それでは9話、どうぞ。
クウラ機甲戦隊。
フリーザの兄、クウラの直属の部下で、フリーザ軍のギニュー特戦隊と同じような立ち位置にある部隊。メンバーはギニュー特戦隊よりも少数だが一人一人の力は強大で、一日に7つの星を破壊できるといわれる力をもつ宇宙でも凶悪な戦士達。
その存在が明かされたのは、映画とびっきりの最強対最強でクウラが悟空を倒そうと地球に攻めてきた時である。そもそも原作では名前すら出てきていない。
‥‥何故、そんな奴等がこんなところにいるのだろうか。
最初に生まれたのはこの疑問だった。
確かに、原作ではヤードラット星での生活にはほとんど触れられていない。そのため、フリーザ軍の侵略がある前に、他のところから攻められていた可能性もあるにはある。フリーザ軍以外にも宇宙には犯罪者が存在するものだ。宇宙パトロールが存在するくらいだからな。
が、クウラ機甲戦隊というのはあり得ない。ドラゴンボールの世界では戦闘力のインフレが激しすぎて分かりにくいが、このクウラ機甲戦隊は宇宙では上位に入るグループだ。さっきも言った通り、1日で星を何個も破壊できるのだ、弱いわけがない。この星も恐らく奴等が本気を出せば普通に壊されることだろう。というか宇宙パトロールを名乗っているやつらもフリーザ達の行動はとめられていないしな。
では、何故あり得ないのか。
一つめの理由は単純、原作でフリーザ軍がヤードラット星を狙っていたからである。
フリーザとクウラ、その二人はどちらとも宇宙のほとんどを征服できる力を持っている存在である。だからこそ、二人は無駄な小競り合いは起こさないし、どちらとも戦いたくないとおもうだろう。戦ったとしても、メリットよりもデメリットの方が大きくなるのは容易に想像できる。両軍に大きすぎる被害はでるだろう。結局、どちらとも宇宙最強を名乗っているが、無理矢理にでも絡もうとすることはなく、本当に必要な時にしか戦わない、と思う。
まぁ、多少しの被害でも自分には関係ないと思っていたら話は別なのだが。
話が少しそれたが、何が言いたいかというと、ここでクウラ軍がヤードラット星を征服した場合、フリーザ軍がここを襲う確率はほぼなくなってしまい、戦おうにしても、ギニュー特戦隊だけではいかせないようにして、原作との違いが生まれてしまうだろう。つまり、クウラがこの星に関与すると原作と違う結果、矛盾が起きてしまうということだ。
が、ここにはもうすでにクウラ機甲戦隊と名乗る存在がある。いないはずの存在が、だ。
ここで原作との矛盾が発生してしまっているが、何故それが起きてしまったのか。それが二つ目に出てきた疑問だった。
そして、恐らくそれを解明する鍵となるのが、このケープという男である。
そもそも、このケープという男は、映画ではクウラ機甲戦隊として出ていない。それどころか、その存在は原作でも、映画でも、アニメでさえも出てきていない。
クウラ機甲戦隊はリーダーのサウザーとドーレ、ネイズの3人のチームである。恐らくそれはこのチームが出来たときから変わって無いのだろうとは何となく思う。一人居なくなったら補充するだろうし、そんな簡単に殺られるわけがないと思うし。
つまり、この矛盾が生まれたのもコイツの存在が関係しているのだろう。
原作には出てきていない存在であり、明らかなイレギュラー。
‥‥‥本当に、こいつは参ったな。
折角原作を知っているのに使う機会もないし、逆に混乱させるだけとは。というかこの世界に生まれてからイレギュラーしか起きてないような気がする。俺の存在があることで何かしら原作との違いが出ると何となく思っていたが、ここまで変わるとは。いや、カリフのせいでもあるか。
もちろん、嘘という可能性もあるが、恐らくそれはないと思われる。まぁこちらは深い意味もなく、ただのガキにあえて嘘をつく必要はないだろうなというレベルのものであるが。
長々と考えたが、結局は考察。恐らくというレベルのものだ。確証はない。
だが、クウラ機甲戦隊と言われて、はいそうですかなんていくわけにもいかない。
どうしても答えは出ないということは分かったので、全てのことを含めて質問をする。
「お前は、一体‥‥‥何者だ?」
