クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 銀河の守護者   作:オービタル

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今回の話はあれを使用しています。
もしかするとタグを増やすと思います。


第37話:邪神覚醒

 

オメガプライムス内部の飼育エリア『架空大地ウィーテラ』にいる陽弥は、スペクトロブス達の強さを確かめていた。

 

「さ~てと、スペクトロブスを呼び出してみるか......」

 

陽弥はコスモバイルを起動し、上に掲げ、それぞれの名前を叫ぶ。

 

「出てこい!ガルディオラ!アレグレオン!ライパルド!ガーディホーク!マヤダイノス!ブレスパイク!」

 

コスモバイルから巨大な牙と角を持つガルディオラと紅蓮の鬣と体に紅炎を放つアレグレオンと翼のブレードと鋭い爪を持つライパルド、色彩な翼で羽ばたくガーディホーク、巨大な角と古代マヤ文明の体をもつマヤダイノス、角と巨大な三本爪と巨大なスパイクハンマーである尻尾を持つブレスパイクが現れた。

 

「お前達の力........俺にぶつけてこい!」

 

陽弥は自分に指を指すと、スペクトロブス達は雄叫び上げ、陽弥に攻撃してきた。陽弥は回避するとブレスパイクが尻尾のスパイクハンマーを降り下ろした。

 

「ブレスパイクの尾は無茶苦茶だなぁ.......何と言ってもこのスパイクハンマーだ.......」

 

陽弥はブレスパイクのスパイクハンマーを素手で受け止め、振り回し投げると、今度はガーディホークとアレグレオンが陽弥を挟み撃ちを仕掛ける。

 

「来たな、アレグレオン、ガーディホーク.....!!」

 

ガーディホークの鉤爪から竜巻状の刃が飛び散り、アレグレオンは口から炎のレーザーを放つ。陽弥は飛び上がり、2体の攻撃を回避した。

 

「アレグレオンは炎のレーザーを吐くことが出来るのかぁ.....そしてガーディホークはあの鉤爪からカマイタチを放つ事が出来るのかぁ......ん?」

 

陽弥の頭上から、ガルディオラが噛み付いてきた。陽弥は急速でガルディオラの噛み付き攻撃を受け止める。

 

「ほぉ、ガルディオラはその巨大な牙で敵を噛み殺すって訳かぁ........だがっ!!」

 

陽弥は筋力を使い、ガルディオラを持ち上げた。

 

「どっせぇぇぇぇぇぇい!!!」

 

陽弥はガルディオラを持ち上げながら振り回し、向かってくるブレスパイクに投げ付けた。ブレスパイクは飛んでくるガルディオラを受け止めた。

 

「ふぅ~..........」

 

陽弥が呑気に2体を眺めていると、後方から、ライパルドがウィングブレードを降り下げてきた。陽弥は急速で魔剣グラムを抜刀し、ライパルドのブレードを防御する。さらに防御している陽弥の後方からマヤダイノスが尖らした角を見せつけ、突進してくる。陽弥は七星剣を抜刀し、マヤダイノスの突進を防御した。

 

「ライパルドは翼のブレードで相手を切り裂き、マヤダイノスはその自慢の角で相手を串刺しが出来るのかぁ......なら!」

 

陽弥は体から衝撃波を放ち、ライパルドとマヤダイノスを吹き飛ばした。

 

「これは.......受け止められることが出来るかな?」

 

陽弥はグラムと七星剣を収納し、光の右腕を展開した。すると光の右腕に粒子が集まっていき、小宇宙が浮かび上がる右腕に変わった。

 

「森羅万象........コズミックフィンガー!!」

 

陽弥は小宇宙の右腕でスペクトロブス達へ止めを刺そうとした時、スペクトロブス達の体が赤、青、緑、黄色、黄土色に変色し、陣形を整え、ガルディオラが咆哮を放つ。すると虹色に輝く粒子光線が陽弥のコズミックフィンガーに直撃する。

 

「何っ!?」

 

陽弥のコズミックフィンガーが微かだが、削れており、陽陽弥はスペクトロブス達の放つ技に興味を持つ。

 

「コイツら.........火、水、草、土、天........五つの属性の巨大なエネルギーの集合体を作って、それをガルディオラが放つって言う事かよ.........」

