IS 自由な男性操縦者   作:CLOSER

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一夏の特訓開始!!

 

IS学園 アリーナ

 

クラス対抗戦から数日経ち

一夏たちはアリーナにて訓練に励んでいた

今日は終尓も参加しており

現在は客席にて椅子に寝ころがり

一夏、セシリア、鈴、箒による

訓練の様子を傍観していた

 

簪「こんな訓練じゃ強くなれるわけないよね…」

 

終尓「まったくだ‥あの時も一夏の弱さは

不思議に思ったが…そろそろ行くか」

 

簪「そうだね」

 

終尓は体を起こし簪も椅子から立ち上がり

客席から終尓はエクシアを展開し

簪も打鉄二式を展開しアリーナに飛び下りた

 

一夏「あっ、終尓」

 

セシリアたちは口喧嘩の最中で

終尓たちにまったく気づいてなかった

 

終尓「一夏、一応聞くが

いつもこんな感じで訓練してたのか?」

 

一夏「まぁ…だいたい…

鈴が来る前はセシリアと箒

だけだったけど…」

 

終尓「そうか…」

 

終尓はセシリアたちに向き直った

セシリアたちはまだ口喧嘩を続けていた

終尓は息を大きく吸いだし簪は耳を防いだ

 

終尓「うぅるっせっぇー!!」

 

一夏は間に合わずもろに爆音を聞いた

セシリアたちはいきなりの怒声に

驚き腰を抜かせていた

 

終尓「お前らは何しに来てんだっ!?

一夏の特訓に来てんだろがっ!

さっきから口喧嘩ばっかりしやがって!

特訓つけるき無いなら、さっさと帰れ!」

 

セシリア 鈴 箒「っ!…」

 

終尓「もうひとつ…

お前らは講師失格

次からはお前らは一夏の特訓の

口出し禁止な?」

 

セシリア「えっ!?」

 

箒「なっ!?」

 

鈴「ちょっとっ!?何であんたが勝手に

決めるのよっ!!」

 

簪「言われないと分からない?」

 

鈴「えっ?」

 

終尓「ここ2、3日お前らの特訓の

様子はずっと見てたが…

お前らに講師は出来ん!

篠ノ之、お前からいこうか…

どこの体育教師がバスケやサッカーの

やり方を擬音ばかりで教えるやつがいる?」

 

箒「うっ!…」

 

終尓「お前の一夏にたいする

説明は擬音ばかりでさっぱりわからん!

そんな説明するやつは講師失格だ!」

 

箒「うぅっ!」

 

箒は落ち込み暗くなった

 

終尓「次は凰、お前だ

お前の説明は篠ノ之と変わらん!

感覚で説明されて分かるか!

そんなもん、お前の感覚であって

一夏が同じ感覚な分けねぇだろ!」

 

鈴「うぐっ!」

 

鈴も落ち込み暗くなった

 

終尓「最後はオルコット、お前だ

お前は篠ノ之と凰よりはましだが

それでも実技講師としては失格だ!」

 

セシリア「そんなっ!?私のどこがっ!?」

 

終尓「専門用語ばかり並べたり

細かい数字を並べるな!

技術者とかならそれで分かるが

一夏はド素人だぞ!

そんな説明で分かるか!」

 

セシリア「うっうぅっ!」

 

セシリアも落ち込み全員落ち込んだ

 

終尓「試しに手本を見せてやる」

 

終尓は一夏に向き直った

 

終尓「とりあえず基本動作のチェックするぞ?」

 

一夏「あっあぁ、よろしく頼む」

 

セシリアたちは終尓たちを見ていた

終尓は地面に渦状の線を引いた

 

終尓「一夏、この上浮遊しながら

なぞってみろ」

 

一夏「おっ…おう」

 

一夏はなぞってみたが、やはり

うまく飛べずかなりそれながら

なぞっていた

 

終尓「簪、手本を見せてやれ」

 

簪「うん」

 

簪は綺麗に線の上をなぞっていった

 

一夏「おっ!おおぅ…

ここまで差が…」

 

簪「一夏、下手すぎだもん」

 

一夏「うぐっ!」

 

簪「教えてあげる」

 

一夏「…お願いします」

 

簪は一夏に近づいた

 

簪「一夏はブースターの制御だけで回ろうと

するから、それちゃうんだよ?

