出撃!マシンロボレスキュー ギャラクシーと共に   作:ザルバ

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 雲の上を飛行船ウラノス2が飛行していた。

「このウラノス2は地球観測を始め、災害監視、通信放送分野のプラットホームとしても機能している最新鋭の飛行船なんです。」

 ウラノス2の中では谷村船長がブルーサイレンズと宮島に説明をしていた。

「ひろーい!これが飛行船の中?」

「胴体全てがガスってわけじゃないんだな?」

「風船みたいなものだと思ってた。

 アリス、進、強は飛行船に関心を持つ。

「これは硬式飛行船と言うタイプでね、ガス房という巨大な中央部屋があるんだ。」

 谷村船長が説明すると進と強が言った。

「ここで追いかけっこしたら楽しそうだな。」

「うん、後でやろう!」

 そんな二人に誠と佐々木が注意をする。

「静かに谷村船長の話を聞きたまえ!」

「我々が迅速に行動できるのは、このウラノス2のおかげなんだぞ。君たちは、マシンロボレスキューの代表として研修に来ていることを忘れるな。」

『はーい。』

 アリスたちは返事をしたので移動しようとすると強が手を上げた。

「あのー、すいません。」

「なんだ?」

「トイレ、どこですか?」

 進が若干顔を赤くしながら問うと谷村船長が説明をした。

「今来た通路を右に曲がったところだよ。」

「はーい。」

 進はトイレに向かう。

「進、済んだらすぐに戻ってくるのだぞ。」

「はーい。」

 佐々木は溜息を吐く。

「遠足の引率に来たようだ。」

 その言葉に谷村船長は笑った。

「元気があってよろしいじゃないですか。」

「全くお恥ずかしい。」

一同すれ違いざまに怪しい感じの船員とすれ違う。

 一同が見えなくなると変装していたハザードは唇を舐めて、口角を上げた。

「こりゃ面白くなってきた!」

 ハザードは小さく敬礼をした。

 

 一同は操縦室へと移動する。

「この船はすべてコンピューター制御ですから、乗務員、観測スタッフを含めて20人もいません。」

 操縦室に入れば船長用の椅子とサポートお二人だけと見通しがいい操縦室であった。

 進とアリスははしゃぎ、窓の外の景色を見る。見れば広がるのは白い雲の下にある青い海、見上げれば青い空と絶景であった。

「空の旅って感じね。」

「飛行船って言うから、車輪で“よーそろ”ってやるのかと思ったけど、全てキーボードなんだ。」

 感心する二人に佐々木が注意をする。

「お前ら、大人しく見学しないか?」

 注意され二人は気を付けをするが、谷村船長が宥める。

「まあはしゃぎたくなるのは無理もありません。よかったら、自由に見学していきなさい。」

 谷村船長の言葉に強とアリスは喜ぶ。

「「やったー!探検!探検!探検!」」

 はしゃぐ二人を誠は注意する。

「こら、お前ら!遊びに来たんじゃないんだぞ!」

「船長さんがいいって言ったんだしさ。」

「ホント石頭なんだから。」

 アリスのその言葉に誠はカチンと来る。

「だ、誰が石頭だ!」

 誠は二人を怒る。

「こら!騒ぐんじゃない!」

 佐々木は注意するが強とアリスは既にそこからいなくなっていた。

「全く・・・・・・・・・・・お恥ずかしい限りです。」

 佐々木は谷村船長に詫びを入れる。

 

 その頃進は地図を見ながら操縦室に向かっていた。

「えーっと、操縦室は・・・・」

 そんな進にアリスと強が声を掛ける。

「探検しよう!探検!」

「自由に見学していいんだって。」

 アリスを先頭に探検を開始する。

 

