爆裂紅魔の転生譚   作:五月時雨

2 / 3
……やはり気まぐれで作ったので短いです
今回はタグの通り、刀華と泡沫、そして入れ忘れたカナタが登場です
カナタをタグに入れなかったのは殆ど登場しないからですが…

取り合えず

( ゚д゚)ノ<ドウゾー


転生後

…………

 

………………

 

……………………

 

 

自己紹介をしよう

 

「我が名はめぐみん!紅魔族随一の魔法使い!そして伐刀者(ブレイザー)にして禁技・爆裂魔法を操る者…!」

 

私はパジャマの上から羽織った黒いローブをバサッと翻し、ポーズを決める

エリス様に転生してもらい、12年が過ぎた。

この間、色々とあった。

順を追って説明すると…

 

 

0才 めぐみん 誕 生!

   ↓

3才の誕生日 我が邪眼!紅の眼と身体にある刺青に恐れをなした両親に捨てられる

   ↓

その次の日 孤児院の人に拾われる

   ↓

4才 伐刀者の才能が開花

   ↓

7才 特訓の末、リトルの大会で爆裂魔法が復活したが、流石最高の攻撃魔法…禁技指定を食らう

   ↓

魔導騎士委員会に殴り込み、1日1爆裂を人のいない場所でのみ(物理的に)認めさせる

   ↓

10才 爆裂魔法がこれ以上強くならないと自分に限界を感じる

   ↓

11才 自分の運命を破壊!

ふっ…運命とは、破るためにある…!魔力量が平均の40倍から120倍まで上がる。1日3爆裂と喜んだが、委員会に止められた

   ↓

12才 今ここ

 

 

さて…一先ず伐刀者(ブレイザー)について説明するとしましょうか

 

伐刀者とは、己の魂を武装とし、《固有霊装(デバイス)》を顕現させて魔力を使う特異な存在

つまり私は特 別!

英語にすればSUPER!

あっ、この世界の言葉はあっちと違っていて混乱しましたが、小学校という紅魔の里の学校と良く似た学舎に上がる前には理解できました。楽勝ですけどね。文法とか簡単です。だって紅魔族にとって文法は大事ですから!名乗りを正しくあげられない紅魔族は三流ですからね!

 

話が逸れましたね。

 

まぁ伐刀者=凄い

 

これで良いです。

 

 

「めぐみーご飯出来たよー」

「めぐみと呼ばないで下さい。私はめぐみんです!!」

 

 

…今ので分かったかもしれませんが、『今の』私の名前はめぐみんではありません。

 

紅羽(あかば) めぐみ』

 

今の私の名前ですが、私は気に入りません

だって格好良くないじゃないですかっ!

ですから自己紹介では必ず『めぐみん』と言っています

 

そして今、私を呼んだのは東堂(とうどう) 刀華(とうか)

私の3つ上で、同じく伐刀者。来年から破軍学園という伐刀者育成の学校に通う、孤児院の最年長でここの保母さんよりお母さんしてる優しい人ですが、絶対に私を『めぐみん』とは呼びません

 

 

……グゥ

 

おなかが空きましたね…

仕方ありません。刀華のご飯でもありつきに行きますか。あの世界ではゆんゆんに(たか)っていましたが、刀華のご飯は、こう…温かいんです

 

 

_____________________

 

 

 

「あっ、めぐみやっと来たばい。全員で食べないと美味しくなかとよ?」

「刀華。いい加減私のことはめぐみんと呼んでください。そうでないと我が究極魔法―爆裂魔法が火を噴きます」

この世界には方言というものがあり、刀華が良い例です。最近漸く、方言を理解できてきました

「…それだと伐刀者の資格を剥奪されるたい。」

………そうでしたね。

私の爆裂魔法は委員会にお願い(爆破すると脅迫)して人気のない場所なら使用を許可された禁技。刀華に撃ってしまっては契約に違反し、伐刀者資格を奪われます

あの世界では15才ではもう大人。

伐刀者も中学校を卒業した次点で成人と認定されますが、他は違います。非伐刀者は20才にならないと成人とは言いません。あっちの世界では十分に行き遅れてますね。

 

「まぁまぁ刀華。めぐみんだから仕方ないって」

「おい、私だから仕方ないとはどういう事か、詳しく話そうじゃないか」

まるで突然差し込まれたフィルムの様にそこにいた白髪の少年。彼は刀華と同い年のこれまた伐刀者の御禊(みそぎ) 泡沫(うたかた)。私は彼に文句を言う

彼は去年までどうしようもなく()()()()

