ヒーローズで魔神ドミグラでたぁぁぁぁ!!
レンコした甲斐があったぁ。
‥‥‥‥‥テスト週間なのに俺は何をやっているのだろうか。
ということで、7話です、どうぞ。
どうも、レンです。
さて、龍仙人に出された課題をクリアするために村に来て、早3時間。
「無理ゲー」
俺はいわゆるorzのポーズをしながら呟いた。詰んだ。とりあえず、詰んだ。それはもう、ぐらいに詰んだ。1日で2度もこんなに無理ゲーに突入するとは。いや、さっきの戦いも含めて3回か。何この不幸過ぎる1日。どっかのツンツン頭の高校生もビックリするレベル。俺が冒険に出てからこういうのばっかか。嫌になってくるわ。なんかポケモンで6V出す以上にめんどい。俺はやったことないけど。
別に、女性に話しかけることが恥ずかしい訳じゃない。い、いや本当だから。うん。ボッチは基本的にコミュ症だが、今の俺はボッチじゃないし。ひ、人に話しかけるとか余裕だから。人見知りとかそんなのないから。余裕すぎていきなり名前をフルネームで言って噛めるレベル。結局コミュ症じゃねぇか。
というか、問題はそこじゃない。
「可愛いってなんだぁ?」
隣に座っているカリフが言う。
そう、そこなのである。この星の《可愛い》という定義が分からん。一応、顔の区別はつく。伊達に五年間生きていた訳ではない。アニメではほぼ同じ顔をしていたからわからんかったが、よく見ると所々違ったりする。慣れって凄いな。しかし、《可愛い顔》となると次元が違ってくる。
まず第一に、さっき言った通り、可愛いという定義が分からん。まず、俺達とこの星の人々の顔は全然形が違うし。どこの顔のパーツがどうなったら可愛いとなるのかを知らない以上、自分たちの感性によって決めていくしかない。
が、ここで二つ目の問題が発生する。それは、俺達とこの星の人々の価値観の違いだ。こちらが可愛いと思ったとしても、あちらさん側は可愛いと思わない可能性がある。例えばそうだな、ここに何匹かの同じ種類の犬がいるとしよう。そこで、どれか一番可愛いのを1つ選ぶとしよう。そうなった時、どれが一番可愛いかなんて、犬に聞くことは出来ないため、自分の感性で選ぶしかない。しかし、自分が可愛いと思っても、周りはそれに納得するだろうか?また、犬はそいつが本当に可愛いと思ったりするのだろうか。
つまりはそういうことである。可愛いというのは、人それぞれの価値観によって変わる。俺達が選んでもあちらが納得行かなければアウトである。
あれだ、俺は何々派だーとか、俺の嫁とかそんなやつ。因みに俺の嫁はリゼさんだ。異論は認める。‥‥‥いや、全く関係ないし。
まぁ、何が言いたいかというと、人の価値観によって変わるのにあちらさん側が気に入るような人を連れてこいってことだ。しかも、自分達の判断は宛にならない。ポケモンを初めて見た外国人に俺の好きなポケモン連れてきて言ってるようなもんだ。
ね、無理ゲーでしょ?
「はあ」
二人揃ってため息をつく。ため息をすると幸せが逃げると言うが、不幸の方にカンストしている俺には関係ないのさ。
いや、もうこれどうすんだよ。亀仙人と同じような内容のはずなのに難しさが格段に違うんだけど。安定のヤードラットクオリティは素晴らしいな。
「‥‥‥行くか」
「‥‥‥そうだな」
カリフと共によっこらせと立ち上がり、もう一度歩き始める。ネガティブになっても仕方がない。今は自分が出来ることをするしかないよな。
*
そして、大した手がかりも見つからず。
「今日はこの辺にしとくか」
と、カリフが提案する。
空をみると、日が沈み始めていた。
‥‥‥‥流石に、そう簡単に1日では見つからないか‥‥‥。もともと龍仙人を見つけたのも、たまたまを含めて3日もかかったのだ。どれをどうすればいいのかも分からないこれなんて1体どれくらいかかるのか。想像しただけでも嫌になるが、かといって今から行動はしにくい。夜中に女性を連れていく男。いくらガキだといっても、流石にヤバイだろう。ここは地球と違うから子供の見た目だからしませんなんて言い訳も通じない。やろうと思えば変身みたいな技がある可能性もある。
そしてこちらはカリフがいるにしてもまだまだ子供。大丈夫だと思うが、万が一に襲われたりしたらたまらん。何されるか分かったもんじゃない。ほら、世の中にはショタ好きとかそういう人種の人達がいるわけだし‥‥‥。あ、俺はそういう趣味はありませんから。ロリコンでもないんで。
閑話休題。とりあえずカリフにそうだな、と返事をしておいて、辺りをキョロキョロ見渡し、寝床を探す。一応周りはそこまで大きくない森林が生えている。そこで、ちょっとスペースができている部分を見つけたので、そこに決める。カリフも別に異論はないようで、普通についてきた。場所は決まったので、作業にとりかかる。
さて、今から何をするかというと、野宿のための準備である。元々目的地なんて分からないような旅だったわけなので、昨日もずっと野宿だった。そろそろちゃんとした布団で寝たいと思うがそうもいかないのが悲しいところである。まぁ、無い物ねだりをしても意味はないので、とりあえずは火にくべる薪を集める。食料を探すのは我らがカリフさんの出番である。気が使えると捕まえるの楽だよねー。ここは適材適所というやつである。
因みに俺は何故か前世でこういうのをやった記憶がある。ゲーム、漫画好きのことからインドアかと思っていたが実はアウトドアだったりして。何そのハイブリッド性能。家にもテントにも引きこもれるって最強じゃね?
