーション内の廊下を進みながら、シャトルと通信をしていた。
「シャトル、現状の様子は?」
「今のところ、異常は見られない。」
シャトルロボが外から中を覗くと、そこには部屋一面が植物で埋まっていた。
太陽たちは植物管理室へ入った。
「マシンロボレスキューです!」
「また中に人がいるんですか?」
職員二人は顔を見合わせる。そして状況を説明する。
「これを見てください。」
モニターにはステーションの簡単な地図が映し出されていた。ステーションの各ブロックが赤く染まっていた。
「このステーションなもうすぐ乗っ取られてしまうの、植物にね。」
その時窓に植物のツルが伸びた。
「いくらレスキュー隊員でも危険すぎるわ!」
「ここは宇宙だ。外は空気もない死の世界なんだぞ!」
職員が太陽たちに注意を促した。
「そう言うところから、無事に連れて帰るのが俺たちの仕事なんですよ。」
「これより、人命検索を始めます。」
太陽と鈴がそう言うと一同敬礼をした。
ステーション内は植物によって埋め尽くされ、まともに身動きが取れてはいなかった。
「誰かいませんか!」
「いたら返事してください!」
しかし誰も返事をしない。そんな時鈴がふとあることを思った。
「ここ、本当に宇宙ステーションの中なの?」
「だからあんなのがあるんだ。」
太陽は目の前の巨大なトマトを指さした。
「何よこれ!」
「トマトだ!」
海は感動する。
「バイオテクノロジーのすばらしさを現した、立派なトマトですね。」
「俺としては大きさよりも味が重要だ。」
海の言葉に太陽はそう言った。
一同トマトの上に立ち、辺りを見渡すが前後左右、どこを見渡しても植物で埋め尽くされていた。
「ここから探すのは至難の業だな。あ、そうだ鈴。」
「なに、太陽?」
「今の内にシャトルロボの合体コマンドを渡しておくよ。本当はお前がロボマスターだから。」
太陽はそう言うと鈴のK-BOYに合体コマンドを送った。
そして再び人命検索を開始した。
その頃シャトルロボはMRR基地に報告を入れていた。
「太陽たちは人命検索中だ。植物は依然成長を続けている。」
「手の打ちようがないのか!」
「せめて、現場に行けたら・・・・・」
誠が悔しがり、エースがねだるとブラッドが言った。
「では行ってみますか?」
その言葉に候補生一同驚いた。
「お前たちが、除草剤を運ぶんだ。」
宮島の言葉に大地が言った。
「運ぶって、どうやって?」
その問いに通が答えた。
「お待たせしました。これでもう、どこにでも行けます。」
スクリーンにある飛行機が映し出された。
「その名も、マシンコマンダープロトタイプ、通称MC-X。ロケット並みの推力を誇る輸送機です。」
「宇宙に行けるって事!」
通の説明にアリスが喰い付いた。
「はい、やっとこの段階まで漕ぎつきました。まだ本来の力を発揮するには至ってないのですが・・・・」
通はそう言うがエースたちは違った。
「これで宇宙ステーションを助けられるんだ!」
「教官、出場指令を!」
エースが喜び、誠が指示を仰ぐ。宮島は頷き指示を飛ばした。
「エース、誠、アリス、大地、ケン。以上五名、宇宙へ出場だ!」
エースたちは大志館にいったん戻ると机の上には大量のマニュアル本が置かれていた。
「マシンコマンダーの操作手順書だ。」
エースが一冊を開いた。
「こっちは地上管制用だって。」
大地も一冊開いた。
「直ちに頭に叩き込め!」
一冊開けば全て英語で書かれている資料。
「うへー、こんなに覚えられないよー。」
「ネタ合わせもせずにぶっつけ本番っすか。」
ケンが弱音を吐き、ショウがお笑いに例える。
「面白そうじゃない。宇宙と言う大舞台でアリスのキュートな活躍を見せてあげるわ。」
アリスは意気込んでいた。
「すごいよこのマシン!」
「こっちも見て!」
進と強はマシンに感心していた。
そんなエースたちに善次郎とさとこが夜食を持ってくる。
「こんなにたくさん覚えっられるのかい?」
「何言ってるんだ、おまえさん。この子たちはマシンロボレエスキューなんだよ。」
