白夜の兄貴分が帰って来るそうですよ?〜凍結(リメイク執筆中)〜 作:☆シュレリア☆
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「リンとのデート」
今日のデート相手はリンだ。しかしリンは準備があるからと言って部屋へいったままなかなか出てこない。
俺はどうしようかと考えていると、ようやく扉が開いた。
「お待たせ〜♪行きましょう!」
「大丈夫だよ。それで?どこか行きたい場所はあるのか?」
「はい♪今日は世界の果て辺りでピクニックでもどうですか?」
「世界の果てか・・・まぁ俺たちなら問題ないし行こうか」
こうして俺たちは世界の果てを目指して歩き出した。リンのギフトを使えば速いが、別に急いでいる訳ではないので俺たちはゆっくりと歩きながら進んでいく。
リンは歩いている間も、周りの景色を珍しそうに眺めながらはしゃいでいた。
「そんなに面白いか?」
「ん〜・・・何て言うのかな?景色とかよりも、今こうしていられる状況が嬉しいんです。ウロボロスにいた頃はずっと殿下を守らなきゃって気を張ってたから・・・こうしてのんびり景色を眺める事も出来なかったし、その・・・好きな人とデートをする事も出来ないだろうなって思ってたから・・・」
リンはそう言うと俺の顔を覗き込んでニコッと笑った。俺もそれに応えるように笑うと、リンに後ろを向かせて肩車する。
「ひゃぁぁあああはははは!高い高〜い♪」
「リンは俺たちの中では1番子供っぽいよな」
「そうかもね〜♪さっき話したこともあるけど・・・私は見た目通りの歳だからね〜・・・これくらいが普通じゃないかな?」
「ま・・・そうかもな。それにしても・・・」
俺の声のトーンが若干下がったせいか、リンは上から覗き込むようにして俺の顔を見た。
「どうしたの?」
「いや・・・リンにも話した方が良いのか悩んでてな」
「もしかして・・・前の2人としちゃった事?」
リンの爆弾発言に、俺は危うく転びそうになるのを必死でこらえた。頭の上ではリンも慌てた様子で俺の頭にしがみついている。
「な、なんで知ってるんだ!?」
「えへへ〜♪昨日ラグスの様子が変だったか問い詰めたら教えてくれた♪それで朝レティシアも同じような感じだったから多分そうなのかなぁと思って」
お、俺は気づかなかったぞ!?
「それで?なんで悩んでるの?」
「いや・・・だってリンはまだ15くらいだろ?こう・・・情操教育的に・・・」
「・・・抱いてくれない・・・の?」
俺は黙り込んんでしまった・・・悩んでたからじゃない・・・。リンの声音が・・・あまりにも悲しそうだったからだ。
「私は・・・黒夜に抱いて欲しいと思ってる。確かに私は子供で・・・胸だって小さいし、黒夜を満足させてあげられないかもしれない。けど・・・大好きな黒夜に、して欲しいの。私じゃダメなの・・・?私じゃ・・・黒夜はしたいと思えないんぅ!!?」
段々と震え始めるリンの声に、俺はとうとう我慢できなくなってしまった。俺はリンを降ろしながら抱きしめると、問答無用で唇を奪う。
「んぅ・・・ちゅ・・・はぷっ・・・!ちゅぱっ・・・」
「んちゅ・・・ちゅる・・・ぷはっ・・・・・まったく・・・ダメなわけないだろ?けど、覚悟しろよ・・・ラグスとレティシアは最後しばらく動けなくなってたからな・・・俺をこんなにもこうふんさせちまった責任は取ってもらうぞ?」
「はぅ・・・///の、望むところ・・・だよ!私だって頑張るんだから!!」
「まぁ・・・流石に外では襲わないけどな・・・とりあえず世界の果てに着いたし昼メシにしよう」
俺はリンを離すと持ってきていたシートを地面に敷き始めた。リンはしばらくボーッとしていたが、突然顔を真っ赤にすると先に座っていた俺に近づいてきて頭に手刀を降ろしてきた。
ゴスっ!!!
