先生が登場です!
ステルスロボ救出後のMRR基地長官室ではブラッドはある書類にサインをしていた。
その後ろでジェイ、宮島、佐々木、マリーが立って見ていた。
「はい。これで君は自由の身です。普通の学校に行ってみたいと言うなら手続きもしますが、君はこれからどうしたいですか?」
「・・・・・俺を此処に入れてくれ。」
要望を聞くブラッドに対してのジェイのその言葉に宮島たちは驚いた。
「ほう・・・・・・・本気で入隊を希望しているのですか?」
「ああ。」
「そうですか・・・・・・・ですが適正かどうか審査する必要がありますので時間を貰えますか?」
「わかった。」
その話を鈴が壁に耳を当てて聞いていた。
その頃デザスターの本拠地ではカイザーGが事態を重く認識していた。
「由々しき事態だ。ステルスは何としても破壊せねばならん!わかってるな、ハザードよ?」
「シュタッ!」
ハザードは敬礼をする。
「ステルスの中に眠るデータをなんとしても破壊せねばならぬのだ!」
「わかってます、カイザーG。BLドリルロボ!」
ハザードがその名を叫ぶとBLドリルロボは体を動かしながら答えた。
「俺、ステルス、必ず倒す!」
そんなやり取りをしているハザードたちをマスターガルバトロンは楽しそうに見ていた。
(全く・・・・・・・あいつらがどれほど俺を楽しましてくれるか見物だな。)
その頃大志館では誠は食事を取りながらモールダイブに言われたことを思い出していた。
『ま、待ってくれ!今は関係ないじゃないか!』
『だったらなんでその気持ちをジェイに向けてやらねぇ?』
『っ!?』
『お前は悪人すら救いの手を差し伸べねぇのか?だったらやめちまえ!お前は、ただ自分が気に食わない奴を助けに行かない身勝手な野郎だ!』
あの時言われた言葉が今も誠の頭に残り続けていた
(俺は・・・・・・・・)
誠は俯きながら考えていると食堂に太陽が入ってきた。太陽は食事を取っている鈴に話しかける。
「なあ、鈴。ジェイの奴見かけなかったか?」
「え?え、ええ・・・・・ステルスの様子を見にラボに向かったそうよ。」
「そっか。まあ、大事なパートナーだし心配するのは当然か。」
太陽はそう納得すると椅子に座った。
「ねえ太陽、もしジェイがマシンロボレスキューに入りたいって言ったら・・・・・・あなたは受け入れられる?」
「ん?まあ受け入れられるな。あいつだって、騙されていたとはいえど罪の意識は今感じてるんだ。それにさ、教えてやりたいんだよ。なんで俺たちがレスキューをしてるのかって。」
「そ、そうなんだ・・・・・」
鈴はその言葉を聞くとほっとした。
だが誠は内心では反対であった。
(ジェイがマシンロボにだと?バカバカしいにも程がある!大体アイツはデザスターの・・・・・・・・デザスターの・・・・・)
否定しようとした誠だが途中で言葉を失った。
(・・・・・・・・・・確かに俺は自分の信じる正義を通そうとしている。正義が常に正しいと。でも・・・・・・悪い奴を助けない俺は同じじゃないのか?だとしたら、俺は・・・・・・)
誠はそこから先を考えようとはぜず、我武者羅にご飯を口に運んだ。
その頃水道橋ラボでは通がステルスロボの中に埋め込まれているブラックボックスを開けようとしていた。しかし思った以上にブロックが固く、開けずにいた。
「う~ん、どうしても開かないがこのプログラムはなんなんだろう?」
キーボードから少し離れ、考えようとした時にステルスロボの側で見守っているジェイの姿に通は気づいた。そんなジェイの元へと通は近づいた。
「心配しなくてもいいよ。ちゃんと僕が生まれ変われせて見せるよ。マシンロボとしてのあるべき姿、人を救うための存在としてね。」
「それは、ステルスの力を弱くすることか?」
そんなことを言うジェイに通は尋ねた。
「君はマシンロボレスキューへの入隊を希望しているようだけど、それはデザスターへの復讐のためかい?」
「そうだ。俺とステルスの力で俺たちを使い捨てた奴らを倒してやるんだ!」