「もちろんですわ。ね、皆さま?」
茶を淹れていた小百合が相槌を打つ。そんな小百合の言葉に一同『うん!』と答えた。
その頃国際宇宙ステーションではK-BOYを使って人命検索を行っていた。
鈴が太陽のK-BOYから送られてくる映像を見る。
「この辺りにもいないみたいね。」
「K-BOY、戻ってこい。」
太陽がそう言うと太陽のK-BOYが戻って来る。
〈気圧低下、酸素濃度低下。〉
「どこかで空気が漏れているのかな?」
K-BOYの知らせに海が言った。
「急がないとな。みんな、酸素供給をチェックしとけよ。」
太陽はそう言うと前に進もうとするが足を止め、ボンに話かける。
「ボンは先に戻ってろ。」
「えー!」
「動物の避難誘導、頼んだぞ。」
「・・・・・・・・・・わかった。」
ボンはしぶしぶ太陽の言葉に従った。
太陽は鈴たちと合流する。
「循環システムが止まる前に発見しないと。」
そんな時鈴のK-BOYにシャトルロボからの通信が入った。
「鈴、指令室から連絡が入った。除草剤を運んでくるそうだ。」
「宇宙ステーションを失わずに済むね。」
「どうせなら切り離しできたら嬉しいんだけどね。」
太陽の言葉に海は苦笑いをした。
MRR基地格納庫ではエースたちがファイヤーロボたちと出発緒挨拶をしていた。
「宇宙での活動は、これまで以上の危険がある。気を付けるんだぞ。」
ファイヤーロボが注意をする。
「レスキュー隊員としての、僕の力を見せるチャンスさ。」
「今回は、エースに任せよう。」
エースの言葉を聞いてファイヤーロボはそう言った。
「ポリス、地上で事故や災害が怒ったら頼むぞ。」
「人々の生命と安全は、私が守る。」
誠の言葉にポリスロボはそう答えた。
「大地よう、オレっちがいないからってべそ掻くんじゃねぇぞ。」
「泣かないでよドリル、お別れを言いに来たんじゃないんだから。」
別れを惜しむドリルロボに大地が言った。
「Everybody!シャトルロボによろしくな。Good lock。」
ジャイロロボがそう言うとマシンロボ一同敬礼をする。
エースたちも敬礼をした。
「乗員、乗り込み完了。」
「発進管制システム、異常なし。」
「MC-X、全システム点検終了。」
「発進オペレーションプログラム、始動。」
小百合、強、ショウ、進がオペレーションをする。
MC-Xの発信ゲートが開く。
「MC-X、スリングアップカタパルトへ移動してください。」
小百合がオペレーションするとMC-Xのエンジンが始動する。
「スリンガーブリッジ、浮上。」
強がオペレーションするとスリンガーブリッジが浮上する。そして海中からパチンコ飛ばしのようなものが姿を現した。
「カタパルト、発進位置へ!」
小百合がオペレーションするとゴムが伸びる。そしてカタパルトが発射角度に固定される。
「ハイパーラバー、弛み無し。」
「発進方向位に航行中の飛行機無し。」
ショウと進がチェックする。
「発進準備よし!」
「名エンジン、点火!」
「MC-X、発進!」
ショウ、強、進がオペレーションするとMC-Xはメインエンジンを吹かせる。すると固定ロックが外れ、パチンコ飛ばしの要領でゴムが収縮、それに便乗してMC-Xは宇宙へ向け発信する。
「メインエンジン、出力最大。」
エースが出力レバーを前に出すと強烈なGがエースたちに掛かった。
エースたちは顔をしかめる。
そしてMC-Xは成層圏を抜け、宇宙へと場所を移した。
彼らの目に映ったのは青く美しい地球であった。
「メインエンジン、停止。」
「国際宇宙ステーションへの軌道に乗りました。」
太陽たちは人命検索を続けていた。実験モジュール内を検索していると鈴があることを口にした。
「いろんな植物があるのね。なんの実験してたんだろう?」
「この実験施設では、宇宙で地球と同じ環境を作ろうとしてるんだよ。」
海が説明すると太陽は言った。
「要するにテラフォーミング計画の始まりの部分ってワケか。」
「テラフォーミング?」
鈴は太陽の言葉を理解できなかった。
