MRR基地グラウンドではマシンコマンダーロボがゾーンを展開し、Vステルスロボの訓練を行っていた。その光景を外から太陽たちは宮島と共に見ていた。
ゾーン内部では高層ビル火災を想定した火災訓練が行われていた。
「今だVステルス。消火弾を発射しろ!」
マシンコマンダーロボがそう指示を飛ばすが、Vステルスロボは消火弾を発射しようとはしなかった。
「なぜ発射しない、Vステルス?消火のタイミングが遅れればそれだけ被害が――――」
「消火のタイミングくらい、自分で判断できる。」
「なんだと!」
Vステルスロボの言葉にマシンコマンダーロボは驚く。
「バーストテンペスト!」
Vステルスロボのバーストテンペストは四方八方から火災現場に着弾。ビル全体を包み様に消火弾が流れる。
「今のがベストなタイミングだ。」
マシンコマンダーロボはVステルスロボを評価しながらも注意点を言った。
「君の実力は理解した。だがチームワークをよく理解しろ。」
「チームワークとは・・・・なんだ?」
Vステルスロボの言葉に見ていた鈴たちも驚きジェイの方を見る。ジェイも同じように「チームワークとは何だ?」と尋ねた。
そんなジェイに誠が怒る。
「ジェイ、訓練中だぞ。ふざけたことを言うな!」
「ふざけてなどいない。」
「なにっ!?」
今にも突っかかろうとする。誠を太陽が止める。
「止せ!ジェイは単独ミッションが多かったんだ。チームワークってのを理解できてなくて当然だ。」
そんな話をしていると宮島から通信が入る。
『ジェイ、訓練を続けろ。Vステルスに合体指令を出すんだ。』
ジェイは宮島の言葉に頷くと合体指令を出す。
「Vステルス。ハイパーモード、合体はじめ!」
ジェイのK-BOYの顔が開き、目が光る。
「ハイパーモード、合体はじめ!メガブースター!パワーウィング!合体準備よし!レスキュー合体、ハイパーVステルスロボ!」
ハイパーVステルスロボはマシンコマンダーロボに指を指し宣言した。
「マシンコマンダーロボ、これだけは言っておく!俺に目淹れ出来るのはロボマスターのジェイだけだ!」
そんなハイパーVステルスロボに対しマシンコマンダーロボは言った。
「ロボマスターとチームワークは別の問題だ。」
「言っておくが、お前に助けられたからって俺はお前の部下になったわけではない!」
「私はそう言うことを言っているんじゃない!」
ハイパーVステルスロボの言葉にマシンコマンダーロボは拳を突きだす。ハイパーVステルスロボはその拳を正面から受け止める。
「コマンダー落ち着いてよ!気持ちはわかるけどさ!」
強が宥めるが、マシンコマンダーロボはその拳を降ろすつもりはなかった。
「面白い・・・・力づくでチームワークを教えてくれるのか?」
「教えて欲しくば教えてやろう!」
「ちょっと待ってよ二人共!」
強の言葉も聞かず二体はぶつかり合おうとする。
「これが俺の力だ!フィンガーフラッシュ、V!」
「マイティ―フラッシュ!」
互いの技がぶつかり合い、ゾーン内部で衝撃波が発生する。
『こら!お前たち何をやっとるか!訓練中止!』
宮島の一言でゾーンが解除される。
「馬鹿モン!」
「始末データを後で提出しろ!」
『申し訳ありませんでした。』
佐々木の言葉にマシンコマンダーロボは謝った。
「冷静な君らしくないですね。」
『はい、私の責任です。』
「Vステルスは必ず君の力になってくれるはずです。よく指導してください。」
『了解。』
ブラッドに注意され、マシンコマンダーは返事をすると通信を切った。
「Vステルスが今の調子じゃあの訓練は出来そうにありませんね。」
「ええ。」
ブラッドの言葉に宮島は相槌を打った。
その日の夜、Vステルスロボは一人だけ他のマシンロボから責められていた。
居ずらくなったのか、Vステルスロボは光学迷彩でその場から姿を消した。
「あの野郎、逃げやがった!」
逃げたVステルスロボにドリルロボは起こる。そんなマシンロボたちにライガージャックが言った。
「はっきり言うがよ、今のはお前たちも悪いと思うぜ。」
「なんでだよ、ライガージャック?」
