クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 銀河の守護者   作:オービタル

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第23話:ネオ・ミスルギ皇国の進攻 中編

その頃、陽弥達はエヴァ達の攻撃を受けていた。陽弥はエヴァのソニックブレードとレーザーブレードをヒートアサルトブレードとシールドソードで防御した。

 

「ほぉ、少しは腕を上げたなぁ.......」

 

「当然だ!」

 

陽弥はエヴァを押し上げ、エヴァを蹴り飛ばすが、エヴァは体制を持ち直し、陽弥に斬りかかった。

 

「まさかネオ・ミスルギ皇国兵の対銀河七聖龍フレームにしたのだが........まさか無効果になってしまうなんて.........」

 

「どういう事なんだ!しかもネオ・ミスルギ皇国って何だ!!?」

 

「見ての通り........新国家だ.......」

 

エヴァが言うとソフィアと戦っているγも言う

 

「我々ネオ・ミスルギ皇国こそ........この宇宙を正しき道へと歩ませる..........."正義の味方"ですよ.....」

 

「ふざけないでよ!!何が"正義の味方"だ?.........違う!あんた達の方がよっぽど悪者に見えるけど!」

 

「あら、そう?」

 

γはレーザーレイピアの高速な突き技でソフィアに攻撃した。そしてリョウマは重装備のアポカリプスに轟雷で斬りかかるが、アポカリプスの装甲は硬く、斬れなかった。

 

「お前達旧人類は我々のネオ・ミスルギ皇国の社会貢献の為に必要な人材なのですよ......」

 

「お主らは.........何処まで性根が闇に染まっているのですか!?」

 

リョウマは鋼龍號のバスターランチャーを射つがアポカリプスのフレームのせいでランチャーのビームが弾かれた。その頃、ルナはセイレーンでイプシロンに返事をするが.........

 

「イプシロン!返事をして!」

 

「................」

 

「駄目だ!反応が無いわ!」

 

ルナはイプシロンの攻撃を回避し、防御体制をした。

 

陽弥はエヴァのソニックブレードをシールドソードで防御し、ヒートアサルトブレードをレーザーブレードにぶつけ、両者動けないようにした。

 

「お前らはこんなので良いのか!?アジマス人を戦争用の道具にして!?彼らだって、家族や友達、愛する人がいるんだぞ!?」

 

「...........私はジュリオ皇帝に従うまでだ........」

 

「じゃあ..........何で、お前はあの時........エミリアの事を言ったんだ......?!」

 

「.........自分の眼と耳で確かめろ........そして.............急いだ方が良いぞ..........」

 

「え.........!?」

 

「我が要塞国家ネオ・ミスルギ皇国の新皇帝ジュリオはアヴァロンの環境を変えてしまった.........................................アヴァロンで待っているぞ...............」

 

エヴァはそう言うと身動きが取れないエヴァの腕が展開され、四本の腕になると手が回転し、ドリルアームで陽弥のアーキバスⅡの肩を貫く。陽弥は舌打ちすると、ドリルアームを斬り、エヴァの距離から離れ、防御体制を整える。

 

 

 

 

 

その頃アレクトラはルチルがヴァルヴァトール帝国の皇太子だったと言うことに驚いていた。

 

「あんたが.........皇太子!?」

 

「そう、僕は.......次期皇帝になる者なんだ...........父は.......病気の為.........僕が代わりに........戦線に出ているんだ.........戦で亡くなった兄さんや母さんの為なら...........!」

 

ルチルが心に決めた事を言った直後、後方からネオ・ミスルギ皇国兵が迫ってくるとアレクトラはレイジアのラツィーエルを抜刀し、ネオ・ミスルギ皇国兵を切り裂いた。

 

「..........あんたって........結構、家族思いなんだねぇ.......良し!私も一緒に戦ってやるよ!」

 

「アレクトラ?!」

 

「大丈夫!私と一緒にいれば百人力になるからなぁ!それにっ!」

 

