クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 銀河の守護者   作:オービタル

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第4話:太陽の覚醒

突然、目の前にアーキバスⅡに乗っている陽弥が来ていることにシンは驚きを隠せなかった。

 

「馬鹿っ!来るんじゃねぇ!」

 

「『ほぉ、子供のヴェクタ人か........丁度良い........貴様の態度が変わったから......さぞかし大切な子猿だろう.....』」

 

「α!......まさか!?」

 

α将軍のザムザ・ギムガルムのモノアイが陽弥のアーキバスⅡをロックオンして、背部から高周波エネルギーアックスを展開し、陽弥のアーキバスⅡの方へ向かった。

 

「まずい!」

 

シンは急いでペルシウスを動かし、ハイパーオーグメントモードを使い陽弥の所へ向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、陽弥は操作が効かないのか、あちこちのボタンを押してアーキバスⅡを動かしていた。

 

「何で言うこと聞かないんだ!!コイツは!」

 

その時、陽弥の前方にα将軍が乗るザムザ・ギムガルムが襲ってきた。陽弥はアーキバスⅡを旋回したがザムザ・ギムガルムの高周波エネルギーアックスの刃がアーキバスⅡのサブウィングを斬り落とした。左のサブウィングが斬られ、左のサブウィングが無くなったアーキバスⅡは旋回しながら墜落していた。

 

「うわぁぁぁ~~~~!!!!」

 

陽弥が叫んでいる直後、ペルシウスが現れ、アーキバスⅡをキャッチした。

 

「大丈夫か!?」

 

「父さん!」

 

するとペルシウスの後方から高周波エネルギーアックスを降り下ろそうとするザムザ・ギムガルムが現れた。それに気付いた陽弥はシンに言う。

 

「父さん!後ろ!」

 

シンはディメンジョン・ヴァルキュリアを取りだし、ザムザ・ギムガルムの高周波エネルギーアックスの攻撃を防御する。

 

「ライトソードビット!ダークビットレーザー!リフレクタービット!展開!」

 

ペルシウスの左腕のゾディアック・ミラージュがリフレクタービットが展開され、さらにペガシオーネスのウィングに装着されているライトソードビットとダークビットレーザーを展開させ、ザムザ・ギムガルムに攻撃した。

 

「『クッ!』」

 

ザムザ・ギムガルムは下がり、こっちに突撃してくるライトソードビットを回避した。

 

「『猿が!!調子に乗るな!! パルスフィールド!』」

 

α将軍が叫ぶとザムザ・ギムガルムの肩部が露出展開し、中から電磁波を出す粒子が溢れ出て、ザムザ・ギムガルムの空域にばらまいた。すると攻撃しているソードビット、ビットレーザー、リフレクタービットがの動きが停止してしまい、落ちていった。それを見ていたシンは驚く。

 

「何!?」

 

「『こんな程度か?.......ヴェクタ人と猿共のテクノロジーは!』」

 

ザムザ・ギムガルムがもう一つの高周波エネルギーアックスを持ち、ペルシウスに斬りかかり、ペルシウスもディメンジョン・ヴァルキュリアを二刀流で防御する。

 

「『猿がぁぁぁぁぁ!!』」

 

「黙れぇぇぇぇぇ!!」

 

その直後、ディメンジョン・ヴァルキュリアが折れてしまい、ザムザ・ギムガルムのエネルギーアックスがペルシウスの頭部を破壊した。

 

「グハッ!」

 

コックピット内でモニター画面が割れており、その衝撃でシンの腹部にモニター画面の破片が刺さっており、口から血を吐きながら、痛みに耐えていた。

 

「ハァ!、ハァ!、ハァ!、クッ....ソ........!」

 

「『止めだ.......!』」

 

α将軍はザムザ・ギムガルムのエネルギーアックスを振りかざそうとした直後、陽弥が叫ぶ。

 

「止めろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

陽弥が叫んだ直後、陽弥が身に付けていた赤い宝石が付いたペンダントが光り、乗っていたアーキバスⅡから灼熱の波動が出た。

それを見ていたシンとα将軍は驚いていた。

 

「『何.....?』」

 

「ついに覚醒したか!.........太陽神ヘリオスの力が!!」

 