「・・・・・・・・確かに君は力があるかもしれない。けどそれが本当に強いって事なのかい?」
投げられたその言葉にジェイは戸惑った。
「僕が言うのはおかしいんだけどね、車いすに乗っていると人の力が必要なことがあるんだ。だから僕は知っているんだ、人が何の見返りも求めず行動することを。それがレスキューってことなんだ。もし君がそんな気持ちで入隊したいようなら・・・・・・・・・・僕はお勧めしないよ。」
ジェイには通が言っている意味が分からなかった。
敵を倒すことが最大の障害排除なのにもかかわらず、なぜそれをしないのは戦いの中でのみ生きていたジェイには理解できなかった。
通はその話を太陽にした。
『どうだい太陽君、僕が言ったことは間違ってたかい?』
「間違ってないんですけど・・・・・・・」
『けど?』
「見返りを求めずに行動するってのは、ちょっとバカかなって思います。」
『バカ?』
太陽から返って来た言葉に通は少し驚く中で太陽はなぜそう答えたかの理由を言う。
「だって・・・・・・俺たちレスキュー隊員は人々の笑顔を見たくてやってます。俺たちの見返りはそれなんですよ。それに・・・・・・・・復讐が間違いってのは正解であって間違いなんです。確かに倫理的には間違っていても、個人の価値観や感情では正しいとは言えないんです。」
『・・・・・・・・・・・・年上の君から聞くとその言葉の重みが分かる気がするよ。』理由を聞いて通はしみじみとそう言う。
その頃鈴は自室であることを考えていた。
それはあの日、ジェイがK-BOY手に入れた日、意識を失った鈴と純が気を失った時、誰が助けてくれたのか鈴の頭の中でずっと引っかかっていた。
確証はないが誰が助けたのかは鈴には見当がついていた。
鈴はそれを確かめるために純に電話をした。
鈴は純と共に遊園地の回転上昇式の展望台にいた。純は楽しそうにする中、鈴は純にあることを尋ねた。
「あのね、純君、君に確かめたいことがあるの。」
「確かめたいこと?」
「マシンAI研究所でのこと。あの時、煙に巻かれて気を失ったアタシたちを助けたのは誰だか覚えてる?」
鈴がそう尋ねると純は首を横に振って言った。
「ううん、僕たちの他にはあのお兄ちゃんしかいなかったから。」
「アタシにもわかんないのよ・・・・」
鈴がそう悩んでいると客の一人が声を上げた。
「なんだあれ?」
「こっちに来るぞ!」
一人の客が悲鳴を上げた。鈴たちは窓際の方へと向かう。
「あれは!」
鈴が見る先にはミサイルのようなものが四基接近してきていた。四基は建物の側を通り過ぎて地面に刺さる。通り過ぎる際に衝撃で窓が割れてしまい、割れた窓ガラスによるけが人が相次いだ。そして四基はロケットの部分が変形しアンテナへと姿を変える。
すると今度は足場の方でBLハイパードリルロボが姿を現した。
大型モニターにはハザードの姿を大々的に映し出されていた。
「ごきげんよう、犠牲者の諸君。俺様はデザスターの最高司令官、ハザード大佐であ~る。」
その放送は全世界に向け発信されていた。
「聞こえているだろう、マシンロボレスキューの諸君。奴らの命が惜しければ、我々デザスターの裏切り者、ステルスを差し出せ。あー、そうそう、タワーの周りには震動感知用のセンサーが置いてある。モーターなんかを使ってもバレバレだからな。ステルスを使っても無駄だぞ、ステルスはもちろん、他のマシンロボが手出しをしても同じこと。余計な手出しをしたら奴らの命はないからそのつもりで。シュタ!」
その映像を見ていたジェイは現場へ向かう。
MRR基地指令室でも太陽たちはブラッドに指示を求めた。
「長官!」
宮島が声を掛けるとブラッドは言った。
「脅迫に屈するわけにはいきません。それにステルスは動ける状態じゃない。」
その時、太陽ののK-BOYに着信が入った。出るとそれは鈴からであった。
「鈴、お前今どこにいるんだ?」
『私は今、デザスターに占拠されたタワー内にいます。』
