もしよかったら読んで下さい
処女作で駄文ですがよろしくお願いします
第一話 私、サイカっていいます!
いつもは騒がしいギルドの中、落ち着きのある二人がカウンターで話をしていた。
「今日はまだ静かですね~ミラさん」
黒髪の少女、サイカはそう言ってハーブティーの入ったグラスを傾ける。
「そうね、けれどそろそろ帰って来るんじゃないかしら?」
「ナツさんですか〜イグニールさんを探すんだって町に行ったんですよね…
ドラゴンが町にいるはずないって言ったんですけどね…」
それでも行っちゃうんだもんなぁ、ぼそりと不満そうに彼女は呟く。
「ただいま!」
そんな事を考えているとナツさんの大きな声が聞こえてくる。
「帰ってきたみたいね」
「そうみたいですね」
そう言って、振り返りギルドの入口を見てみると、何故かナツさんとハッピーが女の人を連れていた。
「ミラさん、あの人誰でしょう?」
「あら、
「あそこでぼーっとしていると、多分危ないですよね、早く迎えてあげないといけないんじゃないですか?」
「そうね、早くいきましょ」
私とミラさんは、目をキラキラと輝かせながらキョロキョロと辺りを見回している女性のところまで、テコテコと歩いて行った。
先にあちらが気づいたようで、こちらを見て
「ミラジェーン!?キャー!本物~」
と興奮気味に走ってきた。
カウンターから入り口辺りまで歩くごく少ない時間でナツさんはいつも通り喧嘩を始めてしまう。
ミラさんが机の陰に隠れるよう興奮気味の女性を促し、そこで私達は話を始めた。
「こんにちは~新人さんですか~?」
にこやかに少女は声をかける。
「えっと私はルーシィ、あなたもフェアリーテイルの魔導士なの?」
「そうですよ~私はサイカっていいます、えっとサイカ=カインドです!」
「え!?こんな子供が!!」
少し大きな声で驚く。
「む~確かに子供ですけど立派なフェアリーテイルの魔導士ですよ!」
そう言って右腕の紋章を見せる。
「ほんとに…?」
「うぅこの人失礼です~」
そう言ってミラさんの方に振り返る。
「まぁ少しは驚くかもしれないわね、うちのギルド色々な噂たってるからね」
それを聞いて合点のいった私はなるほどと手をうつ。するとどこからか飛んできたコップがミラさんの頭に直撃した。
「うわぁ!?ミラさん大丈夫ですか!皆さん少しやり過ぎです!そろそろストップです!」
そう言って私は服の袖からつたを伸ばし、いつものように皆を縛りつけた。
「怪我人が出てます~血が出てます~!そろそろおしまいですよ~やり過ぎ厳禁です!」
皆が少し落ち着いた中ナツさんだけが暴れ。
「離せ、俺はまだ暴れたりねぇ!」
そう言ってつたを燃やそうとしてきた!
「それは駄目です!植物にも命が!」
私は咄嗟に、ナツさんを縛っているつたから花を咲かせ睡眠作用のある花粉を浴びせた、するとナツさんはすぐにガーといびきたてて眠ってくれた。
「ふぅ~燃やされなくて良かった、少し眠って頭を冷やしてください!皆さんも喧嘩するならせめて流血沙汰にはしないでって言ってますよね!もう、皆さん子供なんですから~」
そう言って皆の拘束をとく。
「はっはっはっ、ギルドで最年少の子に子供扱いされるなんてまだまだじゃの」
そう言ってマスターが歩いてきた。マスターはルーシィさんを見て
「新入りさんかの?」
そう聞くと少し緊張した面持ちでは、はいとルーシィさんは答える。
「これからよろしくの、けれど手続きの前にこいつらに連絡事項があるんじゃ
少し待っていてくれ」
そう言い終えるとマスターは評議院から送られてきた文書を読み上げていった。
内容はいつも通りみんなが起こした問題の数々を羅列したものだった
サイカは、皆色々問題起こしすぎだよとため息を吐きながらマスターの話を聞いていた。
「最後にサイカ」
「嘘、私ですか!?」
何も問題を起こしていないはずのサイカは自分の名前を呼ばれ驚いた。
「サイカには評議院からではなく、町の子供からお礼の手紙と依頼が届いておる」
「え、ほんとですか!ふふっ嬉しいなぁ~あ、マスター、私に対しての評議院からの文書は?」
「サイカは問題を起こしておらんから当然文書は届いておらん、さすがじゃ」
それを聞いてサイカは安心する。
「じゃがなこんな文書などどうでもいいんじゃ、評議院のバカ共など怖れんでよい!自分の信じた道を進めい!」
「それがフェアリーテイルの魔導士じゃ!」
その言葉を聞き皆が各々に声をあげる。
少し前までの静けさはどこかへ消えギルドの中は色々な声で溢れていた。
「あ、ルーシィさんこんな騒がしいギルドですけど大丈夫なんですか?」
「たしかに少しは驚いたけど、私は前からフェアリーテイルに入りたいと思ってたのよ、それに私は楽しそうなギルドだなと思ってるわ」
笑顔でそうルーシィさんは答えた。
「そうですか、じゃあこれからよろしくお願いしますねルーシィさん!!」
「私の方こそよろしくねサイカ!」
私達はそう言って笑いあった。
サイカ=カインド
この作品の主人公
黒髪ロングの12歳
姉を五年ほど前に亡くし、その後知り合った人にFAIRY TAILのことを教えてもらい一年半前にギルドに入った。
基本的には植物を操りギルドのメンバーもサイカといえば植物と思っているが、サイカが得意とする魔法は他にありギルドの人達には隠してある。
サイカも隠しているのは悪いと思っており、言うタイミングを見計らっている。