オリジナルストーリーってムズイねー。
どうでもいいけどfate/goでジャンヌが当たった(呼符で)
地球に帰還して数時間、太陽はまだ日が昇っていない海を見ながら大志館の屋上で黄昏ていた。
「ここにいたか、太陽。」
「宮島教官・・・・」
太陽に宮島が話しかけてくる。
「やっぱり不安か?」
「・・・・・・・・・ええ。いくら自分で決めたこととはいえど不安なんです。みんなが鈴みたいに納得してくれるかどうか・・・・・・・・」
不安になる太陽の肩に宮島は手を置いた。
「心配するな。みんなそんなに薄情ではない。信じて見ろ。」
「教官・・・・・・・・・・・はい。」
太陽は宮島に敬礼をした。
それと同時に太陽が水平線から顔を出した。
教室には隊員全員と教官たちにブラッド、そして通の姿があった。
教卓には太陽が立っていた。
「えーっと、まず皆に突然こんな話をすることになったきっかけを言うと、俺が宇宙からジェットと墜落した時だったんだ。あの時、“トランスフォーマー”や“マスターガルバトロン”なんて言葉を聞いたと思う。」
「ああ。俺たちも聞いた。」
誠は太陽の言葉に答えた。
「本題に入る前に言うけど、俺は皆より年上なんだ。」
『・・・・・・・・・・・・・・・・は?』
太陽の言葉に一同首を傾げる。
「これは冗談抜きで本当だ。俺は見た目は10歳だけど、中身は30を超えてる。」
その言葉に一同衝撃が走ったが、誠やエースなどは納得していた。
「誠やエースは納得しているわね。」
アリスが言うと誠は言った。
「むしろ納得だ。太陽が僕らよりも大人びているところとか、僕たちが経験してない経験だとかもしているような風貌を見せていた。」
「僕たちももしかしたらと思ってたけど、そんな非現実的なことはって考えて自分で自分を窺ったけど、逆にそうであってくれたことに感謝したよ。」
エースと誠はそう述べた。
「話を戻すな。俺は飛行機事故の後で偶然開いたスペースブリッジに吸い込まれたんだ。」
『スペースブリッジ?』
太陽の言葉に一同首を傾げる。
「簡単に言うと宇宙空間における超長距離を一つのゲートを伝うことでより短く移動ができる道のことだ。ワープみたいなものって思ってくれ。で、俺が通ったのは宇宙を移動する方のスペースブリッジを伝ったんだ。」
「ちょっと待ってよ太陽君。宇宙を伝うってどういうこと?」
大地が太陽に問う。
「宇宙ってのは一つじゃないんだ。簡単に言うといくつも宇宙が存在する。パラレルワールドってところだな。で、俺は運よくコンボイたちの故郷、セイバートロン星に着いてさらに運がいいことにギャラクシーコンボイたちに見つけられたんだ。俺はボンと一緒にギャラクシーコンボイたちのことを聞いたんだ。
コンボイたちはトランスフォーマーと言っていわば機械生命体。つまり宇宙人なんだ。」
『う、宇宙人!』
そのことに候補生だけでなく通も驚く。
「俺も最初は中に人が乗っているかと思ったよ。でもサイバトロンの胸を見て確信した。本当に機械生命体なんだって。
そこで俺はいろんな機会に関することを学んだ。ギャラクシーコンボイたちも人間と言うのがどういう生き物なのか人体構造を理解できたからお互いwin winの関係だった。
確か・・・・・・・・9年くらい過ごした後に突如セイバートロン星を巻き込む事件が発生した。グランドブラックホールだ。」
『グランドブラックホール?』
「そう。惑星を吸い込んでしまう程大きいブラックホール、グランドブラックホールが発生したんだ。」
「でもなんで発生したんっすか?」
ショウが問う。
「これは悪意があって発生したわけじゃない。そもそもグランドブラックホールは別宇宙で発生したものなんだ。
そもそも宇宙には善と悪、両方が必然的に存在する。コインの表面と同じさ。両方があるから宇宙は成り立っていたけど、ある日を堺に善だけがその宇宙に残ってしまった。ここからが問題だ。善も行き過ぎれば悪になる。誠はこの意味わかるよな?}
「ああ。」
「それと同じように善が抑止されず、大きくなってグランドブラックホールは生まれてしまったんだ。そしてそれはギンガをも巻き込む問題となった。それに最初に対処しようと取り組んだのがギャラクシーコンボイ率いるサイバトロンなんだけど、流石のサイバトロンでも手に負えなかった。
