魔法少女リリカルなのはEXE   作:青天ジョー

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第五話です!


第五話 因縁!?再会は嵐のように

side 熱斗

 

「っとくん、熱斗くん!朝だよ起きて!」

 

「うーん、あと少し……」

 

「おはよう、あれ?熱斗はまだ寝てるの?ロックマン?」

 

「あっおはようフェイトちゃん、ごめんねすぐに起こすから」

 

「ほら!熱斗くん!!フェイトちゃんよりお兄ちゃんの熱斗くんが寝坊してどうするの!」

 

ロックマンにどやされること数回、ようやく目が覚めてきた。

 

「う~そうだな~よしっと」

 

勢いをつけてがばっと体を起こし二人に挨拶をする。

 

「おはようロックマン、フェイト」

 

「おはよう熱斗くん」

 

「おはよう熱斗」

 

「あれ?アルフは?」

 

「アルフは先に行って待ってるよ」

 

「そっか待たせちゃ悪いな、すぐ準備するよ」

 

プレシアさんがあらかたデータを取り終わったので今日からフェイトたちは海鳴にもどってジュエルシード探しを再開、オレとロックマンもフェイトたちを手伝うために一緒に行くことになっている。

用意をしてフェイトと転送ポートに向かうとアルフが待っているのが見えた。

 

「おはよう、お待たせアルフ」

 

「おはよう、あんたはほんと朝に弱いんだねぇ」

 

「ロックマンはいつも大変そうだよね」

 

「そうなんだよ~いつもいつも起こすのになかなか起きてくれなくて」

 

「えと、その、がんばってねロックマン」

 

「ありがとうフェイトちゃん」

 

「さっそろそろ行こうよフェイト」

 

「うんそうだね」

 

こうしてオレたちは時の庭園をあとにし海鳴へと戻った。

海鳴へと戻り部屋に帰ると数日空けていたせいか少し埃っぽくなっていたので

今日のジュエルシード探索はオレとフェイトの二人で行くことになった。

 

「じゃあ、最初はわたしと熱斗で行ってくるね」

 

「あいよ、家の掃除は任せといておくれよ」

 

「うん、お願いね」

 

「熱斗!ロックマン!何かあったらフェイトをしっかり守っておくれよ」

 

「任せとけって!なっロックマン」

 

「うんっ全力で守ってみせるよ」

 

町に出てジュエルシードを探すといってもオレはジュエルシードの反応がわからないのでフェイトについていくだけだ

 

「どうだフェイト、ジュエルシードは?」

 

「うん、かすかにだけど気配がする、こっちだよ」

 

「ボクたちもその気配がわかったらもっと手伝えるのにね」

 

「だな~」

 

なんて会話をしながらジュエルシードの気配をたどって着いた場所は一軒のとても広い家だった。

 

「うん、間違いないあの家の中だ」

 

「あれか~ってでかい家だな」

 

「そうだね、やいとちゃんの家と同じくらい大きいんじゃないかな?」

 

フェイトが見つけた家はやいとの家のように大きな家だった。

少し観察していると急に周囲の雰囲気が変わった。

 

「っ!ジュエルシードが発動したんだそれに結界?熱斗はここで待ってて」

 

「バルディッシュ」

 

『Yes sir』

 

ジュエルシードの発動を感じ取ったフェイトはバリアジャケットを展開し近くの電柱へと舞い上がった。

 

「バルディッシュ、フォトンランサー連撃」

 

『Photon lancer fullauto fire』

 

電柱へ上ったフェイトは一発の魔力弾を放った後同じ魔力弾を連射した。

続けて魔力弾を放つが今度は何者かに防がれたらしい。

 

「魔導師?それじゃあ、行ってくるね」

 

「あぁ気をつけてな!」

 

「熱斗くんボクたちも!」

 

「あぁいくぜロックマン!シンクロチップスロットイン!」

 

「「クロスフュージョン」」

 

クロスフュージョンを終えたオレはフェイトの様子を見守るために電柱へと上がる

フェイトが飛び出した方に目をやると巨大な子猫に白い魔導師の女の子がフェイトと戦っていた。

 

「あれは、フェイトと同じ魔導師かな」

 

『持っている杖や撃ってる魔法の感じからしてそうじゃないかな』

 

鍔迫り合いの状態から距離を開けた二人、白い魔導士の女の子が少し気をそらした瞬間フェイトは魔力弾を放った。

直撃かと思ったが次の瞬間……

 

『グルル……ガアア!!』

 