顔が赤くなったアレクトラはレイジアでネオ・ミスルギ皇国兵の首を掴み、投げ飛ばした。

 

「あんたの事が好きになったんだよ............」

 

「何か言った?」

 

ルチルはアレクトラが言った言葉を聞いていなかったが、アレクトラはツンデレになった。

 

「...........何もないって!それじゃっ..........行くよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして城壁で守っているΔはエナジーリングでネオ・ミスルギ皇国兵を切り裂きながら、叫ぶ。

 

「民達よ!目を覚ましてください!貴方達は"プロフェッサー"E"に騙されているのです!」

 

しかし、Δの声は彼等に全く届かず、ネオ・ミスルギ皇国兵はΔへ目掛けてレーザーを乱射し、爆発した。煙が晴れるとミューが大型リフレクターシールドでΔを護っていた。

 

「デルタ様!御下がり下さい!!」

 

「しかし!」

 

「もう、彼等には我々の声は届いていないのです!」

 

「そんな........!」

 

ミューは構わず、腕に装備されているソニックブレードを展開し、ネオ・ミスルギ皇国兵に突っ込んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

一方、陽弥達はネオ・ミスルギ皇国兵とエヴァ達に囲まれていた。

 

「クソッ!」

 

「お兄ちゃん!もう駄目だよ!」

 

「諦めるな!皆頑張って戦っているんだ!」

 

「だけど、この数は想像以上だよ!」

 

陽弥達が混乱していると上空に浮遊している巡洋艦の主砲が陽弥達の方に向けられた。

 

「もうダメだ..........!」

 

誰もが、絶望になった直後、突然巡洋艦が爆発した。

 

「何だ.......!?」

 

すると燃え盛る巡洋艦から出てくる爆煙の中から、見たことのない機体が陽弥達の前に現れた。そして中にいるライダーが叫ぶ。

 

「助っ人参戦!!♪」

 

「誰.............?!」

 

陽弥達が茫然していると青年は答える。

 

「説明は後........アポカリプスとイプシロンは俺に任せて!ジークフリード!」

 

「yes my master!!」

 

ジークフリードと名乗る機体は青年の命令を受け、流星の様な速さで、アポカリプスとイプシロンを吹き飛ばした。

 

「共に戦おう!俺らは一心同体!重龍装光!!」

 

青年が叫ぶと機体からダイアモンドを纏った美しき龍が現れ、ジークフリードの回り始めると、ジークフリードが青く光だし、光が消えるとジークフリードの全身の装甲が時空神龍のダイアモンドの装甲になっていた。それを見ていた陽弥達は驚く。

 

「機体に纏った!?とういう事は..........アイツ銀河七聖龍に選ばれし守護者って言う事か......!?」

 

アポカリプスが背部に装着されているコンテナが開き、中からマイクロボットが無数に出てきて、ジークフリードに襲い掛かった。

 

「次元バリア展開!!」

 

青年が叫ぶと黒い球体が現れ、ジークフリードを飲み込んだ。するとマイクロボットは黒い球体に分解され、アポカリプスは驚く。

 

「何!?」

 

そしてジークフリードのコックピットにいる青年は愛する少女に通信を開いた。

 

「キャサリン!空間転送を!!」

 

「分かったわ!!」

 

キャサリンと名乗る美少女はジークフリードにライフルを転送させた。そして黒い球体を解除したジークフリードはライフルをアポカリプスに撃った。するとアポカリプスの右手に風穴が出来た。

 

「何!?銀河七聖龍の力も受け付けないフレームがっ!?」

 

アポカリプスが手に集中している隙に青年は叫ぶ。

 

「ビームサーベル!」

 

ジークフリードの肩が露出展開し、中から突起物が出てきて、ジークフリードは抜刀すると緑の閃光の刃を放出し、アポカリプスに斬りつけたが、イプシロンが二刀流のレーザーブレードでジークフリードのビームサーベルを防御すると青年は叫ぶ。

 

「ビット!!」

 

