出撃!マシンロボレスキュー ギャラクシーと共に   作:ザルバ

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すんませーん。正直中々速度が上がらないのと夢でも仕事しているのでモチベーションが駄々下がりです。
でも頑張りまーす。


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 ある日のMRR基地指令室で太陽は驚き声を上げる。

「ひしょ?」

「社長、お電話です。」

「の、秘書っすか?」

 ケンがボケをしてショウが問う。

「違います。」

 マリーが指でバツ印を作って否定をする。

「皆様の夏休みを利用して、わたくしの別荘に行くのですわ。」

 小百合が説明すると鈴が喜ぶ。

「さっすが!別荘だって。」

「私だって別荘くらい・・・・」

「あるんですか?」

 海がアリスに問う。

「昔はあったのよ!」

 アリスは海に拳を押し付ける。

「しかし、みんなで行くとしても緊急事態に備えねば・・・・」

「それもそうだな。」

 佐々木がそう言うと宮島も考え込む。そんな時ブラッドが言った。

「いいではないですか。佐々木君、宮島君。たまには。」

「本当ですか?」

 誠は食い付く。

「許可しましょう。」

『やったー!』

 一同喜んだ。

 

 小百合の家が持つ船で向かう太陽たちにサブマリンロボとソニックボンバーが並走していた。

「師匠!」

 ショウがサブマリンロボに手を振る。

「ねー、こっちこっち!クジラよー!」

 鈴が呼んでいるので太陽たちはそっちの方へ行く。

「すっげー!」

 皆がはしゃぐ中、アリスは一人日光浴をしていた。

「全く、みんなお子ちゃまなんだから。」

 鯨が潮を噴き、虹を作っている光景にはしゃいでいる太陽たちを宮島とマリーは微笑ましく見守っていた。

 

 一方その頃MRR基地では誠、進、強、佐々木の四人が留守番をしていた。

「なんで僕たちだけ留守番なんです?アリスはいいなぁ・・・・」

「あんなにごねられちゃ、仕方がないよ・・・・」

 進と強は机に身を預けていた。そんな二人に誠が注意をする。

「全員で基地を開けるわけにはいかないだろ。これが俺たちの仕事なんだ。」

「誠の言うとおりだ。こんな時こそ、気を引き締めろ。」

 佐々木も相槌を打った。

「そんなことはわかってますよ。」

「でも今頃、みんな楽しんでいるだろうなぁ~。」

 実のところ佐々木も下半身は制服ではなく半ズボンを履き、側にはバカンス用の荷物が置かれていた。

「確かに・・・」

 

 夕方になり太陽たちの船は小百合の家の別荘の島に到着した。

 夜になると就寝の時間となった。

「お好きなところでご自由に。それでは皆様、今日はゆっくりお休みなさいませ。」

 小百合はそう言うと部屋を後にした。

「ここの好きなところに・・・・」

「寝ろって言われても・・・・・」

 軽くパーティーが開ける広さの部屋に唖然とした。

 

 宮島がうるさいイビキを掻きながら寝ている時間、みんなは起きていた。

 一つのランプを中心にマリーが話をしていた。

「その時、井戸の中から真っ白な女の手が!」

 マリーの迫力ある顔と話に一同悲鳴を上げる。鈴は太陽に抱き着いてしまうほどだ。

「嬉しい!そんなに怖かった?」

「違うの!後ろに!」

 そう言われてマリーは後ろを振り向くと驚いたまま気絶している気を失っているエースの姿があった。

(ムンクの叫びみたいだな。)

 太陽はエースを見てそう思う中でそんなエースを見てマリーは逆に驚かされた。

 そんな時大地がメンバー内で驚いていなかったケンに気づいて話しかける。

「ケン君は驚かないの?」

「うん。」

「幽霊とか信じないタイプですね。」

 海がそう言うとケンは顔を横に振った。

「確かに、悪い幽霊もいるんだろうけど・・・・大半の幽霊はそうなりたくなくてなったんだと思うんだ。」

「確かにそうだな。幽霊ってのは簡単に言うと悔いが残っている人たちの魂がなった姿みたいなものだからな。誰にでも後悔はある。でもそれは過去の時でもあれば、死に際の時もある。死に際の時の後悔を晴らせなかったら、ずっとそれを晴らしたいって思うだろうし。」