そんな時あるトランスフォーマーが俺たちお前に現れたんだ。
名前はベクタープライム。時の番人と呼ばれるトランスフォーマーで、時間を操れるんだ。」
太陽の言葉に進と強が手を上げた。
「だったらなんでグランドブラックホールが起きる前の時間に行かなかったの?」
「そうだよ。それだったら未然に防げたじゃないか。」
「それがそうもいかないんだ。時間を戻すって事は時空を歪めるってことになる。分かりやすく言うと角を曲がったら石器時代に行ってしまうって話だ。」
「それじゃあ無闇やたらに使うわけにもいかないね。」
ケンが納得した。
「それでベクタープライムはギャラクシーコンボイたちに宇宙に散ったプラネットフォースを探すように言ったんだ。プラネットフォースってのはトランスフォーマーの大元にしてトランスフォーマーの生みの親とも言えるプライマスのスパークを固形化したものなんだ。それに秘められている力はフォースチップとは比べ物にならないほど大きい。でも大きい力は何も善だけに利用されるわけじゃない。悪に利用することだってできるんだ。
それを利用しようとしたのが後のマスターガルバトロンとなるマスターメガトロンなんだ。マスターガルバトロンはプラネットフォースの力で宇宙を支配しようと目論んでいた。ギャラクシーコンボイたちは最初の接触で倒そうとしたけど失敗して、仲間のガードシェルが偶然にも開いたスペースブリッジに巻き込まれたんだ。」
太陽はガードシェルと地球の写真を映写した。
「この時のスペースブリッジでガードシェルは地球に降り立った。コンボイたちも消えゆく星と運命を共にするよりも全てのトランスフォーマーを地球に移住させた。もちろん俺も含めてね。
俺たちが地球に降りた時にはすでにガードシェルはコビー、ローリ、バドの三人と接触してた。まえまえから地球への移住は計画してたから俺も一通りの英語は話せるようにはしておいたんだ。」
その時エースが手を上げた。
「移住って・・・・・・・・具体的には?」
「簡単に言えば乗り物にトランスフォームすることだ。自然に化けていれば問題ないんだけど・・・・・・・・・」
「けど?」
「地球の常識を知らなかったから少し問題が起きたんだ。まあこれは後から起きたことなんだけど。
それから色々あって地球にプラネットフォースとそれを最大限に活かすチップスクエアがあることが分かった。俺たちはそれを探すことにしたんだが、そこでもデストロンの邪魔が入った。それに問題はそれだけじゃなかった。
スピードが正義のスピーディア、力が正義のアニマトロス。この特に二つの惑星にあるフォースチップに苦労したんだ。
スピーディアのニトロコンボイにはレースで勝たないと話が分かってもらえず、アニマトロスのフレイムコンボイでは力で捻じ伏せないといけないって試練があった。
俺たちは何とか二つのプラネットフォースを手に入れたんだけど地球で少し問題が起きたんだ。マスターガルバトロンの側近であったスタースクリームが地球に収監していたトランスフォーマーを引き連れてプラネットフォースを得ようと攻撃して来たんだ。」
「ちょっと待って、太陽君。地球に収監ってどういうこと?」
海が疑問に思う。
「一般的なUMAや西洋妖怪なんかは当時のトランスフォーマーだったんだ。それを収監する役目を担っていたサイバトロンのトランスフォーマーが地球でひっそりといたんだよ。そこでコンボイたちは地球を離れようとしたんだけどそうはいかず、地球で戦うことになった。その時に地球の協力者と出会ったんだ。
彼自身、地球のライブコンボイに救われたことからトランスフォーマーの存在を証明するために動いてたんだけどな。んでもって、スーパースタースクリームからプラネットフォースを取り返そうとしたんだけどそこでバンガードチームが負傷を負った。助かる見込みがないと思われたんだけど、プラネットフォースの力で転生したんだ。」
「プラネットフォースはサイバトロンの味方なのですか?」
小百合が問う。
「いいや。強く願う者の味方なんだ。力をね。全も悪も関係ない。プラネットフォースがそれを選んで力を与える。簡単な話だけどこれはすごいことだ。
