クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 銀河の守護者 作:オービタル
では、どうぞ!
一方、アヴァロンにいるテスタ達はジュリオとアポカリプスが居ない今、行動を開始していた。
現在、テスタ達は最下層エリアの牢獄を一つ一つ調べるが、
「こちら、テスタここはいない..........ミラーナ、オルト....そっちは?......」
「此方もいない」
「此方もだ」
「一体何処にいるんだろう?アジマス陛下は........」
ミラーナがテスタに問い掛けると、ある提案を言う。
「分からない.........アヴァロンに来てから、5ヶ月だからなぁ..........どんずまりだ........アジマス人に聞いてみよう.......」
「でも、皆アポカリプスにジャックされているよ?」
「嫌、ジャックされてない者達がいる.........」
「「え?」」
二人はオルトの提案を聞く。
「..........反アジマス連邦政府だ......彼等のフレームは旧式だから、アポカリプスもジャック出来なかった.........彼等に接触して、アジマス陛下のいる場所を特定し救出、さらにここに囚われている奴隷......嫌、ホライゾンに住む人やエルフ達を無事にホライゾンに滞在している同盟軍に保護してもらおう........それと......」
「「それと?」」
「ジュリオは旧支配者と手を組んで何をするか..........俺にとっては嫌な予感しかしない..........」
「確かに........」
「私も..........何か..........ジュリオのやっている事が正義じゃなく.........完全に悪いことをやっている......私なら、ジュリオの部屋に忍び込めることができる。」
「良し、俺も一緒に行く。オルトは反アジマス連邦政府に接触し、アジマス陛下の救出.......良い?」
「分かった」
「良し、行くぞ」
「えぇ、」
テスタとミラーナは最上層の宮殿へ、オルトは反アジマス連邦政府がいる場所へ、二手に別れて行動を開始した。
テスタとミラーナは宮殿の中の隠し通路を通り、ジュリオの部屋に辿り着いた。
「ここがジュリオの自室かぁ........」
「何処かに秘密の場所があると思う...........ん?」
ミラーナがジュリオのデスクの上や中にある資料を浅くっていると、デスクの一ヶ所だけ色が違うことに気付き、ミラーナは違う所を押すと、テスタの近くにあった棚が移動し始め、中から隠し通路が現れたが、入り口の前にレーザーで守られていた。
「やっぱり.......だが、レーザー指紋スキャナーで塞がれている......」
「テスタ君...........それなら、私に任せて」
ミラーナがポーチから取り出したのはメイク道具だった。その事にテスタは呆れる。
「ここでお化粧?!..........そんなもので!?」
「知ってる?テスタ君、お化粧道具は........色んな事に役立つ事が出来るって言うの........どれどれ?まだ、指紋が残っている筈.........」
ミラーナはポーチから、パウダーとブラシを取りだし、それをレーザー指紋スキャナーに塗り付ける。
「最後に.........毛穴パックを.......開いた!」
パウダーが付着している指紋スキャナーにパックを貼り付けると、スキャナーがパウダーが付着している指紋に反応して、レーザーが消えた。
「流石だ.......」
テスタは感心しながら、ミラーナと共に中へ入っていった。
出口が見えてくると、そこは謎の空間だった。
「こんな所に秘密の場所を隠していたんだ.........」
テスタは辺りを見回していると、レバーがあり、それを引くと、空間が明るくなった直後、二人の目の前に、巨大な容器があり、その中に生命体らしき物体が入っていた。
「何だこれは........?!」
「テスタ君!あれ!」
ミラーナの指す方向に、牢獄に入っているアジマスが倒れていた。
「あれは.........アジマス陛下!」
「陛下!」
「うう...........お前達は........?」