「簡単に言うと惑星移住計画みたいなものだ。人間が過ごせる環境を作るには、いろんなことが必要になる。そのためにこうして段階を踏んで実験するんだ。また宇宙での植物の成長は地球とどう違うのかもこの施設の目的なんだ。」
太陽が説明を終えると、太陽のサババルナチュラルが働いた。
「こっちだ!」
「太陽?」
鈴たちを追いて太陽は先に進む。
「太陽!」
鈴の制止も聞かず、太陽は前に進む。
「何よあれ!」
「バイオテクノロジーで何作ったんだよ!」
太陽たちの目の前には食中ならぬ食人植物が職員を捕食しようとしていた。
「いくら植物の消化速度が遅いからって言ってもあんなのがそれに当てはまるとは限らんしな!」
太陽は植物のツルを斧で切る。植物は悲鳴を上げ、ツルを振り回すが太陽は斧で捌く。
「要救助者確保。」
「了解!」
太陽は後退を始める。
職員を逃がしている鈴たちに職員が言った。
「もうダメだ。」
「大丈夫ですよ。」
海がそう言うが職員が言いたかったのは別のことであった。
「奴らは脱出ポットで、外に出ようとしているんだ。」
『えっ!?』
そのことに二人は驚く。
その頃太陽は出口まで後退していたが、まだ完全に救助できていない要救助者を見て、ある決断をした。
「悪い。先に宇宙空間浮遊するわ!」
太陽はそう言うと緊急用のボタンを押し、ハッチを閉鎖。そして排出用のハッチが開いた。
太陽は何とか踏ん張ろうとするが植物がツルを絡め、太陽ごと外へ引きずり出した。
宇宙空間へと放り出された植物は瞬く間に凍り付いた。直後、ステーションから脱出ポットが排出される。
そんな太陽に鈴から通信が入った。
「太陽、大丈夫?」
「ああ。脱出ポットの排出を確認したが・・・・・・・・・・最悪な展開ってないよな。」
「それがあるのよ。ポットの中に凶悪な植物が入ってて、もし12便にでも入ったら・・・・・・・・・」
「わかった。鈴、シャトルロボに指示を出すんだ。」
「わかったわ。シャトルロボ、障害排除よ。」
「了解!全機、モードチェンジ。」
シャトルロボは鈴の指示に従い、ロボットモードに変形してスペースロボと分散して作業に入る。
そしてポットの中をスキャニングし、植物が入っているポッドを見つけ出す。
「障害と確認。排除する。」
シャトルロボはパンチでポッドを破壊し植物を凍り付かせる。
「鈴、悪いけどすぐに来てくれないか?このままじゃヒューマンデブリ第一号になっちまう。」
「言われなくても分かってるわよ。」
鈴と海は命綱を付けて太陽を救出に向かってきた。それに太陽は手を伸ばすが届かなかった。
「あと少しなのに・・・・海、頼むわよ。」
鈴はそう言うと命綱を外した。海は驚くが鈴は太陽の方へと飛んでいく。そんな鈴の足を海は掴んだ。
「無茶すんなよ。」
「アンタに言われたくないわよ。」
鈴と太陽の手が触れるかと思われた瞬間、指先が掠り、太陽は遠くへと行ってしまう。
「鈴、救助を優先しろ!」
「太陽!絶対助けに行くから!絶対助けに行くから!」
鈴が太陽に向かい叫ぶ。そして気づけば太陽の姿は見えなくなっていた。
MRR基地でもそのことは観測されていたが、国際宇宙ステーションにアンノウン反応が二つ表示されていた。
「これは!」
小百合が声を上げる。
地球から二機の白い宇宙用ガラゴロがシャトルロボへと接近する。
「これで最後だ。」
シャトルロボは最後の障害排除に入った。
「シャトルロボ!」
「覚悟!」
二機のガラゴロがシャトルロボに接近する。
「ガラゴロ!スペースロボ、太陽を!」
シャトルロボの指示に従うスペースロボ。しかしそれをガラゴロが邪魔をする。
「させるか!」
ガラゴロ二機が太陽救出を邪魔する。
「もういっちょ!」
ガラゴロがシャトルロボを攻撃する。
「見失ってしまう!」
シャトルロボは太陽を救出に向かおうとするがガラゴロに捕まってしまう。
その光景を太陽はK-BOYで見ていた。
「シャトルロボが危ない!鈴、シャトルロボに・・・・」
〈バッテリー切れです。〉