 

スペクトロブス達のパワーさらに上がり、陽弥のコズミックフィンガーが押されていく。

 

「クッ!ビッグバンフィンガーが押されてる........?!スペクトロブスの力って合体するとこんなに強いのか!?嫌、神に近い力だろ!!?」

 

スペクトロブスの力に押される陽弥は突然、笑う。

 

「グッ!なら..........これならどうだ!!?」

 

すると陽弥は闇の左腕を展開し、コズミックフィンガーと合わせる。

 

《っ!?》

 

スペクトロブス達は驚くと、陽弥は言う。

 

「ドゥームの闇の指.........その名も、"ネビュラフィンガー"だ!!」

 

するとコズミックフィンガーとネビュラフィンガーが合体し、黄白き光と赤黒き闇の紅炎を放った黄金に輝く、親指が二つある手に変わった。

 

「光と闇を一つに..........ゼロ・プロミネンスフィンガー!!!!」

 

陽弥のゼロ・プロミネンスフィンガーがスペクトロブス達の技を押し始め、そして、近付いた直後、爆発し、陽弥とスペクトロブス達は吹き飛ばされたが、陽弥は体制を立て直し、決めポーズをした。

 

「...........見たか!これが俺の実力だ!」

 

するとスペクトロブス達は負けたことに落ち込んでいた。陽弥は落ち込んでいるスペクトロブスを励ました。

 

「お前らも良く頑張ったなぁ........スゲェよお前達は........あんな技が使えるなんて..........」

 

するとガルディオラが長い舌で陽弥の頬を舐める。

 

「ハハ!分かった!分かったって!..............今日は休んどけ.....もしかしたらホライゾンに着いたら、戦闘開始かもしれないから.........お前ら......力を貸してくれよ?」

 

ガルディオラ達は元気の良い返事をした。すると陽弥は自分の手を胸に触れた。

 

「110体の星獣スペクトロブス達.........極幻王カイオウ、陽光神龍アポロドラゴニス、黒陽神龍アポロドレイク、太陽神龍ヘリオスドラゴン、そして超神星煌龍帝ノヴァ..........さらに........」

 

すると陽弥は右目の眼帯を外した。

 

「この右目は.........最後の手段として取っておこう............俺の心の闇で生まれたもう一つの姿............」

 

スペクトロブス達は陽弥のおぞましき右目を見て、陽弥を慰めようとする。

(具体的に答えますと現在の陽弥の右目は『東京喰種(グール)』の主人公"金木"のような黒く赤い瞳を持つ眼になっており、右目の回りに赤筋、青筋が見えている状態です。)

 

「お前ら........これからお前らに見せたい姿がある.......怖かったら.......目を瞑って良いぞ........」

 

すると陽弥は眼帯をポーチに入れると叫んだ。

 

 

 

 

 

 

丁度その頃、架空大地ウィーテラまでやって来たエミリアが陽弥を探しにやって来た。

 

「陽弥様!.........陽弥様!.......もう、何処へ行ってらっしゃったのでしょう............あら?」

 

地平線の彼方に"ポツン"と赤黒く輝く炎が見えていた。

 

「何でしょう?あの赤黒い炎は............?」

 

エミリアは赤黒く輝く炎が出ている場所へ向かっていった。

そして陽弥はに右目を解放し、スペクトロブス達にそのおぞましき姿を見せていた。右目の半面が黒くなり、髪の色が赤から黒く染まり、髪の回りに赤い高周波を放ち、鎧は白から、黒へ変色した。

 

「これが.........俺のもう一つの姿だ.........怖いか.......?」

 

陽弥はスペクトロブスに問い出すと、スペクトロブスは無表情で、陽弥のおぞましき姿をじっと見ていたその時、

 

「陽弥様~!」

 

「ヤバッ!」

 

陽弥は急いで、右目を隠そうとしたが、遅かった。

 

「陽弥さ..............ま?」

 

「エミリア........!!」

 

陽弥はとっさに思いつき、ガルディオラの後ろに隠れ、ガーディホークの翼で顔を隠した。

 

「ご!.......ごめん!!この姿はえ~っと!その........怖かったら目を瞑って良いんだぞ!だから!」

 