 太陽もケンの言葉に共感した。

「僕、散歩してくる。」

 ケンは立ち上がり、別荘の廊下を歩き始める。

 照明が消えていても月明かりが廊下を照らしていた。そんな光景を見ながらケンが廊下を歩いているとサブマリンロボが海岸でくつろいでいた。

「平和だなー。こうしていると、なんて平和なんだ。僕たちは、君たちを守り続けるぞ。」

 サブマリンロボはイルカと戯れていた。その光景を一人の女の子が側で見ていた。

 ケンの視線に気づいたのか女の子はケンの方を向く。

「っ!」

 ケンはサブマリンロボの側まで近づく。

「どうした、ケン?」

「ここに誰かいなかった?」

「誰もいなかったぞ。」

「そう・・・・」

 ケンは先ほどの光景を不思議に思った。

 

 翌日、太陽たちは海水浴を楽しんでいた。

「イ~~~~~~~~~~~~~~~ヤホ―――――――――――――――ッ!」

 太陽はガケから思いっきり海へ飛び来む。それに続いてエースが大地を無理やり連れて飛び込んだので大地は涙目であった。その光景を一同は楽しそうに見ていた。

「酷いよエース君!」

 大地がそう文句を言うが謝る前にエースは何かに気づいたのか、その場から逃げるように泳ぐ。疑問を感じた大地が上の方を向くとそこには飛び込もうとしているサブマリンロボの姿があった。サブマリンロボが飛び込むと大きな波が発生、みんな巻き込まれて海に浮いた。

 意識を取り戻した太陽たちにサブマリンロボが謝っているのをパラソルの下でアリスに日焼け止めを塗っている海と、座っているケンが見ていた。

「なかなかいい島ね。」

「アリスさんが昔持っていた別荘もこんな感じだったんですか?」

「海!アンタいい度胸してんじゃない!やろうっての?」

「い、いえ・・・そんな・・・・」

 そんな時ショウが大声で手を振りながらケンを呼ぶ。

「おーい!ケン君も早く来るっす!」

「うん!」

 ケンは手を上げながら答える。

「ケン君は泳がないの?」

「あはは、僕、日焼けが苦手なんだよね。」

「あら、分かってるわね。日焼けは美貌の大敵よ。」

「そうだね。」

 ケンはそう言うと何気なく首を後ろに反らせる。すると昨日見た女の子がガケにいるのが見えた。

 昨日のとケンは立ち上がり、高台の方へと歩き始めた。

 少ししてケンは高台に着くがそこに女の子はいなかった。

「いないな。」

 ケンは辺りを見渡すが見かけた女の子は見当たらず、その場を後にした。その姿を一つ離れた崖から女の子が見ていた。

 

 夜になると砂浜で簡易型の打ち上げ花火を打ち上げて太陽たちは見ていた。女子は浴衣姿、男子は夏服である。

 ある程度打ち上げ終わるとエースが花火に水を掛ける。

「鎮火確認!消火完了!」

「何やってんだよエース。」

「たとえ砂浜でも油断は禁物だ。」

「まだ一発残っているのにか?」

「えっ!そ、そうだったの?」

 その光景をマリーと宮島は笑いながら見ていた。

「なんか、佐々木さんだけにお留守番頼んで悪かったかしら?」

「いやいや、なんの。アイツに夏の海なんて似合いませんよ。」<br>楽しみながらそう言うマリーへ宮島は笑って言う

 その頃佐々木は誠たちと共に隅っこで線香花火をしていた。

 丁度宮島に噂され、佐々木はくしゃみをする。

「教官、夏風邪には気を付けた方がいいですよ。」

「線香花火って・・・・・・・・・物悲しいな。」

 佐々木がそう言うと誠の線香花火が消えた。そんな時進と強があることを思い出した。

「そう言えば太陽が・・・・」

「せめてもって。」

 特大サイズの手持ち花火セットを二人は取りだした。

「「ありがとう太陽!いい奴だな!」」

 佐々木と誠は涙を流した。

 

 浜辺で楽しんでいると海が気付いた。

「あれ?そういやケン君は?」

「ケンならさっき山の方に行くのを見たわよ。」

「山の方?」

 鈴が答えると小百合が気にした。

「何かあるの?」

「はい。あの山にはお化けが出るって噂があるんです。」

「お化け!」

 小百合の言葉に鈴は驚く。

「面白そうだな。」

 太陽は楽しんでいた。

「夏の風物詩の肝試しも兼ねてケンを探しに行こうぜ。」

 その頃ケンは崖の方まで花を手に走っていた。肩で息をしながら辿り着くと女の子がいた。足音に気づいてか女の子がケンへと振り向くと丁度月明かりに照らされ、その顔が鮮明に表れた。