そう考えながらやっていると、すぐに結構な量が集まった。俺の体を有に越すぐらいである。5歳児だからしかたないよね。早く大きくなりたいなー。
そして、さっきの寝床に戻ると、すでにカリフさんは食料を確保して近くの岩に座っていた。
いや、いつにもまして早くないですかね?そんな簡単にとれるもんなの?というか見つかんの?
ちょっと驚いた顔で見ていると、それで察したのか、普通に答えてきた。
「いやーすぐ見つかってよかったわ。しかもなんか昨日より動きがいいし」
‥‥‥‥確かに、そうかもしれない。さっきまで走っていたのに足はくたくたどころか、もうちょっとぐらい走れそうである。それでも疲れているのに変わりはないが。さっきの戦闘で鍛えられたのか?そうなると、サイヤ人のからだって本当にすごいな。チートになるのも分かるわ。
いつまでも立ちっぱなしというわけにもいかなので、カリフと同様に近くにあった岩に腰を下ろす。そして、持ち物の中から、長めの包丁を取り出す。
「よ!料理長!」
「誰が料理長だ。というかお前は火をつけろ、火を」
「ヘイヘイ」
カリフが茶化してきたので適当に返答してこの猪に集中する。といっても、只解体をして、そのまま焼くだけなんだけどな。こういう料理系は基本的に俺が担当をしている。子供の頃からじいちゃんの分まで飯を作っていた俺の腕をなめるんじゃない。今も子供なんですけどね。
ある程度解体がすんだところで、1つ肉をとって、火であぶる。こういうのってよくあるけど絵的にうまそうだよな。何故か異様に伸びるけれども。デフォか。
そして、いい感じに焼けたところを見計らってさっととる。上手に焼けましたー、っていう声が聞こえた。気のせいだろうか。そして、一気にかぶりつく。じゅわっと、肉汁が溢れ出してきた。こ、これは‥‥‥!肉汁がしっかり閉じ込められていて、そして噛み砕きやすい!あじもそこまで濃くなく、子供までおいしく食べられる素晴らしい料理じゃないか!こんがり肉うめー。
特に喋ることもないので、二人して黙々と肉を食う。俺は今食ってるので3つ目。1つ1つは大きくても、意外と腹に普通に入る。サイヤ人の胃袋のすごさを改めて知ったわ。
そして、肉を食べ終わったので、寝る前に習慣である修行をする。といっても、ただ座禅を組んで気を使おうとしているだけだが。毎日やってはいるものの、全くもって変わりはしない。何かきっかけが必要なんだろうか。ツボを押してもらうとか、本当に命の危機にならないと発動しないとか。の割には、さっきの戦いで何も起きなかったんだけどね。そういえば、カリフはどうやって使えるようになったんだろうか。コツは聞いても、そこは聞いたことがなかったな。
「おーい、カリフ‥‥‥‥って、寝てるし」
カリフを見てみると、木の上にのぼって、さっさと寝ていた。早いな、おい。お前はのび太君か。まぁ、早寝早起きは大切だもんね。
ちょっとやっても結局何も変化はなかったため、俺も寝ようとして、木に上る。そして、人が乗っても大丈夫そうなものをみつけて、飛び乗るり、寝転り、瞼を閉じた。そして、いつものように思考の中に入る。
‥‥‥‥今日はなんか色々あったなぁ。疲れたわぁ。というか、本当にサイヤ人にも優しいのね、ヤードラット星人は。フロスト一族とかだけがおかしいだけで、基本的には仲が良かったりするのだろうか。公には戦争とかそういうのは起きてないように見えるしね。サイヤ人が起こしているのはあるけども。
‥‥‥‥そういえば、サイヤ人は俺達以外にも生きている奴等がいたりするのだろうか。そして、サイヤ人だけでなく、転生者は本当に俺達だけなんだろうか。いや、カリフも本当に転生者なんだろうか。‥‥‥‥本当に、分からないことだらけである。楽しいといえば楽しいが、やはり不安もある。今はなにも起きてないが、いざ起きたとすると、俺は生き残れるのだろうか。何も出来ない自分に少し腹が立つ。やはり、早く弟子になるべきなんだな。何かが変わるきっかけになるといいなぁ‥‥‥。
そこまで考えて、俺は眠りについた。
テスト週間なので、投稿が遅れるかもしれません。