「何を言ってらっしゃいますの?」

 

「え?」

 

「前にも言いました........陽弥様がどんな姿でも、私は貴方を愛していますと........!」

 

「ごめん........」

 

陽弥は隠れるのを辞め、エミリアの前に出た。

 

「一体どうやったらそんなお姿に?」

 

「色々あって............身に付けた..........この姿は俺の闇の姿と言っても良い........俺が右目に眼帯を付けていたのは...........この姿を皆に見せたくなかったから.............理由は子供達が俺がこの姿を見て怖がっていたこと..........話にならないくらいなんだよ........」

 

「まぁ、そんなことが.............」

 

するとエミリアは陽弥の体をあちこち見て回った。

 

「何?」

 

「確かに............これはちょっと............子供も怖がるのも当然ですねぇ.......」

 

エミリアの放った言葉に陽弥は悲しむ。

 

「当然って!?.........ハァ~.........オーディンやトールを含めるアース神族やラルフ達も俺の姿を見て、ビビって逃げていたんだよ..........優位つ怖がらなかったのがスペクトロブスとエミリアだけだよ........これマナや爺ぃに見せたら......どうなるんだろうかぁ?得に厄介なのは爺ぃだ.......」

 

「呼んだか?」

 

「あ~~、呼びました.......って!?」

 

「あらまぁ!お義祖父様!」

 

エミリアの側にサムがいる事に二人は感じ取れなかった。

 

「全く.........俺の知らない間に.......こんな姿を隠して........」

 

サムは怒りながら、陽弥に言う。

 

「........わっ!........悪かったな!.....」

 

「その姿.............どうやって身に付けたんだ?」

 

「500年前だよ...........普通に試練をやっていたら、これに覚醒したんだよ.........使った結果.......余りにも強大すぎて、暴走して...........ラルフ達が俺を取り押さえていた...........幸い、俺の中に眠る超新星煌龍帝ノヴァが力を貸してくれた...............そのお陰で何とかこの力を扱えることが出来るんだ...........でもやっぱりこの姿はちょっと怖いなぁって............」

 

陽弥が頭をかいていると、サムは陽弥に言う。

 

「............陽弥」

 

「?」

 

するとサムは胸元から、何かを取り出した。

 

「これを.........大事に持っておけ........」

 

サムが取り出したのは、胸元に付けるパーツの一部であった。

 

「これは?」

 

「我等、ギデオン家の由緒正しき者にしか与えられない物だ...........お前のその指輪と腕輪を近づけてみろ.........」

 

「え?」

 

「良いから.......」

 

陽弥は恐る恐る父親から貰った赤い宝石が付いたペンダントと銀河七聖龍の腕輪をサムから貰ったパーツに近付けたその時、陽弥のコスモバイルから極幻王が現れた。

 

「カイオウ?」

 

するとカイオウは雄叫び上げ、陽弥が持っている3つの装飾品に入り込んだ。すると3つの装飾は1つの装飾になり、陽弥の胸元にガッチリと装着された。(分かりやすく言うとカラータイマー見たいな感じです。)

 

「これは!?」

 

「ジオだ..........」

 

「ジオ?」

 

「その姿のまま、ジオに触れてみろ........」

 

陽弥はサムの言う通りにジオに触れた。

すると陽弥のおぞましき姿が翡翠色に発光し、みるみると姿が変わっていく。

頭から角のような突起が三つ生えており、腰には深紅の炎の模様が描かれている黒きマント、体中にはたくさんの装飾を赤と黒と黄色のアーマー、最後に右目が赤黒く、左目に傷があり、蒼く輝くジオが陽弥の胸元に張り付いていた。後頭部には陽弥の紅き長い髪を侍のように整えており、最後に三つの角の真ん中が前へ引っ張られるように移動し、甲殻昆虫の様になった。

二人は陽弥の姿を"聖魔王"とも呼べる存在でもあった。

(分かりやすく答えますと、仮面ライダー鎧武に登場したチームバロンのリーダー"駆紋戒斗"がオーバーロード化した姿『ロードバロン』の亜種であり、コーカサスのような頭部になっています。)

 

「これは!?」

 

