東方合気神   作:憂鬱な者

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私って受け身が苦手なんですよね
仕手ばかり練習していて、受けの練習をほとんどしたことがありません
でも、3回練習したら後方飛躍受け身まで出来る様になりました

何で私って格闘系だけ読み込み早いの?(・ω・`)


【第四十話】打撃の基本技

膝行法の稽古をすること数十分

 

また1人の弟子が彼女の元にやって来た

 

体格の良い30代程の男性だ

 

「先生、体捌きが打撃の練習になっていると聞いたのですが

他に練習法ってあるんですか?」

 

彼女は袴に突っ込んでいた手を出し

腰に手を当てながら答えた

 

「まぁ、ありますよ

そうですね、皆さん疲れているでしょうし

一休みしてから教えましょう」

 

そう言うと彼女は集合をかけ

休憩時間にした

 

 

弟子達は床に座って雑談をしたり、寝っ転がっている中

 

彼女は1人黙々と準備に取り掛かった

 

 

10分後

 

 

「はい、皆さん集まってください」

 

集合をかける

 

彼女の足元には木剣や木の短刀が置かれている

 

「先程、また質問がありましてね

打撃の直接的な練習は無いのか?というので

打撃の基本技をやりますね」

 

そう言うと彼女は適当に大きな男性を選び、向き合う

 

「打撃の基本技はとても少ないです

大きく分けると『突き』と『手刀』の2つだけです

『正面突き』『正面打ち』『横面打ち』これだけです

ですが、やってみると意外と難しいんですよ

とりあえず見てもらった方が早いですね」

 

そう言い、彼女は相手を見ながら解説し始める

 

「まずは『正面突き』です

正面突きは胸でも腹でも良いです

『臂力の養成』と動きはほぼ同じです

中心線を保ちながら、前の膝に体重を乗せ、突く!!」

 

そう言い、彼に正面突きを打ち込む

 

「うっ!!」

 

一瞬の動きだった

突きが極まると彼は声を漏らし、後ろに2m近く吹っ飛んでいた

胸に当たったのか

彼は胸を押さえながら咳き込む

 

「この様に、合気道の正面突きは極まると大きな力を生み出します

これは集中力による力です

空手の突きの様に、上体を捻って打ち込むものより

体重がしっかりかかり、脚の力も腕に伝わります

イメージとしては、拳にタックルの力を込めた感じですね

飛び込む様に放つのが大切です」

 

そう言い、彼女は他の男性を前に出す

 

170cm程の筋肉質な男性だ

 

「次は手刀です

ではまず『正面打ち』をやりましょう

合気道の手刀は『剣の動き』と同じです

刀で相手を叩っ斬る様に、臂力の養成の動きと同じに

振りかぶって、体重を前に乗せ

手刀を落とす!!」

 

彼女の手刀が彼の脳天に直撃し

ゴン!!という音が響く

 

彼は声も出ない程悶絶する

 

「これも集中力によるものです

躊躇わずに

相手を叩っ斬る気持ちで手刀を振り下ろすのが大切です

大丈夫ですか?」

 

彼女は悶絶する彼に手を差し出す

 

「だ、大丈夫です…!!」

 

頭を押さえながらよろよろと立ち上がる

 

「では、次は『横面打ち』です

要領は正面打ちと同じです

袈裟斬りをする様に、相手の顳顬に思い切り打ち込みます」

 

構えに入ろうとする彼女に彼は叫んだ

 

「い、いや!!もういいです!!」

 

「遠慮なさらずに」

 

「無理です!!死にます!!」

 

「そうですか

まぁ、大体想像はつくでしょうから

機会があればまた」

 

彼はそそくさと戻って行った

 

「では、次は

木剣に応用したものを見せましょうか」




以前、友人に合気道を見せてほしいと言われたので
呼吸投げをかけてあげたら
腰から落ちました
コンクリートの床に
以来、それが原因か合気道を見せてと言われなくなりました

受け身ぐらいとってよ(・ω・`)
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