「我々のどこに問題がったのだ?」
ポリスロボですら自分らの落ち度が分からなかった。
「じゃあ聞くがよ、なんであいつ一人に注意するのにそんな大勢で言う必要があったんだ?まるでイジメじゃねぇか?」
『っ!?』
その言葉にマシンロボたちは衝撃を受ける。
「確かにライガージャックの言うとおりだ。自分らの経験が必ずしも君たちに通るとは限らない。まして彼はつい先日まで戦士であったんだ。戦士がいきなりレスキューになると言うのは、あまりに急ぎすぎるのではないか?」
コンボイがそう言うとポリスロボは反論した。
「だが我々はマシンロボレスキューだ!人々を―――」
「救うのが仕事か?」
ファングウルフの言葉にポリスロボは頷いた。すると意外な言葉が返ってきた。
「じゃあ・・・・・・・・・・・未来を救って今を救わないのか?」
その言葉に一同衝撃を受けた。
「大勢を救うのは確かに正しい。だが、目の前の仲間も救えなかったら結局他人も救えないんじゃないのか?」
ファングウルフはそう言うと外へ出た。
その頃マシンコマンダー格納庫ではサイドスがマシンコマンダーロボと話をしていた。
「のう、マシンコマンダーロボよ。」
「なんですか、サイドス先生?」
「お主はなんでVステルスに怒った?」
「それは彼がチームワークを・・・・」
「言い訳はいい。」
サイドスの言葉にマシンコマンダーロボは黙ってしまう。
「君は彼が従おうとしないのに腹を立てたのではないのか?」
「・・・・・・・・・・・・・おっしゃる通りです。」
「うむ、正直でよろしい。じゃが・・・・・」
「?」
マシンコマンダーロボはサイドスが言おうとする言葉が気になった。
「あの時、なぜチームワークを教えてやらなかったのだ?言葉だけでも教えてやれば少しは理解したのではないのか?」
「それは・・・・・・」
問われた事にマシンコマンダーロボは答えられなかった。そんなマシンコマンダーロボにサイドスは諭す。
「自分で答えを出すのが正解とでも言いたいのかのう?それもまた正解じゃ。じゃが・・・・・・・これはペーパーテストではない。現実にある正解は紙の上には書ききれんほどの答えがある。時に教えることも正しければ、教えないことも正しいと言えよう。それをよく理解する、それが今のお前さんにとって学ぶべきことではないかのう?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・おっしゃる通りです。」
マシンコマンダーロボはサイドスに頭が上がらなかった。
「まあ、わしも生きてる内に色々学ぶべきことが多い身じゃ。お前さんもこれから翼多くを学び、そしてそれを教えるんじゃな。」
サイドスはそう言うと格納庫を去ろうとすると警報が鳴った。
MRR基地指令室でマリーが現状を報告する。
「太平洋上の無人島で緊急避難している漁船からレスキュー要請!緊急手術を要する患者を搬送してくれとのこと!」
砂嵐の画面から乗組員が映し出される。
『丁度大型台風の目に入っていて救助の飛行機が来れないんです。早く応急処置に――――』
そこでまた砂嵐になってしまった。佐々木は突然の事態に声を上げる。
「どうしました!」
「電波が途絶えた・・・・」
宮島が結論を述べた。そしてブラッドが出撃命令を下す。
「マシンコマンダーの出場を許可します。」
レッドコマンダーにジェットロボ、ブルーコマンダーにポリスロボ、イエローコマンダーにドリルロボが搭乗した。ロボマスターとして鈴が搭乗した。
「イエローリーダ、搭乗よし!」
「ブルーリーダー、搭乗よし!」
「レッドリーダー、搭乗よし!」
マシンコマンダーは格納庫から発進準備に移り、出場準備に入る。
「マシンコマンダー、発進します!」
アリスがアナウンスをするとマシンコマンダーは現場に向かい発進する。
レッドコマンダーに乗っている鈴がふと疑問に思った。
「教官、要救助者の搬送だけだったらジェットでも行けるんじゃないんですか?」
鈴の疑問にブラッドと宮島が答えた。
「君たちが今向かっている台風はこれまでにない規模の大きさです。周囲の風速は時速数百kmに足してると思われます。」