陽弥はその姿に驚愕する。

 

「これなら邪神の力を............崩壊させることが出来る......その名も"アナザー・モード"だ........」

 

「アナザー・モード...........」

 

「その力はかつての先祖も成し遂げなかった姿...........誰かを護りたいと言う姿だ...........だが、ようやくなった!これでお前は...............第38代目ギデオン当主 シン・ギデオンの後継ぎ..............第39代目当主 陽弥・ギデオンだ...........」

 

「ギデオン家当主........か...................分かったよ爺ぃ.............それも成れば良いって事だろ?」

 

「あぁ、」

 

するとサイレンがウィーテラにも鳴り響くと、サムは言う。

 

「ホライゾンがある宙域に着いたようだ.........」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユグトラシル船団がワームホールから出ると、目の前に、ホライゾンとアヴァロンが見えていた。陽弥とエミリアはユグトラシル9のステンドグラスから、眺めていた。

 

「戻って来れたんだ..........皆の所に........」

 

「えぇ、」

 

「生きて皆の元に戻ろう........エミリア.......」

 

するとエミリアは陽弥に言う。

 

「不思議ですね.........こんなこと......」

 

「え?」

 

「最初は何が何だか知らなかった私でしたが...........気付いた時は.......凄く物知りになっていたので........不思議だと感じました。」

 

「そっか.............」

 

二人は星を眺めていると、陽弥はある事を思い出す。

 

「あ!そうだった!.........これ.....」

 

陽弥が取り出したのは小さな木箱であった。

 

「これは?」

 

「開けてみて.........」

 

エミリアは陽弥からの贈り物を開けてみた。

 

「っ?!」

 

それは翡翠の宝石が付いた指輪であった。

 

「陽弥様.........これは........!?」

 

エミリアは陽弥に質問すると、陽弥は顔を赤くして、答えた。

 

「その...........左の薬指に...........はめて........くれないか?............」

 

陽弥はそう言うと、エミリアの表情が笑顔になり、陽弥に言う。

 

「.................はい♪」

 

「え?........」

 

「"はい"と言いました♪」

 

「つまり!?」

 

「私も..........陽弥様とずっと一緒にいたいです........」

 

「ありがとう!」

 

プロポーズに成功し、陽弥は大喜びを上げ、二人は、優しく抱き合った。

そして陽弥の後方で遠くにある柱の影からサムはタバコを吸いながら、喜んでいた。さらに、エミリアの後方にはエスメラルダが隠れながら、ハンカチを持って泣いていた。

 

「こりゃ..........邪神達も怯えるだろうなぁ........さてと、そろそろジャヴィックに連絡するか...............」

 

サムは携帯用デバイスを持ってジャヴィックに通信を入れる。

 

「『誰だ?』」

 

「俺だ.........サム・ギデオンだ......」

 

「『サム!?.........何故お前が!?』」

 

「その件は後だ..........これより革命連合は........同盟軍本部へと向かう..........そちらの政府や銀河連邦にも連絡しておいてくれ..........」

 

「分かった.........」

 

「それと.........」

 

「何だ?」

 

サムは微笑み、ジャヴィックに言う。

 

「..............息子、娘.........シンと....ココ..........俺の愛妻............アリアを呼んでくれ...............アイツ等に会いたい............そしてエミリア姫さんの育て親もだ..........彼女に会わせるよう連れてきてくれ.......」

 

「分かった........」

 

ジャヴィックはそう言い、通信を切ると、サムはアヴァロンを見て、独り言を言う。

 

「さて、帝国と合同軍........どちらが勝つのだろうか............」

 

一方、星を眺めながら愛し合っている陽弥とエミリアの身に付けている指輪から紋章が浮かび上がる。陽弥の真紅の宝石が付いた指輪には昆虫の羽の紋章が浮かび上がり、エミリアの翡翠の宝石が付いた指輪には蝶の羽の紋章が浮かび上がった。

 




どうでしたかな?
陽弥は駆紋戒斗のようにオーバーロード化した姿『ロードバロン』の亜種.........アナザー・モード........その名も『ロードソルブレイザー』へとなりました。

次回は陽弥とサムが、シン達にちょっとしたイタズラをします。
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