 誠と佐々木は谷村船長から話を着ていた。

「この船は、世界中の電波を送受信することが可能です。」

「成程。もしウラノス2に問題が発生したら・・・・・」

「世界中が混乱することになりますねぇ。」

 誠の言葉に谷村船長がそう言うと突如操縦室にガスが蔓延する。

 咄嗟に誠は口を押さえる。反応が遅れた佐々木と谷村船長は意識を失う。

 誠が扉の方を向くとそこには変装しているハザードの姿があった。

「お前は!」

 誠が他の二人の方を向くとその二人も意識を失っていた。

 そして遂に誠も意識も失ってしまった。

 そしてハザードはそこで一人、勝利を確信していた。

 

 探索をしているアリスに強は声を掛ける。

「ねえ!アリス!」

「な~に?」

「トイレ・・・」

「も~。今度は強?双子なんだから一緒に済ませなさいよ。」

「「無茶言うなよ!」」

「それに今度は、おっきい方なんだぞ!」

「そうだ!」

 その言葉を聞くとアリスは顔を赤くする。

「いちいち言わなくていいから!早く行ってきなさいよ!」

 

 操縦室で誠が目を覚ますと自分が拘束されていることに気づいた。そして自分だけでなく操縦室にいた全員が拘束されていることに気づいた。

「船長?」

「愛川君・・・・」

 谷村船長はハザードに気づいた。

「お前、何をしている!」

「この飛行船を頂く。」

「頂くだと!!?」

 ハザードは敬礼をする。

「お前は、ハザード少佐!」

 間違ったことにハザードは怒る。

「ムッキ―――――――――!俺様は、大佐だ!」

 ハザードは誠に近づくと電流を流す。

「やめろ!何の目的でこんなことを!」

 谷村の問いにハザードは答えた。

「この船を乗っ取って世界中の通信を混乱させる。ありとあらゆる場所でパニックが起きるぞ!」

「なんだって!」

 誠は驚く。

「クルーに化けて全入してみれば、マシンロボレスキューと言う美味しい獲物までついてくるとはなぁ。鯛でエビを釣るとはこのことだぜ。」

「ハザード、お前は間違っている。」そう言うはハザードに対し誠がそう言う

「何をかな?」

「それを言うなら、海老で鯛を釣るだ。」

 こんな状況でそれを言う誠も誠である。

 ハザードはそこを指摘され顔を赤くする。そして照れ隠しに電流を流す。

「わかっったか、小僧?口は禍の元だ。そして、このハザード大佐自身が禍の大元なんだよ。俺様こそ、災害のアーティスト、この世界のあらゆる災害を演出するのさ!」

 笑うハザードに誠は歯を噛み締める。

「さて、やるか。ハザード大佐の、オンステージだ!」

ハザードの電波ジャックによって世界各国の交通機関及び通信機器は混乱、世界中は混乱の危機に追いやられていた。そのことはMRR基地指令室でもすでに検知していた。

「この情報社会で情報が遮断されたらどうなるか?そう!大災害の発生だ!」

「貴様!何をしているのかわかっているのか!」

 谷村船長が声を上げる。

「さらにこのハザード大佐の名を世界中に知らしめ、俺様には誰も逆らえないことを教えてやるのさ!」

 ハザードは舌を出しながら敬礼をすると操縦室を去る。

「もうだめだ。」

「そんなことは有りません!」

 諦める谷村船長に誠が声を上げる。

「愛川君・・・・・」

「すいません。まだ仲間が無事です。自分は仲間を信じます!」

「これがマシンロボレスキューなんです。しょっちゅうやり合っていても、心はいつも信頼する仲間と共にある。」

 佐々木がそう言うと谷村船長は頼もしく思った。

 

 男子用トイレでハザードは頭のかつらを外し、手を洗っていた。

「この船の乗務員は、これで全て捉えた。後はレスキューのガキどもを捕らえれば・・・・・・・」

 ハザードはそう言うと笑う。そしてかつらをセットしてトイレを後にした。

 その話を強が隠れて聞いていた。

「た、大変だ!」

 強はすぐにアリスたちに伝えようとトイレを飛び出す。

 が、出入り口にはハザードが待ち構えていた。

「俺様が気付かないとでも思ったのか?」

 ハザードは唇を舌で嘗め回す。

 そして強も捕まってしまった。

「残るはブロンドの子娘だけか。楽勝だな。」

 ハザードはそう言うと操縦室を後にした。

 