「僕達は貴方を助けに来ました..........ジュリオとアポカリプスの目を盗んで.......」
ミラーナが牢獄の鉄棒を溶切し、アジマスを救出した。
「駄目だ.......そんなことをしたらお前達は.......」
「約束したのです.......彼と....」
「彼とは?」
「ジュリオにインフィニティソウルを奪われた者との約束です.......」
「インフィニティソウル...........まさか!?」
「陽弥・ギデオン...........彼こそ、俺達、新人類に正しき道へ導いてくれる者です。マナを頼らない事で、そこから新しき人生を与えてくれる........星を護りし神.........護星神なのです.......」
「何と!.........彼が?!」
「えぇ、...........ゾル・ドゥーで会い、彼は僕に言いました..........必ずあなた方アジマス人とミスルギの人達.......そして、全種族を和解させると..........」
「テスタ君!」
「どうした?」
「大変よ!オルトが反アジマス連邦政府と接触して、オメガが代わりに通信してきたの!」
「僕が話す。」
テスタはミラーナの通信機を受け取り、通路回線を開いた。
「こちら、テスタ........どうぞ」
「こちらオメガだ.........たった今、入った情報によると、ジュリオは暗黒宙閾で封印されている四神柱を解放した.......そして今、ジュリオの旗艦がアヴァロンへ帰還しているとの情報が入った。」
「何だって!?」
「これから我々反アジマス連邦政府は、オルトと共に奴隷達を解放し、アヴァロンからホライゾンに滞在中の同盟軍基地へ移行する.........アジマス陛下を救出したなら、急げ!」
「了解しました」
テスタはオメガの命令に従う。
「ミラーナ、アジマス陛下を連れて、反アジマス連邦政府と合流して、アヴァロンから、脱出するぞ!」
テスタとミラーナはアジマスを抱え、脱出しようとしたその時、出入口から女性の声がした。
「ふ~ん......無事に脱出できたら........良いわねぇ♪」
「「っ!!」」
出入口にγがテスタの道を阻んでいた。
「γ!!」
「勝手に、アジマスを同盟軍に渡すなんて........愚か者ねぇ♪........それとあのヴェクタ人の青年........今度は神になって、皆を和解させるなんて........アホみたい.........そしてあんた達の行動は最初っからお見通しなのよ♪」
「γ!!聞いてくれ!旧支配者は危険すぎる!.......特にクトゥルフは復讐の怒りに燃えている!皆死ぬぞ!」
「なれば、良いじゃない............理想の世界になれるなんて、素晴らしいわ♪」
「あなたは何を言っているんだ.......!?」
「何もぉ?.........あぁ、それと.........私......元からγじゃないけど♪」
「「え?!」」
「γは仮の姿...........私の本当の姿は..........」
するとγの装甲とフレームが段々と崩れ落ち、フレームの中から醜くおぞましき植物が生えていき、頭部から、巨大な華が生え、触手の先端には今まで殺してきた女性達が取り込まれており、花の中から生身の体を持つγが鋭い目付きでテスタを見て、答える。
「旧支配者大銀河帝国第7界邪神ヴルトゥームですよ♪」
「嘘........でしょ..........!!?」
「γが...........邪神皇の一人........!!??」
「正確に答えると"原初の華"と言って下さい.........私......自分より綺麗な物を見るとつい私のコレクションに入れたくなっちゃうの......」
ヴルトゥームが触手を降り下げた。テスタ達はヴルトゥームの触手を見て驚愕した。
「「っ!!!?」」
触手にまだ生きている女性が掠れた声で、叫んでおり、女性達の体にヴルトゥームの根が何ヵ所か刺さっており、血を吸っていた。
「このコレクションはみ~んな......私より綺麗な女達よ......どお、綺麗でしょ?でも........一番気に食わない美貌を持つ女性........ソフィアは私のコレクションに加えない..........あの女は剥製にしてやるから........オホホホホホホ♪」
