「気」を調べる方法があって試したら本当に説明通りになって、おらびっくらこいたべさ。
門を過ぎたその先には大きな扉が。
「う〜ん、間近で見るとこれまた立派だね〜。」
「はぁ、そうですか。」
「えぇ、大層立派な御主人が住んでいらっしゃるのでしょうね〜。」
「えぇ、まぁ、立派……ですね。」
少し言葉に詰まった。
大きな玄関の扉を開いて入る。
そして目に映ったのは隅々まで真っ赤な内装。
「へぇ〜、中まで真っ赤ですか。」
「はい、紅魔館と呼ぶぐらいですから。」
「こうまかん?」
「はい、この館の名前です。」
「へぇ〜。」
開いた口がふさがらない程関心しているようだ。
そんな彼女の前に一人の少女が。
「あら、お客様で?」
柱の影から突然出て来たこの少女。
彼女の名前は「十六夜 咲夜」
この紅魔館のメイド長だ。
「おや、初めまして。
瀬賀 剛二三と申します。」
特に驚く事も無く、挨拶をする。
「如何のようなご用件で?」
「この人は私達に聞きたいことがあるみたいですよ。」
「はい、立ち話もあれなので入らせていただいたわけです。」
「そう、でも聞きたいことがあるわ。」
「はい、何でしょう?」
「貴女は何者なのか聞かせていただきましょう。」
「武道家です。」
「「え?」」
即答した。
二人共あまりにもあっさり答えられたので驚く。
「も、もう一度言ってもらえるかしら?」
「武道家ですよ。」
またも即答した。
彼女は「何か変なことを言ったかな?」というような少し困惑した顔で言うため、尚更返答に困る。
「そう、武道家ね。
武道家が何の用でしょうか?」
「ここが何処なのか聞きたいのですが。」
「ここは紅魔館よ。」
「知ってます。」
「え?そ、そう…。」
トントン拍子のように流れるように答えられて少し困惑する咲夜。
「この建物が何なのかは先程この方から聞きました。
私がお聞きしたいのはこの地域が何処なのか?です。」
そう言われて少し反応する咲夜。
「貴女、もしかして外来人かしら?」
「?」
「貴女、出身地は?」
「東京都です。」
「知らないところね。
その服装も見たことが無いわ。」
「???」
彼女に説明をする。
・・・・・・・・・・
「ふむ、つまり私がいた場所とこの場所は世界自体が違うというわけですか。」
「えぇ、そうなるわね。」
「私は帰れるのでしょうか?」
「それはわからないわ。」
「それは困りました。
私は道場の師匠ですから弟子の方達が心配です。」
「お気持ちはわかるけど如何しようも無いわね。」
少し落ち込む瀬賀。
「グルルルルル。」
何かの音がした。
「あははは、すみません。まだ何も食べてないので。」
彼女の空腹の音だった。
少し恥ずかしげに頭を掻く。
「そういえば貴女、靴が無いじゃない。」
「あ、本当ですね。気づきませんでした。」
二人がふと気がつく。
「あ〜、寝て起きたら此処にいましたから靴が無いんですよ。」
「平気なんですか?森には小石や枝が落ちていて危ないと思いますが。」
美鈴が心配そうに聞く。
「いえ、全然平気ですよ。」
「え?」
「そのうちわかりますよ。
それより、何か食べ物が欲しいのですが〜。
駄目ですかね?」
駄目元で聞いてみる。
「それはお嬢様に聞いてみないとわかりませんね。」
「お嬢様ですか?」
「えぇ、この紅魔館の御主人です。
私についてきてください。」
そう言われ紅魔館を案内される。
キャラの設定は二次創作のものや、私のイメージのものを重視しています。
「もっとこんな感じだろ」と思う方もいると思いますが御了承下さい。