ここで何かしらの答えが返ってきたら、それをもとにして色々と考えられるんだが。だが、返って来た答えは俺の疑問を解明できるものではなかった。
「私は、クウラ機甲戦隊のケープと言ったはずだが」
‥‥‥まぁ、普通はそうだろうな。いきなり何者なんて聞かれても答えられないだろうし。
まぁ、どうしようもないことだったので、そこは置いておいて、ざっと状況確認。
結局俺の疑問は解決出来なかったものの、今がヤバイ状況であるには変わりがない。
一応さっき追っていた一般兵士は余裕だろう。さっきもぼこせたし。
ただ、コイツは完全に勝てない。
さっき受けた殺気で察してしまった。
そもそもの次元が違う。たった2匹のアリが恐竜に勝てないということがよく分かった。
どうする‥‥?逃げるか‥‥?
そんな考えが出てきた。
あちらは何もしてくる気配はない。やはりそれぐらいの存在なのだろう、俺達は。
このまま、逃げ切れるか‥‥。
しかし、あちらが見逃してくれるはずもない。いくら弱くてもこちらはサイヤ人だしな。殺すはずだろうな。
つうっ、と背中に汗が流れる。
さっきまで冷静だったのに、今更焦ってきやがった。
ドクドクと、心臓の音がやけにうるさい。
今までに無いくらいに俺は緊張をしていたと思う。
少なくとも、少し前にあった龍との戦いなんて目じゃないぐらいに。
それでも、この場はシーンと静まりかえっている。
俺の質問を最後に誰も言葉を発しない。
嫌な静寂だ。
しかも、早く何かしらの行動をしなければいけないと分かっているのに、どうしても体が動かない。否、どうすればいいのかわからない。
この行動次第で、俺達の運命が決まってしまうといっても過言ではない場面である。
どうする、どうする?
俺の緊張がピークに達し、今にもヤバイ、という状況になったとき、ついにカリフが口を開けた。
「お前のことなんて今はどうでもいいんだよ。とりあえず、さっきお前らの仲間が連れていった娘を出しやがれ」
その言葉を聞いたとき、俺の迷いは全て吹き飛んだ。
そうだよな。
そんなことはどうでもいい。
今すべきことは、さっき連れていかれた子供を助けること。
ちょっとイレギュラーが混じってしまったぐらいで、焦ってしまうとは。無駄に原作知識があるのも難儀なもんだな。
俺の迷いがなくなったところで、ケープが口を開いた。
「‥‥‥それは出来ない願いだな。我らの帝王、クウラ様のご命令だからな」
答えは拒否。
交渉決裂である。
つまり、戦わなければいけない状況に陥ったというわけだ。
スッと、俺とカリフは構える。
対して、奴は何も行動を起こさずそのまま腕を組んで仁王立ちをしている。
舐めているのだろう。なのに、全くもって隙が見えない。予想通り、かなりの手練れである。
さっきと同じように、場はシーンと静まり返っているが、ピリピリと緊張が漂っている。
さっきよりもプレッシャーは重いが、体は心なしか軽く感じる。
―――――――――――覚悟はできた。
「お前をぶっ倒してやる!」
そう言うと俺達は殴りかかった。
*
始めに仕掛けたのは、カリフだった。
「ハアッ!」
一瞬のうちにケープの懐に入り、鳩尾にパンチを連続で2発入れる。次に右足で相手を蹴りつけ、そこから左足でさらに蹴りを加える。そこから、もう一度パンチを繰り出し、キックを入れ、とラッシュをする。
そしてもちろん俺も、なにもしないわけなく、果敢に攻撃をしていく。
「らあっ!」
カリフと攻撃の最中に左右に分かれて、ラッシュを繰り出す。
「「だりゃぁぁぁぁ!!」」
そして徐々にスピードを上げて殴り付ける。ドドドという音が響き、周りの土などを吹き飛ばしていく。鳩尾、顔面、肩、胸など。とりあえず思ったところを殴り続けていた。
不自然なくらい一方的に。
だが、二人はそんな違和感を感じることもなく、ただただ攻撃をしていた。
そして二人で同時に全力で鳩尾に溜めをつけた拳を繰り出す。
「「オラぁ!」」
刹那、爆風が辺り一体を包み込んだ。
煙で、ケープの姿が視認できなくなる。だが、二人の拳は確かに手応えを感じていた。そして今もまだ何かに触れている感触はある。恐らく、逃げてはいない。
(これなら少しは‥‥‥!)