その言葉に一同驚く。
『負傷者多数。居合わせた看護師の手を借りて応急処置を行っておりますが、一刻も早い救助が望まれます。』
その言葉を聞いて誠が言った。
「行かせてください!マシンロボがいけなくても自分たちの手で!」
「・・・・・・・・わかりました。レッドウィングス、ブルーサイレンズは現場に向かってください。イエローギアーズは指令室にてバックアップを!」
『はい!』
太陽たちは臨時キャンプで作戦を立てていた。
鈴からの報告で非常用エレベーターも起動せず、正に退路を断たれていた。
「モーターを使ったら奴に気づかれる。となると・・・・」
誠が建物を見る。
「ま、なさか!200mの高さを垂直登坂するの!」
『正確には203mと48cmだけど。』
驚くアリスに通信して来た大地が正確な高さを言う。
「大地、余計なことを言うな!それよりも・・・・・俺がやった方がいいな。あの高さなら俺は慣れてる。」
「いや、俺がやる。」
そう言った誠に対して臨時キャンプの方にジェイがやってきて言った。しかしここで誠が反対意見を出す。
「待て。一つ間違えば人の命を落としかねないのだぞ。人の命を救うのは、レスキューをするのはそう言うことを言うんだ。お前にそれを背負う覚悟があるのか?」
そんなジェイに対して誠がそう言った途端、誠のK-BOYに着信が入った。
「なんだこんな時に?」誠は少し苛立ちながら出る。
『久しぶりじゃな、少年。』
「この声は・・・・・・・・・あの時の!」
(あれ、この声・・・・・)
誠は聞き覚えのある声に驚き、太陽はその声に懐かしさを感じていた。
『確かにレスキュー・・・・・・・いや、人助けと言うものは生半可な気持ちでは出来ん。しかしな、それを背負うのは一人では不可能じゃ。人を助ける責任を一人が背負うにはあまりにも重すぎる。故に君たちはチームで行動しているのではないのかね?』
「っ!?」
その言葉に誠は衝撃が走った。
『ジェイ君と言ったかな?私は昔お前さんのように力こそが正義と言う奴を弟子に取ったことがある。結局そいつは王になったものの、自分より強い存在に負けた。じゃが、そいつは気づかされたのじゃ。王のあるべき姿を。力は支配するためでなく、守るために使うものだとな。』
続けてジェイへと向けてそう言い、ジェイは最後の守るために使うと言うのを呟く。
(やっぱりこの声・・・・・・・・・間違いない!先生だ!)
太陽にはその声に聞き覚えがあった。
サイバトロンなら誰しも先生と呼ぶ存在であるからだ。
『そろそろ君たちの仲間が話しかけてくる頃じゃ。わしは一旦失礼する。』
声の主はそう言うと通信を切り、その後に鈴からの通信が入った。
『ねえジェイ、貴方マシンロボレスキューにしたいそうね?その気持ちに変わりがないなら一つだけ答えて。マシンAI研究所で貴方は気絶したアタシたちを、どうして助けたの?』
「・・・・・・・・・・・ただそうしたい。そう思っただけだ。」
ジェイはまっすぐな目でそう言った。誰一人として声は上げなかった。
『ジェイ、アタシはあんたを信じるよ。』
その後、太陽とジェイの二人で地下からの垂直登坂救助活動が行われた。
二人は高い所にいる鈴たちの元へ少しずつ、着実に進んでいた。
だが人質を取っているハザードは自分勝手であった。
「遅い遅い遅い!こうなったら、見せしめが必要だな。」
ハザードがそう言い指を鳴らすと建物の陰に隠れていた小型の蝙蝠ガラゴロが建物内に侵入してきた。
鈴は払おうと手を振るが右足に激痛が走った。襲撃の際に負ったと思われるケガが悪化していたのだ。
そんな姿を見た純はマシンAI研究所でジェイに言われたあの言葉を思い出した。
『お前のように強くなろうと思わない奴は、絶対に強くならない!』
その言葉に背中を押されるように純は勇気を振り絞って小型のガラゴロを追い払おうとした。小型ガラゴロが純に狙いを定め、見せしめにしようとした時であった。救出に来た太陽が非常用の通路を壊すとサイバトロンマークのペンダントを片手に前に突き出した。
