クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 銀河の守護者   作:オービタル

31 / 123
今回の話で彼の正体を現します。

では、どうぞ


第29話:護星神への試練

 

陽弥がユグドラシル9に滞在して、2日............陽弥は霜の巨人達の住む世界ヨトゥンヘイムに来て、そこで霜の巨人の王"スリュム"に相手をされていた。

 

「あああああああ~~~~~~!!!!!」

 

陽弥はスリュムの氷の巨斧に振り回されながら、逃げていた。

 

「逃げたらダメだ............!恐れを亡くして相手に堂々と立ち向かえ!それが護星神の極なる力の一つだ!!」

 

「だって!息なり、巨人を相手するなんて、しかも龍装光を無しで戦えなんて、無理だよ!!どわっ!!」

 

「オラオラァァァ!!どうした腰抜けめ!!それでも護星神に選ばれた守護者なのかぁ?!」

 

「クッ!やるしかない!!剛火炎!!」

 

陽弥はスリュムに向けて、灼熱の炎を吹き放ち、スリュムは顔を火傷し、怯む。

 

「グァァァァァ~~!!!」

 

「今だ!」

 

陽弥は飛び上がり、スリュムの顔に近づいたと思いきや、スリュムの手が陽弥に直撃し、吹き飛ばされた。

 

「痛~!けど!まだまだ!!」

 

陽弥は剛火炎を放ち、スリュムを倒していた。シェパードの所にラルフが来る。

 

「凄いなぁアイツは...........俺でも三年掛かったスリュムを2日でこう追い詰めるとは.........流石サム叔父さんの孫だ。」

 

「だが、護星神の試練の序盤に過ぎない..........後、8つの試練が残っているのだからなぁ、」

 

その後、陽弥はスリュムに返り討ちにされてボコボコされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽弥はラルフの家で疲れはてていた。

 

「あああ~~!!!強すぎる!あの巨人王強すぎる...........しかも父さんの2倍強すぎる.........!」

 

「当たり前だ.........霜の巨人王スリュムは全てを凍てつく世界に変えた者だからなぁ.........結果アース神族の主神オーディンの息子、雷神トールによって倒された。」

 

「へぇ、北欧神話って色々謎だらけなんだなぁ.......」

 

「神話には伝説とは全く違う真実もあるからなぁ.........そろそろ消すぞ.........明日も護星神の試練の第一関門をクリアしないと駄目だからなぁ.........」

 

「分かった.........お休み......」

 

明日に備えて、就寝した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、陽弥はスリュムに再戦を申し出た。陽弥はスリュムの巨斧を回避し、剛火炎で拳を纏い、炎の拳に変わった。

 

「さぁ!掛かってこい......!!!」

 

陽弥は拳同士をぶつけ、構える。するとスリュムは氷の巨斧を振り下ろした。陽弥は炎の拳で氷の巨斧を白羽取りをし、氷の巨斧が陽弥の炎の拳の熱で溶けていく。スリュムは焦り、斧を戻そうと後ろに下がろうとした時、陽弥が隙を付き、巨斧から離れ、スリュムの目の前に飛び上がり、炎の拳でスリュムの顔面に拳をぶつけた。

 

「グアッ!!」

 

炎の拳で火傷を負ったスリュムが倒れかけた時、陽弥はスリュムの後方に回り込み、スリュムの足に目掛けて、百裂拳をする。

 

「熱っ!!」

 

スリュムはあまりの熱さに耐えきれず、倒れると、陽弥はスリュムの前方に回り込んで、自分ごと回転し始めると炎の拳から遠心力により、プロミネンスが起こっていた。そしてそのプロミネンスが陽弥を包み込み、紅炎を纏った巨大なドリルに変わり、倒れたスリュム目掛けて、紅炎のドリルを回転し、突撃してきた。紅炎のドリルがスリュムの氷の鎧を溶かしつつ、そして溶かした氷の鎧の穴から胴体が現れ、陽弥は回転を止め、渾身の一撃で炎を纏った踵落としをした。

 

「オラァッ!!止めだ!!!」

 

スリュムは陽弥の踵落としで下の方へ氷の地面ごと、叩き落とされた。

 

シェパードとラルフは陽弥の強さに驚いていた。

 