ジークフリードのウィングから二つの煙突形状のビットが展開され、真っ先にアポカリプスへと向かい追撃してきた。

 

「クッ!」

 

アポカリプスは何とかビットを降りきろうとするが、ビットは凄まじきスピードでアポカリプスを追撃する。するとアポカリプスは肩部が露出展開し、αと同じパルスフィールドを発生したが、ビットはパルスフィールドの電磁波を受けず、アポカリプスの肩部を破壊した。

 

「機能が停止しない!?何故だ!?」

 

「アンタ達の為に遠隔操作攻撃機にちょっとしたシステムを組み込んだのさ!」

 

「最悪な敵を相手してしまった.......!」

 

アポカリプスが指をクイクイと動かすとイプシロンがジークフリードの後方に襲い掛かった。

 

「空間転送!バスターソード!」

 

ジークフリードの手から大剣(分かりやすく言えば、ガンダム00のガンダムスローネツヴァイのGNバスターソードの青いバージョンです。)が出現し、イプシロンの攻撃を防御するとアポカリプスが隙を突き、後方に旋回したジークフリードの横にソニックブレードを掲げる。

 

「貰った!!」

 

すると青年は横にいるアポカリプスを確認し、叫ぶ。

 

「空間転送!フラップ!」

 

ジークフリードの右肩から小型の煙突形状のビットが4機出現し、青く光るエーテル粒子砲をアポカリプスに向けて乱射した。

 

「グアッ!!近距離攻撃機だと?!」

 

アポカリプスの胸元にエーテル粒子砲で風穴が空き、墜落していくとイプシロンがアポカリプスを抱え、アヴァロンへと戻っていく。アポカリプスはエヴァに通信をした。

 

「こちらアポカリプス..........一時戦線離脱する.........!」

 

「分かった........後は私とγで殺る........それと........試作機"デストロイア"達を起動させろ.........良いな?」

 

「了解..........」

 

エヴァは謎の計画をアポカリプスに発動させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

アポカリプスとの戦いを終えた青年はその戦いに驚く陽弥に近付いた。

 

「凄い.........俺達が苦戦した四将軍の二人を......だった一人で...........アイツ.........何者.........?!」

 

陽弥はジークフリードを見て唖然していると、ジークフリードのコックピットが開き、青年が顔を見せる。

 

「っ!?」

 

「................久しぶりだなぁ!陽弥!」

 

青年が陽弥を呼ぶと、陽弥はあることに気付いた。

 

「え?その声.......俺のファランクスを盗んだ!!」

 

「ハハハ..........!ビックリだろ?」

 

「お前........何者なんだ?」

 

「俺は................(う~ん、名前を変えた方が良いか...........なら、昔の名を使うか.......)ルーだ」

 

「ルー.......頼む、お前のその力が必要なんだ........協力してくれないか?」

 

「言われなくとも、こっちのど偉いさんから許可してくれとるから♪」

 

「良し!行こう!」

 

「おう!」

 

陽弥と"ルー"は急いで、ルナの所へと戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてアレクトラとルチルはネオ・ミスルギ皇国兵に苦戦していた。

 

「切りがない!」

 

アレクトラが叫ぶと空から赤い流星群が落下し、ヴァルヴァトール帝国の城壁の塔に浮遊しているクリスタルが粉々に砕けた。

 

「「っ!?」」

 

「シールドが!!」

 

「何で!?シールドの耐久力は十分あるのに!?.........っ!?」

 

二人は混乱していると、崩れたクリスタルの中から大型兵よりも1.5倍の大きさを持つ天使の様な巨体な機体が浮遊していた。

 

「何だ..............あれ.........?!」

 

アレクトラが天使の様な機体に見とれており、瞬きをした瞬間、その機体は消えていた。しかし、アレクトラはその機体の速さをレイジアのダーゲットにいれていた為、その機体を確認することが出来た。

 

「は!速い!」

 

「何だあれは!?」

 

