クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 銀河の守護者   作:オービタル

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laststory:オムニバース 後編

 

紅い月と黒き太陽で照らされている偽りの地球(レオン側の世界)では、レオンの友人達がボランティア活動をしていた。

 

「紅い月に黒い太陽……一体、どうなってるんだ?」

 

「分からない…何かと途轍もなく禍々しい邪気を感じますわ」

 

「あの…ランチ、ここに置いておきますわよ」

 

二人の元に勇ましくなったシルヴィアが声を掛けると、

 

「おい!何だあれ!?」

 

難民の一人が、崩れて廃墟になったアケノミハシラ上空に、突然現れた巨大なワームホールに指を指す。

 

「何だ…あれは?」

 

彼等や難民が不思議に思っている直後、ワームホールから白く輝く鬼神と黒く禍々しい蛇の化物が吹き飛んで来た。

 

「こっちに落ちてくるぞ!!」

 

難民達は急いでその場から離れ、勇人とドレギアスが転がりながら、戦う。

 

『グウウウゥゥゥゥッ!!!死ね!!愚かなクアンタ人の様に!!』

 

ドレギアスはアージュ、アナに命令し、口から迅雷を放つが、龍になったレオンと陽弥が口からホーリーブレスを放つ。迅雷がホーリーブレスに消されると、レオンと陽弥がドレギアスに言う。

 

『そんな攻撃!一切通用しないぞ!!!』

 

『お前の攻撃はもう、読んでいる!!』

 

二体の龍からレオンの声を聞いたレオンの友人達が驚く。

 

「今の声……レオン!?」

 

「嘘!?」

 

彼等は驚いていると、今度はジュン、コモンが言う。

 

『俺達は、お前みたいな破壊神には負けんぞ!!』

 

『そう!僕たちは八人の皇帝に選ばれた者!』

 

ジュンとコモンがムーラ、マニに噛み付くと、アラド、リアースが近距離でスヴァとヴィシュに噛み付く。

 

『俺達は負けない!』

 

『僕たちは!生きる資格がある!』

 

そしてフェイズが光り輝く角でサハスの突き刺す。

 

『僕も!生きる資格がある!!大切な仲間達が待っている!!』

 

アマノソウウンガを持った勇人もドレギアスに言う。

 

「俺には!待ってくれる仲間がいる!!帰る場所もある!!」

 

アマノソウウンガを振り回す勇人、ドレギアスもマガダイトウで応戦する。

 

『何を言っている!!所詮人間は争いの事しか考えない無能な虫けらだ!!!』

 

すると勇人の後ろに巨大なワームホールが現れ、ドレギアスと勇人を吸い込み、消滅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

次に着いた場所は、プリズン・ソウルに囚われている勇人の世界であり、住んでいた街であった。勇人とドレギアスは上空で殴り合うが、ドレギアスが勇人を叩き落とすのであった。

 

『痛たたた…あの野郎!』

 

勇人が叩き落された場所は、勇人が通っていた高校であった。教室の窓から生徒達が覗いていると、ドレギアスがエネルギーをチャージし、口から禍々しい迅雷放った。

 

『『『『『『『『我に楯突く愚か者が!!!塵に還れ!!!!!!ラグナロク・オブ・ダウン(終焉の暁)!!!!!!!』』』』』』』』

 

勇人は急いで、全範囲にアレイジングバリアを展開し、ドレギアス達の迅雷を防御する。

 

『クッ!!!』

 

迅雷を終えると、学校にいる生徒達の安全を確認する。

 

『大丈夫か!?』

 

勇人が生徒達の安否を確認すると、ドレギアスが言う。

 

『まだ人間のために戦うのか?それだから人間は弱いのだ!!』

 

ドレギアスが向かってきて、拳を突きつけてきたが、勇人はドレギアスの拳を掴む。

 

『人間は確かに愚かだよ!だがな、人間はな…お前より凄い欲望も持っているんだ!!』

 

『なら!ここで死ね!!』

 

ドレギアスがアージュ、ムーラアナ、マニで勇人に噛み付き、放り投げた。

 

『人間諸共、滅びるがいい!!』

 

ドレギアスはマガダイトウを伸ばし、禍々しい雷撃を放つ。

 

『フハハハハ!!!!人間は愚かな生き物だ!直ぐに群れを成す!何も分かっていない!』

 

『グッ!!』

 

勇人がマガダイトウの雷撃を防御すると、ドレギアスの額から、声がした。

 

『助け…て……』

 

『っ!?』

 

その声を聞いた勇人は、アマノソウウンガで雷撃を払い、ドレギアスに向かって左手を伸ばすのであった。

 

『死ね!!オリジン・プライム!!!』

 

ドレギアスがアージュとアナでザ・シードブレードを突き刺そうとしてくると、レオンが牙でザ・シードブレードを受け流していく。

 

『行け!!勇人!!』

 

『はい!!うおおおおおおおおおおっ!!!!!!』

 

勇人はドレギアスの額に付いているシンディを掴む。

 

『ッ!!?まさか!!?』

 

『お前の力の秘密はこれかぁぁぁ!!!』

 

勇人は渾身の勢いで、シンディをドレギアスの額から引き剥がした。

 

『グアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!』

 

引き剥がした直後、ドレギアスや神帝達が苦しみだす。勇人はその隙にサマーソルトキックを繰り出し、ドレギアスを蹴り上げ、ワームホールの中に吸い込ませ、追い掛ける。そして勇人はワームホールの中でドレギアスを百烈蹴りで蹴り続ける。その時、勇人達は意識の中である物を感じる。

 

『この感じ……暖かい』

 

『何だろう?皆の元気な声が聞こえてくる…』

 

『俺達……きっと、未来を見ていると思う!』

 