と、俺が思い始めたのもつかの間、煙が晴れて見えたのは、棒立ちしたまま二人の拳を無言で受け止めているケープの姿だった。
「なっ!」
それを見た俺は驚きを浮かべ、信じられないという風に声を発した。
それもそのはず、子供とはいえ、兵士を一蹴出来た実力をもってさらに、多少溜めをつけて全力を出した一撃をなにもせずに受け止められたのだ。
さすがに驚きは隠せなかった。
そして同時に、悔しさも出てきた。多少なりとも強くなったはずだったが、全くもって歯がたってない。
畜生、と叫びたくなる気持ちを、ギリギリと歯に力を込めて押さえ込む。
「その程度か」
ケープは、がっかりしたようにこちらを煽ってくる。だが、ここで焦って行動したら、すぐに命なんて無くなる。そう俺は自分に言い聞かせ、心を落ち着かせる。
とりあえず一旦距離を置こうと、後ろに向かってジャンプをする。
だが、カリフは違った。ギリっと小さく歯軋りをすると、一人で更に殴りかかった。
「なにやってんだ、おい!」
俺は今だ何を考えているかわからない親友に向かって叫んだ。
大きくジャンプをしたため、空中にいる時間が長く、すぐに行動ができなかった。
(畜生、飛べたら行けたのに!)
しかし無情にも飛ぶことは出来ず、そのまま着地するのを待つしかなかった。
その間にカリフは数発殴ったところで上に飛び、気弾を打ち続けた。
半ばヤケクソに見えるほど、所謂グミ打ちを続けた。
「あああああああ!!!」
またもや爆風とともに煙が撒き散らされるが、そんなものは関係無いというようにカリフは気弾を打ち続けた。
そして、さっきと同じように煙が晴れる。だが、先程と違って、そこにケープの姿はなかった。
(どこにいきやがった!)
完全にケープの姿を見失い、辺りをキョロキョロとする。カリフもケープの姿を見失っているようだった。おまけに疲れているのか、はぁはぁと息を荒くし、肩を上下に揺らしながら呼吸をしていた。
そしてこちらを見ると、一瞬だけ驚愕をし、叫んだ。
「後ろだ!」
バッと後ろを振り向くと、ケープがさっきと変わらない状態で悠然と立っていた。
「どうした、私を倒すんじゃあなかったのか?」
さっきと同様に、あからさまな挑発。だが、流石にここまでやられて 黙っているほど、俺の理性は強くなかった。
「言われなくても、そのつもりだよ!」
疲れて動けないカリフの変わりに俺が攻撃を仕掛ける。
助走の勢いをつけ、奴目掛けて拳を全力で振るう。
だが、その拳は当たらず、空を切った。見ると、奴は上半身を横にずらして俺の拳を回避していた。
俺はチッと軽く舌打ちをすると、もう一度向かっていく。次は逆の拳で、さっきよりも力を込めて。だが、それすらも交わされる。何度も攻撃をするが、俺の拳はビュッと空を切り裂くだけで、全くもってケープに当たっている感じはしなかった。
そして気づく。さっきは、わざと俺達の攻撃を食らっていたのではないだろうか。
その考えが出たとき、俺の身体はぞっとした。
もしそうならば、この一連の行動になんの意味があったというのだろうか。元々、敵わないのはわかっていた。けれども、敢えて攻撃を受けることによって、多少は意味があるのではないか、と期待をさせられてしまった。
そして、期待をしてしまった分、それが裏切られたときは、遥かにショックを受けてしまった。
そして、更に絶望的な言葉が投げ出される。
「そこまでやるのならいいだろう。俺も攻撃をしてやる」
その言葉が聞こえた瞬間、俺の身体は宙を舞っていた。
