東方明輝伝〜第一部〜 作:超奏
えーこの間ですね、えー、小説出し始めて1年になるんですけど、えー、
何もありませんでした←
すみませんもっと更新ペース上げますから許して…凪…
玲「あ く し ろ よ」
〜前回のあらすじ(笑)〜
玲「ギャルのパンティおくれーっ!!!!!!」
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玲「ぶ ち こ ろ す ぞ 」
作者「すみません許してください、何でもしますからぁぁおふ!?[デデーン]
アイハブア鈴琶〜アイハブア飛来〜\アッー/
→なんなんだこいつ(うちは真面目に説明しない事に定評があります)
天子「本編始まるわ!見てなさい!」
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ジャルバ「…誰だ?」
??「…俺か?俺は…鈴琶と飛来の合体…」
彼は両手に握った短剣を腰の鞘に納める。
??「澄竜[ちょうりゅう]!!!」[グォァァァッツ!!!]
澄竜は全身から猛烈な気を噴出する。
その気は、ジャルバ本体でさえたじろいでしまう程。
凄まじい気の放出に、ジャルバは吹き飛ばされないように堪えるのがやっとだった。
ジャルバ「!がっ…」
気が吹き止んだと同時に、強烈な飛び膝蹴りを受ける。
澄竜はそのまま左、右とストレートを叩き込み、よろけた所を組み落とした。
ジャルバ「…くっ…!ぐうぉぁ!!」
何とか着地したジャルバであったが、その背中に容赦無く澄竜は蹴りを入れ、床にめり込ませる。
澄竜「こんなもんか?お前の力は」
踏みつける足の力を強める。
ジャルバ「…く…合体なんて…卑怯だ!!卑怯だぞ!!」
それに澄竜は冷やかに返す。
澄竜「卑怯、か…確かにこの勝負においてはそうかもしれない…
だがお前にとってはもうどうでも良いことだ。
何故ならここで、殺されてしまうから。」
澄竜はジャルバの髪を掴み上げて言う。
澄竜「…自分だってさんざん[ここの奴らの魔力]を奪ったくせによ」
魔人と化した者は、普通であれば怯んだり気絶してしまうような攻撃を受けてもびくともしないどころか即座に反撃を仕掛ける事が出来る。
その実態は、生気が奪われた事による感覚の著しい欠如である。
そもそも動物…特に人型の生物は通常、3割程の力しか出せない。
これは、無意識な脳のリミッターによるものである。
リミッターは常に筋肉に対して脳からの抑制信号が送られている。それは、生命の危機を感じた時などに外れ、限界を超えた力を発揮できるという訳だ。
要するに[火事場の馬鹿力]である。
そのリミッターこそが、理性を司る鍵となっている。
リミッターの無くなった生き物は、操り人形も同然なのだ。
そしてそれは、限界を軽く凌駕する魔力ないし霊力、気を秘めている。
ジャルバが狙ったのはその事である。
魔人化の秘薬を用いリミッターを外させる事で、自分の手駒が増えるだけでなく得たリミッターを魔力に転用する事が出来るのである。
澄竜「 !」
澄竜が耳を澄ませて辺りを見回す。
程なく、先ほどの衝撃波で吹き飛ばされたレミリアが踊り掛かる。
彼女の錬成した槍が澄竜を襲う。
しかし、その槍は彼の目の前で軽く止められる。
たった指2本で。
澄竜「…そういえばその[リミッター]も再構成できるんだったよな」
そのリミッターは魔力などで構成されている為、理論上は再構成は可能である。
然しながら、それは手術でどうこう出来るものではない。
澄竜はレミリアを弾き、ジャルバを壁まで蹴り飛ばす。
澄竜「…もしかしたら………
はぁっ!!!」
澄竜は右手を開いて気を高める。
その気は玲の放つ気と同じ気であった。
そのまま澄竜はレミリアの元に[瞬間移動]する。
レミリアは体勢を立て直そうとしたが、目の前に瞬間移動した澄竜に驚愕した。
「…!!!!」
「はぁっ!」
澄竜はレミリアに零距離でエネルギー波を浴びせた。
「……っ!」
しばらくの間澄竜はエネルギー波を浴びせ続ける。
次第に、レミリアの力が抜けていく。
それを見て彼は徐々に威力を落とし、ゆっくりとレミリアを地につけた。
ジャルバはヨロヨロと立ち上がりながらそれを見ていた。
ジャルバ「………嘘だ…あの光は確かに明輝の力…あの時…あの時間違いなく倒した筈なのに…」
澄竜はジャルバに視線を戻す。
澄竜「…ほう?間違いなく倒した…だって?