 その頃進はアリスと共に強を待っていた。

「もう、強はどこのトイレに行ってるわけ?」

「ウラノス2の内部図をインストールしているから、これで探すか。」

「でも、ちょろちょろされたら意味ないでしょ。K-BOYで呼び出した方が・・・・」

 その時アリスは待ち受けを見て驚きを隠せず声を上げてしまう。

「ア――――――――――――――――――――――――!」

「どうしたのアリス、いきなり?」

「K-BOYに!K-BOYに!」

 アリスは待ち受けを見せるとそこには気色悪いハザードが画面に映っていた。

「うわっ!気持ち悪い!」

 その時進に強を呼ぶ声が聞こえた。

(兄ちゃん!) 

 進はその声が聞こえた方向を向く。

「どうしたの?」

「強がピンチだ!」

 進はそう言うと操縦室の方へと向かう。

「待ってよ!」

 アリスは進を追いかけ始める。

 

 その頃ハザードはウラノス2の中でアリスを探していた。

「どこにいるのかな、小娘ちゃん?」

「子娘じゃないわよ!」

 ハザードはアリスの声が聞こえた方を向く。そこにはアリスがいた。

「アリス・ベッカムよ!覚えておきなさい!お尻ペーンペン。」

 アリスはハザードをおちょくる。

「舐めやがって!」

 ハザードはアリスを追いかけ始める。T字の曲がり角でハザードはアリスを見失う。

「この・・・」

 ハザードは探し始めようとするとアリスが後ろから声を掛ける。

「ベー、こっちだよー。」

「くっそ!」

 ハザードはアリスを追いかけ始める。

 

 その頃MRR基地ではマシンロボの通信にも今でハザードの映像が流れていた。唯一の救いはサブマリンロボがダメージを受けていないこととトランスフォーマーには効いていないことであった。

