白夜の兄貴分が帰って来るそうですよ?〜凍結(リメイク執筆中)〜   作:☆シュレリア☆

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第15話になります!

今回は正直やっちゃったかな〜と本気で思ってます・・・けど、出したかったんだもん!!!

感想評価お待ちしています♪


新たな異世界人と葵

「新たな異世界人と葵」

 

休暇も5日目を迎えたこの日、黒夜とジンの2人は白夜叉からの突然の呼び出しによってサウザンドアイズの支店を訪れていた。

店の前まで行くと、いつものように店先の掃除をしている葵が出迎えてくれる。

 

「お疲れ様。白はいるかな?」

 

「あ・・・黒夜さん!はい、中にいらっしゃいますよ!」

 

「ありがとう。あ、これいつも頑張ってる葵におみあげね。休憩の時にでも食べて」

 

「あ、ありがとうございます!!はぁ・・・こうやって私を気遣ってくれるのは黒夜さんだけですよ・・・」

 

黒夜が今朝作ったお弁当を渡すと、葵は頬に手を当てながら溜息を吐いた。その顔には明らかに疲労が見えており、黒夜は先日飛鳥とジンが倒れたことを思い出して心配になった。

 

「大丈夫・・・?見るからにキツそうだけど」

 

「あはは・・・大丈夫ですよ。一応4時間は眠れていますし」

 

葵はそう言って笑顔を作るが、黒夜は明らかにオーバーワークだと判断した。おそらくは北側での事後処理や最近この近辺で起こっている事件などで忙しいのだろう。

 

「ダメだ!ほら、中に行くよ!」

 

「え?ちょっと、黒夜さん!!?///」

 

黒夜は葵をお姫様抱っこすると、店の中に連れていく・・・。いきなりの展開に、葵は首まで真っ赤になりながら驚いたものの暴れるような事はせず、むしろ嬉しそうにしていた。

 

葵を連れて白夜叉の部屋に入ると、それを見た白夜叉がビックリしながらこちらを見た。

 

「な、なんじゃ!?・・・って兄上か。うちの店員にまで手を出したのか?」

 

「し、白夜叉様!?黒夜さん!下ろしてください!!///」

 

「まだダメ・・・それより白・・・葵の体調には気づいてたよね?」

 

流石に上司の前でこの格好は恥ずかしくなった葵が暴れだすが、それを却下した黒夜は白夜叉に声をかける。口調こそいつも通りだったものの、その目には明らかに怒っていた。

 

「いや、気づいておったし私も何度か休むよう言ったのだぞ!?しかし大丈夫としか言わず・・・」

 

「・・・そっか、なら今休んでもらおう」

 

黒夜はそう言いながら座ると、葵の頭を膝に乗せるようにして寝かせ頭を撫で始めた。葵は最初は恥ずかしさのあまりすぐに起き上がろうとしたが、すぐに大人しくなった。白夜叉は顔を覗き込むと、そこには安らかな表情で寝息を立てる葵のがいた。

 

「流石は兄上じゃな・・・。こうも簡単に葵を寝かしつけてしまうとは」

 

「全く無理をして・・・。それで?今回俺たちを呼び出したのはなんでなんだ?」

 

「おぉ!そうじゃった!実は兄上たちのところで面倒を見て欲しい者がおっての。あの小僧どもと同じで異世界人なのじゃが・・・」

 

「面倒?まぁ見てやってもいいけど・・・そいつは戦えるのか?」

 

「あぁ、実力は相当な物じゃ。実力的には十六夜とも互角に戦えるレベルだと思うぞ?」

 

白夜叉の言葉に黒夜とジンは耳を疑った。今の十六夜はノーネームのNo.3だ。しかもこれまでの修行でかなり実力を伸ばしている。その十六夜と異世界から来たばかりの人間が互角に戦えると言うのだから疑ってしまうのも無理はないだろう・・・。

 

「そいつは人間なのか?」

 

「人間じゃよ・・・ただし、ある意味では十六夜以上に特殊な人間じゃ」

 

「へぇ・・・なら、とりあえず合わせてもらおうかな」

 

白夜叉は頷くと、一度部屋から出て1人の青年を連れてきた。その男は灰色っぽい髪をしており、学生服のような物を着ている。

 

「初めまして。鳴上悠(なるかみゆう)です」

 

「俺は黒夜だ。で、こっちが」

 

「ノーネームのリーダーをしているジン=ラッセルです」

 