正直なんで使えたのか、俺にもわからんが…」
澄竜は真っ直ぐ右腕をジャルバに向けて伸ばす。
澄竜「もうてめぇの声は聞きたくねぇ。……あと、言い分があんなら閻魔の親父にでも言うこったな」
ジャルバが残る力を振り絞り、次の攻撃を備えようとした時には………
既にジャルバの胸は、澄竜が射出した気の刃に貫かれていた。
ジャルバ「………ぐ…ぼぉ……!」
ジャルバを今までに感じたことの無い、全身からこみ上げてくる[血]の感触が襲った。
澄竜「どうした?魔人特有のタフネスはそんなもんだったか?」
澄竜の顔には、勝利を確信した笑みが浮かんでいた。
ジャルバは苦しみのあまり声も出せなかった。
気の刃の先端には、鮮血に染まったジャルバのコア…心臓が震えていた。
次第に、その震えも止まり始めていく。
ジャルバは刃を抜かれると、力なく仰向けに倒れた。
澄竜「……地獄に行ってせいぜい詫びるんだな。
今回お前が殺めた天人の分も。幽霊族の皆の分も。師団長…いや、祐の分も。」
澄竜はジャルバがピクリとも動かなくなったのを確認し、大ホールの奥にある図書館に向かって行った。
「[悪人という者はしばしば、あともう1歩のところで聖人に成り損ねた者でもある]
……まさにこいつの為にある様な言葉だな」
澄竜は、ジャルバに向けて意味深な言葉を放っていった。
…異変の主犯にしては、実に呆気ない最期だった。
澄竜「さて…面倒事をさっさと済ませて[これ]を師団長に解いてもらわねぇとな…」
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〜同時刻 地獄界〜
飛来の圧倒的な勝利を、彼は見ていた。
?「なるほど…飛来一人じゃ敵いそうに無いと踏んでいたから持っていったのか…
まぁ、秘宝とは言っても[あの神器]の子機みたいなもんだけどな。
…しっかしまぁ…意外な奴と合体したもんだ。見ている限り…彼奴の心境に変化が見られるような気がする。」
ふと気づくと、手元にある連絡機が鳴っていた。
?「…はい。……そうか。うん、分かった。今から撤退の指示を出す。閻魔の爺さんにも、遅れるからちょっと待って貰えるように頼んでくれ。」
?「天人がこっちに大勢来ている…?
…なるほど、ジャルバがか…。そう言えば、天人達も恨みを買うような事してたもんな…
もっとも唆したのはあのクソ女なんだが…くそったれ」
吐き捨てる様に呟くと、すっくと立ち上がった。
?「……フランドール…スカーレット…。
…いや、もし仮に[最悪の場合]になるとしても、玲が目覚めてさえくれれば十分勝てる筈だ。
あいつはフランを{破壊神}に仕立てようとしているがそもそもあいつはただの吸血鬼。
…何故そんな無駄な事をする?直接呼び出せばいい話だろうに。
玲に無理をさせるってことはわかってるけど…
…彼女の事情も考えると生半可な光の力を使うよりも玲がやった方がフランの為にもなるだろうしな。
玲は俺が直々に力を託したんだ。あいつがやらないで誰がやる…。
……そうか…。あれから…もう…200年になるのか。
…タイミングは可笑しいけど、会ってみたいな」
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場所は変わって紅魔館の大図書館。
紅魔館には、[魔法使い]のパチュリーが魔法の研究に費やす為の大きな図書館がある。
澄竜はそこに足を踏み入れていた。
戦闘の影響でさっきまでは気付かなかった雨音が聞こえる。
…それ程までに静かだった。
「…雨が降ってたなんてな。全然気付かなかったぜ…」
〜紅魔館より少し離れた場所より〜
????「…ごめんなさい…ごめんなさい…レミィ…フラン…皆…」
紅魔館の周りに、雨が降っている。
これからの激戦を予期させるような、まさに嵐の前の静けさだった。
この1年で何が変わりましたかコーナー!
え?早く艦これ書けって?
続編書けって?
絵描けって?
動画出せって?
うるせぇ全部いっぺんなんか無理に決まってんだろ!!!!!!(迫真)
えっとですねぇ…当初2000字位だったのが3000〜4000位になった事…ですかねぇ…
文章力…変わって…ないですねぇ…
なんか1年って早いですね(すっとぼけ)
いやぁ書き出した時は1年で半分くらい終わるんじゃないかとか思ってましたがまだ2割も終わってないんだぜ?がっかりだよ…(自虐)
さてさて、いよいよフランたそとの決戦はじっまりまっすよぉ^~
ジャルバ?まぁ、いい奴だったよ←
澄竜はかなり強く設定したのでこれ位はね?
明輝の力の概念がそろそろ明らかになってきます!
乞うご期待下さい!
P.S. 第二冥界異変と紅魔館編のサイドストーリーもその内書こうと思ってます!
どうか、どうかコメントとか評価を恵んでください…
1年もやっててコメント2つとか草生えますよ…
お願いします!お願いします!(2回目)
では次回!「第22話 哀しみの終着点…スカーレット一族の悲劇」
次回もゆっくり待ってて下さい!
1ヶ月以内には必ず出しますから!∩(´;ヮ;`)∩ンヒィィィィィ