『それなら、この勝負!』

 

『俺達の勝ちだ!!』

 

『それにするためには!』

 

『この戦い…終わらせて!』

 

『皆で生き抜きましょう!!』

 

『……行こうぜ!!俺達の明日へ!!』

 

ワームホールを抜けると、混沌の狭間であり、勇人はドレギアスを蹴り上げ、真上にデススフィアが見えた。そして勇人がドレギアスをさらに蹴り続け、デススフィアごと蹴り上げる。その光景を見ていたシン達が驚く。

 

「凄い!!」

 

「あんなでかい要塞が吹き飛ばされていく!!?」

 

「スゲェェェェェェェェェ!!」

 

そしてデススフィアの真上に超巨大なワームホールが現れ、デススフィアごと何処かへとワープした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてデススフィアが着いた場所は、宇宙の中心点であるオムニバースであり、勇人はメガボンバーナックルでドレギアスとデススフィアを吹き飛ばした。

 

『己れれれれれれれれれ!!!!!!!この我がまた敗れるだと!?あり得ん!!あり得ぬ!!!』

 

『『『『『『『『今度こそ!!!塵に還れ!!!!!!ラグナロク・オブ・ダウン(終焉の暁)!!!!!!!』』』』』』』』

 

ドレギアスを含む神帝達から禍々しく神々しい迅雷が放たれると、勇人はアマノソウウンガを抜き、レオンと陽弥が本来あるべきのヴェルトヴィンガーとシグムディアへとなる。

 

『もう、俺は負けない!!ドレギアス!覚悟!!』

 

レオンはアーティファルソードⅡに金色のオーラを宿らせて、レオンは上空に高く舞い上がり、奥義を放った。

 

『天空究極奥義!!!覇王龍王剣!!!!!!』

 

急降下しながら一気に振り下ろして斬り込むとアーティファルソードⅡの刃から黄金に輝く真空の刃が放たれ、ドレギアスと神帝のラグナロク・オブ・ダウンとぶつかる。

 

『俺も行くぞ!!』

 

陽弥もエクシードとヴェルデライズ、デメテルブリンガーに純白のオーラを宿らせて、奥義を放った。

 

『銀河最終奥義!!!轟炎獅子鳳翼翔!!!!!!』

 

回転しながら、一気に三刀流を振り回し、燃え盛る鳳凰がラグナロク・オブ・ダウンと激突する。

 

『勇人!行け!!』

 

『あるんだろ?お前の奥義が!』

 

陽弥とレオンが勇人に言うと、勇人は笑顔のまま、アマノソウウンガを上空に掲げる。

 

『見よ!!ドレギアス!!これが俺達の絆奥義!!』

 

するとアマノソウウンガが強く光だし、デススフィアをも越えるほどの超巨大な剣へとなった。そして勇人は渾身を込めて叫ぶ。

 

『行くぞ!!絆奥義!!!!!!悪・即・斬ぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!!』

 

巨大なアマノソウウンガの中央の空洞部のガラス状のプレート内に『無限』と漢字で表示され、一気に振り下ろされ、レオンの奥義と陽弥の奥義と共に、ドレギアスのラグナロク・オブ・ダウンを拡散しながら、デススフィアごとドレギアスを真っ二つにした。そしてドレギアスの体内にあるディザスターとゼロが消滅し、真っ二つにされたドレギアスが叫び声を上げる。

 

『くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

!』

 

ドレギアスや神帝達の体が膨れ上がり、ビックバンのように消滅すると、真っ二つにしたデススフィアも火花を起こし彼方此方爆発を起こし、跡形もなく消滅した。

その様子を見ていたシン達は歓喜を上げる。

 

「やった!!!」

 

《ウオオオオオオオオオオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!》

 

正規軍達は勝利の雄叫びを上げ、ネブラ銀河帝国艦隊やコーパス艦隊が直ぐに降伏信号を放つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドレギアスを倒したことによって、各宇宙に派遣されていた部隊が壊滅、降伏し、さらに紅い月と黒い太陽は消え、曙光が照らされる朝日が大地を照らしていた。ホライゾンへ帰ってきた勇人達は、結晶化したシンディを寝室に寝かせる。

 

「シンディ……頼む、目を開けてくれ!」

 

勇人はシンディを必死に起こそうとするが、目を開けてくれなく、それを心配する陽弥とレオン達。

 

「何で?ドレギアスは倒したのに…」

 

「陽弥様、ザ・コアとザ・シードでシンディちゃんが目覚めるように願いましたか?」

 

「したんだけど、何でだ?」

 

誰もが混乱していると、

 

「シンディ!」

 

勇人がシンディの名を言い、そっと彼女にキスをした。その時、シンディが目を覚まし、勇人達は驚く。

 

「シンディ!」

 

「勇人!!」

 

シンディは起き上がり、勇人に抱きつく。

 

「良かった〜!でも、何でキスしたら起きたのか?」

 

「おとぎ話であるだろ?『眠り姫』の話を聞いたことあるだろ…愛する姫の呪いを解くには魔法のキスって♪」

 

陽弥がそう言っている間、勇人がシンディを心配する。

 

「シンディ!大丈夫!?」

 

「えぇ♪」

 

「それじゃ…♪」

 

勇人が突然シンディをを持ち上げてお姫様抱っこして、テラスの方へ走り出し、テラスから飛び降りる。

 

《っ!!?》

 

陽弥達が驚くと、下からアダムの肩の上で着地した勇人とシンディが現れる。

 

「師匠!ちょっくら皆を迎えに行ってきます!!」

 

勇人はそう言い、次元跳躍し、プリズン・ソウルごとこの次元に移送させたことは、誰も知る由もなかった。

 




最後はエピローグです!!
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