出撃!マシンロボレスキュー ギャラクシーと共に   作:ザルバ

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 デザスターの基地でジェイとステルスロボを見下ろしながら一人の男が高笑いをしていた。

「ジェイ。」

「誰だ?」

 男は赤と青のライトに照らされる。

「シュタッ!」

「貴様は何者だ?」

「俺様はデザスターの最高司令官、ハザード大佐である。」

 ライトが消えると後ろには三機の黒い、ファイヤー、ポリス、ドリルロボがいた。

「お前たちは、マシンロボ!」

 ジェイは驚くがハザードが説明をする。

「ちがーう!マシンロボよりデータを取ったコイツらは、BLマシンロボ!」

「BLマシンロボだと?カイザーG、どういういことだ!」

 ジェイの問いにカイザーGは答えた。

「これよりお前たちはハザード大佐の指揮下に入ってもらう。」

「なにっ!俺がコイツの部下だと!」

「つまり、このBLマシンロボが完成した以上、お前らの役目は終わったんだよ。」

「ふざけるな!」

ハザードに対しジェイは犯行を示す。しかしカイザーGはジェイに言った。

「ジェイよ。ハザードの言葉は私の言葉。もはやお前たちに失敗は許されん。心せよジェイ、ステルス。」

「ま、お前らが処分されるかどうかはこれからの働き次第ってわけだ。」

「処分だと?」

「そうだ。精々頑張ってくれ。その不完全な相棒と一緒にな。」

 ハザードは見下す。

「不完全?俺が不完全だと言うのか?」

 ステルスはその言葉を買ってしまう。

「シュタ!処分されないように願っているぜ。」

 ハザードはそう言うと再び高笑いをし、陰に姿を消した。

「ハザード!」

「ジェイ、お前は俺のロボマスターだ。俺は、どんなことがあっても俺が守る。」

「ステルス・・・・」

 ステルスは確固たる意志でそう告げた。

 

 MRR基地グラウンド。時期は夏となり、暑い日差しが鈴たちに降り注いでいた。

「後三周!ペースが落ちてるぞお前ら!」

 朝礼台に立ちメガホンで宮島が叫ぶ。

「まだ三周あるんっすか!」

 ショウが弱音を吐く。

「現場では体力がものを言うんだ!へこたれるな!」

 宮島が気合論を言う。

「太陽がいないと訓練も長く感じるな。」

「張り合いが何よ。張り合いが。」

 エースの言葉に鈴が相槌を打つと海が言った。

「それって寂しいことですよね?」

「ちょっと!誰が太陽がいないくらいで寂しいのよ!寂しいわけないじゃない!」 

 鈴が照れ隠しで海に関節技を決めていく。

 そんな時アリスがふと疑問に思った。

「でもどこに行ったんだろう、太陽?今朝から見えないけど。」

「僕もあってない。」

 エースも見ていなかった。

 

 その頃太陽とボンは墓地に来ていた。

墓地の慰霊碑には太陽の両親が眠っていることもあり、太陽は手を合わせていた。

「父さん、母さん。俺、全部思い出したんだ。事故のことも、過去のことも。でも俺大丈夫だよ。マシンロボレスキューのみんなやギャラクシーコンボイたちがいる。俺たちの力を必要としている人たちがいるんだ。だから、俺もっとみんなと頑張って事故や災害で悲しむ人たちを一人でも多く救いたいって思ってるんだ。」

 太陽は空の上にいる両親にそう告げた。

 飛行機や船などの事故では身元の特定は困難である。火災による遺体の損傷、海底深くへ引きずり込まれる、動植物による浸食などと言った点からも身元特定の証拠は消されてしまう。そのため慰霊碑と言う形で纏められる。

 