話は戻るけど地球で回収したプラネットフォースとチップスクエアをセーバートロン星にセットして、プライマスが目を覚ました。元々プライマスはセーバートロン星にトランスフォームしていたからな。
そこでスーパースタースクリームが二つを奪って地球に眠っていた大型宇宙船、アトランティスを使って逃走した。」
「待ってよ!アトランティスって有名な・・・・・」
アリスが声を荒げる。
「そう。アトランティス、ムー、レムリア、パンゲア、ノア。これからはこの星でもよく知られているなだけど、向こうの宇宙では船の名前だったんだ。それがどういうわけか大陸や船の名前になったってわけだ。
俺たちはスピーディアに眠っていたムーを使ってスーパースタースクリームを追い、捕らわれた仲間とチップスクエア、プラネットフォースを取り戻し、そして別宇宙にあるギガロニアへ向かったんだ。」
太陽はギガロニアを映し出した。
「太陽君、これって惑星なの?」
マリーは驚きを隠せなかった。その大きさは惑星とは言えず、まるで恒星ほどの大きさであった。
「皆も驚いているだろうけどこれで惑星なんだ。これには少しワケがある。
ギガロニアにはプラネットXっていう高度な知能を持ったトランスフォーマーがいた惑星が侵略してきたんだ。ギガロニアはそれに対抗しようと惑星を大きくしたんだ。けれどプラネットXは最後の手段を使って抵抗しようとしたんだけど失敗。結局自分たちの手で自分たちを滅ぼしたんだ。
ギガロニアはまたいつ現れるかわからないプラネットXのトランスフォーマーに対して惑星を大きくしていって、いつしか建設することが習慣となった。で、こんな大きさになたってわけ。」
「でもそうなると結構重労働じゃないのか?ここまでの大きさだとコンボイたちの大きさでも・・・・」
佐々木が疑問に思った。
「そう言うと思ったのでこちらをどうぞ。」
太陽はメガロコンボイとギャラクシーコンボイを映し出した。大きさは言わずとわかるほど違った。例えるならハイパーモードのジェットとウィングライナーの差ほどである。
「ギガロニアのトランスフォーマーは大きくなっていく星に順応するために自身を大きくする進化を遂げた。けど同時にここで欠点が生まれたんだ。」
「え?どういうこと?」
「わかんないわね。」
進とアリスが首を傾げる。その問いに誠が答えた。
「大きい分細かい作業が難しくなる事じゃないか?」
「誠の言う通りだ。ギガロニアのトランスフォーマーは細かい作業ができなくなってしまった。でも、そこで小さなトランスフォーマー、マイクロンが誕生した。みんなが知っているブルブルがいい例だ。マイクロンにはギガロニアのトランスフォーマーにとってかけがえのない存在なんだ。
ギガロニアでプラネットフォースを探そうとしたけど一つ問題が起きた。それはギガロニアの掟で“捨てた街に戻ってはいけない”って事だった。どうにかできないかと交渉したんだけどそこで幸か不幸か、マスターガルバトロンが当時のモールダイブをたぶらかして地下の方へ行こうとした。その時当時マスターメガトロンだったマスターガルバトロンはメガロコンボイに一度敗れた。
負けたくない執念からマスターガルバトロンはプラネットフォースの力を貰って、マスターガルバトロンへと転生した。ギャラクシーコンボイやメガロコンボイですら苦戦したけど、何とか切り抜けた。そして四つ全てのプラネットフォースをチップスクエアにセットしたんだけど、そこでマスターメガトロンに奪われてしまったんだ。そこにスーパースタースクリームが現れ、二人は激しい戦闘をした。
結果としてはマスターガルバトロンが勝利した、スーパースタースクリームは次元の彼方に飛ばされた。そしてマスターガルバトロンは一足先にグランドブラックホールの方へと向かったんだけど、そこで問題が起きた。
二人の戦闘の余波でギガロニアへ通じるスペースブリッジが壊れてしまったんだ。」
太陽の言葉に一同衝撃が走った。
「皆が思った通りこれじゃあグランドブラックホールへは帰れない。そこで最初はギガロニアにあるパンゲニアのエンジンとスーパースタースクリームの使っていたアトランティス、そしてムーを使って疑似スペースブリッジを作ろうとしたんだけどそこで失敗して過去の時間へとつながる別のスペースブリッジを作ってしまったんだ。当然これによって時空が不安定になってしまい、帰るのは無理かと思われた。