3人はお互いに握手を交わすと、向き合うようにして座った。

 

「さて、悠・・・お前はどんなギフトを持っているんだ?」

 

「えっと・・・こんな感じなんですが」

 

そう言って悠が取り出した灰色のギフトカードを黒夜は受け取った。そこには・・・。

 

"ペルソナ" "真実に辿り着きし者" "絆" "Ω級フラグ建築士" "ダイダラが鍛えし刀"

 

と書かれていて、フラグ建築士に思はず笑いそうになったが自分が言えたことじゃないと思うとカードを悠に返した。

 

「ふむ・・・名前だけじゃどういったギフトかわからないものがあるな。ペルソナっていうのはどんなギフトなんだ?」

 

「そうですね・・・これは説明するのが難しいんですが、見てもらった方が早いでしょうか。・・・ペルソナ!」

 

悠がそう言うと、湯の背後に突然小さな妖精が現れた。黒夜はそれを面白そうに見つめると、軽く撫でてみる。

 

「実態があるんだな・・・召喚術みたいな物か?」

 

「兄上よ、これはそんな単純な物ではないぞ?なにせ・・・私との戦いの時には、伊邪那岐命を出しておったからのう・・・」

 

「はぁ!?」

 

白夜叉の爆弾発言に、黒夜は素っ頓狂な声を上げて驚いた。

 

「ちょ、ちょっと待て白夜叉!それはありえないだろう!!」

 

「他にも経津主神やシヴァなんかも出しておったの。ただし、あれは本物ではない。どうにも強さがチグハグでのう・・・中にはタテミカヅチなんかもおったんじゃが、あれはかなり弱かった。逆に、ヨシツネなんかは異常な強さを持っておったのう。私に一撃加えたのもそのヨシツネじゃし」

 

「そうですね・・・ある意味ヨシツネはイザナギ以上の切り札です。彼には何度も窮地を助けて貰いましたから。一応言葉で説明すると、このペルソナはもう1人の自分なんです。本来は1人につき1つのペルソナしか出せないんですが、俺はちょっと特殊みたいで絆を結ぶと出せるペルソナが増えて行くんです」

 

「なるほどな・・・それは生まれ持った力なのか?」

 

「いいえ・・・これは伊邪那美から与えられた・・・んだと思います。ペルソナに関してはわからないことも多くて」

 

黒夜はまたも驚いた。だがそんな事があり得るのだろうか?いくらなんでも話が飛躍しすぎている・・・。黒は疑いながらも、何故かこの男は信じられるような気がしてならなかった。鳴上悠という男からは、覚悟や折れることのないまっすぐな信念のような物を感じたのだ。

 

それはひとえに、鳴上悠という男がもとの世界で成した偉業がそうさせるのだが、それを知らない黒夜は面白そうに悠を見つめるとフッと柔らかい笑みを浮かべた。

 

「ハハ・・・面白い男だな。OK・・・俺としては悠をノーネームに入れるのに賛成だ。ジンはどう思う?」

 

「そう・・・ですね。僕も賛成です。白夜叉様が言うほどに鳴上さんが強いのなら、僕たちにとってはプラスでしかありません。それになんて言えば良いのか・・・鳴上さんからは優しい雰囲気みたいなのをかんじるんです」

 

「決まりだな。俺たちはお前を歓迎する・・・よろしくな、悠」

 

「こちらこそよろしくお願いします」

 

そう言うと、3人はもう一度握手を交わした。

 

「あ、それと別に敬語はいらないからな?名前も黒夜でいい」

 

「そうか?わかった。っと、白夜叉さんにはお世話になりました」

 

「よいよい・・・ノーネームの現状は昨日話した通りじゃから、頑張るのだぞ?」

 

「はい!」

 

こうして、ノーネームに新たな戦力が加わった。黒夜は悠の案内をジンに任せると、そのまま白夜叉の部屋に残る。理由はまだ葵が寝ているからだ。

 

「鳴上悠・・・か。外の世界にもまだあんな面白い人間がいるんだな・・・ククッ・・・」

 

「全くだの・・・ところで今日はいつまで居られるんじゃ?」

 

「ん・・・?とりあえずは葵が起きるまでかな。白夜叉も膝枕してやろうか?」

 

「ふむ・・・では久しぶりに甘えてしまおうかの・・・。ここ最近は本当に忙しくてのう・・・葵ではないが私もクタクタじゃ」

 

「お疲れ・・・ゆっくりお休み」

 