 そんな時鈴が宮島に頼んだ。

「教官、太陽の出場とマシンコマンダーの出場許可をください!」

「鈴!」

「コマンダーなら、マシンロボと直接通信ができます。妨害電波の影響も受けません。それにトランスフォーマーにはこの妨害自体問題ではありません。」

 鈴の言葉にブラッドも納得する。そんな時ショウがものを言う。

「でも長官、回線がこんな状態じゃ出場指令を出すことも難しいんじゃないんですか?」

 そんなショウに小百合は言った。

「ショウさん、わたくしたちはこの日のために訓練しているのでしてよ。」

 小百合の言葉にショウは驚く。機械に頼れない。つまり・・・・・手動でやるしかないということである。

「イエローリーダー、搭乗よし!」

 サブマリンロボがイエローコマンダーに搭乗する。

「ブルーリーダー、搭乗よし!」

ポリスロボがブルーコマンダーに搭乗する。

「レッドリーダー、搭乗よし!」

 ジェットロボがレッドコマンダーに搭乗するとショウ、ケン、大地、海が小百合の監視下でハンドルを回してハッチを開ける。

「マシンコマンダーにジェットロボ、ポリスロボ、サブマリンロボの搭載確認!」

 エースがメガホンを使って小百合に報告する。

「了解!大地さん、少し頑張りが足りてませんわ。」

「はい!」

「頑張るっスよ、大地君!あとから怖いっす。」

 ショウが後半を小声で言うと小百合がショウに声を掛ける。

「ショウさん。」

「はい!」

「サブマリンロボ出場ですわよ。」

「ハイー!」

 ショウは急いでマシンコマンダーに搭乗する。

「マシンコマンダーはスリンガーカタパルトへ!」

 エースがそう言うとマシンコマンダーはスリンガーカタパルトへ移動する。

「スリンガーブリッジ、浮上!」

 ファングウルフがスリンガーブリッジの浮上を確認する。

 小百合も加わりマシンコマンダー発進準備を手伝う。

 そしてパチンコ飛ばしが出てハイパーラバーが伸び、スリンガーブリッジが射角を取る。

「カタパルト、発進位置へ!」

 エースがそう言うとカタパルトが移動する。

「ハイパーラバー、弛み無し!カタパルト、固定確認!」

 エースが確認をする。

 ファングウルフが手を振りサインを送る。

「射出角度よし!ファングウルフ、30秒以内に退避!」

 エースはそう言うと退避する。ファングウルフも邪魔にならないように退避する。

「マシンコマンダー発進ですわ!」

 小百合がそう言うとエースはロケット花火に火をつけ花火を飛ばし、鈴たちに合図を送る。

「来た!遙さん!」

「よし!マシンコマンダー、発進!」

 マシンコマンダーはジェットエンジンを吹かし出場する。

「こちらサイバトロンギャラクシーコンボイ、ソニックボンバー、大空太陽以下三名、発進します!」

 太陽たちも鈴たちの後を追うように発信する。

「皆さん、指令室に戻りますわよ。」

 発信するメンバーを見送って指示だけをしていたので平然としている小百合の目の前には既に虫の息の大地たちがいた。

 

 その頃ウラノス2の操縦室では誠のK-BOYがロープを切ろうとしていた。そしてロープが切れる。

「よし、切れた!」

 喜んだのも束の間。突如激しい金属音がした。

「しまった!戻ってきたか!」

 誠の予想をいい意味で裏切り、通気口の蓋が落ち、進が落ちて来た。

「進!無事だったか!」

 進が無事であることに喜ぶ誠。しかし進は焦っていた。

「早くアリスを!」

 