 互いに見惚れる中、ケンが動き始めた。ケンは女の子に近づき花を差し出す。女の子はその花を受け取る。

「君、ここの人?わかった、この島で働いている人の子供だね。」

 女の子の髪を風が撫でる。ケンは少し顔を赤くし、髪を指先で弄る。

「僕の顔に何かついてる?」

 少し照れくさそうに言っているケンを見て女の子は笑った。

「貴方みたいな人、初めてだわ。」

「それってイケてるってことかな?」

「あなた、なにしてるの?こんなところで。」

「僕、マシンロボレスキューのケン。今は休みで、仲間と大島に来てるんだ。」

「マシンロボレスキューって何?」

「災害が起きた時に、マシンロボたちと救助活動をするんだ。」

 女の子は花の香りをかぎながら聞く。

「あの大きな人のことね?」

「え・・・・うん。」

 女の子は少し変わった言い方をしたことにケンは驚くが聞き間違いだと思った。

「ねえ、一緒に来て。お父さんに紹介するわ。」

「えっ!!いきなりお父さん!」

 ケンは突然の言葉に驚く。

「私はニーナ。」

「ニーナ・・・・」

 笑顔で自己紹介する彼女にケンは見惚れてしまった。

「いきましょ!」

 ニーナはケンの手を引っ張り、彼女の父の方へと向かった。

 

 しばらくして賑わっている声が聞こえて来ると森の中では海賊姿の男たちが宴をしていた。キャプテンの男がケンを連れているニーナに気づいた。ニーナが宴の場に近づくと宴の声は止み、静寂に包まれた。

「やあ。」

「やあ?」

「お元気ですか?」

「お元気?」

 普通に挨拶するケンに男たちは驚く。

 二人はキャプテンの前に立つ。キャプテンは立ち上がる。

「ニーナ、こいつは?」

「この子はケン。私のお父さん。」

「初めまして。美波ケンです。」

 ケンはキャプテンにあいさつをする。

「お前・・・」

 キャプテンはケンの肩を叩く。

「こりゃいい!こいつは俺隊の仲間にしてやろう!」

 キャプテンがそう言うと部下たちは嬉しそうに騒ぎ始める。

「ケン、踊ろう!」

 ニーナはケンの手を引き一緒に踊り始める。

 二人とも楽しそうに笑顔で踊っていた。

ケンが少し休憩している時にキャプテンがケンに声を掛ける。

「どうだいケン、楽しんでるか?」

「はい!」

「ところでニーナは気に入ったかい?」

 ケンは突然のことに驚き、飲んでいた水を少し吹いてしまった。

「アイツも年ごろだし、友達の一人も欲しいと思ってな。俺も海の男だ。細かいことを言うつもりはねぇが、男たるもの仕事はしてなきゃいけねぇ。」

「はい。」

「ケンはどんな仕事をしてるんでぇ?」

 キャプテンの問いに後ろから来たニーナが答える。

「ケンはマシンロボレスキューで働いているのよ。」

「マシンロボレスキュー?」

 キャプテンはマシンロボレスキューのことが分からなかった。

「はい。マシンロボは大きくて力があって、頼りになるやつらなんです。」

 ケンが説明するとニーナがキャプテンの耳元で何かを呟いた。

「そ、それじゃ!」

「ケンならできるかも。」

 ニーナの言葉を聞くとキャプテンは立ち上がった。

「野郎ども!俺たちは助かるかもしれねぇ!このケンが船を引き上げてくれるぞ!」

 キャプテンの言葉に部下たちは少し疑ってしまう。そんな中ケンはキャプテンに尋ねる。

「船を引き上げるって何です?」

「俺たちは嵐の晩に船が沈没しちまって、この島に流れ着いたのさ。」

「その船さえあれば!」

「ここから出られるんだ!」

 部下たちの願いに答えるようにケンは言った。

「わかりました。僕、必ずその船を引き上げてみせます!」

 そんなケンにキャプテンは言った。

「よく行ったケン、流石娘の婿殿だ!」

「婿殿?」

 ケンはニーナの方を向く。

「ようし野郎ども!今からケンとニーナの祝宴だ!」

 キャプテンの言葉にニーナも嬉しそうであった。

 