獣の唸り声が響き白い魔導士の女の子が持つ杖から黒い光が溢れ出した。

 

「なんだ!?何が起こったんだ?」

 

『熱斗くん急いで向かおう!!』

 

「あぁ!エアシューズスロットイン!」

 

エアシューズを使い一息にフェイトのところまで飛んでいく。

 

「大丈夫か?フェイト!」

 

「うん、わたしはだいじょう……」

 

「っ!この感じ」

 

『このプレッシャーは!!』

 

フェイトの返事もろくに聞かずに煙が立ち込めている方へ振り返る、煙が晴れそこに現れたのは……

 

「誰だ、俺の眠りを妨げる者は……」

 

「フォルテ!!」

 

『そんな!どうして!?』

 

熱斗たちと激戦を繰り広げ、プロトに飲み込まれた電脳世界初の完全自立型ネットナビ、フォルテだった。

 

「貴様らは……思い出せん、が、貴様ら力をもっているな」

 

「オレ達のことを覚えていないのか?」

 

『みたいだね』

 

「熱斗あの人は?」

 

「フェイト!話はあとだ!とりあえずここから離れて!」

 

フォルテから受ける強烈なプレッシャーが一段強くなり危険を感じたオレは

フェイトに離れるように指示した。

 

「うっうん!」

 

フェイトが飛び去った瞬間、フォルテがこちらにエアバーストを放ってきた。

 

「その力貰い受けよう」

 

「くっバリアスロットイン!」

 

一瞬で張られたバリアが消滅するがこちらもロックバスターで応戦する。

 

「ロックバスター!」

 

向かっていったロックバスターをフォルテはまるでゴミを払うかのように腕でかき消した。

 

『熱斗くん!ロックバスターじゃダメだ!』

 

「ならこれでどうだ!メガキャノンスロットイン!」

 

オレは持っているバトルチップの中でも高威力のメガキャノンを放つがそれもフォルテは片腕で受け止めてしまった。

 

「そんな!?」

 

『以前戦ったときより強くなってる!?』

 

「……ふん、こんなものか」

 

つまらなそうに呟いたフォルテの姿が一瞬で消えたと思った瞬間、オレは吹き飛ばされていた。

 

「うわああああ」

 

『熱斗くん!』

 

地面を転がったオレはすぐに起き上がりフォルテからの追撃を何とか避け、苦し紛れにロックバスターを撃つがフォルテはまったく意にかえさずこちらに向かってくる。

 

「ダークブレード」

 

「くっソードスロットイン」

 

一合、二合とフォルテと切り結ぶ、一合受ける毎に腕がしびれるほどの衝撃が襲ってくるがなんとかこらえる

さらにフォルテと打ち合うがソードが衝撃に耐えられず砕け散り、オレはまた一撃を受け、飛ばされる。

 

「終わりだな」

 

フォルテの右腕にエネルギーが収束していき手がこちらに向けられるが収束されたエネルギーは放たれることなく

フォルテはいきなり頭をおさえ苦しみ始める。

 

「なんだ貴様は!」

 

すると突如フォルテは光に包まれ、光からはフェイトと対峙していたあの白い魔導士の女の子が現れ

気を失っているのか地面に倒れこむ。

 

「なのは!」

 

白い女の子の元に一匹のイタチみたいな動物が駆け寄って来るのを呆然と見ていると

 

『熱斗!ジュエルシードを封印したよここから離れよう』

 

オレがフォルテと戦ってる間に封印をすませたのかフェイトから念話が飛んできた。

倒れている女の子が気になったがオレはその場から離れてフェイトと合流した。

 

「熱斗、あの黒い人は誰だったの?」

 

「あいつはフォルテ、オレたちがこの世界にくる直前に戦って倒したはずなんだけど」

 

『プロトに飲み込まれて分解されずにボクたちと同じようにこの世界に飛んできたのかもしれないね』

 

「すごい力を感じたけど熱斗たちは勝ったんだよね?」

 

「あぁギリギリだったけど勝ったよ、けど……」

 

『今日戦ったフォルテはあのときよりパワーアップしてるみたいだったんだ』

 

「そうなんだ、あの白い子と熱斗たちみたいにクロスフュージョンしてたのかな?」

 

『フォルテが消えて、あの子が出てきたから可能性は高いと思うよ』

 

帰り道、フェイトとロックマンと話をしながら帰ったがフォルテについてはわからないことが多すぎるため

これからあの子と接触するときは気をつけるということでひとまず話はまとまり嵐のような一日は過ぎていった。




ついにフォルテも登場です!

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