 その頃ハザードはアリスを探すためにある個室に入った。

「隠れても無駄だ。」

 ハザードがバスルームのカーテンを開けるとそこにはタオルを巻いているアリスの姿があった。

「キャー、エッチー!」

「し、失礼!」

 ハザードはすぐに出て行くが・・・・

「て、なるか!」

 すぐに戻ってきた。

 そしてアリスはハザードに捕まった。

「俺様から逃げることなど不可能。最初からお前らは、ホクロのネズミだったって事よ。」

「それを言うなら袋のネズミだ!」

『っ!?』

 二人が行く先には誠がいた。

「誠!」

「貴様!」

「ああ、アリスを離せ!」

 ハザードはロープから手を離すと鞭を手に取り誠にレイピアのように突く。誠はファイトナチュラルを活用し回避する。

「そこまでだ!」

 ハザードが誠に止めの一撃を喰らわそうとした途端、誠は後ろ受け身を利用して両足で腕を掴むとそのまま投げる。ハザードは尻から落ちる。

「この・・・・」

「今度は僕が相手だ!」

 ハザードは誠の方を向く。すると進がハザードに声を掛ける。

 ハザードが右を向けばそこには進がいた。

「いや、こっちが相手だ!」

 左を向けば強がそこにいた。

「な、なんだと!バカな!」

 進と強が双子であることをハザードは知らないため戸惑う。二人はそれを利用する。

「「見ろ!お前の後ろにも、僕の分身がいるぞ!」」

 ハザードはその言葉を鵜呑みにして後ろを振り向く。

「なに!」

「「そんなわけないだろ!僕たちは、双子だ!」」

 兄弟キックが炸裂し、ハザードは壁に顔面からダイブする。

「くっそー、騙しやがったなー!」

「観念しろ、ハザード。」

 佐々木も合流し背水の陣となるハザード。

「クッソ―・・・こうなったら!」

 ハザードは鞭を逆手に持つと壁に突き刺し壁を破壊する。それにより穴が開き、中の空気が外へと出る。

「貴様、死ぬ気か!ここをどこだと思っている?」

 佐々木の言葉を無視するかのようにハザードは敬礼をするとウラノス2から飛び降りた。

「やめるんだ、ハザード中佐!」

「俺様は大佐だ!」

 誠が穴の近くにまで顔を出しハザードを見るとハザードはハンググライダーで飛び去って行った。

「逃げられたか。」

 悔しがる佐々木。しかしそれによってすべての通信が回復する。

「通信、情報系統、全て復帰しました。」

「よし!」

 乗組員がそう言うと谷村船長は喜ぶ。

 そこへブルーサイレンズが来る。

「全員無事です!」

 それを着て喜ぶ谷村船長。しかしそこへハザードの言葉が聞こえて来た。

「そうかな?」

 全員が前を向くとそこにはガラゴロの上に載っているハザードの姿があった。

「ウラノス2を乗っ取るのは失敗したが、次は飛行船墜落ショーの始まりよ!」

「ハザード!」

「この船を墜落させる気!」

 佐々木は驚き、アリスが問う。

「貴様らは、このまま海のモズクになるのだ!」

 そんな時、誠がまた余計なことを言う。

「それを言うなら海の藻屑だ!」

「いちいちうるせぇ!BLポリスロボ、舟を叩き落としちまいな!」

「ボコボコにしてやるぜ!」

 ガラゴロに釣られてBLポリスロボアタックを仕掛けようとすると消火弾がBLポリスロボに直撃する。

「なんだ!」

 するとマシンコマンダーが駆け付けて来た。

「「誠!」」

 鈴とポリスロボが声を上げる。

 ガラゴロが逃げようとするとマシンコマンダーは一回転して操縦室前を浮遊する。

「指揮所に上がって!私がジェットで援護するわ!」

「わかった!マシンコマンダー!リーダー合体、はじめ!」

 誠のK-BOYの顔が開き、目が光る。

『合体準備、よし!』

「イエローコマンダー、よし!」

「ブルーコマンダー、よし!」

 指揮所に誠が上がる。

「起動、各部異常なし!リーダー合体、マシンコマンダーロボ!」

 マシンコマンダーロボへ合体する。

「行くぞ、誠。」

 マシンコマンダーロボがそう言うとハザードもそれに対抗しようとK-BOYを取り出した。

「ならば!BLハイパーモード、合体開始!」

「ハイパーモード、合体開始!悪羅悪羅!BLバイク各機、ハイパーモードへシステムを移行!合体準備、よし!四号、五号機、夜露死苦!二号、三号機、四露死苦!完了!BLハイパーポリスロボ!」

 合体完了したBLハイパーポリスロボがウラノス2の装甲を荒々しく壊しながら着地する。それによりウラノス2は激しく揺れた。

「ハイパーモードだと!」

 誠は驚きを隠せなかった。

「ふふふふふ、驚いたか?」

 その時谷村船長がウラノス2のことを心配する。

「いかん!ボディに亀裂が!」

「誠、奴を船から引きはがせ!」

「でも、どうやって?」

 BLハイパーポリスロボはウラノス2の装甲個踏みつけ傷つけていく。

「やめろ!やめるんだ!」

「うるせぇ!」

 マシンコマンダーロボに対しBLハイパーポリスロボは攻撃をする。

「エキゾーストボンバー!」

 BLハイパーポリスロボの攻撃がマシンコマンダーロボに向け放たれる。しかしそれは放水によって防がれた。

「なに!」

 BLハイパーポリスロボが放水をしてきた方を向くとそこにはコンボイがいた。

「太陽!」

「悪い、遅れた。でも安心しろ。」

 太陽がそう言うとソニックボンバーがBLハイパーポリスロボを後ろから蹴り飛ばした。それによってBLハイパーポリスロボはウラノス2から離れる。

「俺たちが来た!誠!」

 ソニックボンバーがそう言うと誠は喜ぶ。

「ソニックボンバー・・・・・・今だ!マイティ―フラッシュ!」

「マイティ―フラッシュ!」

 マシンコマンダーロボはグー、チョキ、パーを作ると指を三本立てた技、マイティ―フラッシュを放った。放たれたマイティ―フラッシュはソニックボンバーにより蹴り飛ばされたBLハイパーポリスロボに炸裂し、ふっ飛ばされたBLハイパーポリスロボが海面に向かい落ちて行くのをガラゴロが回収する。