「そっか。今日は太陽の両親の・・・」

「はい、ご命日です。」

 鈴の言葉に小百合が答えた。

 しかし鈴たちは話すために足を止めていた。それを宮島は許してはくれない。

「こらー!何をやっているか!あと一周追加するぞ!」

 その言葉に一同驚く。

「いけない!」

「行くぞ皆!」

 アリスが王泥喜、誠が先導しようとした時であった。突如警報が鳴った。

〈東南地区高層ビルに火災発生。マシンロボレスキューレッドウィングス、出場待機。〉

 そのことにい鈴たちは驚くが宮島は的確な指示を飛ばす。

「訓練中止!みんな持ち場に着け!」

 

 鈴たちがMRR基地指令室に到着するとマリーが報告を射する。

「消防、警察は現着。」

「ビル内に取り残されている人10名。その他、行方不明者10名。」

 小百合が要救助者の人数を言うと宮島が指示を飛ばした。

「出場、ファイヤーチーム。」

「はい!」

 エースが出場する。

「上空のサポートはジャイロチーム。バックアップは海。」

「はい。」

 進と強、海が出場する。

「出場要請。土砂崩れで生き埋めだそうだ。」

「なに!」

 宮島は驚くとマリーが指示を出した。

「ドリルチーム、並びにモールダイブの出番よ。大地君。」

「はい。」

「わたくしがバックアップに入りますわ。」

 大地のバックアップに小百合が名乗り出た。二人が出場すると電話が入った。

「ええ!また出場要請じゃないでしょうね。」

 マリーは不安になりながらも電話に出る。

「状況を。はい、はい、そうですか。」

「確かに同時に起こっても・・・」

「不思議はないがな・・・・・」

 佐々木と宮島はそう思ってしまっていた。

「ハイウェイで大型トレーラーが玉突き事故!」

「ポリスロボで行きます!」

 誠が名乗り出ると佐々木が指示を飛ばした。

「アリスはバックアップに入れ。」

「了解。」

 そしてまた電話が鳴った。

「ええっ!」

「「ま、まさか!」」

 そんな中ブラッドは同時に起きる災害に疑問を抱いていた。

「東南地区、ファイヤーチーム現着。」

「海中プラントのパイプラインに深刻な亀裂を発見。」

「出場、サブマリンチーム。」

 マリーの指示にショウは驚く。

「ええ!オイラと師匠、いやサブマリンロボもっすか!」

「ケン君はバックアップ!」

「はい!」

 そんな状況を見てか鈴は太陽に通信を入れる。

「一応、太陽にも連絡しておこう。」

 

 太陽も墓地で電話が入り、出ようとしていた。

「はい、こちら太陽。」

 太陽が電話に出た途端、砂嵐の音が大きな音で聞こえてきたため太陽は耳を離した。

「壊れちゃったのか?」

「そんなはずはない。いざって時のためにメンテもしたのに・・・・・・」

 そんな時アイツの声が聞こえて来た。

「俺の能力を忘れたか?」

 太陽とボンが顔を上げると慰霊碑の上に消していた姿を現したのはステルスロボの姿であった。

「お前は!」

「大空太陽、しばらく俺に付きあってもらう。」

「なに!」

 太陽は驚く。

 ステルスロボはモードチェンジをする。

「逃げるぞ!」

 太陽は走り出すがステルスが退路を塞ぎ、太陽を捕まえようと手を振り下ろした。

「俺と一緒に来い!」

 ステルスロボの手が太陽を追った時にボンだけが飛ばされてしまう。

 ボンは犬の鳴き声で叫ぶがステルスロボはそんなボンを無視して太陽を連れて飛び去ってしまった。

「マズイ・・・・・・・・・・連絡しないと!」

 ボンは首輪に付けている小型通信機を起動させ、通信を入れる。

「こちらボン!マシンロボレスキュー基地、応答してください!緊急事態なんです!」

 

