東方合気神   作:憂鬱な者

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最近、八極拳も研究し始めました
「一撃必殺」
武術の中でもトップレベルの破壊力を誇る八極拳は男のロマンですよね

中国って色々行いが悪いから何でもかんでも悪く言われてるけど
武術に関しては結構凄いですよ
流石中国武術って感じです


【第三十三話】志願者達

男との喧嘩も収まり、再び帰ろうと歩いていると

 

「あの」

 

「おや?」

 

1人の青年が話しかけてきた

 

「何か用ですか?」

 

「はい

あの、貴女が噂の合気道家って方ですよね?」

 

「はぁ

まぁ、噂になってるかは知りませんけど、私は合気道家ですよ?」

 

「やっぱり!!

あの、よろしければ私にも教えていただけないでしょうか!?」

 

「そうですね〜」

 

しばらく首を傾げた

 

1分程経って応えた

 

「教えたいのは山々なんですが、この人にも教えてますし…」

 

「あ、なら道場を用意してあるのでそちらで」

 

「え?道場があるんですか?」

 

「はい!!貴女の為に皆んなで用意しました!!」

 

そう言うと彼の後ろからぞろぞろと人が出てきた

 

「皆んな貴女に弟子入りしたい人達です!!

どうかよろしくお願いします!!」

 

《よろしくお願いします!!》

 

そう言い、全員頭を下げた

 

「ん〜、困りましたね〜

美鈴さんはどう思います?」

 

ポリポリと人差し指で頭を掻き、彼女に聞く

 

「私は構いませんよ?

何とかそこに通うように努力しますから!!」

 

「そうですか

じゃあ、そこの道場でしばらく生活させてもらいますね」

 

「はい、頑張ってください先生」

 

「はい

え〜、じゃあ弟子入りを許可します!!」

 

《よっしゃぁぁぁぁぁ!!》

 

全員喜んで跳び上がった

 

「そ・の・ま・え・に

皆さんの志願理由を聞かせてもらいますよ」

 

《ざわ…ざわ…》

 

皆んな騒ついた

 

理由を聞かれるとは思わなかったのだろう

 

「ではまず貴方

何故合気道を学ぼうと?」

 

適当な中年の男性を指した

 

「えっと…その…

興味本位というか…何というか…」

 

「ふむ

では貴方は?」

 

今度は小柄な青年を指した

 

「僕はその…

体が小さいから強くなろうと思って…」

 

「ん〜

じゃあ貴女は如何ですか?」

 

細身の女性を指した

 

「私は、護身用に覚えておこうかな〜って…」

 

「ふむふむ

んじゃあ、皆さんに言っておきますね

『合気道を悪用した者は厳しく仕置きします』

わかりましたね?」

 

「はい」

 

1人の男性が手を挙げた

 

「何ですか?」

 

「合気道ってどんなものなんですか?」

 

「ふむ、単純に言うと『争いを生まない武術』です」

 

「武術は暴力ですよね?

暴力で争いは消えるんですか?」

 

「暴力で争いは消えませんよ」

 

「矛盾してませんか?」

 

「してませんよ」

 

「でも、武術は暴力じゃないですか」

 

「合気道は暴力じゃありませんよ」

 

「は?」

 

「合気道は和合の武術

力で相手を屈服させるものではなく

相手の心を受け止めることで優しく、気持ちよく和解する武術です」

 

「合気道は話術ですか?」

 

「体術です」

 

「言ってることがわかりません」

 

「体験するのが1番手っ取り早いですよ

じゃあ、まずは道場に行きましょう

案内してください」

 

「あ、はい!!」

 

「それでは美鈴さん

後のことはよろしく頼みましたよ」

 

「はい、頑張ってください先生」

 

「はい、それでは」




それにしても合気道って上手すぎる人がやると不自然に感じるんだよな〜
植芝さんの映像を観たけど、なんだかな〜
塩田さんがインチキと思ったのも納得出来る気がする
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