「この台風を突っ切るには、マシンコマンダーのパワーが必要なんだ。」
「鈴君、これは非常に危険度の高い任務です。現場撤退の判断を誤らないように。」
「了解!」
マシンコマンダーは豪雨の中を進み、暴風圏に突入する。暴風圏に突入すると機体全体が揺れ始める。
「暴風圏に突入!一旦上昇し、高高度から台風の目を目指します!」
マシンコマンダーは上昇し、台風の目を目指し始めた。
「マシンコマンダーは台風17号の目から500kmの地点です。」
海が現状を報告する。そんな時ショウが出場許可を求める。
「おいらとサブマリンロボに海の中から行かせてください。」
ショウの提案を佐々木が却下する。
「海流の乱れが異常だ。いくらサブマリンロボでも危険すぎる。」
「ここは、鈴君とマシンコマンダーを信じましょう。」
そんな中、ジェイは台風の映像を見て疑問に思っていた。それを海が言葉にした。
「変ですよ、この台風。」
「どこがだ?」
エースが海の言葉に疑問を持つ。
「この台風、動いてないんです。」
「ええ!」
その言葉を聞いてエースが驚く。
「通常台風は一定のスピードで移動していくものなんです。でも、この台風は一か所の留まって、肥大化していってます。」
「おいおい・・・・・・・・・冗談だろ!」
海の言葉を聞いて太陽は最悪のシナリオが頭に過った。太陽は鈴に通信を入れる。
その頃鈴は台風の目付近位まで接近していた。
「こちら鈴、間もなく台風の目に接近します。すごい上昇気流ね。」
そう言った直後、太陽から通信が入る。
「鈴、これは人工的な台風だ。気を付けろ!」
「なんですって!」
告げられた事に鈴が声を荒げた瞬間、突如台風の目から謎のエネルギーが発生し、マシンコマンダーを包んだ。するとモニターに鈴の姿が映らなくなった。
その頃鈴は謎の力によって台風の目の中へと引き寄せられていた。
「何よあれ!」
雲に隠れてよくは見えなかったが、大きなガラゴロの様なものが鈴には見えた。鈴は状況が危険だと判断し、K-BOYを取り出した。
「リーダー合体、はじめ!」
鈴のK-BOYの顔が開き、目が光る。
「イエローコマンダー、よし!」
「ブルーコマンダー、よし!」
コックピットに鈴が搭乗する。
「リーダー合体。マシンコマンダーロボ!」
マシンコマンダーロボに合体すると目から謎の攻撃が放たれる。
「うぁあああああああああ!」
鈴はその攻撃に耐えきれず気を失ってしまう。
「鈴!しっかりしろ!」
マシンコマンダーが鈴に声を掛けていると再び謎の攻撃が放たれた。その攻撃によってエネルギーパックが破壊される。
「しまった!エネルギーパックが破壊された!」
マシンコマンダーは真っ逆さまに落ちてゆく。
MRR基地に通から通信が入ったことをアリスが伝える。
「長官、水道橋博士から通信です。」
「繋いでください。」
「モニターに出します。」
モニターに通の姿が映る。
「ステルスの中に隠されていたデータの解析が終わりました。今、そちらに送ります。」
MRR基地に送られたデータはデザスターの基地であった。
「これがデザスターの基地の全容です。そして、この基地には気象コントロールの機能があると思われます。」
「こいつが台風を起こし、マシンコマンダーを攻撃したのか!?」
佐々木は目の前の事実に驚きを隠せなかった。
その頃マシンコマンダーロボは自力で無人島にまで辿り着いたが、その時点でエネルギーを消耗しつくしていた。
「エネルギーを消耗しつくしてしまったか・・・・・」
マシンコマンダーがそう言うと助けを呼ぶ声が聞こえてくる。
「おーい!ここだー!おーい!」
救助をしようにもマシンコマンダーにはエネルギーは無く、救助をされる側になっていた。
「このままではリーダーロボを出すこともできない。鈴、目を覚ましてくれ。」
マシンコマンダーロボの呼びかけに鈴は一向に目を覚まさなかった。
「こちらマシンコマンダーロボ、エネルギーパックを破損した。」