ヴルトゥームが笑っているとミラーナが言う。
「..............あなたは人を殺して、それで楽しいのですか?」
「えぇ、そうよ..........私より綺麗な女は皆、私のコレクションか道具.......それか私のこの美貌を保つための食料当然ですわ........勿論.......あの女も.......」
「あの女......?」
「クアンタの姫君........あの子の美貌は実にビューティフルだこと..........だけど、私より一番綺麗だわ........絶対にあの女の皮を剥いで、私があの女になりましょうぞ..............」
「「クッ!!!」」
二人は同時に怒り、高周波ソードを展開して、ヴルトゥームに斬りかかった。しかし、触手から刃が飛び出しテスタとミラーナの高周波ソードを防御した。
「あらあら~?.......このヴルトゥーム様に逆らうなんて、良い度胸してるじゃない?」
「黙れ!化物!!」
「私達はずっとエミリア姫様に支えてきた!そして目が覚めた!.........本当の敵はノーマでも、同盟軍じゃない!あなた達旧支配者だよ!!!」
「ウフフ......殺れる者なら............殺ってみろ!!」
ヴルトゥームの衝撃波がテスタ、ミラーナ、アジマスを襲い、三人は宮殿の外へ吹き飛ばされた。
「カハッ!!」
「テスタ.........君!!」
すると吹き飛ばされた穴からヴルトゥームが現れ、三人を見る。
「全く.........頑固な下等生物だこと..........テスタはデザートとして........ミラーナとアジマスはオードブルとメインディッシュにしましょう.........ウフフ♪」
「ミラーナ!逃げろ!!」
「それじゃぁ.........♪」
ヴルトゥームは素早い動きで、ミラーナに近付き、ヴルトゥームの生身の口が裂け、ミラーナを食べようとしていた。
「いただきま~す♪」
「クッ!」
ミラーナはアジマスを庇ったその時、別の方向から、ミサイルが飛来し、ヴルトゥームに直撃した。
「っ!?」
テスタはミサイルが飛来した方向を見ると、赤と黒のフレームをしたオメガとミサイルランチャーを構えたエヴァがいた。
「二人とも.........下がっていろ.....!」
「オメガ!エヴァ様!」
オメガはガンブレードを展開し、ヴルトゥームに刃を向ける。
「γ......ようやく本性を現したなぁ.......」
「ウフフフ、オメガじゃありませんか........お久しぶりですねぇ?」
「黙れ、γ......嫌、ヴルトゥーム............貴様は何れだけ何も罪もない女性達の呑み込み..........そして女性の美貌のエキスを搾り取って..........若返りよって....................この化物がっ!!」
オメガが叫び、ガンブレードを構える。
「行くぞ......オメガ!」
「あぁ!」
エヴァもビームソードを展開して、ヴルトゥームに突撃した。
「良いでしょう.......相手になって殺りますわ!」
ヴルトゥームは触手を前に出すと、取り込まれている女性達の腕が伸長し、鋭い突起状に変わり、エヴァとオメガに襲い掛かるがエヴァとオメガは上手く回避する。
「呑み込まれた女性達が攻撃している!」
「だが、俺のパルスキャノンが彼女等に当たったらまずい!」
「俺に任せろ!」
エヴァがビームで突起状を防御しながら、突撃すると、エヴァの目からビームを発射してきた。
「見えているぞ!」
エヴァはアクロバティックな回避でヴルトゥームのビームを回避し、空高く飛び上がり、アームキャノンから翠の粒子光線がヴルトゥームの花弁を焼き尽くす。
「何!?......ノバビームだと!?」
エヴァはノバビームを乱射しながら、ヴルトゥームへ降下していく。
「クッ!調子に乗るなぁぁぁぁぁぁ!!!」
ヴルトゥームは怒り、突起状を伸長するが、エヴァは突起状の上に飛び移り、滑りながら、ポーチからグレネードを取り出した。
「異形に変えれ!ヴルトゥーム!!」
エヴァはそう言うと、グレネードをヴルトゥームの顔へ目掛けて投げつけた。するとグレネードから熱気を噴き出す液体がヴルトゥームの顔に掛かると、エヴァは言う。