「「おぉ!!」」

 

そして陽弥が降りてくると、シェパードに向かって大声で喜ぶ。

 

「よっしゃぁぁぁぁ!!第一関門クリアだ!!」

 

「まさか...........あのスリュムを三日でクリアした................しかも龍装光を使わず、炎を両手に纏い、氷を溶かすとは.........中々、やるなぁ........」

 

「えぇ、驚きですよ........」

 

誰もが喜んでいる直後、突然の揺れが来た。

 

「何だ!?」

 

「シェパード艦長!大変です!」

 

「どうした?!」

 

「ユグドラシル9に..............侵入者が!!」

 

「バカな?!ここは次元の狭間だぞ!?」

 

その事に皆は驚いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、コロニーの対空間用強化ガラスに何か赤黒い人影がガラスを突き破った。その赤黒いのはゆっくりと降下してきた。陽弥達が駆け付けると、その赤黒いのはゆっくりと顔を上げた。

 

「お前は!!」

 

「久しいなぁ.........陽弥・ギデオン...........」

 

陽弥はその者の顔を見て、驚く。

 

「ダーク・シン!!」

 

「残念だが...........それは昔の名だ...........今の名は.......スカーレット・ソルと呼んでも貰おう。」

 

陽弥とスカーレット・ソル...........両者は戦闘体制に入り、両者武器を構える。

 

「「いざ!勝負!!」」

 

陽弥の炎の拳とスカーレット・ソルの爪がぶつかった直後、衝撃波がラルフ達を圧す。

 

「何だあの戦いは?!」

 

シェパードは陽弥の戦いに驚くと、両者は天高く舞い上がり、ラッシュを繰り返す。そして陽弥の蹴りがスカーレット・ソルに炸裂し、地面へ吹き飛ばされる。その隙に陽弥はスカーレット・ソルが地面に激突する前に先回りし構える。

 

「貰ったぁぁぁぁぁ!!」

 

陽弥は炎の拳で振り上げようとした直後、スカーレット・ソルが目の前から消えた。

 

「甘い!」

 

するとスカーレット・ソルは陽弥の後方に回り込んでおり、爪で陽弥を切り裂こうとしたが、陽弥の炎の拳がスカーレット・ソルの爪を防御し、陽弥はスカーレット・ソルの横腹目掛けて、ラッシュする。

 

「クッ!」

 

「はぁぁぁぁぁ!!」

 

陽弥はさらにラッシュをし、スカーレット・ソルが舌打ちすると、スカーレット・ソルの横腹から禍々しき龍の頭部が現れ、目にも見えない速さで陽弥の左腕を喰い千切った。

 

「っ!?」

 

陽弥は左腕がなくなっていることに気付き、悲鳴を上げる

 

「グァァァァァ!!!」

 

喰い千切られた左腕から大量の血が流れ出ており、スカーレット・ソルは喰い千切った陽弥の左腕を食べ尽くすと、爪から赤黒い炎が出てきて、その爪を陽弥に突きつける。

 

「お前の左腕を喰ろうた.........後はお前の体を喰えば......私は完全体に.........」

 

スカーレット・ソルが赤黒き炎の爪を切り下げようとしたとき、スカーレット・ソルの首もとにラルフの剣が近づいていた。

 

「止めるんだ.......」

 

「ほぉ、ヴァナ神族 フレイの息子か..........面白い........」

 

スカーレット・ソルはラルフの剣を爪で振り払い、とてつもないスピードでラルフの首を掴む。

 

「コイツ!........強い!」

 

ラルフの首が徐々に締めていく時、左腕が陽弥が言う。

 

「待てラルフ...........ソイツは.........俺が倒す!」

 

「だが、お前!そんな状態でどうやって?!」

 

「腕が..........亡くなっても..........負けない!...........太陽はいつも無限の光を放つ!!..............例え光が消えても................心の中の魂の光は消えない!!.............だから俺は.......どんな状態に陥っても立ち上がる!!................俺はヴェクタ人 シン・ギデオンとメイルライダー ヒルダの息子!!...........そして............ミッドガンドの護星神だ!!」

 

陽弥は叫ぶと右腕が光だし、スカーレット・ソル赤黒き炎の腕と異なる巨大で光の爪に変化した。

 