マシンコマンダーロボはMRR基地に現状報告の通信を入れる。するとデザスターの基地からBLハイパーファイヤーロボが降りてきた。
「わざわざやられに来てくれるとはな。感謝してるぜ。バーニングストーム!」
BLハイパーファイヤーロボのバーニングストームがマシンコマンダーロボに炸裂する。マシンコマンダーロボはハイパーエクスティングシャー、ウォーターデスチャージャー、スーパーソニックブラスターで相殺しようとするが今のマシンコマンダーロボには太刀打ちできるほどのエネルギーは残っていなかった。マシンコマンダーロボは力負けして岩に打ち付けられる。
その衝撃によって鈴は目を覚ました。
「ここは!」
「要救助者のいる現状に到着した。だが、今BLハイパーファイヤーロボの攻撃を受けている。」
鈴の疑問にマシンコマンダーロボが答えているとBLハイパーファイヤーロボのバーニングストームが放たれる。
マシンコマンダーロボは跳んで回避をする。
「鈴、エネルギーパックの故障でリーダーロボが外に出せない!」
「なんですって!こちら鈴!至急、エネルギーの補給が必要です!」
鈴はMRR基地に通信を入れるが通信は繋がらなかった。そしてBLハイパーファイヤーロボのバーニングストームは直撃する。倒れるマシンコマンダーロボの姿を見てBLハイパーファイヤーロボは高笑いをする。
「どうしたら・・・・・・・・・そうだ!」
鈴は太陽からもらったサイバトロン見習いのペンダントを手に取った。
「お願い・・・・・・・届いて!」
鈴はペンダントの裏にある小さなスイッチを押した。
すると太陽のペンダントに信号が入った。
「っ!鈴からだ!鈴、現状を報告してくれ!」
太陽は自分御サイバトロンマークのペンダントを手に取り鈴と通信を取る。
「エネルギーパックが故障したの。至急、エネルギーの補給が必要なの!」
「長官!」
「方法はないんですか?」
宮島と佐々木がブラッドを見る。
「「長官!!」」
「「俺に行かせてくれ!」」
「私に行かせてくれ!」
太陽とジェイが立ち上がるとモニターにVステルスロボ、ソニックボンバー、コンボイが名乗りを上げた。
「「「あそこに行けるのは―――――」」」
『俺/私たちしかいない!』
「太陽・・・・・・・・・・ジェイ・・・・・・」
誠は二人の姿に驚く。
ブラッドは頷き、出場許可を出した。
「Vステルス、及びサイバトロンの出場を許可します。」
MRR基地の塔から手が現れるとVの字を作る。
すると滑走路が海面から出る。発信場所から光学迷彩を解いたVステルスロボが姿を現した。
「発進準備、よし!」
強が安全を確認する。
「V!」
Vステルスロボは海面を低空飛行してから急上昇して現状へと向かう。
「「ギャラクシーコンボイ!」」
「ソニックボンバー!」
「「「リンクアップ!ソニックコンボイ!」」」
ソニックコンボイはVステルスロボと並行して飛行する。
「ステルス、敵はカイザーGだ!」
「ああ。だから俺たちが倒さなければならない!」
カイザーG討伐に意欲を燃やす二人に太陽は言った。
「二人共、その考えは正しいけど今は仲間を救うことに専念だ。」
「「了解!」」
二人は鈴の元へと急いで向かった。
その頃マシンコマンダーロボはBLハイパーファイヤーロボに狙われている漁船を身を持って庇っていた。
「鈴、大丈夫か?」
「大丈夫・・・・」
二人がそう話していると太陽とジェイが駆け付けてきた。
「「鈴!」」
「太陽・・・・・・・・ジェイ!」
鈴は二人の声を聞いて少し安心する。
「モードチェンジ!変形完了!」
Vステルスロボはロボットモードに変形するとソニックコンボイと共にマシンコマンダーの方へと向かう。
「今助ける!」
「気を付けろ、Vステルス!本当の敵が雲の中にいる!」
「なにっ!?」
一瞬遅くVステルスとソニックコンボイは謎の攻撃に捕まってしまう。
攻撃による伝わるダメージに太陽とジェイ、Vステルスとソニックコンボイは悲鳴を上げる。
だがそんな中でも太陽は冷静であった。
(待てよ・・・・・・・・・・・エネルギーで俺たちを捕まえてるのなら、そのを上回るエネルギーを発生させればいいんだ!)