でも一つだけ方法があったんだ。ベクタープライムの能力だ。時間を操れるベクタープライムは俺たちが来た時間まで時間を巻き戻すことによって、俺たちを元の宇宙へと返そうとした。けれどそこで一つ問題があった。ベクタープライムはただでさえ時間を戻すのに負荷がかかる。一日の間ならまだしもその時はそれ以上だった。つまり、身を削る荒業だったんだ。」
『っ!?』
「と言っても死ぬわけじゃない。ベクタープライムは様々な時間を生きて来たから死なないけど・・・・・・・・・はるか遠い時間の先に行ってしまったんだ。ベクタープライムは先の未来から俺たちを見守るって。それで俺たちは元の宇宙に戻ったんだけどグランドブラックホールは更に大きくなり、地球に災害をもたらしていた。
プライマスは最後の力を振り絞ってグランドブラックホールの拡大を防いでいたんだけど、それでも限界があった。俺たちは何とかマスターガルバトロンからプラネットフォースを奪い返してそれをプライマスにセットした。そしてアニマトロスに眠っていたパンゲアを合わせた四つの宇宙船の合体、ノアを使ってグランドブラックホールを消滅させたんだ。
でもマスターガルバトロンはギャラクシーコンボイとの因縁に決着を着けていなかったから、今度はギャラクシーコンボイを倒そうと向かってきた。ギャラクシーコンボイは月面での死闘の末、遂にマスターガルバトロンを倒したんだ。
でも今度はプラネットフォースの問題が発生した。プラネットフォースの力はグランドブラックホールを消滅させることができる。それほど大きい力を悪用しようとする輩がいつ出てもおかしくなかった。そんな時ギャラクシーコンボイがいい提案を出したんだ。
かつて先祖のトランスフォーマーが宇宙を繋げるために作ったスペースブリッジ計画を新たに再構成する。新スペースブリッジ開発計画を発案したんだ。その発案に各リーダーは納得した。ギャラクシーコンボイと俺も開発チームに参加した。地球にいる移住トランスフォーマーや囚人トランスフォーマー、各惑星のトランスフォーマーの志願者が集まって新スペースブリッジ建設計画は始まった。
五つの惑星を結ぶスペースブリッジに新たに四つの惑星を見つけて結ぶことで無駄なく有効活用できるんだ。
そして様々な惑星のトランスフォーマーと交流を果たして計画は完成したんだ。
けど未開の地には何もいい奴ばかりじゃなくて、多少荒事もあった。それ以外にもスーパースタースクリームが生きていたりと問題もあった。俺たちは協力してスタースクリームを倒した。けど、他の宇宙の脅威が現れて、最後の最後まで戦って俺たちはあっちの宇宙で生涯を終えた。
けど目を覚ましたらギャラクシーコンボイたちと一緒に湾岸のスクラップ置き場にいた。それからそこがどこなのか知った時は驚いたよ。それからはこの通り。」
太陽はそう言うと椅子に座った。
「ゴメン。正直此処まで話すのにすっごく勇気がいるんだ。」
太陽は冷や汗を掻いていた。
「そう言うなよ、太陽。」
「そうですよ。僕たち仲間じゃないですか。」
「むしろ胸の内を明かしてくれて助かる。」
エース、海、誠が言うとみんな頷いた。
「でも太陽さん、それだけではないのでしょ?」
小百合がそう言うと太陽は頷いた。
「デザスターにマスターガルバトロンがいる話だ。ライガージャックから聞いたけどダークライガージャックが作られているのが証拠だ。だけどマスターガルバトロンが出てこないということは・・・・・・・・・まだマスターガルバトロンは完全でないか、出る機会を見ているのどっちかだ。」
「太陽君、つまり君は・・・・・・・」
「これからデザスターだけでなくマスターガルバトロンと戦闘するかもしれないって話です。」
ブラッドの言葉に太陽は答えた。
「それを言っていただき感謝します。マシンロボレスキューの皆さん、我々はデザスターと言う障害だけでなく、マスターガルバトロンと言う障害も排除しなければなりません。
しかし、我々の役目はあくまでレスキューです。心しておいてください。」
『はい!』
ブラッドの言葉に一同敬礼をした。