ブースターの出力は維持して

重心を制御して回れば

そんなにそれないよ?」

 

一夏「重心を制御…」

 

簪「体を傾けながらって言った方が

わかるかな?」

 

一夏「こうか?」

 

一夏はもう一度なぞってみると

1度目よりも綺麗に回っていた

 

一夏「おっ!出来た!」

 

終尓「わかったか?お前ら」

 

セシリア 鈴 箒「「ぐっ!ぐぐぐっ!」」

 

鈴「でっ!でも、今教えたのは簪じゃない!」

 

終尓「ほう?俺が教えるのが下手とでも?

なら、一夏…少し手合わせやるか」

 

一夏「おっ!おう!」

 

終尓「いいか?空中戦闘は

自由な戦い方が出来る

それを少し教えてやる」

 

一夏「自由って?」

 

終尓「少し飛ぶぞ」

 

終尓は地面から5メートル付近まで上昇し

一夏も後に続いた

 

終尓「一夏、斬りかかってこい」

 

一夏「よし、行くぞ?」

 

一夏は終尓に向かって行き

終尓と剣の切りあいを始めた

 

終尓「そこまで」

 

一夏「おっ!っと!…ふうっ」

 

終尓「一夏、お前まだ空中戦闘に慣れてないな

腕だけで刀を振ってるふしがある」

 

一夏「そうかな?

自分じゃ上手く分からないけど」

 

終尓「もう少し体を上手く使え」

 

一夏「って言われてもな~?」

 

終尓「少し見せてやろう」

 

終尓はGNブレイドを構え

体を回転させながらGNブレイドを振り抜いた

 

一夏「おぉっ!」

 

終尓「空中では周りを気にせず剣を振れる

地面や壁を気にする地上と違ってな?

だからこそ地上では出来ない戦闘が出来る

空中戦闘はIS戦闘の基本とも言っていい」

 

一夏「なるほどな」

 

終尓「これからは俺と簪が基本の訓練をつける

簪には基本動作を俺が戦闘指導をな」

 

一夏「わかった。よろしく頼む」

 

終尓「とりあえず今日は飛行の訓練

をしたら終わるぞ?」

 

一夏「飛行の訓練?」

 

簪「終尓、アレ…やるの?」

 

簪は顔を青くしながら終尓に聞いた

 

終尓「もちろん!アレが一番手っ取り早い!」

 

一夏「アレって?」

 

終尓「簡単だよ一夏

たんなる鬼ごっこだから」

 

一夏「お…鬼ごっこ?」

 

簪「一夏、ギブアップは早めにね?」

 

一夏「えっ!?」

 

終尓「ルール説明するぞ~

鬼はずっと俺!お前は飛行しながら逃げればいい」

 

一夏「それなら何とか」

 

終尓「10数えたら開始な?」

 

一夏「おう!」

 

一夏は空に飛び立った

 

終尓「なら、一夏行くぞ~?」

 

一夏「おう!」

 

鬼ごっこが始まり終尓の追跡が始まった

だが、一夏はトップスピードの飛行に

なれておらず、すぐに追いつかれた

 

終尓「じゃあ、1回目!」

 

終尓は全力で一夏を蹴り飛ばした

一夏は驚きそのまま壁に激突した

 

一夏「いってて…終尓!何すんだよっ!?」

 

終尓「俺は鬼だぞ?

タッチなんて生易しいものなわけねぇだろ?」

 

一夏は簪に言われたことを思い出した

 

簪『ギブアップは早めにね?』

 

一夏はこういうことかと理解した

 

終尓「じゃあ2回目行くぞ~10秒な」

 

一夏「ちょっ!まっ!終尓!」

 

終尓「ちなみに10回越えないと

ギブアップは受け付けんぞ?訓練にならん」

 

一夏はあと9回もあるのかと絶望した

 

終尓「GO!!」

 

一夏「ぎいやぁぁぁぁぁ!」

 

その頃外野は

 

簪「一夏、死なないかな?」

 

セシリア「簪さんもアレを…?」

 

簪「うん、まぁ殴られたり蹴られたりは

なかったけど、私のときは放り投げられた」

 

鈴「アレって訓練ていうか拷問じゃないの?」

 

簪「でも、回避技能と飛行技能はつくよ?」

 

