爆裂紅魔の転生譚   作:五月時雨

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このすばのめぐみんが可愛いから始めました
良いですよね?
原作で伐刀者について『古い時代には魔法使いや魔女と言われた』とか言われていた筈ですから、本当の魔法使いを突っ込んでも文句は言われない…はずだと思いたいですねぇ


私…死んだのですかっ!?

…………

 

………………

 

……………………

 

 

「……おや、ここは何処でしょうか。…はっ!まさか我が爆裂魔法の威力に恐れをなした魔王軍が私を拉致して……ふっ、まさか初めて放った魔法で目を付けるだなんて。魔王も見る目があるじゃないですか!」

気が付くと私は、全てが真っ白の世界にポツンと置かれた椅子に腰かけていた

「めぐみんさん。残念ながら、貴女は自身の放った魔法で亡くなりました。

信じられないかもしれませんが、それが真実です」

なんと!?私は死んだのですかっ!?

それも我が究極の攻撃魔法―爆裂魔法によって!?

「…それはどういう事ですか?第一、貴女は誰ですか?ここは何処ですか?帰れるんですか?こめっこは無事なんですか!?」

「まま、待って。待ってください。1つずつ答えますから一先ず落ち着いて」

「………そうですね。聞いてやりましょう」

目の前に立って喋っていたのは、白銀の髪の同い年くらいの()()

 

 

 

 

 

………おい、私の容姿に文句があるなら聞こうじゃないかっ!

もう私は立派な女性なのですよ!

 

「まず私は誰なのか。そこからお答えしますね。

…………私はエリス。国教であるエリス教の女神である、幸運の女神エリスです」

なんとっ!?女神でしたか。

私は猫耳神社のSUKUSUIというご神体しか知らないのですが、どちらが凄い女神なのでしょう…?

…それより、今の状況は知っときたいですね

「それで、二つ目。ここは何処なのか。

……ここは貴女方人間で言うところの神界。

神々が暮らし、貴女のように亡くなった人間が1度送られる場所です」

ほぉ…私は魔王城ではなく、反対に神界に来てしまったのですか……

 

「って!私はやはり死んだのですかっ!?」

「さっきも言いましたよ!?」

目の前で狼狽するエリス様ですが、狼狽したいのは私の方ですよ。

目の前にこんなに狼狽える人がいて逆に冷静になれましたが…。

「……はぁ、取り合えず、質問に答えてしまいましょうか。」

「お疲れのようですね。ちゃんと休む事をお勧めします」

「…貴女のせいですよ貴女の…。まあ良いです。

三つ目の質問に答えますね。『帰れるのか。』

貴女が帰りたければ帰れます。」

「…帰りたければ?」

「はい。まず、貴女の死後の説明からしますね。

貴女は貴女自身が放った魔法―爆裂魔法の余波で倒れた巨木に押し潰された事で亡くなりました。魔力の過剰使用で脱力していたので避けられなかった様ですね。死亡直後であれば蘇生可能だったのですが、近くに蘇生魔法が使えるアークプリーストが居なかったので、蘇生することが出来ず、そのまま亡くなりました」

「では、帰れないのでは?」

「…はい。確かにめぐみんさんという個人として生き返ることば出来ません。ですので、貴女が貴女でなく、別の人物として()()()()()()のでも良いのなら、またあの世界にいけます」

「……その時、記憶はどうなりますか?」

「魂に刻まれた記憶を全てリセットしますので、消えますね。生まれ変われば、紅魔の里の思い出も、感情も性格も、今の会話も無くなります。全くの別人になってしまいます」

…ふむ。私が私でないのですか。想像も出来ませんね。まあ、そんな楽しくない人生でもなかったので後悔や思い残りも……こめっこ!?

「そうですよ!こめっこは!あの時ゆんゆんが一緒にいましたがこめっこは無事なのですか!?」

「無事ですから揺すらないで下さいいいい!?」

…良かった。無事でしたか。恐らくゆんゆん辺りが守り通したのでしょう。ありがとう御座いますね。今回だけは本心から感謝してあげます

「…それでめぐみんさん。どうしますか?貴女が願うなら、あの世界で別人で良いのなら、生まれ変わっても…」

「別に良いです」

「…………は?…えっと。生まれ変わらないと?良いんですか?あの世界なら、色々と…」

「良いんですよ。別人になってしまうなら、あの世界に行く必要もありません。こめっこなら大丈夫です、私より色々と強いですから。」

特に物怖じしない性格など、あの頃の私より数段上ですよ。魔力量も私と張り合いますし、あの子なら私を越えて紅魔族随一の魔法使いになってくれます

「そうですか。…分かりました。でしたらめぐみんさん。()()()()転生しますか?」

「…このままというのは?」

「そのままの意味ですよ。容姿も記憶も才能も、勿論魔力も。今現在めぐみんさんが持っている全て。それを持ったまま、異世界に転生してみませんか?…あぁ、ですが流石に今の年齢からは無理ですよ。ちゃんと赤ちゃんから始まりますけどね」

 

この時、私は不覚にも面白そうと思ってしまった

 

だからだろうか…

 

「…良いでしょう。乗ってやりましょうとも!」

「分かりました。では、この魔方陣に乗ってください。」

「分かりました。……聞いても良いですか?」

「なんです?」

「どうして記憶を残したままの転生を提案したのです?普通しないと思うのですが?」

私は魔方陣に乗る前に聴いた

聞いておきたかった

記憶とか性格とか、消える消えないとか。

散々言っておいて最終的に全部残したままの案を出すなんて余りにおかしい

「…強いて言えば…めぐみんさんが気に入った。からでしょうか。」

そんな理由でいいのか!?とかツッコみたいのだが、折角の提案を反故されそうなので飲み込む

「ありがとうございます」

代わりに、もう1つ思っていた言葉を口にした

 

そして私が魔方陣に乗ると、淡く白銀に光ながら魔方陣がゆっくりと上昇する

「さあ……!めぐみんさん。新たな世界。新たな土地。そこでの様々な幸運、心より願っています。

 

 

 

 

 

 

いってらっしゃい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女神に笑顔で見送られる

そこで私の意識が途切れた




今回はここまで。
短いですねぇ。
次回はもう少し長くなりますけど。
本作は私のあと二つの作品が行き詰まったら息抜きに投稿するくらいに遅いので、あらすじに書いたように亀さんとカタツムリさんを掛け算するくらいに遅い場合があります
それでも良いと言う方はお気に入りに入れていただければ幸いです

原作?でめぐみんがそけっとに占ってもらったのは…まぁ、ご都合的なあれでお願いします。
適当でごめんなさいm(_ _)m
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