それを私と刀華で元に戻せたのだ。それについては後々語るとしよう

「おっ?やるかい?自慢じゃないが、僕はめぐみんに勝てないよ。分かるからね」

「「本当に自慢じゃないですね(ですわね)」」

「おやっ?カナタではないですか?何時もはこの時間は寝てるのにどうしたのですか?」

今私と言葉が被ったのは貴徳原(とうとくばら)カナタ。ウェーブのかかったブロンドの髪に鍔の広い帽子を被り、室内と言うのに日傘をさす背の高い女性。彼女も伐刀者で、刀華、泡沫と同い年。

…こう考えると私だけ仲間はずれっぽいですね

因みに今は朝の6:30ですねカナタは7時頃に起きてくるのに珍しいです

「めぐみんの大声で目が覚めてしまいましたわ」

「…いきなり心を読むのを止めてもらおうか」

「あら?顔に書いてありますよ?」

…昔はこの言葉に騙されたものだ。

紅魔の里では本当に書く奴等ばかりだからな…。

「…なら、顔を洗ってくるとしよう。目が覚めて爆裂魔法の威力もより冴えるかもしれない」

「「「わかった!後でいくらでも模擬戦するから機嫌を治して!」」」

「…何故顔を洗うだけで息が揃うのですか…。ま、良いです。直ぐに顔を洗ってきますから先に食べていて下さい」

そう言うと絶望する刀華、泡沫、カナタ

心外ですね。そこまで私は信用なりませんか

「…良いだろう。そんなに模擬戦したいなら上級魔法の最高位をぶち込んでやりましょうか?」

…言い忘れましたが、今の私は魔力量が馬鹿みたいに多いので(馬鹿ではないです。紅魔族は賢いです)爆裂魔法なら1日3発まで、1発に我慢すれば向こうの世界では使えなかった上級魔法や中級魔法もバンバン使えます。

…あっ、私の伐刀絶技(ノウブルアーツ)。まぁ、伐刀者の技は、単純明快《魔法》です。

でも侮るなよ?逆を言えば、自然干渉系統の火や水、風、雷も使えるし、概念干渉系統で光を屈折させたり、テレポートだったりとチートの限りを尽くした能力なんです!

 

 

_____________________

 

 

 

ご飯を食べ、今は10時

刀華、泡沫、カナタと模擬戦をする時間です

一先ず着替えるために部屋に戻ったのですが、刀華は何時でも…それこそ私服でも戦いますし、泡沫は倒せませんし、カナタは何時も戦闘服だから着替えるのは私だけです。

そんなことを思いながら、部屋にあるクローゼットから既に着ているローブを除く黒いブーツに黒いオープンフィンガーグローブ、最後に黒いトンガリ帽子を取り出す

これは転生した時にエリス様が送ってくれた物で、一緒に手紙がついていた

今は引き出しに仕舞ってあるそれを取り出し、中を読む。

 

『めぐみんさんへ

 

この手紙を読んでいる頃には、貴女はそちらの世界の文字を理解しているでしょう。わざとそちらの文字で書きましたからね。

……さて今回、めぐみんさんにお知らせしたい事があります。あなたがこちらの世界で着用していたモノをお送りしました。それと、貴女のお葬式が行われた際に、あるえさんがご自身と同じ眼帯を入れたので、そちらも入れてあります。

マントを見れば分かりますが、ついているものはふにふらさん、どどんこさん、ねりまきさんが入れたものです。

最後に、その世界には伐刀者という魔力を持った人間がいて、めぐみんさんもその一人と分類されます。これから大変なこともあるでしょう。でもあなたなら越えられると信じます。

           幸運の女神エリスより』

 

初めて手紙の存在に気付いたのは5才。それから内容が読めなかったので、頑張って勉強して読めるようになったのが7才

4才の頃から伐刀者については知ってたので、完全にエリス様が出遅れた形でしたね

私は手紙を再び仕舞い、着替えながらそんなことを思っていた

そして最後に左目を眼帯で覆う

 

………ふむ。やはりこの格好が一番です。ローブはゆんゆんからのプレゼントで、眼帯はあるえ

マントの内側には私が死んでから付けたのか、幾つかのポケットが有って、そこにはスキルアップポーションが2つと授業で作った病治しのポーションが入っている

病治しのポーションはふにふら。

あとの2つはどどんこ、それにねりまきが入れたものだ。

これを着ていると、あの世界が思い出されて…皆が何時も一緒の気がして安心できる

 