ちょっと油断していた俺はその一撃をまともにくらってしまい、痛がるフリをする。
「いった!?いきなり何するんだよ!?」
「〜〜〜〜〜〜〜///く、黒夜が悪いんだよ!?あんなに情熱的なキスしといて・・・私はもうその気になってたのに!!!///」
涙目になって騒ぐリンだったが、俺は抱き寄せると優しく頭を撫でた。
「俺だってそうだったんだけどな・・・ここには精霊とかが多すぎる。それに、もし他の男にリンの裸を見られたら俺はそいつを殺さずに居られるかわからない・・・だから、するのは帰ってからだ。いいな?」
「うぅ・・・わ、わかった///」
リンはなんとか落ち着いたようで、持ってきていたバックからお弁当を取り出した。
「えっと・・・黒夜やラグスみたいに上手には出来なかったんだけど・・・食べてくれる?」
「はは・・・もちろん喜んで頂くよ。・・・へぇ・・・見た目はちゃんと美味そうにできてるじゃないか」
「い、一応・・・練習はしてたから。その・・・あ、あ〜ん///」
「うっ・・・あ〜ん・・・むぐ・・・うん、美味いじゃんか!心配すること無かったな!」
「ほ、本当?良かったぁ・・・あ、どんどん食べてね!いっぱい作ったから♪」
リンはそう言いながらまたあ〜んをして来た。俺たちは互いに食べさせあいながらお弁当を食べ終えると、少しだけ昼寝をして本拠へと帰った。
そしてその夜・・・。
「あの・・・どう・・・かな?」
「リンの肌は綺麗だね・・・傷一つない」
「私に攻撃は当たらないから・・・」
「はは・・・そうだったね。じゃあ・・・リンを傷物にしちゃうのはなんかやだなぁ・・・」
「黒夜!!」
「冗談だって!・・・今度こそ・・・」
「うん・・・優しく・・・してね?」
こうして俺はリンとも一つになったのだった・・・。
そしてお馴染みとなりつつある情事の後のお風呂タイム。リンは俺の足の間に座りながら鼻歌を歌っていた。
「随分とご機嫌だな?」
「えへへ〜♪だってこれで私も黒夜のお嫁さんになれたんだもん♪」
リンの言葉に俺は危うくリンごとお湯に沈みそうになった。どういう事だと目で問いかけると、リンは自身のギフトカードを俺に見せた。
そこには"夜の花嫁"に変わっているギフトがあった。
「どういう事だ?」
「多分だけど・・・黒夜としてる最中に好感度が上がったんじゃないかな?もしかしたらレティシアのも変わってるかもね♪」
「あ〜なるほど・・・確かにあり得るな」
「ふふ・・・それにしても・・・結構容赦無かったよね?ラグスとレティシアが動けなくなったのも分かるよ・・・まだ足に力入らないもん・・・」
「あ、あはははは・・・」
「あ〜!笑って誤魔化そうとしてる!私だけで12回だよ!?黒夜絶倫すぎ!!」
「俺の場合は霊格と性欲が比例してるみたいだからなぁ・・・1回や2回程度じゃ満足できないんだよ・・・」
「私・・・何度か意識飛びそうになったんだけど・・・次は2〜3人で相手しないと体が持たないよ・・・」
「ご、ごめん・・・」
「まぁ良いや♪明日はペストちゃんだっけ?」
「そうだな・・・」
「ペストちゃんも気づいてると思うから、ちゃんと話した方が良いよ。多分待ってると思うし」
「ペストはリン以上に幼いじゃないか・・・」
「あれ?ペストちゃんは数百年くらい魔導書として過ごしてるからああ見えて結構な歳だよ?」
「ん・・・?あぁそう言えばそうだっけ・・・すっかり忘れてたよ。じゃあ大丈夫かな・・・まぁその時はしっかり応えるさ」
「よろすぃ!あ・・・そろそろ上がりたいんだけど運んでもらえないかな・・・」
「ははっ!了解しましたお嬢様・・・?」
そう言うと、俺は顔を赤くしたリンをお姫様抱っこで運ぶのだった・・・。
今回はここまでとなります!
2968文字・・・また3000字に届かなかった・・・。
次回はペスト回ですね。ここから葵、耀&アイとなっていって、多分十六夜と黒ウサギのデートと、飛鳥の話も書きたいなと思ってます。
それが終わってからアンダーウッドの話ですね・・・。