すると粉々に砕けたクリスタルの中から、同じ機体が飛来した機体を含めて、25機がエヴァ頭上に集合した。

 

「これが対有機生命体駆逐兵器"デストロイア".........こいつはターゲットが消滅するまで駆逐し続ける..........銀河七聖龍も含めてもだ...........殲滅せよ!」

 

エヴァがレーザーブレードをヴァルヴァトール帝国に差し向けると、頭上に浮遊しているデストロイア達は真っ先にヴァルヴァトール帝国へと向かい、拡散ビーム砲をヴァルヴァトール帝国の城下を焼き払っていた。

 

「おいおい..........嘘だろ........!」

 

陽弥達はその光景を見ていると1機のデストロイアが猛スピードで陽弥を拐った。

 

「え?..............お兄ちゃん!!」

 

ルナが上を見上げると陽弥のアーキバスⅡがデストロイアのクローアームに掴まれていた。

 

「グアッ!!何てっ!パワーだ!!」

 

「スキャン完了..........陽弥・ギデオン 銀河七聖龍 太陽神龍に選ばれし者を確認.........駆逐を開始します!!」

 

するとデストロイアの女神像の頭部の口が開き、中から小型のドリルアームが延びてきて、陽弥のアーキバスⅡのコックピットにドリルが突き刺す。

 

「グァァァァァァァ~~~~~!!!」

 

「陽弥!」

 

ルーがジークフリードでデストロイアのスピードに追い付き、ビームサーベルでドリルアームを切断した。

 

「ルー!?お前っ!?この速さに追い付けるのか!?」

 

「当たり前だ!俺は時空神龍に選ばれし者だからなぁ!」

 

ルーはジークフリードのビームサーベルでデストロイアを突き刺したが、デストロイアの装甲の表面に量子フィールドが張られており、ビームサーベルの威力が弱くなっていた。

 

「こいつの装甲..........堅いなぁ!..........なら!」

 

ジークフリードはビームサーベルを収納すると量子フィールドに手を差し伸べて叫ぶ。

 

「空間転送!パイルバンカー!」

 

ジークフリードの手のひらから突起状の金属がフィールドを貫くと同時にフィールドの内部で爆裂した。そのおかげでフィールド内の装甲が爆裂で内部のコードが丸出しになり、ジークフリードはビームサーベルを抜刀し、デストロイアの剥き出しのコードに突き刺した。

 

「切り裂く!」

 

ルーは叫びながら、ビームサーベルを突き刺したまま横に動かし、デストロイアを真っ二つにした。

 

「良し!」

 

陽弥とルーは急いで、ヴァルヴァトール帝国にいるデストロイア達の所へ行くと3機のデストロイアとネオ・ミスルギ皇国兵の戦闘機が追撃してきた。

 

「追っかけてくるぞ!」

 

陽弥は追撃されていることに気付き、デストロイアはルーをスキャンする。

 

「スキャン開始.........測定不能.......時空神龍に選ばれし者...........排除します!」

 

3機のデストロイアのブースターからクローアームが現れ、ビームバルカンを乱射し、それと同時に戦闘機も拡散レーザー砲を放つ。

 

「降下なのに!」

 

陽弥とルーは敵の追撃を回避しながら、プラズマビームライフルとジークフリードのライフルで戦闘機を破壊し、二人で射ち、1機のデストロイアが爆発した。

 

「1機撃墜!」

 

「後、2機だ!!」

 

ルーがライフルを連射するがデストロイアは散開しながらルーのライフルの粒子砲を回避する。

 

「ったく!」

 

ルーは舌打ちすると、ビットとフラップを全展開したが、デストロイアは読まれているのか、ビットとフラップの攻撃を回避する。

 

「クソ!うろうろすんな!」

 

ルーは怒り、ジークフリードのライフルをレーザーに切り換え、デストロイアを追撃しながら、2機共破壊した。

 

「1機、2機撃墜!」

 

終わったかと思った直後、爆発したデストロイアの煙から、もう1機のデストロイアが2本のクローアームから放出している大型ビームソードを突き付けてきた。

 