 その頃エースはハイパーファイヤーロボと共に消火作業に当たっていた。

「ファイヤーロボ、放水はじめ!」

「了解!」

 ファイヤーロボが消火作業を開始する。

「こちらドリルチーム、作戦開始ですわ。任務完了です。」

「こちらアリス、二次災害ありません。」

「こちら進。ジャイロが要救助者を全員確保。直接病院に搬送します。」

 そんな一同の活躍にブラッドは感心する。

「みんなよくやってくれてますね。」

「こちらケン、現着―――」

「これより捜索を開始します!」

 ケンの話している最中にショウが割って入った。

「そっちは海中パイプラインの亀裂でしたよね?」

 佐々木はそう言うと考え込む。

「なにか?」

「四か所同時出場だなんて。しかも、計ったようにバラならとは。」

 佐々木は発生地点をマップで示すがどうもおかしな点があった。

 一つ目と二つ目、三つ目と四つ目の事故現場の距離が一見バラバラに見えても実は距離感が同じなのである。

 そんな時鈴が声を上げた。

「大変です!ボンから通信が入って太陽がステルスロボに攫われたと!」

 その言葉に一同衝撃が走った。

 

 その頃海底ではサブマリンロボが違和感を感じていた。

「やっぱり妙だな。」

「どういうことっすか、師匠?」

 サブマリンロボに乗っていたショウが尋ねる。

「僕の名はサブマリンロボ。海を愛するマシンロボだ。しかし、ほら見て見てたまえショウ。」

 サブマリンロボはショウにパイプを見せると引きちぎられているかのようなパイプであった。

「これは故意に力づくで引きちぎられている。」

「え!力づくで?」

「てことは・・・」

「誰かが・・・」

 

 その頃デザスターの基地では頭部のコンピューターをむき出しにしているハザードがある操作をしていた。映し出されているモニターにはマシンロボレスキューが出場している現場が映し出されていた。

「ふはははは。見よ!これが俺様の実力よ!これが俺様の力よ!シュタ!」

 ハザードは中指と人差し指を伸ばして敬礼をする。

「貴様がこれを?」

「そう!念密な準備から実行まで、全てな。災害こそ、俺の生き甲斐!災害は、規模が大きければ大きいほど熱いものがこみ上げてくるからな!だから俺は、災害を引き起こすことよって世界中を楽しませてやれるのよ!It’s show time!だが!」

 ハザードは首だけをジェイに向ける。モニターにはマシンロボレスキューが映し出されていた。

「こいつ等が、俺様の演出をだなしにし、世界中のビッグショウをぶち壊しやがる!」

「そんな用なら俺は返る。」

 ジェイはその場から立ち去ろうとすると、ハザードは引き止める。

「待ちな。もっと面白いことを教えてやるぞ。」

「なんだ?」

「ステルスが、脱走した。」

 ハザードの言葉にジェイは驚く。

「なに!?今なんと言った!」

「お前のダチン子のステルスが逃げたと言ったのさ。お前を置いてな。」

 ハザードの目からは赤いレーザーが放たれていた。そしてハザードは笑った。

 ジェイはステルスロボに通信を淹れようとするが拒絶されていた。

 ハザードは再び首だけをジェイに向けて言った。

「だから甘いんだよ貴様は!仲間など信じず生きていりゃいいのに!ステルスは処分されるのが嫌で逃げだした。それ以外に何の理由がある!?」

「違う!ステルスは・・・・・ステルスは・・・・・!」

「なんだ!?」

 何かを言おうとしたジェイをハザードは見下し、そして高笑いをした。

 何も言えないジェイは悔しがった。

 