そう言って頭を撫でると、白夜叉は嬉しそうに目を瞑りすぐに寝息を立て始めてしまった。黒夜はその様子に目を細めると、頭を撫で続けるのだった。

 

3時間後・・・葵は目を覚ますと、自分の状況が掴めないでいた。

 

「おはよう・・・よく眠れた?」

 

「え・・・あ、れ・・・私・・・は!?」

 

ガバッと起き上がる葵・・・。

 

「す、すみません!!」

 

「その分なら体調は良いみたいだね。良かった」

 

へ?・・・と葵は自分の体を確かめた。軽く動かしてみると、眠ってしまう前に感じていた怠さや疲れが無くなっていることに気づき。顔が青くなる。

 

「わ、私・・・どれだけ寝ていたのでしょうか?」

 

「4時間くらいかな?ついでに疲れが取れるように俺のギフトをかけておいたから随分楽になっていると思うよ」

 

「あ・・・ありがとう・・・ございます///私、黒夜さんにはお世話になってばかりですね」

 

「気にしなくていいよ。俺は君が好きだからやってるんだ。でも、今度からはちゃんと自分で休む事!もしまた無理をしていたら今日みたいに無理矢理休ませるからね」

 

「す、好き!?・・・うぅ・・・わかりました///」

 

葵は好きだと言われて顔を赤くするが、思っていたよりも強い口調で怒られてしまい俯くのだった。

 

「よろしい・・・今日はもう白夜叉も寝ちゃってるし、葵ももう少し休みなさい。ホラ、俺が持ってきたお弁当もあるし」

 

「そう・・・ですね。それじゃあいただきます」

 

葵はお弁当を開くと、おかずを1つ口に運んだ。

 

「あむ・・・・・おい・・・しい!」

 

「良かった。また様子を見にきた時には差し入れに持ってくるよ。葵が好きな料理ってなに?」

 

「ん〜〜〜〜♪・・・ハッ!?す、好きな料理ですか?そうですね・・・和食ならなんでも好きですよ」

 

「和食か・・・丁度魚が大量にあるしあれを作るかな」

 

「なんですか?」

 

「それは次回のお楽しみかな。 ところでさ、葵」

 

黒夜はそれまでの優しい雰囲気を潜めると、急に真剣な表情で葵の名を呼んだ。

 

「え・・・なんでしょう?」

 

「俺は今回の事で君の事を非常に心配している。たまに愚痴を聞いてあげたりしてストレス発散には付き合ってあげていたけれど、今回みたいな事では俺を頼ってくれない事がわかった。だから・・・俺にもっと君を支えさせて欲しい。・・・俺の・・・恋人にならないか?」

 

「え?」

 

side 葵

 

「俺の・・・恋人にならないか?」

 

「え?」

 

黒夜さんは今なんて言いました?こいびと・・・?コイビト・・・・・恋人!?

 

「え・・・えぇ!?こ、恋人ですか!?」

 

「あぁ・・・君が俺に好意を持ってくれてる事には気づいてる。俺はラグスたちとも恋仲だから・・・ずっと君の側に居られるわけじゃないけど、それでも俺に君を支えさせて欲しい。俺じゃ・・・ダメかな?」

 

「そんな!・・・私なんかで・・・良いんですか?私・・・皆さんのように戦えませんよ?他の方みたいに、可愛げなんてありませんよ?面白い事も言えないし・・・凄く、身勝手な女ですよ?」

 

「葵は十分可愛いよ。それに、俺が葵を欲しいんだ。だから・・・」

 

黒夜さんはそう言いながら私の肩に手を置きました・・・これは、その・・・キ、キス・・・?

で、でも・・・私なんかが・・・そう考えている間にも、黒夜さんの顔が近ずいてきます・・・。私はもうどうして良いかわからなくなって、目を瞑ってしまいました。

 

「ん・・・ちゅ・・・」

 

「あむ・・・ちゅぱっ・・・んぅ・・・ちゅっ」

 

黒夜さんが私にキスをすると、私はもうそれ以外考えられなくなってしまって、無我夢中で黒夜さんを求めてしまいます・・・。だって・・・だって、ずっとこうしたかったから・・・。本当は羨ましかった・・・ラグスさんやレティシアさんが・・・いつも一緒にいられる彼女たちが羨ましかったんです。

だから私は求めてしまいました・・・。離れている分、彼女たちよりも確かな繋がりが欲しくて・・・。

 

「黒夜・・・さん。わ。私・・・」

 

