その内、少○サッカーかよ!!とか言われそうです
因みに私は正拳突きでバスケットボールを20m近く飛ばせます
「さて、稽古…っといきたいところですが、まずは相手を探しましょう。」
「え?先生がやるんじゃないんですか?」
「私じゃ小さすぎるでしょう。まずは体格が近い方とやった方がいいですよ。」
「はぁ…。」
そう言い彼女は何処かに行く
しばらくして人を連れて戻ってきた
「では美鈴さん、まずはこの方を相手にして練習しましょう。」
「え!咲夜さんが相手ですか!?」
「はい、体格が近く、強いのはこの方ぐらいですから。」
「美鈴、やり難いかもしれないけど弟子になったからにはやり遂げなさい。」
「さ、咲夜さん…。
わかりました!!では先生、まずは何をやればいいんですか?」
「はい、では四方投げをやってもらいます。」
「四方投げ?」
「はい、咲夜さん、ちょっと私を殴ってください。
遠慮は要りませんよ。」
「…わかったわ。
はっ!!」
彼女の拳が彼女の顔面に触れる瞬間、彼女の拳は空を切った
するといつの間にか手首、前腕を彼女に掴まれていたのだ
だが彼女にははっきりと認識出来ていなかった
瞬きほどの短い時間の出来事だったからだ
彼女には『握られた』ということにしか気付けなかった
その握られた直後、彼女は腕を掴んだまま体を半回転させながら彼女の腕を真っ直ぐに上に上げた
すると彼女の上体は仰け反り、腕は背中側に曲げられていた
そして彼女が僅かに弾みをつけて彼女の背中側に腕を引っ張ると彼女の身体は後方宙返りのように宙に舞った
そして彼女は地面に叩きつけられた
この間実に1秒程であった
「————っつ!!」
彼女は腕を押さえ、痛みのあまり苦痛の表情を浮かべる
受け身を取らなかった為、肘を痛めたのだ
本来なら腕がとんでもない方向に捻じ曲がっている筈だが、身体が柔らかかったおかげか痛めただけで済んだようだ
「さ、咲夜さん大丈夫ですか!?」
「だ、大丈夫…よ。」
「おや、受け身を取ってくれると思いましたがやはり武術の経験が無い為、取れなかったですか。
でもよかったですよ、貴女の身体が柔らかくて。
私の弟子の一人はこれで腕が取れちゃいましたからね。」
「え、今なんて?」
「ですから腕が『もりっ』と取れちゃったんですよ。
まるで手羽先みたいに。
上腕の骨の端が肘から綺麗に飛び出してましたよ。」
「え。」
「まぁ、その方はなんとか手術で腕は治ったみたいですけど。
まぁ、思い出話は置いといて、美鈴さん、形は大体覚えましたか?」
「え、あっ、はい。」
「では四方投げをまずは見様見真似でやってみてください。」
「は、はい!!」
「まずはゆっくりやりましょうね。」
「じゃあ、美鈴、行くわよ。」
「はい。」
そう言い彼女は拳をぬ〜っと突き出す
そして彼女はその腕を掴み、身体を半回転させる
が
「ん?うっ!!」
彼女は力を入れるが彼女の身体は一向に仰け反らない
「さ、咲夜さん!?力入れてませんか!?」
「そりゃあ入れてるわよ。」
「さっきはあっさりやられてたじゃないですか!!」
「さっきだって力を入れていたわよ。
でも…。」
一呼吸おいて彼女は再び言う
「さっきは『力を抜かれた』のよ。」
「はい?」
「美鈴さん美鈴さん。」
「なんですか?」
彼女が近付いてきた
「はい。」
「うっ!!」
「え?」
彼女が美鈴の腰を両手でグッと押さえると途端に咲夜の身体がガクンと仰け反った
すると美鈴は呆然とした顔をする
「え、あの、え?」
「貴女は『中心力』がなってませんね〜。」
現在のほとんどの人は力任せに合気道をやってる方が多いですよね〜
異種格闘技とかに出てるアホな合気道経験者とかは構えまでとってますし
合気道の面子を潰すような真似をしないでいただきたいものですよね
間違った見方をされるからやめてほしいものです