東方合気神   作:憂鬱な者

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みなさん氣を実感しましたか?
体得して損は無い、というより得しかないので覚えて損は無いですよ。


【第十六話】氣の存在感

「貴女は『氣』といっても物理法則とかを利用したトリックなどとと思ってはいませんか?」

 

「そ、それは…。」

 

「思ってますね?」

 

「少しだけな…。」

 

そう言われ彼女はニコッと笑う。

 

「じゃあ『氣』の存在を目視出来るようにしましょう。」

 

「え?」

 

「ちょっとした厚紙とか無いですかね?あと、割り箸など。」

 

「厚紙と割り箸?」

 

「紙は本の栞位のでも良いですよ。」

 

「わかった、取り敢えず探しに行くか。」

 

そして数十分後

 

「これでいいかい?」

 

「うんうん、いいですよ。」

 

「一体これで何を?」

 

「まぁ、見ていればわかりますよ。

それではその割り箸を両手で持ってください。」

 

「え?こ、こうか?」

 

「はい、では行きますよ。」

 

「え?」

 

ヒュッ

ピシッ

 

「あ、あれ?」

 

「どうですか?『切れた』でしょう?」

 

「う、うっそ〜。」

 

彼女はなんと『割り箸を栞で切った』のだ。

 

「今のは『氣』を使って切りました。

では次は『氣』を使わずにやってみましょう。」

 

ヒュッ

くしゃっ

 

栞は割り箸に当たって潰れてしまった。

 

「『氣』の有無がしっかりわかったでしょう?」

 

「あ、あぁ。」

 

「『氣』の力は無限大です。」

 

彼女はニコッと笑い、そう言う。

 

「文さんも撮りたいものは撮れました?」

 

「は、はい。」

 

さっきまで空気だったが、彼女はちゃんと仕事をしていた。

 

「ところで文さん。

この方に随分と弱気じゃないですか?」

 

「そ、それはその…。」

 

彼女は鬼と他の妖怪達との関係を話した。

 

「なるほど、貴女はこの方達の力の前にひれ伏していたのですね。」

 

「は、はい。」

 

「それは妙な話ですね。

人間の私がその鬼さんに簡単に勝ってしまったのに、天狗さんの貴女が負けるなんて。」

 

「うなっ!?」

 

彼女達は深く傷付いた。

 

「くっ…、し、しかしあんたは『技をかけられる状況』のみでしか私に勝ってないじゃないか。」

 

「じゃあやります?」

 

「え?」

 

「だからちゃんと戦闘をやりましょう。」

 

「こ、後悔するなよ!?」

 

「はい、そんなの当たり前じゃないですか。」

 

「こ、こいつ…!!」

 

そして彼女達は広場に出た。

 

「鬼の力を舐めてもらっては困るからねぇ。

全力で行かせてもらうよ!!」

 

「はい、その方が私も勝ちやすいですし。」

 

「え?」

 

「ん?」

 

「合気道は相手の力を利用した武術ですよ。

相手の力が強ければ強い程相手を倒しやすくなるんですよ?」

 

「ほ、ほぉう、鬼の力を侮るなよ嬢ちゃん!!」

 

「はい、早く始めましょう。」

 

「こ、このぉ…!!」

 

「完全にあの人のペースに乗せられてしまってますね勇儀さん…。」




【氣のテスト③】

「割り箸切り」

用意するもの
割り箸、名刺、相方
割り箸は割って、1本の方がやりやすいでしょう

やり方
①Aはまず名刺を渡す時の様な形で親指と人差し指で軽く挟む
挟んだ名刺はBが引っ張ると簡単に取れてしまうぐらい軽く
②全身の力を抜き、臍下丹田の一点に心をしずめ、名刺に『氣』を集中させる
③この時BがAの名刺を引っ張ると簡単には取れなくなる
取れない時は『名刺に氣が入っている』証拠
④Bは両手で割り箸の両端を持つ
⑤Aはその割り箸をめがけて『地を切り裂く』意気込みで力を抜いたまま名刺を一気に振り下ろす

成功→割り箸は見事切れる
失敗→割り箸は切れずに名刺が折れ曲がる

紙で木は切れないと思っている人はびっくりするでしょうね。
これは慣れるともう『面白いぐらい簡単にスパスパ切れる』ので是非やってみてください。

名刺を日頃持ってる方は飲み会とかでやってみると人気出ると思いますよ(笑)

氣は関係無いと思いますが『割り箸を割り箸が入っていたビニールで折る』という手品がありますよね。
まぁ、あれよりこっちの割り箸切りの方が凄いと思いますが。
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