「何!」

 

「もう一体いたのか!?.........クソ!」

 

「殺られる!」

 

二人はデストロイアに撃墜される直後、上空から光粒子のビームが放たれ、陽弥とルーに襲い掛かるデストロイアの量子フィールドと装甲を貫通した。

 

「何だ!?」

 

陽弥とルーが上を見上げると、雲から、光が指し照らされ、その中に白と黄金のアーマー、紅白のマントをしたアーキバスⅡがビームライフルを持ったまま、浮遊していた。その光景に皆は呆然する。

 

「あれって.........アーキバスⅡ.........!?」

 

「何て...........神々しい.......!」

 

「あれは.........一体!?」

 

「スゲェ!」

 

「この感じ..........まさか........」

 

「あれは.........?」

 

「..........Q人の遺産......"アーク"」

 

陽弥達が茫然しているとそのアーキバスⅡが地上に降下し、地面に手を乗せるとそのライダーは言う。

 

「皆を戦いやすくしてやるぞ!"神の領域"!」

 

するとそのアーキバスⅡの手から光粒子波が広がり、ヴァルヴァトール帝国兵と陽弥達に巻き込むと...........

 

「何だ?この力は........?」

 

「何だろう........体の中から力が湧いてくる....!」

 

ヴァルヴァトール帝国兵がよそ見しているとネオ・ミスルギ皇国兵がヴァルヴァトール帝国兵に襲い掛かかり、ヴァルヴァトール帝国兵は尽かさずガンランスを撃つと、ネオ・ミスルギ皇国兵を破壊した。

 

「攻撃が........効いている!?」

 

「つまり!?」

 

「俺たちはまだ.........負けていないって事さ!!」

 

ヴァルヴァトール帝国兵が大声を上げ、隊列を組み直し、ガンランスを乱射した。ネオ・ミスルギ皇国兵はガンランスの攻撃に次々と倒れていく。

 

「凄い..........こんな力が湧いてくるなんて........アイツ一体............何者なんだ..........?!」

 

陽弥達が唖然していると、エイルマットがジャックに乗ったまま、通信回線を開き、説明した。

 

「クロウ・F・アルメディオ..........友人だ.......」

 

そのアーキバスⅡに乗っているライダーの名前が分かると同時に、空から、陽弥とルナの父親 シンのネオ・アウローラと種族銀河同盟の艦隊が飛来してきた。

 

「あれは!?」

 

「種族銀河同盟!.............父さん達だ!!」

 

「久しぶりだなぁ、陽弥」

 

「父さん!?何でここに!?」

 

「詳しい事情は後だ...........それと皆、連れてきた!!」

 

シンが叫ぶとアウローラのカタパルトからタスクのヘラクレス、リュウガのヤマト、フィーリのジャンヌ、ウィルのカタストロフ、ハンクとゾーラのバンシー、バンのブレイブ、カズとサイのサイクルプスが発進し、アンジュのヴィルキス、サラマンディーネの焔龍號とお付きのナーガの蒼龍號とカナメの碧龍號、サリアのクレオパトラ、ヒルダのアーキバス、エルシャのハウザー、ロザリーのグレイブ、クリスのハウザーが横に並び、ネオ・ミスルギ皇国に怒りの表情を見せると武器を構え、一斉射撃した。

 

「もしかして..........第一部隊と第一中隊!?」

 

「そうだ!さらに..........!向こうで交渉が成立した!」

 

「交渉成立..........?」

 

すると陽弥達の通信機から二人の声が聞こえてきた。

 

「初めまして、私の名はジオット.............銀河の監視者『モーフィス』の総統です。」

 

「同じく、私はラスタルト 我々はノバ軍 ザンダー共和国の指揮官をやっています。」

 

「「我々、種族銀河連合は.........同盟国と共に.........ネオ・ミスルギ皇国を打破します!!」」

 

二つの勢力はネオ・ミスルギ皇国に被害を受けているグラシオン連合、ヴァランドール皇国へ向かっていった。

 