 その頃太陽は人気のない山奥でステルスロボと対峙していた。ステルスロボは太陽にK-BOYを投げ渡す。

「ギャラクシーコンボイ、もしくはジェットロボを呼べ。」

「二人を?」

「お前を囮にすれば、必ず奴らは来る。妨害電波は消してある。」

「マシンロボレスキューは、そんな目的のためにあるんじゃない。ましてや俺のために、二人を危険な目に遭わせられるか!」

 太陽は強く反対した。しかしステルスは納得はしなかった。

「お前・・・・・・・どこかジェイに似ているな。そうか、目か。目がジェイによく似ている。」

「ジェイ?アイツは一体何者なんだ?なぜ俺たちを付け狙い、俺たちの邪魔をする?」

「話す必要などない。だが、俺がマシンロボを倒さねばジェイは処分される。俺は、俺のロボマスターのために刺し違えてでもお前たちを倒す!」

「そこまでジェイのことを思っているなら、どうして一人でここに来たんだ。」

「なに!?」

 太陽に意表を突かれたステルスロボは驚く。

「仲間ってのは一心同体。それなのに、お前一人で来たのならジェイは裏切られたと思うんじゃないのか?俺なら絶対にそう思う。」

「うるさい!お前が呼ばぬなら、俺が呼んでやる。」

「やめろ!もう戦う必要はないはずだ!止めるんだ!」

 そんな太陽の制止を聞かずステルスロボはジェットとコンボイに通信を入れる。

「聞こえるか、ジェットにギャラクシーコンボイ?俺は今、直接お前に送信している。」

 そのことにMRR基地で待機している二人は驚いた。

「この声は!」

「ステルスロボ。」

「貴様らの仲間は、この俺が預かっている。返して欲しくば、ここに来い。決着を着けたい。」

「「決着だと?」」

 

 その頃デザスターの基地ではハザードがまたしても笑い、カイザーGに報告をしていた。

「カイザーG、シュタ!」

 ハザードは敬礼をする。

「ステルスロボが尻尾を出しました。」

「まことか?」

「はっ!奴がマシンロボレスキューに通信しているところを確認いたしました。おそらく自分の立場が危なくなったため、向こうに寝返る気なんでしょう。」

「なんだと!?」

 ハザードの言葉にジェイが突っかかる。

「ステルスはそんな奴じゃない。ステルスは、ジェットロボとギャラクシーコンボイを呼び出し決着を着ける気だ。」

「決着?捨てられ逃げられと、どうしても思いたくないようだなジェイ。」

「くっ!勝手な真似を・・・・」

 ジェイはそう言うとどこかへ姿を消した。そんなジェイを見てハザードは笑った。

「行け、ハザード。」

 カイザーGの言葉にハザードは笑みを浮かべた。

 

 その頃MRR基地では鈴がボンを連れて帰り、報告をしていた。

「ボン、本当なんだな?」

「ええ。確かにステルスロボが連れて行きました。」

 宮島の問いにボンは答えた。

 その時ジェットロボとコンボイから通信が入った。

「宮島教官、たった今ステルスから通信が入った。」

「その通信では太陽が捉えられているそうだ。すぐに救助の許可を頼みたい。」

「長官!」

 宮島はブラッドの方を見る。

「・・・・・・・・・・・仕方ありません。遙君。」

「はい!」

「ボン君と一緒にジェットチームで太陽君の救助に向かってください。ギャラクシーコンボイも同じです。」

『了解!』

 鈴とボンはジェットに乗り込みコンボイと共にステルスロボの元まで出場した。

「緊急事態です!任務が終わっているものにジェットロボとギャラクシーコンボイを追跡させてください!」

「はい!」

 ブラッドの指示にマリーが答えた。

「任務終了チームに応援要請。ジェットとギャラクシーコンボイを追って!」

 全てのマシンロボとトランスフォーマーが二人を追いかけ始めた。

「これは罠よ!」

 

 ジェットロボは現場にいち早く到着すると変形をしてステルスロボにタックルをする。

「ジェ―――――――――ット!」

 ジェットロボは鈴とボンを降ろす。

「無事、太陽?」

「なんで来たんだよ!これは罠なんだ!」

「わかってるわよ!だけど、仲間を守るのもマシンロボレスキューとしての使命よ!」

「鈴の言うとおりだ。」

 鈴の言葉にジェットが相槌を打つ。

「さあ、ゾーンを張れ。一騎打ちだ!」

「望むところだ!」

「やめろジェット!」

 太陽の制止を振り切りジェットはゾーンを展開する。

「ゾーン、展開!」

 円状のエネルギーが外に向け放たれる。

「やめるんだ、ジェット!ステルス!」

「太陽の言うとおりだ。」

 フライトモードのコンボイが来た。

「「お前たちが戦うのは、間違っている!」」

 二人が損言葉を言い終えるとゾーンは展開してしまった。

 ゾーン内部はまるで地下基地のような場所を想定され作られた構造になっていた。

「はぁあああああああ!」

 ステルスロボはファイティングポーズを取るとジェットロボを殴る。ジェットは殴り倒され、淵にまで追い込まれるが、片手で掴み何とか落ちるのを防いだ。そんなジェットロボの手をステルスロボが踏みつける。ジェットロボは手の力が抜け落ちてしまうが足のジェットを吹かし上昇、変形をして難を逃れる。