K-BOYのアナウンスに太陽は画面を見ると「NO BATTERY」と表示され、そして画面が真っ暗になった。
その頃MC-Xに乗っているエース達に鈴が通信を入れた。
「エース、太陽が!」
「わかってる!」
「エース君は太陽君の救助を!」
「除草剤は俺たちが運ぶ。」
大地と誠がエースに言った。
「OK、分かれよう。」
MC-Xはドッキングを解除し三機に分離する。
その頃MRR基地ではコンボイとソニックボンバーがブラッドに進言していた。
「長官、私とソニックボンバーに出場許可を!」
「俺からも頼むぜ!」
「ですが太陽くんのK-BOYの信号は途絶えています。」
「その点に関しては心配いりません。我々が太陽に持たせたペンダントがあります。」
そんな話をしているとショウがあることを言った。
「でもギャラクシーコンボイもソニックボンバーも宇宙までは飛んで行けないでしょ?」
「いや、我々は行くことが可能だ。」
「ほらね。行くことが・・・・・・・・え?」
『ええええええええええええええええぇえ!』
そのことにブラッドと通、教官以外は驚いた。
「長官、許可を頂けますね?」
「許可します。ギャラクシーコンボイ、並びにソニックボンバーは直ちに出場してください。」
「感謝します、長官。」
ギャラクシーコンボイとソニックボンバーはエンジンをフルに稼働させ宇宙へ飛び、太陽の元へと向かった。
その頃鈴はMC-X001に搭乗し、シャトルロボに合体指示を出していた。
「シャトルロボ!ハイパーモード、合体はじめ!」
「ハイパーモード、合体はじめ!スペースロボ各機へ、ハイパーモードへシステムを移行!ブースト!ナックルブースター分離!合体準備、よし!ナックルブースター二番機よし!三番機よし!起動、各部異常なし!レスキュー合体、ハイパーシャトルロボ!」
ハイパーシャトルロボはガラゴロに向け構える。
「太陽が戻るまで、ステーションは俺が守る!」
その頃太陽は温度を低くし、酸素を節約していた。だが、それでも生き延びていられる時間はわずかであった。
「こうしてソラの上で浮遊するのは・・・・・・・・初めてだな。」
太陽はそう思いながら地球の方を見る。
「綺麗だ・・・・・・・・できれば、もっと別の方法でこれを見たかったな。」
太陽がそう思っていると太陽のサイバトロンエンブレムのペンダントから通信が入る。
「太陽、聞こえるか?」
「ギャラクシーコンボイ?どこだ?どこにいるんだ?」
「今君のペンダントの信号を頼りに向かっている。もう少し待ってくれ。」
「わかった。なるべく早く頼むよ。」
しばらくしてコンボイとソニックボンバーが到着し、太陽はコンボイに乗った。
「はぁ~、助かったよ。ギャラクシーコンボイ。」
「私も君が助かってよかった。それよりも後ろの方に私たちの宇宙の宇宙服がある。それを着てみないか?」
「そうするよ。こっちの宇宙服は動きづらいから。」
太陽はそう言うと着ていた宇宙服を脱いでコンボイ達の方の宇宙服へと着替える。
これまでの厚い宇宙服とは違い、スタイリッシュでピッチめの宇宙服。損傷してもある程度大丈夫なように薄く頑丈な素材が三重に使われていた。ヘルメットもまた、スタイリッシュになっていた。
「準備できたか?」
「ああ。ちょっとK-BOYの充電をする。」
太陽はそう言うと充電器を接続し、通信を入れる。
「鈴。」
「太陽!・・・・・・・・・・よかった。」
鈴は涙を流す。
「今からそっちに向かう。そっちも障害排除するんだぞ。」
「うん!」
太陽たちは鈴たちの方へと向かう。
「あれはギャラクシーコンボイとソニックボンバー!」
「何故この宇宙に!」
ガラゴロ二機は驚く。
「宇宙に行けるのはシャトルロボとお前たちだけではない!」
「いくぞ!」
「「ギャラクシーコンボイ、トランスフォーム!ギャラクシーコンボイ、スーパーモード!」」
「ソニックボンバー、トランスフォーム!」
コンボイとソニックボンバーはトランスフォームする。
「それがどうした!」
「宇宙では俺たちの方が早い!」
