〔数日後〕
1年生が入部してからも私は実力を隠した。
「先輩守るの下手なら外野守ってくださいよ。」
「そうだぜ先輩!!なんならノックしましょうか?」
「・・・。」
上からスネ夫、ジャイアン、のび太だ。
上の2人はからかっているのと、なぜこんな実力で入部できたかの疑問もあるような顔をし、のび太は私の何かに気がついたようだ。
〔数日後〕
「先輩練習の邪魔だ。あんたが捕球をミスするたびに時間がかかる。・・・やめてくれ。」
ジャイアンが私を呼び出してそう言った。
「そうですよ。何であんな実力で入部できたんですか?僕ちんなら絶対に入部させないね。まったく・・・ギム監督も衰えたか?」
「それよりも何であのドラさんの娘が下手なんだ?」
「ジャイアン先輩養子らしいよ。」
「そりゃそうか。血が繋がっていたらもっとできるもんな。」
「・・・。」
「というか何で女子なのにこの野球部に入ったんですか?」
「テニスでもしてれば良いのに。」
「・・・妬ましい。」
「「え?」」
「放課後・・・今日はOB達が来なかったな・・・投げるよ。覚悟しな。」
「「お、おう。」」
「妬ましい。無駄口叩く暇あったら練習すれば良いのに・・・パルパル。」
私はそう言って彼らから離れていった。
【グランド】〔放課後〕
「ほほぅ。そのような事が・・・。」
私は調子に乗って実害を出してきた彼らの伸びた鼻を折るために監督に勝負する許可をもらいに行った。
「小生もそろそろ彼らをなんとかしたいと思っていた。ただ、彼らとお前の目標の違いもある。お前にも原因があることは理解しろ。邪魔にはならないようにしろ。」
「はい。」
その後彼らがやって来て監督に私の事を伝えていたが
「勝負すればよかろうなのだ!!」
と言って私と彼らの(なぜかのび太も巻き込まれた)勝負が始まった。
キャッチャーは監督がしてくれるようだ。
「小生もお前の本気を受けてみたくてな。」
「「え?」」
ジャイアンもスネ夫も監督が私の球を受けたいと言うくらいヤバイことを理解したようだ。
「ビビるな妬ましい。本気でやるんだ・・・威圧されるぐらいならボックスに立つな。」
私は本気で殺気をぶつけたら怯んだ彼らに激をとばした。
「こい!!」
ボックスに立ったのはジャイアン
シュ パン
外角低めギリギリに決まる。
シュ ク ブン パン
カミソリシュートが内角を抉り
シュ ピタ ブン パン
チェンジアップで止めをさした。
「第二打席だ。立て。簡単に三振してるんじゃない。」
ビビって腰に力が入ってないようだ。