「ジェーット!」

 ステルスロボも変形してジェットロボの後を追う。

「逃がすか!」

 ステルスロボは追尾しながらビームを放つがジェットは突起している建物を軸にしてロボットモードで回転、ステルスロボの背面に蹴りを入れる。ステルスロボは壁に叩きつけられロボットモードに変形するが押さえつけ。ステルスロボの身体を引きずる。

 そんな時ジェイから通信が入った。

「ステルス、合体だ!」

「なに!?」

「誰だ!」

「あ、アンタは!」

「ジェイ!」

 太陽たちの前にはK-BOYを片手にステルスロボに通信を入れているジェイの姿があった。

「ステルス、聞こえないのか?合体だ!」

「ジェイ!何故ここに来た?お前まで処分されることになるぞ!」

「俺はお前のロボマスターだからだ。ロボマスターとマシンロボは、いつも一体だ!」

 デザスターとしてではなく一人のロボマスターとしてのジェイの言葉はステルスロボに響いた。

「ジェイ!」

 ステルスロボは壁に手を付きブレーキを掛ける。そのためジェットロボは慣性の法則で離れてしまう。

「今だ!合体指令を!」

「よし!ステルス!ハイパーモード、合体開始!」

 ジェイのK-BOYの顔が開き、目が光る。

「ハイパーモード、合体開始!ブラストオフ!タンクロボ各機へ、ハイパーモードへシステムを移行!合体準備よし!三号機OK!二号機OK!五号機OK!四号機OK!起動、各部異常なし!完了!ハイパーステルスロボ!」

 ハイパーステルスロボのビーム砲がジェットロボに炸裂する。

「「ジェット!」」

「鈴、太陽。ジェットロボを見殺しにする気か?」

 その言葉に太陽は拳を強く握る。

「・・・・・・・・・やるしか、ないのか・・・・・」

「太陽・・・・」

 鈴は太陽を心配そうな顔で見る。

「ギャラクシーコンボイ!」

「ああ。今回ばかりは避けられないようだ。」

 太陽はコンボイに乗るとゾーン内に入る。

「「ギャラクシーコンボイ、トランスフォーム!」」

 ギャラクシーコンボイはロボットモードにトランスフォームするとハイパーステルスにビームガンを放つ。

「鈴!今の内に!」

「わかったわ。ジェット!ハイパーモード、合体はじめ!」

「ハイパーモード、合体はじめ!スカイロボ各機へ、ハイパーモードへシステムを移行!合体準備よし!二番機よし!三番機よし!四番、五番機よし!起動、各部異常なし!レスキュー合体、ハイパージェットロボ」

「俺たちも!」

「「ギャラクシーコンボイ、スーパーモード!」」

 ギャラクシーコンボイはスーパーモードになる。

「ジェット!ギャラクシーコンボイ!命に代えても貴様らを倒す!」

 ハイパーステルスロボはそう言うと二機にミサイルを放ち暗幕を作ると先にハイパージェットロボにラッシュを喰らわせましたに落とすとコンボイに向けビーム砲を放つ。二機はそれぞれ壁にぶつけられる。