「凄い.......!」

 

「皆!」

 

陽弥達が唖然していると、アンジュが娘であるソフィアに安否を確認する。

 

「ソフィア!元気にしてた?」

 

「うん!」

 

ソフィアは答えるとアレクトラの父親 ウィルがネオ・ミスルギ皇国兵に言う。

 

「お前ら!覚悟しとけよ!!俺たちにちょっかい掛けた分!!3倍で返して殺るぜぇ!!」

 

ウィルの行動にサリアは手で顔を隠し、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてアレクトラの方は父親がいることに恥ずかしがっており、ルチルが答える。

 

「今、叫んだ人物って............アレクトラさんのお父さん?」

 

「は~!恥ずかしい!!」

 

アレクトラは両手で顔を隠し、首を振るっていると、二人の所にクロウがやって来た。

 

「おい!アレクトラ!」

 

「何だよ?」

 

クロウは手に持っている白と黒の宝石が付いたガントレットを渡した。

 

「お前の銀河七聖龍だ!モーフィスが管理していたらしいぞ!」

 

「本当か!!?良し!」

 

アレクトラは尽かさずガントレットを装着しようとしたら、クロウが説明する。

 

「あ、待て」

 

「え?」

 

「そのガントレットは片方を二人で使うんだ...........」

 

その事にアレクトラは声を上げた。

 

「え............えええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~!!!???」

 

クロウが言うにはその銀河七聖龍は二人でなければ使えないと分かり、結果.........

 

「良いか?その銀河七聖龍は二人で一体の戦士になる分かったか?」

 

アレクトラは黒い宝石が付いたライトガントレットを装備しルチルは白い宝石が付いたレフトガントレット装備し、クロウに言う。

 

「「...........はい!」」

 

「じゃあ、やれ、」

 

「「ふぅ..............龍装光!!」」

 

二人は息ピッタリと叫ぶと黒と白の宝石が光、アレクトラとルチルを包み込み、二つが合体した。

 

「「双頭神龍!!」」

 

左右が白と黒に別れており、白の方は生身の龍の体をしており、黒の方は機械で出来た龍になっていた。するとネオ・ミスルギ皇国兵達がレーザー兵器を一斉射撃してきた双頭神龍は右手を空手技の様に八卦をした。

 

「ブラックホール!!」

 

すると双頭神龍の手のひらからブラックホールが出現し、レーザーを吸い込むと、次に左手を突きだした。

 

「ホワイトホール!!」

 

左手からホワイトホールが出現し、ホワイトホールからレーザーが吐き出され、それをネオ・ミスルギ皇国に向けて、返り討ちにしていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、陽弥達は次々とネオ・ミスルギ皇国を倒していくと、双頭神龍になったアレクトラとルチルが飛んで現れた。

 

「アレクトラ!?」

 

「「おう!」」

 

アレクトラとルチルの声が一緒になっており、分からなくなっていた。

 

「お前の声.........ごちゃごちゃになっているなぁ........」

 

「そうか?結構.......これカッコイイけどなぁ!アハハハ!!」

 

「はぁ、そうか......」

 

「ほら!グダグタしているとおいでなさったぞ!」

 

「?」

 

陽弥達の目の前にネオ・ミスルギ皇国兵達が陣形を整え、レーザー兵器を構えていた。

 

「銀河七聖龍も揃った!父さん達も来てくれた!.............殺ってやろうじゃないか!................っ?!」

 

陽弥達が戦おうとした直後、陽弥の胸が虹色に光、それが段々と大きくなる。

 

「何だ?!この光は..........?!」

 

陽弥が驚き、数メートルの光る虹の球体から波動が広がるとネオ・ミスルギ皇国兵達が突然と倒れ始めた。デストロイアも巡洋艦も墜落し、エヴァはそれを見て、驚く。

 

「この力.........まさか?!.........嫌、あり得ない........なら、何故...........あの少年に"あの力"が.......................γ......」

