クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 銀河の守護者   作:オービタル

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今回の話はジュンが龍装光を習得します!


afterstory28:獣の闘心

 

その頃、龍装光を習得する為にヴァナヘイムへ修行へ言ったジュンは…。

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜っ!!!」

 

何と、巨大な人食い猪に追い掛け回されていた。その様子を高台から見ているラルフは腕を組んでいた。

 

「ほら!シャンと立ち向かえ!」

 

「そんな事言われても!俺の攻撃が通用していないんだぞ!」

 

「……男は度胸!お前が狼極龍王に選ばれた戦士なら、名前の通り…獣の覚悟に目覚めろ!」

 

「あああ〜!仕方ねぇ!!」

 

ジュンは腰から皇帝の第七の剣の一つ"二刀小太刀『スパーダ』"を抜刀し、構える。巨大な猪は鋭い牙を向け、突進して来る。

 

「来い!!」

 

ジュンは巨大な猪に奥義を放った。

 

『ストレイジフォムス!!』

 

小太刀から赤い斬空刃が放たれ、猪に直撃した。

 

「良し!……何っ!!?」

 

ジュンが喜んだと思いきや、煙から巨大な猪が怒りながら突進し、ジュンは猪の突進攻撃に直撃した。

 

「ガァッ!!」

 

ジュンはそのまま猪の突進に押され、後ろの岩に激突しようとしていた。

 

「やばい!!」

 

ジュンがピンチになると、ラルフが急いで飛び、ジュンを助け出す。そして猪は岩に激突した。ラルフはジュンを抱えながら、消えた。

 

 

 

 

 

夜になり、ラルフとジュンは巨大な猪のそれ以上もある超巨大な猪の亡骸の下でキャンプをしており、取ってきた魚や猪の肉を焼いていた。

 

「それ、食え」

 

ラルフは焼いた猪の肉と焼き魚をジュンに渡す。

 

「お、ありがとう!」

 

ジュンは肉にかぶり付きながら食べる。

 

「しかし、あの突進をまともに受け止めれないとは……余程の覚悟が足りないか、緊張……それか、お前は覚悟の本当の心得をしていない……」

 

「え……」

 

「……それがなければ……敵に情けを向く様な感じただ…。」

 

「……俺の……本当の覚悟……」

 

ジュンは落ち込むと、ラルフがある事を言う。

 

「……昔の陽弥も、そんなんだったぞ…」

 

「陽弥も!?」

 

「あぁ……アイツはかなりの覚悟がないまま攻めていたからなぁ……アイツが護星神の修行の為、このヴァナヘイムに巣食う巨大な猪の群れを倒そうとしていたよ…結果、ズタボロにされて後退して来た……その時、陽弥は言ったんだ…「こんなにビビっていると言う事は……よっぽどの覚悟を決めていないって事か……」って…。そことんとこは、叔父さん(シン)や叔母さん(ヒルダ)の正確に似ていた…」

 

「陽弥も…今の俺と同じ状況に……」

 

「それで俺は言ったんだ……「人間性を捨てて、野獣みたいに本能でやってみたら?」と…その結果…陽弥はヤバイ事に、巨大な猪の群れを全て、その本能で狩り尽くした…。」

 

「へぇ〜……」

 

「今、俺等がここにキャンプを張っているこの馬鹿デカイ骨……これがその猪の群れのリーダーなんだ…」

 

ラルフがそう言うと、ジュンがその骨を確認し、上に登ると、辺りが猪の骨で広がっていた。ジュンは陽弥の本能に腰が抜けた。

 

「ハハ…ハハハハハハ…ヤベェな、こりゃ」

 

 

 

 

 

 

 

その翌日の朝、ジュンは先日の巨大人食い猪を相手していた。

 

「来い!」

 

ジュンはスパーダを構え、猪の突進を回避し、直ぐに構える。

 

「(自分に抗え!!……獣の様に!!)」

 

するとジュンの目が光、猪の突進を防御し、動きを止めた。

 

「!!?」

 

猪は驚くと、ジュンの表情が獣の様に、猪を睨み付け、牙を向く。そしてジュンが猪の鼻に跳び移り、スパーダを斬り付ける。猪は悲鳴を上げ、暴れる。高台から見ているラルフはジュンの荒々しさに、感動する。

 

「そうだジュン…それが本能だ。獣の様に自分に抗い、そして本能に目覚めよ。陽弥が虎なら…お前は狼だ…」

 

ラルフが感心している中、ジュンのスパーダが光だし、狼極龍王が現れ、猪を吹き飛ばした。すると狼極龍王がジュンに語り掛ける。

 

『自分の本能を思うがままにしたか…』

 

「あぁ!俺はもう獣の様になった!」

 

『そうだ…恐怖の事を考えず、獣の本能を呼び覚ませ!』

 

狼極龍王はそう言うと、スパーダに戻る。

 

「狼・龍装光!!」

 

ジュンが叫ぶと同時にスパーダの刃を同時に掠り合わせた。スパーダが光だし、狼極龍王が出てくると、狼極龍王が光だし、ジュンの体に纏わり付く。青く光る甲冑、肩や肘、背中や膝には野獣の如く金の鬣を思わせる部分、そして兜は、狼と思わせる外見と後頭部に金色の獣毛を使用した飾りが垂れていた。ジュンは自分の姿をを見て、驚く。

 

「これが…俺の…」

 

ジュンは感心していると、猪が赤い目をして怒りながら突進してきた。ジュンは猪の突進を素手で受け止めた。

 

「行くぞ!!」

 

ジュンは猪を殴り飛ばし、飛び掛かる。さらに尻尾を持ち、振り回す。

 

「オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!!」

 

ジュンは興奮しながら、猪の尻尾を投げ飛ばした。そしてスパーダを取り出し、叫ぶ。

 

「ジュン・マコフィッシュ!荒れるぜ!!」

 

ジュンは名のを言い、高みへ目指すのであった。

 

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