 ハイパーステルスロボはハイパージェットロボに向けビーム砲を連射する。

「どうしたジェット?それで終わりか?ならば・・・・」

 ハイパーステルスロボはバーストテンペストを放つ体制に入る。

「なに!」

「バーストテンペスト!」

 迫りくるミサイル群にハイパージェットは為す術がないかと思われた。しかしそれをコンボイが防ぐ。

「「フォースチップ、イグニッション!」」

 コンボイのチップスクエアにフォースチップがイグニッションされる。

「「ギャラクシーキャノン、フルバースト!」」

 ギャラクシーキャノンがバーストテンペストを全て撃ち落とす。

「今だ!」

「よし!フィンガーフラッシュ、パー!」

「なに!」

 フィンガーフラッシュがハイパーステルスロボに炸裂する。

「ぐぁああああああああ!」

 やられる間際にハイパーステルスロボはミサイルをハイパージェットロボに放った。

「ぐぁああああああ!」

 ハイパージェットロボも被弾してしまうと、ゾーンが解除される。ハイパーステルスロボとハイパージェットロボは地面に落ちる。

「ステルス!ステルス!」

 ジェイが呼びかけるとハイパーステルスはかろうじて動けていた。

「おのれジェット・・・・・こうなれば・・・・!」

 ハイパーステルスロボはタンクロボのブースターを吹かし体を起こす。

「やめろステルス!それ以上戦うことは無理だ!」

「奴が動いている限り、俺は戦う!」

 ハイパーステルスロボはそう言うが体の至る所から火花が出て、更にオイルまでもが漏れていた。

「ステルス!」

「必ず・・・お前を・・・お前を・・・!」

 ステルスを突き動かすのはジェイを守りたい一心であった。

「もうやめろ!」

 太陽がコンボイのビーム砲をハイパーステルスロボの足元に放った。しかしハイパーステルスロボは止まること無くハイパージェットにしがみ付く。

「ステルス!」

「ジェイ・・・・俺は道連れにしてでも、こいつを倒す!」

『何!?』

 ハイパーステルスロボの言葉に一同驚く。

「バーストテンペスト!」

 ステルスは至近距離でバーストテンペストを放とうとする。いかしボロボロの状態ではなった上に爆風に巻き込まれればステルスロボの死は避けられないものとなっていた。

「やめろ!その状態で撃ったらお前まで!」

 ソンんジェイの言葉に耳を傾けないハイパーステルスロボ。それはハイパーステルスロボとしての覚悟であった。

「ステルス――――――――――――!」

 ジェイが叫んだ瞬間、一発の銃弾がハイパーステルスロボの背中に直撃し、ハイパーステルスロボは倒れた。

「ステルス!ステルス!」

 ジェイはハイパーステルスロボの側に寄り添う。

「あーあ、勿体ない。」

「ハザード!」

「なに?ハザード?」

 太陽たちが見る方向には片腕をガトリングに改造してあるガラゴロの上に乗っているハザードの姿があった。

「そ。デザスターの最高司令官、ハザード大佐だ。勝手にステルスを壊されたんじゃたまりませんよ。」

「何よアイツら!」

「ジェットたちと同じ・・・・」

「・・・・・黒いマシンロボ。」

 マシンロボレスキュー一同驚きを隠せなかった。

「今日はそこのスットコドッコイが勝手に出て行ってしまったために、カイザーGに変わって、私が!回収なのです!」

「っ!」

 その言葉にジェイは驚く。

「回収!」

 三機のBLマシンロボを浮かせているガラゴロがハイパーステルスロボの両腕を掴み、回収しようとする。

「「させない!」」

 コンボイがそれを阻止しようとした時であった。突如電撃がコンボイを襲った。

「「ぐぁあああああああああ!」」

 コンボイと太陽はそのまま地面に落ちる。

「一体・・・・・なにが・・・・・」

「この攻撃・・・・まさか!」

「そのまさかなんだよなー、ギャラクシーコンボイ。」

『っ!?』

 太陽たちは聞き覚えのある声を聴いて驚く。空を見上げればBLマシンロボよりも上の位置に、あのマスターガルバトロンの姿があった。

「久しぶり、と言うべきか?まあどうでもいい。俺にとってお前は倒すべき相手以外の何者でもない。ま、今日はまだ本調子でないからここで退くがな。」

 マスターガルバトロンがそう言うと空に空間が開き、そこからデザスターも撤退をした。

 レーダーでは追跡ができず、そこで終わりとなった。

 

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