「惑星ブリオで採れるブリオジェルをグレネードにした物だ!........高熱をもった強力な酸がお前のその美貌を溶かす!」
するとみるみる内に、ヴルトゥームの顔の皮膚と肉が溶け始めた。熱気を上げながら、ヴルトゥームは断末魔の叫び声を出す。
「ああああああああぁぁぁぁぁ!!!私の美しい美貌がぁぁぁ!!!顔がぁぁぁぁぁ!!!」
ヴルトゥームが苦しんでいる内に、エヴァとオメガは三人を抱え、宮殿から逃げた。
「二人とも!今のうちに逃げるぞ!」
「「了解!」」
エヴァ達は、隠し通路で中層の港に繋がる下水道を滑りながら移動した。
既に港には反アジマス連邦政府の巡洋艦がメトロの人々やホライゾンの人々とエルフ達を収用したコンテナを積み込んでいた。巡洋艦を見張りに、深紅の装甲をしたキサナドゥとグレーの装甲をしたジクスがいた。
「ジクス!キサナドゥ!」
2体の元にオメガ達が来た。
「リーダー!此方はもうホライゾンの人達を収用しました!」
「こっちもだエルフ達やメトロの人々も収用した!いつでも脱出出来るぞ!」
「良し!全艦はこれより、アヴァロンを脱出し、ホライゾンに滞在中の同盟軍基地へ向かう!」
オメガ達は急いで、命令し、巡洋艦20隻、戦艦、駆逐艦合わせて30隻がアヴァロンから脱出した。
オメガの旗艦"プロヴィデンス"に乗り込んだテスタとミラーナとオルトは疲れていた。そこにエヴァが優しく声をかける。
「お前達、大丈夫か?」
「「「はい.......!」」」
「そうか、良かった.........」
「僕達........どうなるのですか?」
「分からない..........それと言い忘れていたが悲しい知らせがある.............ジュリオが邪神に体を乗っ取られた.........」
「「え!?」」
突然の出来事に三人は驚く。
「理由は簡単な事だ.........同盟を組んだ後、ダゴンはジュリオをタブらかし、最悪の四神柱、ナトラータホテプ、クトゥグア、ハスター、ガタノトアを復活させた直後、ダークマタージュエルを強奪し、邪神皇の一人である旧支配者大銀河帝国第8界アイホートがジュリオの体に入り込み、体と脳を支配し、アイホートはジュリオになった........」
「そんな........!」
「アポカリプスは!?」
「.......多分、殺されたと思う.........」
「すると......アヴァロンに戻ってきているジュリオは........」
「恐らく、アイホートだ..........」
エヴァは悲しい表情をすると、オメガが言う。
「これより!大気圏突入を開始します!」
「捕まっておれ!」
「「はい!」」
反アジマス連邦政府の艦隊が大気圏に突入していく。
そして数時間後、宮殿では、戻ってきたジュリオ........嫌、アイホートは暴れまくるヴルトゥームを見て、呆れる。
「..........全く......お前と言う奴は.....................」
「クソッ!クソッ!!クソッ!!あのガキとエヴァめぇ!!」
「何を喚いているのだ?ヴルトゥームよ........」
突然の声に二人は振り向くと、黄色いフードをした黒い男.......漆風のハスターと、アンモナイトのような貝殻をしたタコ.......絶海のガタノトアが姿を現した。
「「「ハスター様!ガタノトア様!」」」
「お前の強欲は当たり前の事だ........それだから、油断してしまうのですよ......」
「も............申し訳ございません.......ハスター様」
ヴルトゥームがハスターに敬礼すると、ガタノトアがハスターに怒る。
「...............ハスターよ、そうヴルトゥームに甘やかすな、今、こうして我々はジュリオのアホのおかげで復活できたからなぁ......そうだろう?アイホート」
するとジュリオの口から、蜘蛛のような足を持った黒き物体が出てきた。
「キシシシシ..........全く人間は愚かで、欲深く、傲慢で暴力と差別で解決しようとする........ガタノトア様の言う通りで御座います.......」
「うむ、それで........."傲慢のナトラータホテプ"と"生きる炎のクトゥグア"は?」
