今回は特に本編と関係無い話です
翌朝
彼女達はお使いで早速人里に向かった
道中
「そういえば先生、先生って道場の師匠ですよね?」
「はい、そうですよ」
「じゃあやっぱり弟子とかいるんですよね?」
「はい、2〜30人程は」
「愛弟子とかいるんですか?」
「ん〜、いるちゃぁいますね
2人程一目置いてる方がいますよ」
「どんな人ですか?」
「そうですね、2人共凄い実力者ですよ
樹村 政美(きむら まさみ)女性19歳
この人が色々と凄いんですよ」
「例えばどんなところですか?」
「ん〜、この人は元
いや、今も柔道をやってる人なんですけどね、私のところで週2程合気道を学んでるんですけど
いや〜、この人は凄いですよ
全日本大会で6年間無敗で全ての勝負で総なめ
大外刈りが得意技らしいんですけど、いやぁ、これが凄いんですよ
この人が大外刈りを極めると皆んな頸椎損傷で
大抵の人は彼女が大外刈りを繰り出そうとすると自ら降参するんですよ
遂には大外刈り禁止令まで出たりと」
「へ、へぇ〜、凄いんですね」
「いやいや、この人の1番の特徴はそのパワーですよ
私のところの弟子が一度立ち会ってみたんですけどね
彼女は170cm70kgで、弟子の方は182cm90kgなんですけど
勝負が始まるや否や物凄い速さでお弟子さんの襟を掴むと、凄いスピードで腰投げを極めると床の畳が2つに折れちゃったんですよ
下の板も割れちゃって、床が抜けちゃったんですよね
そのお弟子さんは病院に搬送されて、一応一命は取り留めたらしいです
他にもデモンストレーションで色々やって見せてくれたんですよ
瓶の王冠を指で外したり、障子を端を掴んで一気に潰したり、直径3cm程の鉛の棒をひん曲げたりと
とにかく力自慢の人なんですよ
で、なんでそんな人が私のところに来たかというと
合気道の技術を柔道に活かしたいっていうんですよ
でも、最初は半信半疑だったみたいなので私と彼女とで勝負をしたんですよ」
「え!!だ、大丈夫だったんですか!?」
「はい、掴みに来たところを捌いて
四方投げを極めたんですよ
合気道の受け身を知らなかったみたいで、腕からブチブチと音が聞こえたんですよね
多分、筋肉や筋が切れちゃったんでしょう」
「え…」
「それで、私の実力を認めたみたいで、私のところに通い始めたんですよ
いや〜、凄い人ですよ
あっという間に合気道の体捌きを体得して、早速実践で使ってたんですよ
で、実践で入身投げをしたらしいんですけどね
柔道に入身投げは無いので、審判が困っちゃって、変型の腰投げとかになっちゃったらしいです」
「は、はぁ…」
「もう1人の方は
潮田 光三(しおた みつみ)女性16歳
私の1つ下なんですけどこの人が凄い!!
何が凄いかというと、とにかく瞬発力が凄いんですよ
弟子の方達が組手をやってるのを見てるんですけど
お弟子さんがかかりに行くともう、いつの間にか捌いて技を極めてるんですよ
彼女は150cm40kgなんですけど、190cm100kgの警察の方をあっという間に降参させてしまったんですよ
少々力に任せたところがあるのが残念なんですけどね
でも、技術も大したものですよ
先程の樹村さんと腕相撲をしたことがあるんですけど
これが全戦全勝でしてね
樹村さんが力を出すよりも速く倒してしまうので、力自慢の樹村さんでも勝てなかったんですよ
私の右腕に位置する方ですね
この人の志願理由は、私に勝ちたいからだそうです
私の眼の前で「何時か貴女をぶん投げてみせる」って言ったんですよ
いや〜、この人とは闘いたくないですね〜
私とほぼ互角になる程ですから
何時か免許皆伝するかもしれませんね」
「ははは…凄い人ばかり…」
私の合気道の鍛錬法
人混みの中を通り、1度もぶつからずに通り抜ける
体捌きのちょっとした練習になりますよ
周囲の人にとっては迷惑かもしれませんけど(笑)