着替えが終わったので孤児院の庭に出ると、既に3人が待っていた

 

「…やっぱりめぐみはその格好と?」

「良いではないですか。昔の友人たちがくれた、私の唯一の宝物なんですから。あとめぐみと呼ばないで下さい。」

「めぐみんは私と対極みたいですわね」

「確かにそうですね。カナタは真っ白で私が真っ黒…黒…悪役…良い。凄く良い…!さぁやりましょうカナタ!今の私は絶好調です!」

「そういう意味では無いのですが…」

「まあまあ、めぐみんだから」

「おい、いい加減にしろよ。火の最高位魔法《インフェルノ》を放ちますよ?」

「ごめん!僕は無事だと思うけど服が無くなるからやめて!」

「………ちっ!」

《インフェルノ》が駄目だと泡沫を倒す方法が無いではないですか。

爆裂魔法は禁技ですが、他の技は使っても良いので泡沫に撃とうと思ったのですが…

「「「舌打ち!?」」」

「もう良いです。早くやりましょう。何時も通り総当たりで良いですよね?一番勝った人は一番負けた人から昼食を半分もらう。で良いですよね?」

「そう言って何時も全部食べるめぐみにはそろそろお仕置きが必要たい。うたくん全力で行くとよ?」

「分かってるよ刀華。お互い何時までもめぐみんに負けっぱなしは嫌だからね」

「それには同意しますわ。私もめぐみんを倒したいですから」

「…何故総当たりなのに3人の結束が強いのでしょうか…?」

「別に~。何でもなかと。…最初は私とめぐみたい。…………行くとよ?」

「ふっ…。それではやりましょうか。

血で血を洗う…仁義なき戦い(死合い)を…!」

「「「何かが違うっ!?」」」

 

 

閑話休題

 

 

「………また、つまらぬ者を倒してしまった…」

勝った。

余裕で勝った

簡単な事だったのですよ。刀華は《ボトムレス・スワンプ》で動きを封じれば余裕

泡沫は《インフェルノ》ぶち込めば裸で戦意喪失

カナタは中級魔法《ウインドカーテン》で伐刀絶技を防いでから《ライトニング・ストライク》で刀華以上の熱量の雷を当てて終わり

接近させる隙すら与えずに倒す

本当であればギリギリまでやられた振りをして逆転するのが紅魔族の習わしですが、そんなことをすれば刀華には一瞬で負けますし泡沫は単なる睨み合いになりますしカナタは内側からボロボロです。

流石にそんなバカみたいな事はしませんよ。

 

「……それでは私は、日課の1日1爆裂に行ってきます。今日は…そうですね。ここから3㎞の場所に湖が有りましたね。そこにしましょうか。…では、昼時には帰るので3人で総当たりの末、私にお昼を献上するのが誰なのか決めといて下さい」

「まだ、魔力が爆裂するだけの分があると…?あ、あはは…規格外とはこの事たい…」

「さ…流石、魔力量で世界第一位…」

「今度こそ…次こそは勝ちますわ…」

「カナタ、それは勝てない人の常套句、または嫌味です。後、二人の方は寧ろ誉め言葉です!!」

今日はまだ爆裂魔法を撃ってないので、ストレスマッハなのですよ。

「もう私は行きますよ。爆裂の欲求が限界に近いですからね」

 

『行ってらっしゃい』

 

ここで暮らす子供たちの全員が言ってきた

 

「…では」

少し間をあけて詠唱を始める。

使うのは風の上級魔法

まずはそれで上空まで上がり、そこから簡単な部類に入る魔法で気流操作して向かうとしましょう

 

「『トルネード』!」

 

「行ってきます」

足元に竜巻を作り出し、上空100mまで上がる

この高さであれば、3㎞先の湖も少しですが見えます。なので、そちらへ向かって飛んでいったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、3人の総当たりの末、めぐみんこと紅羽めぐみにお昼を献上したのはカナタだったりする




ヤバイ…
めぐみんが簡単な説明で運命を壊してる…
さすがめぐみん!凄いぞめぐみん!

…それと、原作でめぐみんの爆裂魔法は『爆裂魔法の詠唱をする』で詠唱の内容は書かれていないのですが、アニメのヤツを書いた方が良いですか?
私としてはどちらでも良いのですが、雰囲気的に入れてほしかったら言ってくださいm(_ _)m
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。