太陽がスイッチを押すとペンダントからレーザーが放たれ、何機かを貫いた。
「よくも俺の邪魔を!BLドリル!やっておしまい!」
「ウリャー!」
BLハイパードリルロボはパワークラッシュを建物の根元に喰らわそうとする。しかしそれを瀕死の状態のハイパーステルスロボが駆け付け、身をもって防いだ。
「ステルス!貴様までマシンロボレスキューの手下に成り下がるとは!BLドリル、データとともにやってお終い!」
「パワークラッシュ!」
ハイパーステルスロボは武器が使えないため身を持って盾になるが海底火山のマグマの影響で防御力は何十倍にも下がっていたのもあって盾にしていたハイパーステルスロボの左腕が破壊されてしまう。
「もういっちょ!」
追撃をしようとするBLハイパードリルロボ。だがそこへあの人物が駆け付けてきた。
「やめんか!この卑怯者め!」
突然サイのロボが現れてBLハイパードリルロボにタックルをしてきた。
「ぐおっ!」
不意打ちであった為に突進をマトモに受けたBLハイパードリルロボは吹っ飛ばされる。
「な、なんだ!」
「ねえ太陽、あれって・・・・・・・」
「やっぱりこの世界に来てたんですね、先生!」
一同が見る先には太陽がよく知る人物がいた。そしてその人物は叫んだ。
「サイドス、トランスフォーム!」
サイの姿からロボットモードにサイドスはトランスフォームする。
「お前は・・・・・・・・・一体・・・・?」
ハイパーステルスロボはサイドスの姿を見て驚いた。
「わしか?わしはサイドス。トランスフォーマーじゃ。」
「お前も・・・・・・・・・・トランスフォーマーなのか?」
ハイパーステルスロボはサイドスの登場に驚く。
と、その時であった。ソニックボンバーとコンボイが駆け付けてきた。
その光景を見てハザードは声を上げる。
「お前たち!マシンロボが来たら人質の命はないと言ったはずだ!」
「確かに君はそう言った。だがそれはあくまでマシンロボであった場合だ。」
「要するに、俺たちトランスフォーマーについてはお前は何もいってねぇんだよ。」
人質がどうなっても良いかに対して返された二人の言葉を聞いてハザードは逆ギレを起こした。
「きぃ~~~~~~~~~~!屁理屈ばかり言いやがって!こうなったらアイツを使うまでだ!ダークライガージャック!」
ハザードが叫ぶとダークライガージャックがその場に姿を現した。
「合体開始!」
ハザードの指示と共にBLハイパードリルの右腕が外れるとそこに変形したダークライガージャックが合体をした。
「なにっ!」
「リンクアップだと!」
まさかの光景にコンボイとソニックボンバーは驚いた。
「ふはははは!見たか!これぞ我がデザスターの科学力!マシンロボと疑似トランスフォーマとの合体を可能としたのだ!名付けて、ライガーBLドリルロボだ!」高らかに笑ってハザードは自慢げに言う。
その状況に太陽たちは困惑した。
リンクアップにはリンクアップで対抗するしかない。しかし現状ではリンクアップできるコンボイは太陽が乗らなければ戦えないのだが今は要救助者のレスキューが最優先なのと救助者を下ろす為には支えて降ろすを同時にこなすのに二人分が必要である為に鈴は怪我をしているので太陽はジェイと共にやらなければならない為にコンボイの所へ行けず手助けができない状況であった。
「ステルス君、君はそんな状態だ。後ろに下がっていなさい。」
「断る!俺はジェイを・・・・・・俺のロボマスターを守るためにここに来た!最後までここにいる!」
その時、下がらせようとするサイドスに対して言ったハイパーステルスの熱い思いに応える様に、サイドスとコンボイのマトリクスが光り輝いた。
「これは・・・・・・・・太陽!」
コンボイは太陽に話しかける。
「ああ。ジェイ、サイドス先生とステルスを合体させるんだ!」
「なにっ!」
「今この場にいる皆を守るためには必要なんだ!早く!」