きっと私は今物凄く真っ赤になっていると思います。目に涙が浮かんじゃってるし、凄く・・・恥ずかしいです。でも・・・。

私は・・・とうとう着物に手をかけてしまいました。

黒夜さんは少し驚いた顔をしましたが、私の気持ちを読んだのでしょうか?優しく微笑むと、またキスをしながら私を優しく押し倒してくれました。

 

この日・・・私は黒夜さんに1人の女にしていただきました・・・。

 

side out

 

side 黒夜

 

次の日の朝・・・俺は目を覚ますと昨日の事を思い出していた。葵・・・可愛かったなぁ・・・。

そんな事を考えながら隣を見ると、そこには安らかな寝息を立てる葵の姿が。いつもは纏めている髪を今はおろしており、普段は見られないあどけない表情をしている。

俺はそんな彼女の頬に手を添えると、優しく頭を撫でた。

 

「ん・・・んぅ・・・・・?」

 

「ごめん・・・起こしちゃったか?」

 

「あ・・・黒夜・・・おはよう」

 

「おはよう・・・葵。気分はどう?」

 

「とっても・・・幸せです・・・・・なんと言うか・・・凄く充実してます」

 

「そっか・・・」

 

葵はそう言うと、ゆっくりと体を起こした。昨日はあのまま寝てしまったので今の彼女は生まれたままの姿だった。俺が着替えようと言おうとすると、突然部屋の襖が勢いよく開いた。

 

「おんしら!いつまで寝ておる・・・ん、じゃ?」

 

「あ・・・」

 

そこに立っていたのは我が最愛の義妹・・・。白夜叉は俺と葵を交互に見ると、急に顔を真っ赤にして慌て出す。

 

「す、すすすすすすまん!!!まさか2人が・・・!?じゃ、邪魔したの!!」

 

白夜叉はそれだけ言うとダッシュで行ってしまった。あ〜そういえば白も経験ないんだっけなぁ・・・普段はあんな調子だから忘れがちだが白は初心なんだ。

ふと、あまりにも静かだったので葵のを見ると、恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にして目を回しながら倒れていた。

俺はやれやれと頭を下げ掻くと、とりあえず葵をシーツに包んで自分と葵の服も抱えながら風呂へ向かうのだった・・・

 

side out

 

その後・・・葵は風呂の中で意識を取り戻し、改めて白夜叉の部屋へ行くとすでに白夜叉は仕事を始めていた。なにやら何かを追い出すように一心不乱に仕事をこなしていた白夜叉だったが、黒夜たちに気がつくと今日は2人で出かけてこいとお金の入った巾着を投げ渡して2人を追い出してしまうのだった。

 

葵は流石に2日連続で休むのは気が引けたようなのだが、黒夜が少し強引に手を引くと恥ずかしそうにしながらも笑顔でそれについていくのだった・・・。




今回はここまでとなります!

それでは第12回雑談会はーじまーるよー!

今回のゲストは悠さんと葵さんです!

悠「よろしく」

葵「よろしくお願いします」

いやーようやく葵さん出せました!!早くラバーズに入れたかったんですけどねぇ・・・

葵「正直・・・もう忘れられてるんじゃないかと思いました」

まさか!!ついでに言うと、葵さんはオリジナル回の方でも出演予定ですよ♪

葵「そうなんですか?正直足手まといになってしまいますが・・・今回の事で私はとても充実した気持ちで仕事が出来るので無理に出さなくても良いですよ?」

まぁまぁ・・・そこそこ重要な役割があるのでそんなこと言わないでください!

葵「そう言うことなら・・・わかりました。黒夜・・・さんと一緒に居られるのは素直に嬉しいですし」

そうですよ!さて、話は変わりますが今回は悠さんが仲間に加わりましたね。

悠「なんで俺だったんだ?」

いえ・・・私も色々な作品を読みましたがペルソナネタってあんまりなかったような?と思いまして。ついでに設定上私の悠さんは誰ともお付き合いしていません。じゃないとーーーーーーーーーなのでw

悠「最後なんて言ったんだ?」

いえいえ!何でもないですよ!正直P4Gをやったのは数年前なのでおかしな所や勘違いが出るかもしれませんがその時はこっそり教えていただけたら幸いですm(_ _)m

悠「俺からもよろしくお願いします」

と、いうわけで!なんだかノーネームのメンバーが多くなりすぎて全員動かせるか不安もありますが、頑張っていきますのでこれからもよろしくお願いします!!

またお会いしましょう♪
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