「!?」
何が起きたのか、状況が理解できないまま、そのままの体制で吹き飛ばされていく。
何本の木をなぎ倒し、地面をえぐり、どれくらい吹き飛ばされたのかも分からないところで勢いは止まった。
「ぐっ、がはっ!!」
喉の奥から血がむせ上がってくる。そこでやっと俺は攻撃をされたということを理解した。
そして、同時にこちらにゆっくりと歩いてくるケープの姿に圧倒的な恐怖を感じた。
絶望。
どうあがいても追い付けないほどの差。
子供ながらに抱いていた希望は、容易く断ち切られてしまった。
目の前もチカチカして、身体の至るところがが悲鳴をあげている。至るところが打撲していて、何本か骨も折れているだろう。意識も飛びかけている。少なくとも、戦える状態ではない。
それでも。俺は片手をついて、こけそうになりながらも立ち上がって。ゆっくりと向かってくる奴に向かってフラフラと殴りかかった。
全く力のこもっておらず、スピードも威力もない攻撃。当然、ケープはかわす。対して交わされた俺は、支えもないため、前のめりになってこける。
それでも俺は諦めず、立ち向かっていく。何度こけても、かわされても。
「‥‥‥サイヤ人は戦いを好む戦闘民族だと聞いていたが‥‥‥‥まさかここまでとはな」
奴が少し驚いた、と言う。
だが、生憎こちらにはそれに答えられるような余裕は残っていない。俺は半ば無意識に殴りかかる。
「‥‥‥そこまでやるのならいいだろう。お前は私が殺してやる」
その呆れたような声が聞こえると、更に俺の身体は吹き飛ばされた。
そして、受け身も取れず、地面に叩きつけられる。それでも、俺は立ち上がろうとする。だが、そこから更にケープは蹴りを加えて俺を吹き飛ばす。そして、意識を保っているから、俺は無理矢理立ち上がろうとする。そこからは、何度もその繰り返しだった。
恐らく、醜いだろう。無様だろう。さんざんぶちのめされて、敵わないなんてことを知っておきながら、這いつくばって、醜態をさらして。俺だって、何でこうしているのか疑問ではある。
この世界は実力主義。強い奴が全てを勝ち取り、弱者は何も得られない。
知っていたはずだ。もともとここは甘くなかったんだって。
それでもあの少女を助けたかったのは何故だろうか。メリットなんてあってないようなものなのに。自分の命を犠牲にしてまで戦おうとしたのは。今もこうやって立ち上がろうとするのは。
‥‥‥多分、もう死ぬのは見たくなかったのだろう。
自分のせいで何かが失われるというのは。自分の力不足で、誰かが死ぬというのは。
この世のすべての不利益は当人の能力不足。
なんのセリフだったか。だが、全くもってその通りだ。力さえあれば救えたというのに。
―――――――――ああ、力が欲しい。
―――――――――― 何かを変えられる圧倒的な力が。
―――――――――――――全ての力を越えられる、神のような力が。
そこまで考えて、俺の意識は途絶えた。
どこかで、プツンと何かが切れたような音がした気がした。
*
ゾクッと、何かに襲われる感覚をケープは受けた。
「‥‥‥‥!?」
バッと振り向く。だが、何も怪しいところは無い。辺りに誰もいない。
おかしい。今のはなんだったのか。勘違いではない。確実に今のは死闘の時に感じる殺気だった。と、ケープは思った。
だが、ふと気づく。
何故
さっきまでそこにはレンと名乗るサイヤ人がいたはずだった。
「‥‥‥ちっ」
