「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
「・・・」
俺、
「で、一体アンタ誰だよ」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい...」
「もうええわ!」
「ごふっ!?」
ハッ!?つい、ウザくなって頭にかかと蹴りを喰らわせてしまった。
「うぉー!?頭が、頭が割れるぅぅぅ!?」
かかと蹴りを喰らわせたこの銀髪ロリは頭を押さえて地面をのたうち回っている。
「おーい、さっきはさすがにやり過ぎたからそろそろ立ってくれないか?」
しばらくすると銀髪ロリは頭を押さえながらゆっくり立ち上がった。
「痛たた...」
「大丈夫か?」
「あっハイ大丈夫です...貴方がやったんじゃないですか!」
「まぁそれは置いといて、此処は何処だ?転生物の小説でよくある神の間みたいなものか?」
「置いといてって...えっとまぁ此処はそういう感じの所です。」
「じゃあ俺は死んだのか?」
「...えぇそうです残念ながら貴方は死にました」
「じゃあなんで俺は死んだんだ?」
確か最後の記憶ではベッドインして寝てたはずだか。
「...聞きたいですか?」
「まぁ聞きたいな」
「分かりました、貴方の死んだ原因は...枕に埋もれて窒息したからです」
.............は?
「はぁ!?」
「えっと...ショックでしたか?」
「いや、むしろ予想の斜め上いってびっくりしたわ!」
というか枕で窒息死なんかするのかよ。
「えっとですね普通はなりません」
なんかさりげなく心読んでるし。
「実は貴方が死んだのは私の所為です」
「どういうこと?」
「簡単に言うと貴方の人生が書かれた紙が破れたからです」
「成る程...で、俺はどうするんだ?」
「良ければ謝罪代わりにランダムで特典をつけて指定した世界に転生させてあげます」
マジか、特典がランダムで決まるって言っても転生させてくれるだけでも十分大サービスじゃん!
「という訳でこのカードの中から一つ特典を決めて下さい」
神が取り出したのは10枚のトランプのようなカードだった。
「うーん...これだ!」
俺は一つのカードを指差した神はそのカードを自分だけが見えるようにして見た。
「...なるほどこれはまた凄いものを引き当てましたね」
「どんな特典だ?」
「それは転生するまでの秘密です」
「えー」
「さて、次は転生する世界を決めましょう」
「なぁそれはもう決めているから言ってもいいか?」
「良いですよ」
「じゃあ俺の転生したい世界は...このすばの世界だ」
このすばは俺が生前ハマっていた小説だ。この世界にした理由はめぐみんとかみたいに魔法を使ってみたいからだ。
「分かりましたそれでは転生の準備が整ったので転生させますね」
「あっ」
「どうしました?」
「いや、名前聞いてなかったなって思って」
「神には名前をつけてくれる人も居ないので名前は無いんですよ」
「そうなのか...じゃあ俺に名前つけさせてくれよ」
「えっと...まぁ良いですよ」
「うーん、銀髪だから...そうだ!」
「決まりましたか?」
「あぁ、''銀月''なんてどうだ?」
「銀月ですか」
「あぁ由来は月の様に綺麗で銀色の髪が似合っているからだ」
「!?」
すると一瞬にして顔が耳まで真っ赤になった。
「綺麗ってえっと...そ、そのありがとうございます」
「ん、どういたしまして」
「こ、こほんそれじゃあ転生させますけど準備は良いですか?」
「あぁ、準備万端だ頼むぞ銀月」
「はい!」
すると俺の足元に魔法陣が出現する。
「それと最後に一言」
「なんだ?」
銀月は女神のような笑みを浮かべながらこう言った。
「貴方の素晴らしい人生に幸せを」
最後にその声を聞いて俺は意識を失った。
出来るだけ早く投稿する様にします!(気が向いた時)