俺の個性が知られたらヤバイ。 作:サイヤマンZ
入試の実技試験が終わった。
斉藤武は個性の第二段階に至った事と全力のかめはめ波を使った事による体力と気の大幅な減少に
伴い気を失ったが、膨大な敵ポイントとレスキューポイントによりスカウトの有用性を示した。
一方、足首を挫いた上に下半身が大惨事になってしまった峰田は男性教員の処置により
シャワーを浴びる事ができたが、着替えとして雄英のジャージをノーパンで履くことになり
洗浄された服と下着が乾くまで直にズボンに擦れるノーパンの心地よさに心奪われながらも、どこまでも続く青い空を保健室の窓から見つめていたという。
ちなみに峰田は罠として設置した自分の個性が最大限に発揮され、ポイントが無事に合格ラインに届いた。
そして峰田に『ほどよいおっぱい』と呼ばれていた彼女もレスキューポイントにより
無事に合格を果たした。
様々な受験生に衝撃とトラウマと新たな性癖を目覚めさせた実技試験から数日。
斉藤武は副作用により入院生活を余儀なくされていた。
ー斉藤武ー
『独り~妄想で遊ぶ~♪』
………。
『絡み合う女体 女体 ————。』
…………。
副作用の全身筋肉痛に苦しむ俺にショゼフ・ジョースターが送ってきた。
俺は彼のお気に入りのCDをヘッドホンで聞きながら白衣の天使のお乳を眺め、入院生活をエンジョイしている。
そんな入院生活の中、見舞いに来た両親が雄英から届いた複数の用紙を見せてくれた。
用紙の内容は想像以上の結果を残したことに対する賛辞と今後、極太の光線。
つまり『かめはめ波』を災害級指定の事件以外での使用を禁止するというものだった。
そして、他の用紙には俺の所属することになるクラスやスカウトによる特待生としての
心構え等が記入されていた。
そして月日が過ぎていき、俺の元に雄英の制服が届いた。
……。
春。
進学・就職の季節。
学生たちは未来と今後の学生生活に夢を膨らませ、新社会人となり大人になった者達は
社会の荒波にもまれる事になる。
俺もまた、雄英で過ごす新たな学生生活に夢を膨らませ所属することになったクラス
1-Aの扉をくぐった。
教室の中に入ると何人かの生徒がすでに指定された席に座っていた。
学生机を見てみると名前が記入された紙が貼っており、俺も先に到達した彼らに習って自分の席に着く。
そして、俺は運命の出会いをした。
「初めまして。隣の席の八百万(やおよろず)と申します。」
ポニーテイル…。
クール…。
お嬢様…?
そして……将来性を感じるおおきなオパーイ。
俺は彼女に一目ボレした。
……。
あの後、八百万(おっぱい)に自己紹介して色々と話をしようと試みた俺だったが相手にされることなく撃沈。
心に深い傷を負って意気消沈していると教室が騒がしくなった。
溜息を吐きながら周りを見てみると黒い服を着た無精ひげのおっさんが教室に入ってきた。
誰だ、このもっさいおっさんは?(※やさぐれて性格が少し捻じれています。)
クラスの誰もがおっさんに注目していると、沈黙をしていたおっさんが口をひらいた。
「ハイ、静かになるまで8秒もかかりました。
時間は有限、君たちは合理性に欠くね。
……担任の相澤(あいざわ)消太(しょうた)だ。
よろしくね」
担任!?
このもっさいおっさんが!?
簡単に自己紹介したおっさん…いや、相澤先生は寝袋から学校指定の体操服を取り出した。
「早速だが体操服に着替えてグランドに出ろ」
こうして俺たち1-Aの生徒たちは入学式とガイダンスをすっ飛ばしてグラウンドにて初の授業を受けることとなった。
5月から仕事が忙しくなり投稿が遅れました。
一応、長い残業を終えてチビチビと書いていたのですがとても短い……。
次回はもう少し長めに書いてから投稿いたします。