軽く、ケープは舌打ちをする。仮にも修羅場を潜り抜けてきた実力者だ。そこで一瞬にして探すように意識を切り替える。
その一瞬。
無防備だったケープの背中に、通常ではあり得ないほどの威力の打撃が加わった。
「ぐっ‥‥」
あまりの衝撃に吹き飛ばされそうになるが、これを足を使って耐えていた。
ケープは後ろを振り返ると、その打撃を加えた本人、レンを見た。
「‥‥‥」
レンは、何もないように静かにケープを見すえる。痛みなんて感じていないかのように。
こいつ、どこかおかしい。そうケープが感じるほどに、目の前の少年は以上に変わっていた。
まず、雰囲気が違っていた。先程までとは違う、強者の雰囲気。辺りが燃え上がりそうなほどの圧倒的な威圧感。
そして、炎のような、真っ赤に燃え上がった目。
「気に入ったぞ、サイヤ人。いや、レン」
その目を見ると、心底楽しそうにケープは笑った。久し振りの強者の予感がしたからだった。
だが、戦いは始まらなかった。何故なら、いきなり目の前の少年が倒れたからだった。力を使い果たしたのか。定かではなかったが、圧倒的な威圧感はなくなっていた。
その時、自分に向かって、火球が放たれているとケープは気づき、さっと交わした。
そしてかわした瞬間に、もう一人のサイヤ人、カリフが倒れているレンを担いで、飛び去った。
一瞬追おうとしたが、それよりも目の前にいる龍と、ヤードラット星人を見て動きを止める。そして、そのヤードラット星人、龍仙人は言葉を発した。
「お主が目的とすることはどうやら、失敗のようじゃの。例の少女はこちらが保護した」
龍仙人は、警戒するように、ケープの作戦の失敗を語った。だが、ケープとてハイそうですかとすぐ言える訳でもない。彼だって、宇宙の実力者なのである。
「まだ失敗というわけではない。貴様から取り返せばいいだけの話だ」
実際、この老人がどれだけ強いかは分からない。少し力を解放して、脅しをかけておく。
だが、龍仙人は全く怯える様子もなく、淡々と事実を突きつけた。
「いいのかのう?ワシは相当強いぞ?ここで何か起こしたら星が壊れてしまうかもしれんのぉ」
その言葉を聞いて、ケープは苦虫を噛み潰したような顔になる。
(‥‥‥なるほど、この爺、相当頭が切れるようだ。そして、こちらの事情も分かっている。今は迂闊に行動するべきではないな。)
実は、ここはフリーザ軍の領地の近くであり、クウラ軍の領地ではない。しかも最近ではフリーザ軍が狙っているというのを、ケープはクウラを通して聞いていた。狙っている星は極力被せない。これが、力を持ちすぎたフリーザ軍とクウラ軍の暗黙の了解だった。つまり、レンが予想していたことではあった。しかし、それを破ってまでお忍びでここまで来ているのである。ここで無駄に被害を大きくしてフリーザ軍との戦いになるのは得策ではない。そして、なによりあの少女の存在を他に知らせる訳にはいかなかった。奪うのは後からでもよい、という判断をケープは下した。
「いいだろう、今回のところは見逃してやる。だが‥‥‥次は本気でいくからな」
ケープは龍仙人に向かって宣戦布告をすると、そのまま宇宙船がある方へ飛び去った。
そして、龍仙人はケープが飛び去った後、後ろを振り向いて呟いた。
「さて‥‥‥どうするかのぉ」
そう言った彼の目には、ぐったりとしている3人の子供の姿が写っていた。
今回から、もしかしたら亀更新になるかもしれません。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。