 その頃太陽たちはケンを探しに山道を歩いていた。

「な、なんか不気味じゃない?」

「大丈夫だって。前にあった奴らも悪い奴らじゃなかったから、今回も大丈夫だって。」

「そ、そう・・・・・・・・・・・・て、今なんて言った?」

 太陽にしがみ付いている鈴が問う。

「前に浜辺散歩してたら首が無いお化けがいてさ、いやー話が弾む弾む。」

「ぎゃああああああああああああああああああああああああ!」

 鈴は悲鳴を上げる。

「な、なんでそんなことナチュラルにしてんのよ!」

「え?だって前々から見えてたからもう慣れたし。」

「私の近くに幽霊がいたら離れるように言って!」

 鈴は太陽に泣き付いた。

 同じ頃何故かバカンスに来ていた二体のガラゴロが肝試しをしていた。

「なあ、やめようぜ。」

「なんだよ、おい。やっぱり怖いのか?」

「つーか、お前と来ても色気ねーし。」

「それ言うなって・・・」

 二人は体を震わせながら歩いていた。その時茂みから物音がし、互いに抱き着く。

「な、なんだ!」

 物音の発生源は太陽達なのだがガラゴロ達の目にはライトの光が人魂に見えた。

「ひ、人魂!」

 一方の太陽たちの目にはガラゴロ達は赤い目をした大きな獣のように見えた。ライトによって小百合の眼鏡が光り、そっちの方が怖いのは別の話である。

 

 それと同時に焚火の前でキャプテンがケンとニーナを祝っていた。

「それでは誓いの言葉を。」

「ぼ、ぼくは!えいえんに、にーなを!」

 ショウは顔を赤くし緊張気味に話す。すると奥の方から声がこだました。

『出た――――――――――――――――――――!』

 その声に一同気づく。

「野郎ども!今日の宴はここまでだ!」

 キャプテンのその言葉にケンは驚く。

「いいか、ケン。船を引き上げることは誰にも言っちゃいけねぇ。」

「え?なんで?」

「それがお前のためだ。行くぞニーナ。」

 ニーナはケンにウィンクをして「じゃーね、ケン。」と言い立ち去った。

 

 夜が明ける少し前の海岸でケンはサブマリンロボに頼んでいた。

「船を引き上げる?」

「この通り。詳しい事情は言えないけど・・・・」

「その頼みは規則違反だが、同じ海の男として、放っておくわけにもいかないな。」

「サブマリンロボ。」

 必死に頼むケンにサブマリンロボは承諾する。

「皆が起きる前に、その船を見つけて引き揚げてしまおう。」

 ケンはサブマリンロボに乗り、海底に潜る。その光景を木陰からガラゴロ二機が見ていた。

「マシンロボだ。」

 サブマリンロボは海底深くを潜航する。

「聞いた話だと、この辺りなんだけど・・・・あれだ!」

 見渡してケンは古い木造の船を見つけた。

「随分古い船だけど・・・」

「間違いないよ。だって、髑髏の旗がついている。」

「髑髏の旗?奇妙な船だな。」

 サブマリンロボはそう言いながら船に近づき、力を入れる。すると少し船が動いた。

「よし、動き始めた!」

「いいぞ。」

 その時であった。突如大きな揺れを身体で感じた。

「なに!」

「地震だ!」

 その揺れは別荘の島にいる太陽たちにも伝わっていた。

「まずいぞ!船が落ちそうだ!」

 慌てるサブマリンロボ。そこに追い打ちをかけるようにガラゴロが来た。

「見つけたぞマシンロボ!ここが地獄の一丁目だ!」

 ガラゴロはきりもみ回転をしてサブマリンロボにアタックを仕掛ける。

「ガラゴロ!」

「そんな!こんな時に!」

「こっちは地獄の二丁目でい!」

 もう一機のガラゴロがサブマリンロボを断崖に叩きつける。

 ケンはショウに通信を入れる。

「こちらケン!海底でガラゴロに襲われている!」

 ケンがそう言うと太陽は納得した。

「あ、昨日のアレはガラゴロか。」

「でもなんでケン君が?」

 マリーはケンが海底にいる理由が分からなかった。

「詳しい話は後です!ショウ、僕にサブマリンロボの合体コマンドを!」

 ショウはマリーの方を向くとマリーは頷く。

「ケン君、受け取るっす!」

 その言葉と後にケンのK-BOYの画面にサブマリンロボのロゴマークが表示される。

「サブマリンロボ!ハイパーモード、合体はじめ!」

「ハイパーモード、合体はじめ!ダーイブ!アクアロボ各機へ、ハイパーモードへシステムを移行!合体準備よし!二番、三番機より!四番、五番機よし!起動、各部異常なし!レスキュー合体、ハイパーサブマリンロボ!」