太陽はある賭けをした。
「鈴、ジェイ!この状況を切り抜ける作戦があるけど・・・・・・やるか?」
「こんな状況だから贅沢は言ってられないわ!」
「早くその作戦を言え!」
「よし。爆風消火の要領でコマンダーのマイティ―フラッシュ、Vステルスのフィンガーフラッシュをぶつけるんだ!」
「「わかった!」」
二人は太陽の作戦を承諾する。
「コマンダー、撃って!」
「了解した。マイティ―フラッシュ!」
「Vステルス!」
「フィンガーフラッシュ!」
互いの技がぶつかり、衝撃波が生まれる。その衝撃波によってBLハイパーファイヤーロボは吹っ飛ばされ、Vステルスロボとソニックコンボイを縛っていたエネルギーは消滅した。
「もう二度と使えないように破壊するぞ、ソニックコンボイ!」
「ああ!」
「「フォースチップ、イグニッション!」」
ソニックコンボイにフォースチップがイグニッションされる。
「「ギャラクシーキャリバー!」」
ソニックコンボイのギャラクシーキャリバーが炸裂し、デザスターの基地の目を破壊する。
謎の攻撃の束縛から解放されたVステルスはゆっくりと地上に着地し、マシンコマンダーロボと対峙する。
「マシンコマンダーロボ、俺に指示を出してくれ!」
「なにっ!?」
突然の言葉にマシンコマンダーロボは驚く。
「レスキューに関してのデータはお前の方が多い。」
「わかってくれたのだな。」
マシンコマンダーロボの言葉にVステルスは頷いた。
「それで、どうしたらエネルギーは補給できる?」
Vステルスの問いにブラッドが答えた。
「ヴィクトリープランの実行です。Vモード、合体を許可します。」
「なんですか、Vモードって?」
鈴の問いに通が答えた。
『今はマシンコマンダーロボに任せるんだ。』
「君たちならやれます。」
BLハイパーファイヤーロボが立ち上がろうとする。
「ステルス、Vモードを実行するんだ。」
「どうするんだ?」
ジェイの問いに通が答える。
「合体コマンドはK-BOYに転送した。」
「やるぞ、鈴、ジェイ。Vステルス、私の胸に飛び込んできてくれ!」
「しっかり受け止めてくれ、コマンダー!」
鈴とジェイはK-BOYを取り出し息を合わせ叫ぶ。
「「Vモード、合体はじめ!リーダー合体!マシンコマンダー、Vモード!」」
二人のK-BOYの顔が開き、目が光る。
「「Vモード、合体はじめ!」」
その言葉と共にマシンコマンダーロボとVステルスロボは飛び上がる。その後にVステルスロボは合体を解除して分離した後に分離したVステルスロボのパワーウィングがマシンコマンダーロボの両肩に合体する。
「パワーウィング、左右よし!」
Vステルスロボのクエンチャーガンがマシンコマンダーロボの頭部に合体する。
「Vステルス、メガブースターよし!」
最期にVステルスとメガブースターがマシンコマンダーの胸部に合体し、マシンコマンダーロボの左手にVステルスのレスキューシールドが装備される。
「起動、各部異常なし!リーダー合体、マシンコマンダーロボV!」
マシンコマンダーとVステルスが合体した姿、マシンコマンダーロボVが誕生した。
「エネルギー補給完了。Vステルスの熱き思いが伝わってくる。」
「なにっ!?」
マシンコマンダーロボVの姿にBLハイパーファイヤーロボは驚く。その光景にMRR基地にいる全員が驚く中、ブラッドは感心した。
「マシンコマンダーロボ。一回でVモードに合体を完成させるとはさすがです。」
しかしBLハイパーファイヤーロボは臆することはなかった。
「へっ!弱いもん同士がくっついただけだ!喰らえ!バーニングストーム!」
「スピリンクラーシールド!」
マシンコマンダーロボVはレスキューシールドを突き出すとレスキューシールドの羽が高速回転し風の壁を作る。するとBLハイパーファイヤーロボのバーニングストームが相殺される。その光景にBLハイパーファイヤーロボは驚く。
「フィンガーフラッシュ、パー!」
BLハイパーファイヤーロボのフィンガーフラッシュが放たれるがスプリンクラーシールドによって弾かれる。
「ば、馬鹿な!」
BLハイパーファイヤーロボは驚く。
マシンコマンダーロボはシールドを投げ捨てると構える。
「デュアルトルネード!」
二つの竜巻がBLハイパーファイヤーロボに向かい炸裂する。
BLハイパーファイヤーロボは断末魔の叫びを上げながら爆発した。
台風は消え、少しばかり暗雲だけが空に立ち込めていたが問題はなかった。
「こちら鈴、要救助者確保。」
「最も病院の場所を教えてくれ。」
MRR基地に鈴とジェイから通信が入る。
鈴とジェイは要救助者をタンカーに固定し搬送準備に入る。
「戦闘による二次災害、無し!」
マシンコマンダーロボは辺りを見回し安全を確認する。
「「レスキュー完了!」」
鈴とジェイが敬礼をしてそう言うと太陽がツッコミを入れる。
「おいおい、まだ終わってないだろ。」
「「あ・・・・・」」
太陽に言われて二人は気づいた。
「要救助者をこれから搬送する。」
「「了解!」」
マシンコマンダーロボVの言葉に二人は返事をした。
その後、ジェイとVステルスはコマンダーチーム所属と言うことになったが、顧問としてザイドスを頼んだ。サイドスも承諾して二人に色々教えている。
余談でだあるがVステルスがジェットたちに謝るとドリルロボが頭を撫でたがそれを殴られたと勘違いして一悶着あった。二人とも仲良くサイドスに怒られた。