は陽弥が乗っているアーキバスⅡのアイが光り、装甲の色がホワイト、ネイビーからレッド、ブラッドへと変色し、左腕部にシールドが装備されており、背部のウィングにブースターを取り付けられ、斬られたサブウィングが再生した。

それを見ていたα将軍はターゲットをシンから陽弥に変えた

 

「『ほぉ、殺るつもりか?』」

 

ザムザ・ギムガルムがもうスピードで陽弥に高周波エネルギーアックスを振りかざした。

 

「待てっ!!」

 

シンが陽弥に言った直後、赤く光るアーキバスⅡがザムザ・ギムガルムの高周波エネルギーアックスを素手で止めた。それを向こうから見ていたタスク、リュウガとその場で見ていたシンも驚きを隠せなかった。

α将軍は自分の攻撃を素手で受け止められた事に驚いた。

 

「『そんな!?.......馬鹿なっ!!!???』」

 

するとアーキバスⅡの腕がザムザ・ギムガルムの右腕を掴むと背負い投げでザムザ・ギムガルムを吹っ飛ばす。

 

「『!!!!!』」

 

背負い投げされたザムザ・ギムガルムは体制を整え、叫んだ。

 

「『野蛮な猿が!!!』」

 

ザムザ・ギムガルムの腕が変型して、巨体なアームガトリングキャノンへと変わり陽弥のアーキバスⅡ目掛けて、乱射した。しかし、弾道が見えているのかザムザ・ギムガルムのガトリングの弾丸を素手で受け止められ、ガトリングの銃声が止むと同時にアーキバスⅡの手からガトリングの弾丸が落ちていった。

 

「『何だと.......!?』」

 

すると陽弥のアーキバスⅡは背部のウィングに装備されているアサルトブレードを持つとアサルトブレードの刃がオレンジに輝いた。するとアーキバスⅡはザムザ・ギムガルムに向かっていき、アサルトブレードを振り回した。α将軍はザムザ・ギムガルムでの高周波エネルギーアックスで防御したがアーキバスⅡのアサルトブレードの刃が高周波エネルギーアックスと腕も切り裂き、ザムザ・ギムガルムの頭部を掴み、握り潰した。

 

「『グァァァァァァ!!!!』」

 

するとアーキバスⅡが握り潰した頭部に手を突っ込み、モノアイごともぎ取り、巨体なザムザ・ギムガルムを持ち上げ、それを上に投げるとアーキバスⅡの拳が真っ赤になり、落ちてくるザムザ・ギムガルムの胸部を貫く。幸い、α将軍のコックピットの真上を貫いたが操作が聞かなくなった。

 

「『クソッ!!』」

 

そして動けなくなったザムザ・ギムガルムの腕をアーキバスが持ち上げ、ザムザ・ギムガルムを投げ飛ばした。ザムザ・ギムガルムはボロボロの状態でアジマス連邦兵に救難信号を送る。

 

 

「『至急.......救援に来てくれ!........』」

 

通信を終えると目の前にアーキバスⅡが立っており、アーキバスⅡは真っ赤な手をドリルのように回転し始め、ザムザ・ギムガルムの装甲を溶通し、コックピットの下部を貫いた。

 

「『グ!........』」

 

α将軍は下半身の所を溶通され、歩けない状態になっていた。

そしてアーキバスⅡは、また真っ赤な手をドリルのように回転し始めた。

 

「『殺られる!』」

 

その時、アーキバスⅡの頭上からα将軍の旗艦が飛来し、陽弥目掛けて、メガ粒子砲を放ち、その隙にアジマス連邦兵がα将軍とザムザ・ギムガルムを運んだ。そしてアジマス連邦兵が全艦隊に命令する。

 

「『撤退せよ!撤退せよ!α将軍が負傷した!侵略は失敗した!繰り返す!撤退せよ!撤退せよ!......』」

 

それを聞いたアジマス連邦兵達は急いで艦隊に戻り、大気圏外を離脱し、本部へと退却した。

その光景を見ていたシン達は一安心すると陽弥が乗っているアーキバスⅡが倒れた。

 

「陽弥っ!!.....」

 

シンが向かおうとするが腹部に刺さってある破片のせいで上手く歩くことが出来ない。その時、丁度近くにタスクとリュウガが現れ、シンを抱え、陽弥の所に向かった。

 




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