 

「ん?」

 

「撤退するぞ...........!」

 

「..............は!?」

 

「今の戦力で同盟とモーフィスとノバ軍を相手すれば、元もこうもない.............アヴァロンに戻って体制を整え直すぞ.........」

 

「ちょっと待って!今、殺り合おうと言う時に!?」

 

エヴァとγは残ったネオ・ミスルギ皇国兵を連れ、アヴァロンへと撤退していった。その光景にヴィヴィアンは言う。

 

「あれ?............逃げていく........!?」

 

「もしかして..........こちらの戦力がネオ・ミスルギ皇国よりも上回っていた........と言う事か?」

 

陽弥がそれを見上げ、心の中で言う。

 

「...............アヴァロンで待っている...........どう言う事何だ...............一体?(」

 

その様子にルーは陽弥を見る。

 

「...........」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦闘が終え、陽弥達はそれぞれの家族の所へ向かった。

 

「父さん!母さん!「お父さん!お母さん!」」

 

陽弥とルナの前に松葉杖を持ったシンとヒルダとココとミランダがいた。

 

「よく無事だったなぁ、陽弥......ルナ.....」

 

「父さんも........松葉杖に変えたの?」

 

「ああ、完璧にリハビリが済めば、ペルシウスに騎乗しても良いと、マギーに言われた。」

 

「そっか、良かった........母さん達はどうしてここに?」

 

「復帰したんだ」

 

「「復帰した!?」」

 

驚くべきことに陽弥とルナは言う。

 

「どういう事!?父さん!......母さんは軍を辞めたのに!?」

 

「色々とあって事情が変わったんだ...........ネオ・ミスルギ皇国の事で............」

 

「ネオ・ミスルギ.........?父さんそれって......どういう事何だ?」

 

シンが陽弥に話そうとするとクロウが現れた。

 

「それは............俺から話そう..........」

 

「あなたは?」

 

「俺はクロウ..............クロウ・F・アルメディオだ........」

 

クロウは自己紹介をすると陽弥とルナに説明した。

 

 

 

 

 

 

 

その頃、撤退していったエヴァ達は.........

 

「何だあの力は........!?エヴァ!あのヴェクタの若造から放った力は何なのだ!?」

 

「分かりません...........さらに分析が必要です陛下.........」

 

怒り食らうジュリオは徘徊し始めた。

 

「チッ!惑星ホライゾンから採れる銀河七聖龍や光学兵器にも対抗出来る合金"フォドラニウム"をフレーム化した筈なのに!..........アークは忌々しきアンジュリーゼの元に!そしてアンジュリーゼが増援として来るなんて!おまけにモーフィスとザンダー共和国がアンジュリーゼ率いる化物共と同盟になってしまった!!」

 

「陛下、落ち着いてくだ.....」

 

エヴァがジュリオに話しかけるとジュリオはワイングラスを持ち、エヴァの顔に投げ付けた。

 

「うるさい!!今、私に声を掛けるなっ!!」

 

エヴァは悲しい表情でジュリオに謝罪する。

 

「...........申し訳ございません」

 

「ハァ........ハァ..........ハァ..........まぁ、良い........!!アークは奴等の元にあるが、Qの姫の持つ力と............」

 

するとジュリオは長裾がら右手を見せた。

 

「ドゥーム様から託されたダークマタージュエルはここにあるのだからなぁ.........!!」

 

ジュリオの右手に紫の結晶体が赤筋と青筋を発てながら、右手に侵食していた。

 

「それとアポカリプス.........」

 

「はい、陛下」

 

「エミリア姫君はどうなっている?」

 

「まだ、部屋にいます.........御安心を.........」

 

「そうか、なら..........このドゥーム様から託されたダークマタージュエルの力を試すか.........」

 

ジュリオが笑うと同時に紫の結晶体が輝き、その奥に何かの欠片の様な石が見えた。

 

 

 




ジュリオは.........一体........何を企んでいるのだろうか........
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