「............二人とも......どちらが皇帝代理になるか、言い争っています。」
「ハァ....................全く、あの二人はまた喧嘩か...............まあ良い.........クトゥルフ皇帝が復活すれば.........このアヴァロンの本当の力が出せるのだが.........そうだろ?アポカリプス」
ガタノトアの後ろにアポカリプスが来た。
「えぇ、」
アポカリプスは不気味な微笑みで、ジュリオに憑依したアイホートを見ていた。
一方、日が沈むホライゾンに滞在中の同盟軍本部では、トゥーリアン兵士が管制塔から見張っていると、
「ん?........あれは?」
上空から何かが降下してくる影が見えた。そして徐々に影がうっすら現すと、トゥーリアン兵士は叫ぶ。
「ネオ・ミスルギ皇国艦隊!!?」
複数の艦隊が同盟軍本部へと飛来してきた。トゥーリアン兵士は直ぐ様本部に通信を入れた。本部では、軍艦や対空パルスキャノンが起動し、ネオ・ミスルギ皇国艦隊を警戒していた。そして本部に、アンジュとサラのヴィルキスと焔龍號、そしてシンのペルシウス、タスクのヘラクレス、リュウガのヤマトが武器を構えていると、シンの通信機から、デルタの声がした。
「いいえ!待ってください!.........あれは........」
すると今度は、飛来してきたネオ・ミスルギ皇国艦隊から通信が入る。
「デルタ様!」
「オメガ!キサナドゥ!ジクス!」
デルタの言葉に、シンは驚く。
「オメガ......!?と言うことは?!」
「はい!反アジマス連邦政府です!貴方達の味方です!」
シン達は急いで、警戒体制を解除し、オメガの艦隊を本部の港に発着させた。
そしてオメガの艦隊から、たくさんの人々が出てきて、ようやくホライゾンの人々と再開できた。メトロの子供達もやっと両親との再開を果たした。その中にアジマスがデルタに駆け寄る。
「デルタ!」
「兄様!」
二人は抱き合っている中、オメガはシンにこれまでの事を報告する。
「えぇっ!!?ネオ・ミスルギ皇国が旧支配者大銀河帝国に占拠された?!」
シンが驚くと、アンジュが問い掛ける。
「何?その旧支配者って?」
「旧支配者大銀河帝国.........俺が倒したドゥームを異形の邪神に変えた邪神軍団国家だ..........」
「どう言うことなのですか?!」
サラが問い正すと、シンは答える。
「言っての通りだ..........あの時、本当の敵はドゥームではなく、奴等と言うことだ.........」
「その通り.......」
シン達の前に現れたのは、陽弥を痛め付けたエヴァであった。
《エヴァ!!?》
「奴等は対にジュリオからダークマタージュエルを強奪し、そのジュリオは今、アイホートが成り済ましている..........我々は何とか奴隷解放をし.....『エヴァァァ!!貴様!』.......?」
エヴァの前に怒りの表情をしたヒルダが現れた。
「よくも陽弥を!!私の息子を!!」
するとヒルダは腰部からナイフを抜刀し、エヴァに突撃してきた。
「お母さん!」
「この鉄屑野郎がぁぁぁっ!!!」
ヒルダは渾身を込めたナイフでエヴァの顔を斬った。
「ヒルダ!」
「お母さん!」
シンとルナは叫ぶと、ヒルダは体を起こし、荒い息を吐いていた。
「ハァ.....ハァ....ハァ」
するとエヴァの仮面が真っ二つに割れ落ちるとエヴァの額から、血が流れ落ちる。
「..........」
ヒルダはエヴァの素顔を見て、驚く。
「っ?!!!」
それに続き、タスク達も驚く。
「..........ハッ!?」
「嘘っ!?」
「まぁ!?」
「え~~~!!!?」
「マジっ!?」
シン達が驚いていると、エヴァは頭部に装着していたプロテクトアーマーを解除すると、アーマーが外れ落ち、深緑に満ちた長髪とトパーズの様な黄色い瞳をしたもう一人のシン・ギデオンであった。
「シンが!!........二人??!!」
「どういう事なんだ........!?」
「「...............」」
オメガも驚くと、シンとエヴァは互いの同じ素顔を睨み合っていた。
ヤバイ..........ヤバイよ...........ヤバイよこの展開!!