箒「だが、その前に死にそうなきが…」

 

簪「ISあるから大丈夫だよ

それに短期間で強くなるなら

これぐらいしないとね」

 

30分後

 

一夏は死に体になりながら戻ってきた

 

終尓「まぁ今日はこんなもんか」

 

一夏「……」

 

一夏は返事をする気力もなかった

 

セシリア「い、一夏さん生きてます?」

 

鈴「あんな訓練受けたら誰だってこうなるわ」

 

簪「私も初日はこうなったし」

 

終尓「一夏、半分は自分の責任だってこと

覚えとけよ?あんな訓練しかしてなかった

から、ここまでしないとお前は強くなれん」

 

一夏「だからって…ここまでしなくても」

 

一夏は少し回復して終尓に反論した

 

終尓「アホか、お前が対抗戦で

ろくに成長してないのが分かったから

ここまで強行手段にでてんだろが

強くならなきゃ、お前

そのうち自分の身も守れんぞ?」

 

一夏「えっ?…それって」

 

終尓「お前、オルコットたちから聞いてないのか」

 

終尓はセシリアたちを睨んだ

セシリアと箒は目をそらした

 

一夏「終尓、どうゆうことだよ」

 

終尓「はぁ~~」

 

終尓は大きなため息をついた

 

終尓「やれやれ、まさかそのレベルとはな

いいか?よく覚えとけよ?

俺たちはこの世界に二人しかいない

男性IS操縦者だ

俺たちは異例中の異例であり

世界中の科学者は俺たちの体を調べたがってるし

女尊男卑を掲げる連中は

俺たちを目の敵にしてる

そんな奴等が強行手段に出てみろ?

買い物とかで学園から出たとたんに

そいつらに襲撃される可能性は

0じゃないんだぞ?

そんな時の為にも俺たちはISを持たされ

学園の寮に急遽入寮してるんだ

だからこそ、お前は自分の身ぐらい

守れるぐらいにならないといけないんだ」

 

一夏「でも、そんなこと本当に」

 

簪「甘いよ、一夏」

 

一夏が信じられないと言おうとすると

簪が止めた

 

簪「街中で襲撃されないとか本気でまだ思ってるの?

この間の無人機の件、もう忘れた?

終尓から聞いてないだろうけど

この間、終尓が学園から離れたのも

亡国企業から試験機を守るために

派遣されたんだよ?

今まで何機のISがテロ組織に奪われたと思う?

一般の企業だけじゃなく軍からも強奪したり

してるんだよ?それに比べたら

たった二人の人間の拉致

または殺人なんてどれほど軽いと思ってるの?

大金積めば動くテロ組織なんていっぱい

あるんだよ?」

 

簪が事実を述べると一夏は驚愕していた

 

終尓「一夏、お前は世の中を知らなすぎた

もっと世界を知れ、情報も1つの力になるからな」

 

一夏「俺…何にも知らなかったんだな」

 

一夏は少し暗い顔をしていた

 

終尓「まぁ、この間まではお前は

一般の人間だったからな

ISがらみの仕事にでも就かんかぎり

テロ組織とかと交わることないしな

知らなかったのは無理もない

だが、もうお前は一般の人間じゃない

だからこそ情報を知り、力をつけろ」

 

一夏「わかった…」

 

終尓「とりあえず、明日からも訓練はするから

死ぬ気でついてこい

この間みたいに都合よく

誰かが助けてくれるわけじゃないからな」

 

一夏「おう!明日からもよろしく!」

 

終尓「もののついでだ、オルコット

お前も来い」

 

セシリア「えっ?いいんですの?」

 

終尓「与えられた機体ぐらい乗りこなせ

ついでにお前も鍛えてやる」

 

セシリア「ありがとうございます!」

 

簪「篠ノ之さんも来れたら来たら?

まだ空中戦闘とか出来ないんでしょ?」

 

箒「うっ!うむ…よろしく頼む」

 

簪「鈴は?」

 

鈴「あたしは来れたら顔出すわ

ある程度は機体使えるし

あとは自分の腕を磨くだけだからね」

 

簪「そっか、わかった」

 

終尓「んじゃ今日は解散するか」

 

全員アリーナをあとにし

各々の部屋に戻っていった

次の日から終尓と簪の指導のもと

一夏たちの特訓が始まった

 

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