 ハイパーサブマリンロボはガラゴロへ向かってゆく。

「よし、行くぞ!」

 

 ガラゴロのことはMRR基地の佐々木に伝わっていた。

「島にデザスターが?」

『ドリルロボの緊急出場を要請します!』

「「それなら!」」

 誠と佐々木は立ち上がり、海パン姿になる。

「「私も(俺も)一緒に!」」

 そんな二人に水を差すように進と強が言った。

「あの・・・・もう・・・・・」

「ドリルロボなら出場しましたけど。」

 その頃ドリルロボは水平線をギアダンプでドーザーロボと共に進んでいた。

「待ってろよー!助けに行くぜ、サブマリン!」

 そんな時波がドリルロボを飲み込み、ドリルチームを海へと沈めた。

「助けてくれ、サブマリ~ン。」

 

 その頃海底ではハイパーサブマリンロボがガラゴロと死闘を繰り広げていた。

「がんばって、サブマリン!なんとしてもニーナの船を守るんだ!」

「心配するな、ケン!海の男の力を見せてやる!」

 ハイパーサブマリンロボが一体を殴り飛ばす。しかしもう一体のガラゴロがハイパーサブマリンロボを抑える。その時ハイパーサブマリンロボが気付いた。

「お前の後ろにお化けが!」

「よくもそんな白々しい手を!」

「お、おい!」

 相方のガラゴロが後ろを指さすので振り向くとそこには一つ目の人型お化けが存在していた。

「「出た――!お化け―!」」

 あまりの怖さにガラゴロ2体は泡を吹く感じでマシンロボを倒すと言うのを忘れて逃げ出し去って行く。

 ガラゴロ達が見えなくなった後にお化けと思われる者は頭を回転させ、纏わり付いた海藻を取る。するとそのお化けの正体はドリルロボであった。

「ドリルロボ!」

「お前を助けに来るつもりが・・・・・・」

 言いかけてドリルロボは溺れそうになるがハイパーサブマリンロボはキャッチする。

「だが、君のおかげで助かった。」

 その時ケンが声を張り上げる。

「サブマリンロボ、船が!」

 その言葉にハイパーサブマリンロボは船の方へと顔を向けると地震によって船は今にも落ちそうになっていた。

「それなら、ドーザーロボを使ってくれ。」

「大地君、X合体だ!力を貸して!」

「よし。」

 そう言うドリルロボにケンはすぐさま大地へと連絡を取り、大地も了承する。

「サブマリンチーム!」

「ドリルチーム!」

「「交代、はじめ!」」

「「了解!」」

「アクアロボ二番機、三番機分離よし!」

 両腕を分離したサブマリンロボにドーザーロボが来てサブマリンロボの両腕になる。

「完了!」

 Xサブマリンロボが完成する。

「最大出力!ドリルチーム、君たちの力が伝わってくるぜ!」

「お願い、サブマリンロボ!」

「任しとけ!」

 落ちそうになる船をサブマリンロボが支え、海上へ浮上させる。

「あらま、海賊船だったのか。」

 避難のために船に乗っていた太陽たちは驚く中、ボンは怯えていた。

(でもなんで・・・・・・・あ、そっか。)

 太陽は一人納得した。

 

 別荘での一軒が終わり、格納庫で掃除をしている太陽とケン。ケンの側にはニーナがいた。

 そんなケンに太陽は話しかける。

「なあ、ケン。」

「なんだい、太陽君?」

「そのニーナって子にもし肉体を与えられるとしたらどうする?」

「本当に!」

 出て来た言葉にケンは太陽に詰め寄る。

「言っておくけどこれって幽霊で試したことないからな。」

「それでどんな方法なの?」

 そう前置きする太陽にケンは聞く。

「前にトランスフォーマーの意識だけを人工の肉体に移す機械があったんだ。これは人間社会をより理解するための技術なんだけど。これを通さんに作ってもらってる。元々人間側で開発できたからこっちで出来ない話じゃないから。でもいつできるのかわからないけど・・・・・・・・・・・・・賭けてみるか?」

「うん!僕は賭けるよ!ニーナと一緒にいるために!」

 そう言う太陽にケンは頷いた後にニーナと笑いあい、太陽も微笑ましそうに笑う。

 

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