突如言われた事にジェイは戸惑うが、この建物の中に取り残された人たちを見て決心する。
「・・・・・・・・・・わかった。ステルス、聞こえたな?」
「了解した、ジェイ。」
「ジェイ、お前は今、一つ成長したぞ。」
人々を救う為に決意し、成長したジェイをサイドスは褒める。
「ステルスロボ!リンクアップ、はじめ!」
ジェイがK-BOYを掲げて叫ぶ。ジェイのK-BOYの顔が開き、目が光った
「「了解!」」
「ハイパーステルスロボ!」
「サイドス!」
サイドスは変形すると腕へと姿を変え、軌道を描き、破壊された事で空いたハイパーステルスロボの左腕としてリンクアップする。
「「リンクアップ!サイドステルスロボ!」」
マシンロボとトランスフォーマーの合体した姿、サイドステルスロボが誕生した。
「こっちの真似をしやがって!ライガーBLドリル!イグニッションだ!」
「了解!フォースチップ、イグニッション!」
ライガーBLドリルは叫ぶがフォースチップはイグニッションされない。
「あれ?なんで、フォースチップ、こない?」
マスターガルバトロンがやってる事と同じのをやった筈なのに来ないので首を傾げるライガーBLドリルの疑問にサイドスが答えた。
「心を持たない者に、フォースチップは答えはせん!ステルスロボ、行くぞ!」
「ああ!フォースチップ、イグニッション!」
誰かを救う為にと咆哮するサイドステルスロボにフォースチップが飛来してサイドスのチップスロットにイグニッションされるとサイドスの角が剣の様になる。
「「ブラッディークラッシュ!」」
サイドステルスロボはブースターを吹かせ一気にライガーBLドリルに接近し、そしてライガーBLドリルを切裂いた。
「ば、馬鹿なぁああああああああああああああああ!」
ライガーBLドリルの断末魔の叫びが響き渡り、そして爆発した。
「戦闘による二次災害、なし!」
サイドステルスロボは周りを見て二次災害が起きて無い事を確認する。
その後ジャイロチームとファイヤーチームが駆け付け、要救助者は全員救助された。
少し離れたところでジェイは太陽にあることを尋ねた。
「なあ、太陽。」
「なんだ、ジェイ?」
「サイドスが言っていたあれは・・・・・・・・・一体誰のことだったんだ?」
「ああ、あれか?」
太陽はK-BOYを取り出し、画面にあるトランスフォーマーを映し出した。
「フレイムコンボイって言って、コンボイたちがいた宇宙でサイドスの弟子であり、惑星アニマトロスでのリーダーなんだ。フレイムコンボイはさっきまで力こそが正しいって信じてたお前と同じだった。けど何度も強敵に当たっては負けを繰り返してた。特にローリには頭が上がらなかったんだ。俺もそうなんだけど。」
そう言って太陽はその時のを思い出して苦笑してから話を再開する。
「一度はアニマトロスを離れてデストロンに加担してたんだけど、リーダーの在り方について自問自答したんだ。結局答えを見いだせなくなって、最終的には戦って導き出そうとしていた。けど、結局分からなかった。でも、アイツは最終的に、誰もが認めるいいリーダーになったんだ。」
でも、アイツは最終的に、誰もが認めるいいリーダーになったんだ。」
「いいリーダー・・・・・・・・・なあ、太陽。」
フレイムコンボイの話を聞いてジェイは太陽へと顔を向ける。
「ん?」
「俺も・・・・・・・・・・良いリーダーじゃなくて、良いマシンロボレスキューになれるのか?」
ジェイは不安であった。過去のこともあり、不安を抱くのは当然であった。そんなジェイに太陽はこう語りかけた。
「なれるよ。お前は洗脳されてたとはいえ鈴と純を助けた。そして今日も大勢の人を助けた。過去の自分は変えられなくても、今なら変えられる。だからさ、ジェイ。俺たちと一緒に、良いマシンロボレスキューになろうぜ!」
太陽はそう言うと手を差し出した。ジェイはその手を握り、「ああ。」と言った。
そして後日、ジェイは正式にマシンロボレスキューの一員となった。