 その際にハザードが「覚えておれ―――――!」と負け犬の遠吠えをほざいた。

「やはり、三下は三下か。」

『っ!?』

 突如聞こえてきたマスターガルバトロンの声に一同驚く。

「久しぶりだな、ギャラクシーコンボイ。マシンロボレスキューの諸君。」

 した方へと顔を向けるとそこにはマスターガルバトロンが腕を組んで君臨していた。

「さて、今日はギャラクシーコンボイに用があるだけだ。お前たちは邪魔だ。」

「なんだと!」

 マスターガルバトロンの言葉にマシンコマンダーロボは怒る。

「止すんだマシンコマンダーロボ。こいつの狙いは私たちだ。」

「わかってるじゃないか。久々に本気の勝負ができるからな。楽しませてもらう。」

 飛び出そうとするマシンコマンダーを止めるギャラクシーコンボイへマスターガルバトロンがそう言うと空に穴が開き、そこからダークライガージャックがガラゴロに釣られて姿を現した。

「まさか!」

 太陽は最悪のことを予想する。

「いくぞ、マスターガルバトロン!ダークライガージャック!リンクアップ!」

『リンクアップ!?』

 マスターガルバトロンの言葉にMRR基地にいる一同も驚きを隠せなかった。

 ダークライガージャックが腕を飛ばすと四肢を変形させ腕になると軌道を描く。マスターガルバトロンの左腕が変形しそこへダークライガージャックがリンクアップし、ダークライガージャックの飛ばした腕が合体する。そしてエネルギーの左手が形成させる。

「リンクアップ!ライガーガルバトロン!」

 マスターガルバトロンの新たなる姿、ライガーガルバトロンへと姿を変えた。

「ギャラクシーコンボイ!ソニックボンバー!」

「「わかってる!」」

 太陽が声を上げると二人はわかっていた。

「「ギャラクシーコンボイ!」」

「ソニックボンバー!」

「「「リンクアップ!ソニック~~~~~~~~~~~~~、コンボイ!!」」」

 ライガーガルバトロンとソニックボンバーが対峙する。

「「いくぞ!」」

 ソニックコンボイとライガーガルバトロンが互いの拳をぶつけ合う。

 ガン、ガン、ガン、ガンと金属の攻撃がぶつかり合う音が響き渡る。

「はぁ!」

 ライガーガルバトロンの左腕が爪を出して突く。ソニックボンバーはフラップソードを十字で組んで防ぐ。

「「ぐぅううううううううう!」」

「ふふふ、ははは、ふはははは!この程度か、ソニックコンボイ!」

 ライガーガルバトロンはソニックコンボイを弾き飛ばす。

「フォースチップ、イグニッション!ライガーデスブレイク!」

「(マズイ!)ソニックコンボイ!」

「わかっている!」

 そこにフォースチップをイグニッションして必殺技を放そうとするライガーガルバトロンに太陽は慌てて叫び、ソニックコンボイも必殺技を放つ体勢に入る。

「「フォースチップ、イグニッション!ギャラクシーキャリバー!」」

 二人の必殺技がぶつかり合う。

「はぁああああああああああああ!」

「「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」」

 互いの技のぶつかり合いで衝撃が生まれ、ウラノス2が揺れる。

 お互いに死力を出し尽くし、吹き飛んだ後に両者ともにオーバーヒート状態になる。

「ぐ・・・・・・・・まだ慣らしの運転をしていない分、負荷が大きかったか。」

 ライガーガルバトロンはダークライガージャックの方を見る。

「ぐっ!」

「ソニックボンバー!」

 ソニックボンバーも最大出力を出したことに体が持たなかった。

「今日はここまでとしよう。じゃあな。」

 ライガーガルバトロンはそう言うと時空の穴を通り姿を消した。

「太陽、大丈夫?」

「俺とギャラクシーコンボイはな。でもソニックボンバーが・・・・・」

 心配する鈴に太陽は答えた。

「だが、レスキューは続けられる。我々のレスキューを続けるとしよう。」

 ウラノス2は損傷が激しいため、一度国際空港に送ることとなり、太陽たちは護衛をした。

 

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