「右腕が.........我と異なる光に!?」

 

スカーレット・ソルが陽弥の光の右腕に驚くと、陽弥は光の爪をスカーレット・ソルに向けると同時にスカーレット・ソルへ向かっていった。

 

「はぁぁぁぁぁぁっ!!!喰らえ!!」

 

陽弥の光の爪とスカーレット・ソルの闇の爪がぶつかった直後、二つの力が二人を包み込んだ。最初に陽弥が目を覚ますと、何処か知らない空間にいた。

 

「何だ?!」

 

陽弥は辺りを見渡していると、目の前にスカーレット・ソルがいた。

 

「お前のその強さ.........認めよう.........我の........極限の闇の力を存分に使うがよい!!」

 

するとスカーレット・ソルの体が赤黒い粒子になり、陽弥の無くなった左腕に集まると、赤黒い粒子が光だし、陽弥の左腕に変わった。そして陽弥は念じると左腕がスカーレット・ソルと同じ闇の左腕に変異した。(左腕はテイルズオブベルセリアの主人公 "ベルベット・クラウ"の赤黒い左腕が、陽弥の場合、両腕が光と闇に別れている感じです。)

 

「俺の食いちぎられた左腕が.........スカーレット・ソルと同じ闇の腕に変わった.........」

 

すると闇の左腕からある記憶が頭に流れ込んできた。そして陽弥は左腕見て、言う。

 

「感じる.........この腕から.........コイツの記憶が流れ込んでくる..........そう言う事だったんだな...........ダーク・シン...........その進化がスカーレット・ソル.............嫌、生まれ変わった邪神皇ドゥーム.........お前の闇の力! 存分に使わせて貰うぞ!!」

 

陽弥は光と闇の腕を出し、舞うように、振り上げたり、下げたりしていた。その光景にシェパード達は驚く。

 

「白き太陽と.......黒き太陽が揃った..........!」

 

陽弥は舞うのを止め、シェパードに問う。

 

「さぁ!次の護星神の試練.............始めてくれ!」

 

陽弥はやる気満々の姿を見せ、早速、第2の試練を実行した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽弥は第2の試練 アルブヘイムの巨大な食人蟲を千匹を相手し、第3はムスペルヘイムの獄炎を噴く火山を鳴り止めさせ、第4のスヴァルトアルブヘイムに潜む ダークフェアリーの駆逐、第5の小人の世界 ニダヴェリールに存在する数万匹いる龍を倒していった。

 

それから..............1000年後............ユグドラシル9で開催される護星神同士との戦いで5人の護星神を全て気絶や場外に押し倒せば、勝ちと言う祭があり、陽弥はそれに参加していた。そして闘技場で実況者が叫ぶ

 

「では、これより、護星神の......最後の試練!..............5人の護星神と相手してもらいます!」

 

五つの入口から白銀の鎧を着用したラルフやバルト、キャリー、小人のドミニカ、そして............赤いロングヘアーをして、黒と白の鎧を着ており、紅いマントを拡げ、右目に黒い眼帯をしている成長した陽弥が出てきた。試合を観に来た観客達が喜びと興奮の叫びを上げ、陽弥はラルフ達を見る。そしてラルフ達も陽弥を見る。

 

「掛かってこい!陽弥!俺らも本気で相手になるぞ!!」

 

ラルフ達はそれぞれの武器を抜刀し、構えると陽弥も構え、光の右腕と闇の左腕を出し、叫ぶ。

 

「じゃあ、遠慮なく........出てこい!陽光神龍 アポロドラゴニス!黒陽神龍 アポロ ドレイク!!」

 

右腕からかつて陽弥の銀河七聖龍だった太陽神龍と左腕から銀河七聖龍になったドゥームの化身が出現した。それを闘技場外の観客から見ていたアース神族の主神オーディンが見ていた。

 

「光と闇の紅き護星神か......面白いことになりそうだな..........」

 

「えぇ、」

 

その横にシェパードもおり、オーディンの問いに答える。

そして陽弥は抜刀してきたラルフ達に向かって行った。

 

「見せてやる............新しくなった俺の力!!」

 

すると2体の銀河七聖龍が合体し、全てを超越している神々しい龍神へと変わり、陽弥に纏い、試合開始のゴングを鳴った。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。