ガラゴロに応戦しようと二機は動くが思いの外ガラゴロの方が早かった。
「くっ!悔しいがアイツできる!」
「我々は宇宙にくるのは久しぶりだからな。太陽!」
「わかってる。リンクアップだ!」
『リンクアップ!』
太陽の言葉に皆が驚いた。
「ソニックボンバー!」
ソニックボンバーは変形し、リンクアップ態勢に入る。
「「ギャラクシーコンボイ!」」
ギャラクシーコンボイはバックパックを外す。
ソニックボンバーのパーツが足にドッキングする。
「「「リンクアップ!」」」
ソニックボンバー本体がコンボイと合体し、ソニックボンバーの胸部がギャラクシーコンボイに来て装着されるとパーツが開く。
「「「ソニック~~~~~~・・・コンボイ!」」」
新たなコンボイ、ソニックコンボイが姿を現した。
「「「「ソニック・・・・・・・・・・・・」」」」
「「「「コンボイ・・・・・・」」」」
鈴たちはソニックコンボイの姿に驚く。
「たかが合体したくらいで!」
ガラゴロの一機がソニックコンボイへと接近する。
「「フラップソード!」」
ソニックコンボイがフラップソードをガラゴロに振るう。
「ぐぁああああ!」
ソニックコンボイはガラゴロ二ガトリングを放つ。ガラゴロはその攻撃を正面から受ける。
「一気に決めるぞ!」
「わかった!」
「「フォースチップ、イグニッション!」」
咆哮と共にソニックボンバーのチップスクエアにフォースチップがイグニッションされ、ソニックボンバーの機首が割れエネルギーがチャージされる。
「「ギャラクシーキャリバー!」」
ソニックコンボイのギャラクシーキャリバーがガラゴロに炸裂した。
「よくも相棒を!こうなったら!」
もう一機のガラゴロが太陽の級の痔向かっていたMC-X001に張り付く。
「なにっ!」
「行くぜ、シャトルロボ!」
ガラゴロはバイク代わりにMC-X001を使い、ハイパーシャトルロボに体当たりをする。
「シャトルロボ!」
「鈴!」
「シャトルロボならできるわ。あたしたちは大丈夫だから!」
「・・・・・・・・・・わかった。俺も君の信頼に応える!」
シャトルロボは左腕を構える。
「やれるもんならやってみな!」
ガラゴロは旋回し、もう一度ハイパーシャトルロボに接近する。
「シャトルパンチャー!」
シャトルロボのシャトルパンチャーが放たれる。
「今よ!」
鈴はタイミングを合わせてガラゴロを振り落とした。ガラゴロが大勢を崩すとシャトルパンチャーがガラゴロのバックパックエンジンに当たり、ガラゴロは宇宙空間で回り始める。
「な、なんだ!とまらなぁ~~~~~~~~~~い!」
放ったシャトルパンチャーがシャトルロボに戻るとシャトルロボは止めの一撃を繰り出す。
「フィンガーフラッシュ、パー!」
ガラゴロはハイパーシャトルロボのフィンガーフラッシュを喰らい、宇宙の藻屑となった。
「戦闘による二次災害、無し!」
『レスキュー完了!』
そのことに地上にいた宮島たちも喜んだ。
「あんまり心配掛けないでよね。」
「悪い悪い。」
通信越しに太陽は鈴に謝る。
「でも助けに来てくれて有賀とな、鈴。」
「そ、それは・・・・・・・・・その・・・・・////////////」
鈴は顔を赤くする。
「どうした、風邪でも引いたのか?」
「ち、違うわよ!」
鈴は顔を赤くしながらそっぽを向く。
そんな太陽を見てエース達は呆れた。
「まったく、これだから太陽は・・・・」
「全くだ。」
エースの言葉に誠が相槌を打つ。
「た、太陽君。次の任務なんだけど手当の必要な人を月面基地の医療施設に運ぶようにって。」
「了解。みんな、もう一仕事頑張ろうぜ!」
『おー!』
(宇宙ステーションのみんなも、無事助けられてよかった。月面基地って、どんなところかな?)
月面基地へ向かう太陽たちを光学迷彩で隠れていたステルスが追っていた。
「この宇宙では負けない。地球では感じたことのない力が俺を満たしているのだからな。」
ジェイの表情はどこか穏やかな表情であった。
そしてジェイは月を見つめ微笑んだ。